埼玉にある三峯神社は関東屈指のパワースポット。
三峯神社の歴史や、神様などスピリチュアルな観点から解説していきます。
三峯神社とは
埼玉県秩父市にある三峰山に鎮座する三峯神社(みつみねじんじゃ)は秩父三社の中の一社であり、狛犬が狼という珍しい神社として有名です。
お犬様信仰と山岳信仰が古くから存在し今も人々に神秘の力を見せ与えてくれています。
三峯神社の歴史
景行天皇の時代、日本武尊(やまとたけるのみこと)が三峯山に伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りした事から始まった神社と言われています。
景行天皇の指示で東国を平定していた日本武尊がこの地にご両親である神の仮御所としてお祀りされました。
険しい山道を日本武尊に案内したのが狼であり以来この地をお守りする眷属として一緒に佇んでいるのです。
狼は山犬の事でもあり、お犬さまと人々から可愛がられ親しまれています。
文武天皇の時代には修験僧である祖役小角(おづぬ)が伊豆半島から修行に訪れ以来、修験道が発達していったそうです。
淳和天皇の時代には弘法大師空海も参拝に訪れ社殿の近くに本堂を建てて十一面観音像を奉献しています。
その後鎌倉時代に入ると東国と西国との争いで140年もの間東国としては陰が薄れた時代もありました。
しかしその荒廃した三峰山を修験僧月観道満が再構築に尽力し、再び修験道としての関東一クラスの霊山に戻りました。
天台修験の関東総本山として観音院高雲寺として発展します。
1720年に眷属が「お犬様」である事から御眷属信仰が生まれ全国に広まりました。明治時代の神佛分離で神道の三峯神社となり今に至ります。
三峯神社は何の神様?御祭神
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉册尊(いざなみのみこと)
配祀神
造化三神と呼ばれる3柱
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)宇宙と繋がる神様 厄除、長寿
高御産巣日神(たかみむすひのかみ)創造神、男女の縁結びを司る
神産巣日神(かみむすひのかみ)創造神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)太陽神、日本の祖神
三峯神社で人生が変わるのはなぜ?
参拝すると人生が変わる神社が三峯神社と言われています。まずこの神社の鳥居は珍しい鳥居が3つ重なった形になっています。
この不思議な鳥居から入ると更に門が待ち構えています。
この門は随身門とよばれていますが、この門から先は神域となり空気が変わるそうです。
この随身門をくぐる事で「人生が変わるが宜しいか」と聞かれている様な構えになっているのです。不思議な事ですが、参拝するだけで浄化されるという意味の様です。
道案内をした狼のご利益で良き道案内をされるからではないでしょうか。
三峯神社の効果・ご利益
山岳修行の場の厳しくも多大なるエネルギーを放出している三峯神社のご利益は頂けると最大級と言われています。
裏の御札「御眷属拝借」によるご利益が凄い
三峯神社で頂けるお札です。1年間貸していただいているお札という事になります。
1年後神社にお返しに行きます。4000円以上でお借りします。
自宅まで持ち帰り一家全体を1年間様々な厄難から守ってくれます。
夫婦和合
→伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)の夫婦神が御祭神です。
五穀豊穣
→太陽神の天照大御神もお祀りされています。五穀豊穣を司ります。
金運上昇
→龍神のご利益です。
商売繁盛
→龍神のご利益とされています。
健康長寿
→こちらも龍神のご利益となります。
病気平癒
→強い氣で病気平癒されます。
心願成就
→強い氣で立ち向かい成就出来る様になると言われています。
三峯神社に呼ばれるのサイン
三峯神社は修験道の場でもあり厳しさのある神社として崇拝されてきました。呼ばれる人はそれなりに頑張っている人とも言われます。
三峯神社で蛇を見た!
