相手がすでに結婚をしていても、好きになってしまうことってありますよね。
ただ、相手の男性が既婚者である以上自分から距離を置くべきなのか迷うことが多いでしょう。
既婚者との恋愛は、それなりに大きなリスクを伴うからです。
そのため彼から脈ありを感じていても、既婚者である相手から距離を置かれるケースも少なくありません。
今回はそんな、好きだけど距離を置く既婚者の心理や共通する態度を解説していきます。
好きだけど既婚者の彼とは距離を置くべきか悩んだときは、参考にしてみてください。
好きだけど距離を置く既婚者の心理
既婚者の男性は、相手の女性を好きになっても積極的にアプローチしようとしません。
反対に、好きだからこそ距離を置こうと頑張る傾向があります。
なぜ気持ちと矛盾した行為を彼がとるのか、既婚者の心理をチェックしてみてください。
好きだけど相手への罪悪感が強い
相手の女性に本気になればなるほど、既婚者の男性の罪悪感は強くなります。
なぜなら、パートナー以外の女性を好きになることは、好きな女性とパートナーの両方を裏切っていることになるからです。
そのため自分が不誠実である罪悪感から、相手を好きな気持ちがあっても近づくことができなくなってしまうでしょう。
ただ、恋愛感情は相手から離れようと思えば思うほど強くなりますよね。
好きだけど距離を置く既婚者の気持ちは、距離を置くほど本気になっていく傾向があります。
好きだけど家庭を壊したくない
結婚は、自分と相手だけの問題ではありません。
お互いの家族や親族、友人までも巻き込み行われるものです。
また、それなりの覚悟を持って結婚にのぞむことも多く、一度結婚をすれば簡単に離婚しようとは思わないでしょう。
実際、離婚したいと考えたとしても、実行に移すにはかなりの勇気と労働力、そしてお金も必要になってきます。
そのため好きな女性ができたとしても、今の家庭を壊したくないと考える既婚者の男性は多いです。
相手の女性との付き合いが始まったとしても、未来を約束できる責任は負えません。
だからこそ、関係が深くならないように距離を置こうとする心理が働くのでしょう。
好きだから自分の感情に戸惑っている
真面目な既婚者の男性心理に多いのが、自分の感情に戸惑うケースです。
真面目な性格の人は、一度決めたことはやり通したい気持ちが強いですよね。
そのため臨機応変に動けない傾向が高く、予想できなかったトラブルや目的の変更に対応ができません。
既婚者である自分がパートナー以外の女性を好きになるなど、まさに彼にとって予想外のハプニングでしょう。
どう相手と接するべきかもわからなくなり、未知の感情や関係を怖がるように距離を置こうとします。
ただ、真面目な男性ほど自分の中に芽生えた気持ちが消えることがありません。
距離を置いたとしても好きな気持ちは持ち続けていて、ちょっとしたきっかけで溢れてしまうことも多いです。
どんなに真面目な男性であっても、倫理観よりも気持ちの強さが勝って、二人の関係が始まることもあるでしょう。
好きになったことに社会的プレッシャーを感じる
好きだけど距離を置く既婚者の男性は、社会的プレッシャーを感じていることがあります。
自分は好きな気持ちを認めていても、既婚者である以上パートナー以外との恋愛は社会的に許されることではありません。
既婚者の恋愛は「不倫」となり、一般的には最低な行為とされてしまうからです。
もしも二人の関係がバレれば、パートナー側からの非難は避けれません。
パートナーだけでなく、その親族や友人からも白い目で見られるでしょう。
今まで築いてきた家庭は壊れ、離婚として多額の慰謝料を支払う必要も出てきます。
また、不倫していた事実は、仕事にも影響が出てきます。
不倫はプライベートなことだとしても、信頼性がないと見出され今までの仕事ができなくなる可能性も高いでしょう。
それだけ、不倫には社会的な圧がプレッシャーとしてかかってくるのです。
社会的なデメリットが多い既婚者の恋愛は避けようと、彼が距離を置くのも仕方ないのかもしれません。
本気にならないよう自分をコントロールしている
恋に落ちたときは、自分でもコントロールできないくらい好きな気持ちが加速していきますよね。
好きな人の近くにいたい気持ちは強くなり、コミュニケーションの機会が増えるたびに、もっと相手を好きになっていきます。
だからこそ、既婚者の男性は好きになった相手と距離を置こうとするでしょう。
これ以上相手を好きになり、本気になったらまずいと感じているからです。
この心理を持つ既婚者は、まだ相手のことを「気になるな…」くらいに感じていることが多いです。
そのため本気で相手を好きにならないよう、感情をコントロールしているのです。
ただ、恋愛において自分の感情をコントロールすることはできません。
気になって距離を置いている時点で、既婚者の男性は本気になっている可能性が高いでしょう。
好きだけど距離を置く既婚者に共通する態度
好きだけど距離を置く既婚者の男性は、どんな態度をとるようになるのでしょうか?
