皆さんは雨の日は好きですか？物静かな雨の日が好きという方もいれば、洗濯物も乾かないし外出もできないし雨の日は嫌いという方もいるでしょう。
古来より雨は「恵みの雨」や「浄化の雨」と呼ばれ、人々にとって神聖なものであると考えられてきました。
また、雨を好む人や雨を呼び込む人には「龍神様」や「お稲荷様」の加護が宿っているとも言われていました。
この記事では雨が好きな人の特徴や特性をスピリチュアルの観点から分析し、紹介していきたいと思います。
雨が好きになる意味やスピリチュアルな効果
雨が好きという人には様々なスピリチュアル的効果や特別な意味が与えられています。
雨といえばどんよりとした曇り空など、マイナスのイメージを持たれる人が多いかもしれませんが、日本では古来より雨は神聖なものとして崇められ、龍神様の象徴や農業を司るお稲荷様の加護を示すものと言い伝えられてきました。
この様に雨には様々な意味があり、雨が好きになるということは自身の内面の変化を表すこともあるのです。
雨音が持つ波長である1/fのゆらぎに癒やし効果がある
部屋の中から雨の様子を眺め、雨音に耳を傾けているとなぜか心が落ち着きリラックスできてしまう。そんな経験をしたことがある人は実は多いのではないでしょうか。
これは雨音には「1/fゆらぎ」という性質が含まれていることが理由になります。「1/fゆらぎ」とはスペクトル密度が周波数fに反比例するゆらぎのことであり、規則正しさと不規則性が完全調和したパターンのことを指します。
人体の生体ニューロンが電気パルスを放出する間隔が1/fゆらぎとなっているので、生体に関係するリズムは基本的に1/fゆらぎをしていることが判明しています。専門用語ばかりで少し難しいかもしれませんが、簡単に説明すると「1/fゆらぎ」というパターンを保有した雨音や心拍音、木漏れ日やそよ風などは生体が刻むリズムと同調するので、安心感や安らぎを感じさせる効果があります。
高周波のためα波が出る
α波とは脳波のひとつのことを指します。脳波はα（アルファ）波、β（ベータ）波、γ（ガンマ）波、θ（シータ）波に大きく分類されます。
特にアルファ波とシータ波は人間がリラックスしている時に出ていると考えられており、睡眠時のリラックス効果をもたらすのがシータ波であり、活動時にリラックス状態へと誘うのがアルファ波と呼ばれます。
瞑想の状態やチャクラが開かれた状態の時アルファ波は発生し、心身に本当の安らぎを与えてくれます。
また、音と脳波は非常に深い関係にあることが研究で分かっており、波音や雨音などのネイチャーサウンドが効果的で、尚且つ高周波を発していると言われている雨音はアルファ波の発生を促すには最適であると考えられています。
古来より雨の日は外的に襲われる心配がない休息の日だった
古来より雨は浄化の力を持った神聖なものであると考えられていました。
雨の日は邪なエネルギーを持った生物は行動力が鈍ると言われており、人間にとっては恵みの雨となって安寧の休息を与えるものでした。
現代社会では外出時に外敵に襲われるようなことはありませんので、雨の日は恵みの休息という考えは希薄になっています。
しかし昔からの生活リズムに近い農業などを営む人々にとっては、今も「雨」は作物の成長を促す恵みの雨であり、外での作業が制限されるため休息をもたらす雨となっています。
科学の発展と進歩によって「雨」の昔ながらの意味合いは希薄になっているのかもしれませんが、一方で、今もなお雨の大切さを体感し、生活の一部として捉えている人たちも存在しています。
水によって洗い流されるイメージがある・お清め・浄化
古来より日本では「雨」は神聖なものであると崇められていました。
生きていくための飲み水を確保するための雨。作物の成長を促すための雨。外敵から身を隠すための雨。
様々な効果を人間の生活にもたらしていました。
中でも「お清め」や「浄化」などは雨と深い関係にあり、天から降り注ぐ清らかな水によって邪気やマイナスのエネルギーは全て洗い流されると考えられています。
また、雨は龍神様やお稲荷様の加護の象徴であると言われており、強大なプラスのエネルギーを宿しています。
幸運へと導く雨