→山岳信仰のある場所は必ず水系パワースポットでもあります。山の湧き水などは龍神が関係しています。山岳地方に住む蛇は龍神と言われています。
天候をコントロールする龍神
→参拝直前に天候が良くなり参拝日和で迎えてくれます。
また雨を降らす龍神は境内でもパワーの強い場所でまるで光のシャワーを降らす事があります。雨なのか光なのか分からない不思議です。
光をコントロールする神様
→撮影した画像に光が入り込んでいる時は後からご利益が来るでしょう。
突風が吹く
→神様は突然風を起こすと言われています。急に突風が起こり驚く事になりますが、神様からのメッセージなのです。
三峯神社に行ってはいけない人の特徴
三峯神社への道は修験道として発展してきました。厳しい山修行を続けた修験者達の真剣な眼差しが目に浮かぶ様です。
厳しい修行を行った場所には神聖な空気が今も残っていると言われます。真摯な気持ちで行く以外は行ってはいけないと言われています。
三峯神社に行くと気持ち悪いと感じる
修験道として発展した三峰山は厳しい修行に耐える場でもあります。もしかすると霊山としての厳しさが強いからかも知れません。
意思のない人や楽にご利益を得ようとする、人を欺き苦しめて自分の利益だけ、の人などは呼ばれません。
神様は人々の幸せを願って神社を建立し日本国を平定しようとしました。そこに反する行為はとがめられるでしょう。
また標高高く空気も平地とは違います。神様が開いた聖地でもあります。そこに登らせて頂く事になるので日常生活とは離れたものになるでしょう。
最大エネルギーが放出されている三峰神社ともなると何かを感じる事はあるのではないでしょうか。余りにも強い違和感があれば山を降りて、体調を整え改めて参拝すると良いと思います。
三峯神社に行くと体調不良になる
こちらも修験道として難関を突破する為には少し努力を要するので、体調不良を感じる事があるかも知れません。何しろ修験道を修行する参拝となるからです。
頭痛
→修行の道三峰山はやはり標高も高く空気も違います。そういう意味ではより体調管理して臨む事も必要かも知れません。
ちょっとした頭痛はテレパシーを受ける時に起こる現象でもある様です。もしかするとアセンションに向かっているのかも知れません。
三峯神社の眷属
狼が眷属になります。狛犬の代わりに狼が鳥居の前で境内を守っています。
この地を開いた日本武尊(やまとたけるのみこと)の守護犬でもあります。
険しい山脈を歩く日本武尊を道案内したのが山犬(狼)だったのです。
三峯神社を観光するときのポイント・見どころ
山頂にある。かつては修験道であり参拝するだけでも修行を兼ねているので霊山からのパワーも直接受けます。そういう意味では修行体験も出来ると言えます。
御神木
→拝殿に寄り添う様に樹齢800年と言われる御神木が立っています。
御神木からパワーを頂けるそうなので手で触れてみてください。
遥拝殿
→非常に景色の良い場所で三峰山脈を一望できます。遠くに見える妙法ヶ岳の奥宮にはここから参拝する事が出来る様になっています。
ここから奥宮を遥拝する事から遥拝殿と言われています。
この霊気の中で奥宮を拝むと心身共に浄化され御祭神からのご利益も頂ける三峰山信仰。明日からの活力を頂けます。
三ツ鳥居
→明神型鳥居が中央にありその後ろ左右に鳥居が並びます。
鳥居が3つ並んでいる珍しい外観です。昭和42年に献納されたとの事です。
中央の鳥居から入り右の鳥居から戻り次に左の鳥居から入っていくマナーがあるそうです。
石畳の龍神
→2012年辰年の頃、拝殿の下に水が掛かると浮かび上がって来た赤い目の龍神の姿に御神職も驚いているそうです。
水を掛けてその姿を見る事で運気向上すると言われています。何故突然人々の目の前に現れたのでしょうか。
しかも現れるのには水を必要とするとは龍神様の神秘のパワーには驚かされます。吉兆である現象の為この画像を待ち受け画面にすると良い事が起こると言われています。
随身門
→三ツ鳥居を入り進むと1691年に建てられた門があります。この門は特別な意味があり、この門を入ると神域となります。ここからは空気が変わるそうです。
わらじかつ
→参道にある茶店「大島屋」のわらじカツ丼は秩父名物となっています。西武鉄道のCMにも出るほどの人気のお店です。