次の態度に心当たりがあるようであれば、脈ありは確実かもしれません。
一見嫌われているように感じても、相手が既婚者である場合は逆の感情が働いている可能性が高いのです。
連絡が減る
既婚者の男性は、本気で好きになっている相手にこそ連絡を送ろうとしません。
本音では連絡をとり合いたい気持ちがあっても、あえて逆の態度を見せるでしょう。
連絡頻度を多くすれば相手とのコミュニケーションが増えるため、もっと相手を好きになってしまうからです。
相手からの連絡を待ったり時間を多く使うようになったりすれば、自分の気持ちは止められなくなってしまいます。
そのままデートに誘うなど次のステップに進まないために、好きな女性との連絡を避けるようになるでしょう。
また、相手を好きだというやましい気持ちがあると、パートナーから彼女との連絡を聞かれたときに動揺しやすくなります。
不倫の証拠を残さないためにも、連絡の面で距離を置く既婚者の男性は多いでしょう。
二人きりで会うのを避ける
好きな相手と二人きりになれば、恋する気持ちを抑えることは難しくなりますよね。
相手と二人きりになることで、「もっと近づきたい」「触れ合いたい」という欲求が強くなるからです。
また、二人きりになったときに相手から好意を感じたりアプローチされたりすれば、拒むことはできないでしょう。
なし崩しに関係が始まる可能性はかなり高いです。
なぜなら既婚者の男性は、本音ではその展開を望んでいるからです。
だからこそ、好きな相手とは距離を置こうと二人きりになるのを避けるようになります。
何も感じていない相手であれば、二人きりになっても間違いが起こることはありません。
二人きりになるのを既婚者の男性が避けるのは、あなたとそういう関係になりたいと心の中では思っているからなのです。
雑談しかしなくなる
相手のことが好きだけど距離を置く既婚者の男性は、会話の中でも相手と一線を引こうとするでしょう。
なぜなら、好きだけど距離を置こうと考えている相手とは深い話をしなくなるからです。
深い話をすることで相手との距離が近くなれば、自分の気持ちを言ってしまうかもしれません。
意図せずアプローチをしてしまわないように、そのとき話題になっているニュースやテレビ番組など社交辞令な会話が増えてくるでしょう。
また、自分のプライベートを明かすような会話も避ける傾向があるのでチェックしてみてください。
特に家庭の話はしなくなります。
好きで距離を置いているとしても、自分が既婚者であることを好きな相手には実感させたくない心理があるからです。
スキンシップを避けようとする
スキンシップは、相手を思っているよりも身近に感じさせる効果があります。
特に男性は、女性からボディタッチなどのスキンシップをされると、相手を意識することが多いです。
好きな相手からのボディタッチには、過剰に反応してしまうこともあるでしょう。
好きだけど距離を置く既婚者の男性も、相手からのスキンシップには敏感で、なるべく避けようとするのが共通しています。
好きにならないように気をつけているときは、相手をかなり意識している状態と言っても良いですよね。
そんなときに相手から触られてしまえば、気持ちを止めることは難しくなってしまうでしょう。
好きだけど距離を置く既婚者への対処法
相手も自分も同じように好きな気持ちがあるのであれば、二人で分かち合いたいと思うのは自然なことかもしれません。
しかし、相手が既婚者である場合は、両思いであっても簡単に関係を始めることはできないのです。
既婚者の男性から好意を感じていたとしても、彼が距離を置こうとしているのであれば、気をつけなくてはいけません。
対応を間違えると、彼の気持ちを冷めさせる可能性があるからです。
無理にアプローチをしない
好きだけど距離を置く既婚者には、相手を押すようなアプローチは避けるようにしましょう。
