女性から「無理しないでね」と言うのはあり？男性はうざいと感じる？

なにかに向かって頑張っている人や、自分を追い込んでいるような人には心配のあまり「無理しないでね」と、声をかけてしまうもの。

特に多くの女性が無意識に口にしてしまう言葉ではないでしょうか。

しかし、この「無理しないでね」は、気遣いの言葉とされていますが、場合によっては男性を不快に感じさせてしまうこともあるのです。

今回はそんな、女性から「無理をしないでね」と、男性に伝えることについてありなのか、その判断方法について解説します。

女性から「無理しないでね」を伝えるのはあり？

女性からすると心配ゆえに「無理しないでね」という想いを伝えており、悪い意味で伝えているものではないはず。

しかし「無理をしないでね」という言葉は男性の性格によって受け取り方が異なるため、嬉しいと感じる男性もいれば反対に嫌悪感を感じてしまう男性もいるのです。

男性は「無理しないでね」と言われると、どのように受け取ることが多いのでしょうか。

気遣われるのはとても嬉しい

忙しいときに女性から「無理しないでね」と、声をかけてもらうと気遣ってくれていると感じることはもちろん、女性にそれだけ見てもらえていると受け取ることができます。

好意を抱く相手には性別関係なく「見てほしい！」「もっと知ってほしい！」と、誰もが思うもの。

そのため、女性から「無理しないでね」という気遣いは、それだけ男性のことを意識して見ているサイン。

このように「無理しないでね」などと気遣われて嬉しいと感じる男性は、

• 自尊心が高くなく穏やかな性格
• どのようなことでも素直に受け取れる

など、このような性格をしている男性に多い傾向にあります。

また、このようなタイプは女性がやってくれたことには、どのようなことでも喜びを感じ、もし女性が悩みを抱えたときには「助けになりたい！」と、一緒に悩んでくれるはず。

嬉しいけれど申し訳なく思う

女性から「無理しないでね」と、言われることで気遣ってもらえていると嬉しいものの、すこし申し訳なく感じてしまう男性もいるのです。

このタイプの男性は自分の気持ちを素直に伝えるのが苦手で、優しすぎる性格をしています。

仕事などで忙しいゆえにあまり構うことができていないのに、状況を理解して「無理しないでね」と伝えてくれる女性に罪悪感を感じてしまっているのでしょう。

多くの男性は性質的に、自分の気持ちを素直に伝えることを苦手としています。

抱え込んでいる想いに気づくことができないと「無理しないでね」と、言われることがストレスに感じてしまう可能性もあるのです。

男性の反応をしっかりと見つつ、このようなタイプには適度な気遣いに抑えておきましょう。

プライドが高い男性はイライラ

優しい人だと「無理しないでね」と、言われても素直に受け取ってくれるものですが、プライドの高い男性が相手の場合は注意が必要になります。

このタイプの男性は性別関係なく、誰かに気遣われることが得意ではありません。

相手に悪意がなくとも見下されているように感じてしまうため「無理しないでね」と、女性から言われるとダメだと受け取り、イライラしてしまうのです。

プライドが高い男性は、すこしでも見下されているように見られることは我慢できない生き物です。

そのため、女性から「無理しないでね」などと言われ、気遣われることに対して嫌悪感を抱いてしまうのでしょう。

「無理しないでね」と言う女性心理3つ

男性に「無理しないでね」と言う女性の中には、口癖になっているため無意識に伝えていたり、深く考えずに言っている人も存在します。

そのため、なぜ男性に「無理しないでね」と、伝えてしまうのかを自分で理解していない女性もたくさんいるはず。

ここでは「無理しないでね」と言う女性の心理をご紹介します。

心配をしている

男性に「無理しないでね」と伝える多くの女性の心理は、相手のことを本気で心配している純粋な想いがあるのです。

女性はよく周りを見ていたり、周囲の変化に気づくことができる能力を持っていることから「無理をしているのかもしれない……」と、誰かに言われることなく察知して気づくことができます。