雨と聞くとマイナスのイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。実は雨は神聖なものであり、強力なプラスのエネルギーを宿しています。
雨に打たれると心身の邪気が洗い流され清廉な心に浄化できるとまで言われています。
この様な効果があることから「幸運へと導く雨」と呼ばれ、中でも晴天の中、雨が降っている状態の「天気雨」は幸運の象徴と考えられています。
天気雨は古来より狐の嫁入りと呼ばれ、幸運の象徴となっていました。また、結婚式で雨が降れば天からの祝福であるとの言い伝えも残っており、まさしく「幸運へと導く雨」と言えるでしょう。
集中力が高まる
皆さんは「雨の日勉強法」というものの存在をご存じでしょうか。
初めに、雨と集中力の関係性は個人差が大きいということを述べておきますが、実は雨の日は集中力が向上するため勉強や仕事が捗るという話があるのです。
オーストラリアの大学の研究チームが実施した実験では、雨の日は晴れの日と比べると約３倍も記憶力が向上していることが判明したのです。
これは雨音によるリラックス効果によるところが大きいと考えられており、1/fゆらぎが生体リズムと同調することによって脳波を整え、集中力や記憶力を増幅させていると言われています。
龍神様の祝福の印
雨男・雨女と呼ばれる人たちですが、イベント事に雨を連れてきてしまうため周囲からは厄介者だと思われてしまいがちかもしれません。
しかし雨は龍神様を司る自然現象のひとつであり、雨男・雨女は龍神様からの守護の象徴となります。
雨と共に龍神様の祝福も連れてきてくれるため、実はイベントを成功させる幸運を呼び込む存在なのです。
農業の神、お稲荷様の加護
恵みの雨という言葉もある様に、農業を営む者にとって雨はなくてはならない、非常に大切なものです。
雨が降らなければ農作物は育たず、枯れ果ててしまいます。古来より農業と雨は密接に関係しており、切っても切り離せない関係なのです。
狐の姿をした神様で有名なお稲荷様は実は農業を司る神様であり、雨はお稲荷様による加護の象徴であると考えられています。
雨が好きな人はお稲荷様からの加護を受けた証かもしれません。農業だけではなく商売繁盛などにも御利益があるそうなので金運の上昇などにも効果があります。
不安、悩みの解消の合図
古来より雨は神聖なものとして考えられており、天から清らかな水が降り注ぐことから強力な浄化の作用もあると信仰されていました。
その名残は現代まで伝わっており、今でも雨には浄化の効果があり、邪気などを洗い流してくれると考えられています。
雨が好きで雨に打たれるということは、邪気が払われ不安や悩みが解消していくことを暗示しています。
雨が好きな人の心理・性格
浄化の作用・龍神様やお稲荷様の加護・1/fゆらぎなど様々な効果や意味合いを持っている「雨」ですが、スピリチュアルの観点から見ても人間の心と深い繋がりがあることがわかります。
雨に惹かれ、雨が好きな人は繊細な内面を持ち、癒しを求め癒しを与える存在である場合が多くあります。
ここではその他にも雨が好きな人の抱える心理や性格を分析し、詳しく紹介していきます。
雨に濡れるのが好きな心理は「解放を求める」
現代社会において多くの人は雨に濡れることを避けて生活しているのではないでしょうか。傘を使うことはもちろん、雨の日は出かけること自体おっくうになりがちです。
しかし中には雨が好きで、さらには雨に濡れることが好きという人もいます。そのような人は潜在意識の中で雨の持つ「浄化の力」に惹かれているのです。
雨に打たれることで邪気を洗い流し、心身の解放を求めているのです。
雨の日に家にいるのが好きな心理は「1人の時間を大切にしたい」
雨は静寂を暗示させます。
雨の日に家の中に一人でいることが好きな人は、深層心理の中で静寂を求めている場合が多く、繊細なインナーチャイルドを持っているため1人の時間を大切にしたいと考えている人が多く存在しています。
雨が降ると安心する
雨には強力な浄化の作用があります。雨が好きな人は、この雨の浄化の力に惹かれている方が多くいます。