互いに思い合っているのに、距離を置かれるのは寂しく感じますよね。
でも、彼から置いた分の距離を取り戻そうとアピールすると、既婚者の男性は困ってしまうかもしれません。
既婚者だからこそ、気持ちのままに相手と関係を持つことはできないからです。
無理にアプローチを続ければ、相手が好きな女性だったとしても、「応えられない」と断られてしまうでしょう。
好きだけど距離を置く既婚者の男性にアプローチするなら、まずは相手の気持ちを尊重することがポイントです。
自分からも距離を置いてみる
好きになってしまった既婚者の男性が距離を置いてきたときは、自分からも距離を置いてみるのがおすすめです。
なぜなら既婚者の男性は、自分からは距離を置くくせに、いざ相手からも距離を置かれると寂しいと感じてしまうからです。
距離を置くことが目的だったのに、今度は「距離を置かれたくない」とアプローチしてくる可能性さえあります。
これは、男性が本来持っている狩猟本能が刺激されるからです。
未来がない相手だとしても、逃げられると追いたくなるのはオスの本能です。
自分の生活に集中する
既婚者の男性から距離を置かれたときは、自分の生活に集中するようにしてみてください。
距離を置かれると相手のことが気になってしまいますが、そこで既婚者の男性に執着を見せると、相手は余計に逃げていきます。
また彼に執着すると、相手のことばかりが気になって、自分の生活が回らなくなってくるデメリットもあるでしょう。
生活に余裕がなければ精神的にも余裕がなくなるため、人としての魅力も下がっていきます。
だからこそ自分の生活を確立するために、まずは自分自身だけのことを考えるようにしてみましょう。
仕事などやらなければいけないことはしっかりとタスクをこなして、趣味などでプライベートを充実させてみてください。
自分の生活がキラキラと輝くようになれば、距離を置こうとしていたとしても、既婚者の男性はあなたのことがもっと好きになってしまうはずです。
彼との関係をどうするか決める方法
既婚者の男性との関係に悩んだときは、まずは自分の気持ちをしっかりとわかっておくことが大切でしょう。
自分の気持ちを向き合うにはどんな方法があるのか、次のことを試してみてください。
彼との関係をどうするか決めるためのヒントになるはずです。
距離を置くことのメリットとデメリットを比較する
まずは、好きな既婚者の男性と距離を置くことのメリットとデメリットを抜き出してみましょう。
二つを比較していくと、自分の本音が見えてくることもあります。
自分の望む未来を想像する
自分の気持ちと向き合うときは、将来の自分の姿を想像してみるのが良いでしょう。
そこに彼と一緒にいる未来が想像できるかどうかで、自分の気持ちがわかることもあります。
少しでも一緒にいる自分が苦しんでいる姿が見えるようであれば、相手とは好きでも距離を置くべきかもしれません。
彼の気持ちや状況を考える
彼の気持ちや状況を考えることで、自分が本当はどうしたいのかわかることもあります。
好きな人のためには自分を犠牲にできることが多いからです。
好きな人が困ることは、できるならしたくありませんよね。
その気持ちを考えれば、自ずと彼との関係をどうするべきなのかが見えてくるでしょう。
まとめ
どれほど好きだと思えても、相手が既婚者だった場合、二人に幸せな未来は想像しにくくなります。
だからこそ、既婚者の男性は好きだけど距離を置く方法をとるのでしょう。
既婚者の男性が距離を置くのは、それだけあなたに本気の証拠とも言えるのです。
そんな彼の気持ちを感じとり、好きだからこそ距離を置くべきかよく考えてみましょう。
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