特に付き合っている恋人の関係であれば、相手の男性の変化に気づくことができるでしょう。

このようなときに心配のあまり見過ごすことができず「無理しないでね」という言葉が自然と出てきてしまうのではないでしょうか。

心から応援している

「無理しないでね」という言葉は、男性を応援したい気持ちから伝えることもあります。

相手がなにかに向かって頑張っているとき、応援の気持ちを伝える際には「頑張ってね！」と、ほとんどの人が使ってしまうのではないでしょうか。

この「頑張ってね！」という言葉は相手の性格にもよりますが、プレッシャーを与える言葉になってしまうこともあり、嫌悪感を感じる人も少なくありません。

既にもうたくさん頑張っている人へ伝える言葉ではないはず。

ですが「無理しないでね」だとプレッシャーを与えることなく、時には自分を大切に休むこともしてほしいと想いを込めて伝えることができるのです。

そのため、人の気持ちを察知しやすい女性は使ってしまうのでしょう。

好意を抱いている

男性に恋愛感情を抱いているため、力になりたいと使うこともあります。

好きな相手だと普段から目が離せなかったり些細なことでも本気で心配して、できるのであればなにか助けてあげたいと思っている女性が多いのではないでしょうか。

男性は性質的に誰かに頼ることなく、どんなことでもひとりで解決しようとします。

しかし、時には男性も誰かに頼りたいと思うときがあるものの、プライドの高さゆえに自分から言い出すことができず、結果ひとりで抱え込んでしまうことも少なくありません。

そのような場合「無理しないでね」という言葉で頼りやすい状況を作ることができ、男性の頑張りすぎてしまう気持ちを和らげることもできるはずです。

男性に「無理しないでね」を伝えるべきタイミング

女性からの「無理しないでね」が喜ばれるといっても伝えるべきタイミングを間違えてしまうと、普段喜んで受け取ってくれている人であっても、イライラを感じてしまうことがあります。

そのため、相手の男性が今どのような状況であるのかをしっかりと把握しておくことが重要なのです。

相手の男性が頑張りすぎて疲れているときや、向き合っていることがどうにもならない状況のときなど、キャパオーバーしてしまいそうなときに察知して「無理しないでね」と、声をかけてあげることがいいでしょう。

男性はひとりで頑張ってしまいがちですが、時には頑張るだけではどうにもならないときもあります。

そうしたときに優しく伝えてあげることで安心することもでき、気持ちがリセットされてまた頑張ることができるはずです。

「無理しないでね」がうざいと感じる男性の理由や注意点

優しい人や気遣われることに喜びを感じる人であっても、場合によっては「今は言われたくなかった……」ということがあります。

男性のほとんどが誰かに頼ることを嫌い、自分で解決しようと頑張る生き物。

そのため、何度も何度も「無理しないでね」「ちゃんと休むんだよ」などと心配ばかりされてしまうと、プライドが高い人ではなくてもうざいと感じてしまうのです。

特にこのようなときに「無理しないでね」と、伝えてしまうのは男性も嫌悪感を感じてしまうことがあり、気遣うことだけが優しさではありません。

時には「なにもせずに見守る」ことも大切になるため、男性が頑張っているときなどは静かにそばで支えることを意識してみましょう。

まとめ

男性の性格によっては「無理しないでね」という言葉は嬉しいと感じることもあり、反対にイライラを感じてしまう言葉でもあります。

しかし、多くの女性は心配ゆえに自然と発してしまうことがあり、悪気がないことがほとんど。

そのため、互いに本心を話せるような関係でなければ女性の独りよがりになってしまい、男性に嫌悪感を与えることになってしまうでしょう。

男性の性格はもちろん伝えたときの反応などをしっかりと見ることが大切になり、今以上に良い関係を築くこともできるはずです。