雨は邪気などの悪い気やマイナスのエネルギーを洗い流すと考えられているため、雨が降ると場の空気が浄化され安心と安らぎを感じ取ることができます。
感受性が豊かである
雨が好きな人は感受共感力が高い人が多い傾向にあります。
エンパスや逆エンパス体質の人は雨が好きな人が多く、感受性が豊かであるため雨の持つ浄化や静寂のパワーをより感じ取りやすくなっています。
めんどくさがり屋
雨が好きな人は一人の時間を大切にする人が多く、孤独を好む傾向にあります。複雑な人間関係などのしがらみを嫌い面倒な人付き合いなどを遠ざけて生活しています。
人付き合いに限らず、雨が好きな人はめんどくさいと感じることが多くある傾向にあり、外出なども億劫に思ってしまうようです。
雨が好きな人のスピリチュアルな特徴
浄化の作用やヒールの作用など様々なスピリチュアル的効果を持っている雨ですが、そんな雨が好きな人には下記の様な共通する特徴があることが多いようです。
水の性質・属性を持っている
雨は龍神様の力の象徴と考えられています。したがって雨が好きな人は龍神様から守護を与えられている場合が多いようです。
水の性質や水の属性を保有している方も雨が好きな場合が多くあり、ヒーラーと呼ばれる癒し手の人々も水属性であることが多いため雨に惹かれるようです。
天女に守護されている
「恵みの雨」という言葉もあるように、雨は天からの贈り物と考えられています。ヒーラーの象徴ともされる天女様も水の属性であり、雨を司ると考えられています。
雨に心から惹かれ、雨からパワーを感じ取ることができ、心身の回復を認識できるようであれば天女様の守護を受けていると言えるでしょう。
龍神様の加護を持っている
雨が好きな人が持つ特徴の中で一番多いのが「龍神様の加護」を持っているということです。
雨は龍神様の力そのものを表す現象であり、雨に惹かれていく人は必ずと言ってよい程龍神様の加護を持っています。
お稲荷様の加護を持っている
お稲荷様は農業を司る、狐の姿をされた神様です。古来より農業と雨は密接な繋がりがあり切っても切れない関係にあります。
雨が好きだという人はお稲荷様からの加護をうけていることが多く、雨の日は農業や商売に関係する運気・波動が上昇すると言われています。
ヒーラーとしての素質を持っている
スピリチュアルヒーラーとは「癒し」や「回復」の特性を持ち、自身や他者の潜在意識とリンクすることで精神に癒しを与えることができる力を保有する人のことを指します。
雨が好きな人は水の性質や水の属性を持っていることが多く、この水の属性を持っている人は潜在的にヒーラーとしての素質を保有しています。
雨が持っている浄化の力はヒーラーの内包する癒しの力を増幅させ、インナーチャイルドなど心の傷を癒すことができます。
繊細なインナーチャイルドを持っている
雨に惹かれる人は潜在意識の中で、無意識的に「孤独」を好む傾向にあります。これは雨が好きな人が繊細なインナーチャイルドを持っていることと関係しています。
繊細なインナーチャイルドを持つ人は静寂を求めており、雨の持つ浄化の力でインナーチャイルドを癒し、雨がもたらす静寂で1人の時間を作り出し心身のバランスを整えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事では「雨が好きな人のスピリチュアル」というタイトルをもとに雨が好きな人の特性やスピリチュアル的特徴、雨がもたらす恩恵などを詳しく紹介してきました。
古来より人々の生活と密接な関係にある雨ですが、単なる気象現象のひとつではなく、様々な神様の象徴であり人々の心とも深く繋がり、スピリチュアルの面でも人々の支えとなっています。
現代では雨男や雨女はイベント事においては厄介者と認識されているかもしれませんが、実は雨をもたらす人は龍神様やお稲荷様の加護を受けた証であり、イベントや行事に雨男・雨女が参加することは幸運をもたらすと言われています。
この様に雨は「恵みの雨」の言葉のとおり、幸運をもたらす象徴であり雨が好きな人々も特別な力や加護などを授かったスピリチュアルの波動を感じとることのできる存在なのです。
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