わらじの様なカツが乗った古くから愛されてきた大衆食堂メニューでなつかしい名品です。
修行に励む修験者の食事を彷彿とさせるシンプルさですが、修行参拝を終えた後では嬉しいボリュームです。1000円で頂けます。
神乃山水
→三峰山に龍洞があります。
昔から龍神が住む井戸と言われており水分神がお祀りされています。三峯神社でこの井戸水を頂く事が出来るそうです。
三峯神社の御朱印・限定御朱印
御朱印も御朱印帳も三峯神社縁の絵が描かれているものもあり、飾っておきたいほどです。
狼が描かれた豪華な御朱印帳は初穂料3000円となっています。
シンプルな一般御朱印帳は1500円となっています。
三峯神社のお守り「氣守り」
人生が変わるのは、このお守りを持ち歩くからだとも言われているほど、三峯神社は氣の強い場所にあります。
特に白い氣守りは毎月1日限定で頂ける、木箱に入った特別仕様のお守りです。こちらは初穂料2000円になります。他に氣守りは紺色、赤、ピンク、緑色が揃っています。
氣という文字を見るだけでパワーが伝わってきます。各初穂料1000円となっています。
えんむすび御守、夢叶う御守など三峯神社独特のお守りもあります。夫婦神が御祭神の三峯神社のえんむすび御守はパワーが強そうです。夢叶う御守は心願成就のご利益を頂けます。
御神犬守もあります。災難除けや安全守りのご利益を頂けます。初穂料は600円となっています。
三峯神社ではお守りなど初穂料をオンライン決済しないそうです。
三峯神社のスピリチュアル・パワースポット効果
三峰山全体がパワースポットとなる壮大な場所の頂点に鎮座する三峰神社。
標高1100mの山頂にある事から既に異次元に入り込んでいるからこその霊気なのではともスピリチュアル的には解釈出来ます。
それが氣となって現れているのです。神社には異次元への穴が空いているとも言われます。
特に霧や煙には注意して下さい。
そういう所で良くタイムスリップが起こるそうです。しかしながら鎮座する神社の力で守られるので安心して良い様です。それだけエネルギーが強い場所なのです。
三峯神社と龍神
2012年の辰年に入り、水を掛けると突然浮き上がって来たという石畳の龍神。水を掛けるとご利益があると言われています。
三峯神社の属性
風の属性になります。
三峯神社の参拝・お参りの仕方
三ツ鳥居はまず中央の鳥居から入り右から再び元に戻り左の鳥居から入り真っすぐ進むのがマナーだそうです。
次に随身門をくぐると階段を上り拝殿に向かいます。手水舎で手と口を清めますが、こちらには龍がいらっしゃいます。
拝殿の左に不思議な石畳があります。この石畳に水を撒くと赤い目をした龍が浮かび上がったとの事で三峯神社の霊力をはっきり確認出来る場所です。
しかも2012年の現象だそうです。水と龍神はセットですが、それを証明している最近起きた神秘現象に驚かされます。
拝殿には樹齢800年と言われる御神木が立っています。御神木からパワーを頂く事が出来る様に触れてみて下さい。
興雲閣という宿坊が神社の横に建てられています。三峰山まで登っての参拝旅の疲れを癒す時に最適です。
宿泊する場合は食事付きコース、食事なしコースなども用意されています。宿泊せずに休憩場所として利用する事も出来ます。
山頂に鎮座する神社なので、参拝地まではバスか車を利用する事になります。バスを利用する場合は西武観光バスが山頂まで運行があります。
変更などもある為運行時間などは直前に調べる必要がある様です。
まとめ
標高1100mの山頂に鎮座する地上とは別世界を形成する三峯神社。ここに流れている氣は次元が違うと言われています。
修験者が行き来した険しい修行の山に現代ではバスを利用してそれでもまだまだ歩き参拝しなければならないまさに修行参拝となります。
ここまで辿り着く事が出来る人でなければ参拝は許可しないと厳しく教えられているかの様です。強い精神、体調を持っていないと強い氣に負けてしまうとも言われています。
厳しい修行を経て参拝出来る三峯神社に辿り着く事が出来たならば、一つの修行を終えた事になるのではないでしょうか。
それが厳しいと言われる三峯神社の意味なのです。
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