「電話占いを利用して恐い思いをした」など、悪質な占いサイトや占いアプリへの課金などを理由に弁護士に相談する人が増えています。
この記事では、電話占いでのクレームの理由とその対処法について解説します。
電話占いでクレームをいれたい!
占い師に不愉快な言動をされたなどを理由に、怒ってクレームを入れる人も最近では増えています。高いお金を払ったのに我慢したり泣き寝入りするのは納得いかないという方も多いと思います。
クレームを入れたからといってすぐに占い師の態度が変わるわけではありません。もちろん、返金対応してくれる場合もあります。基本的に、電話占いはクレームを入れるだけなら自由です。
大体どのサイトも窓口やサポートセンターがあるので、そこで伝えれば改善に向かうでしょう。それに一人を不快な思いにさせる占い師は、他の人も不快にさせていることが多いです。
それが積み重なると、サービス全体の売上や、ブランドイメージの低下などに繋がるので、運営側はクレームも大事なひとつの意見として聞き入れてくれるケースが多いですよ。
電話占いのクレームはできるだけいれてあげましょう。ただ、罵詈雑言を浴びせたり、執拗にクレームを入れ続けるなどすると逆に営業妨害に当たる可能性もあるので注意しましょう。
返金してもらいたいがためにクレームを入れるのはやめよう
返金の理由にするためにクレームを入れることはやめておきましょう。理由としては、
- 期日までに料金が払えていない
- 督促の連絡を無視する
- 何度も支払いが遅れている
などの場合は、占い業界のブラックリストに載ってしまうこともあるため注意しましょう。
一度、ブラックリストに載ってしまうと占いサイトに登録できなくなったり、クレジットカード情報を共有される場合もあります。
電話占いでよくあるクレーム・不快な占い師の特徴
電話占いで多いのは、
- 占い師の乱暴な言葉遣いに不快感を覚えた
- 占い師との相性が合わない
などによるものです。ここでは、電話占いでよくあるクレームや特徴を紹介します。
①言葉遣いに不快感を覚える
占い師の中には、上から目線で物を言う、偉そうな態度をとる人もいます。
言葉遣いが雑だったり、人間性を疑うような発言を繰り返す占い師に当たってしまった場合は、迷わずクレームを入れても良いでしょう。
②相性が悪い
占い師との相性の悪さからクレームに繋がる場合もあります。
言っていることは当たっているのだろうけれども、そもそも何のことを話しているのか理解しづらいなど、占い師と意思の疎通が上手くいかない場合も。
スピリチュアルを仕事にする占い師には、抽象的な言い方をする人も多く何を言っているか伝わらないことも珍しくありません。
また、占い師にストレートに助言されても傷ついてしまう人もいます。信頼できない占い師なら、クレームを入れるとまではいかなくても、ほかの人に占ってもらうのがおすすめです。
③鑑定料が高い
電話占いを利用した人の中には、何の説明もなく延長料金をとられてしまった人もいます。
延長になるのはわかっていたが、占い師が電話を切らせてくれなかったため高額になってしまった場合などは、騙されたと思っても仕方ないでしょう。また、すぐに課金させようとする占い師にも注意が必要です。
④直接連絡をとろうとする
電話占いのサイトではなく、占い師のホームページやSNSのダイレクトメッセージなどを使って、直接鑑定料を請求してくる占い師もいるといいます。
そもそも、占いサイト以外へ誘導するのは、ほとんどの電話占いでは規約違反にあたります。高額なグッズやお祓いなどを勧められた場合は、クレームとして相談してみましょう。
⑤お祓いを強要する
「お祓いをしておかないと悪いことが起こる」などと、相談者を不安にさせるよな言動を繰り返す占い師には注意が必要です。
相談者を不安定な精神状態に追い込んでお祓いを強要し、高額な料金を請求される場合もあるので気をつけましょう。
電話占いヴェルニでクレ―ムを入れたら返金してもらえた体験談
電話占いでクレームを入れて、実際に対応してもらった人はいるのでしょうか?Yahoo!知恵袋には電話占いヴェルニにクレームを入れて返金してもらった人もいることがわかりました。
ずいぶん前に電話占いヴェルニにクレームを入れて返金してもらいました。
電話占いを利用していたらすごく恐い思いをしたので困っています(´;ω;`)… – Yahoo!知恵袋
明らかに占いをされた感じではなく、人生相談をしてもらっただけみたいな対応をされたので受付の人にクレームを入れました。
あまりにもひどい場合は消費者センターに相談しよう
電話占いの無料鑑定には、やりとりするだけでポイントを消費させられるケースもあるので注意してください。
また、問い合わせても誠実な対応をしてもらえなかった場合は消費者センターに相談する方法もあります。
電話占いのサイトを退会してしまうまでに、問い合わせの際にやりとりした内容をスクリーンショットなどで証拠として保存しておくようにしましょう。また、以下のような注意喚起もありました。
占いサイトの中には、インターネットやSNS広告等で「無料鑑定」とうたっていても有料のやりとりへ誘導させるサイトもあります。また、氏名や生年月日、メールアドレス等の個人情報を入力すると、大量の迷惑メールが届くこともあります。無料だからといって、気軽に登録しないでください。
やめられない!? 占いサイトに気を付けて(見守り情報)_国民生活センター (kokusen.go.jp)
電話占いでクレームしたくならないようにするための対処法
わざわざ課金したのに、電話占いだからといってクレームを入れたくはありませんよね。ここでは、電話占いでクレームにならないようにするための対処法を紹介します。
利用する電話占いサイトの利用規約をきちんと読む
電話占いを利用する前に、利用規約をきとんと読んでおくことは必須です。
例えば、利用規約には、占い師の鑑定方法や言動、結果について争いが起こってもサイト側は一切の責任を負わないという記載のあるところが多くあります。
占い師と揉めてもサイトが責任をとってくれるわけではないことがあらかじめわかっていたら、あなたは登録していましたか?事前にしっかりチェックするようにしてみてください。
しっかりと占ってもらいたいこと・質問内容をまとめる
占って欲しいことが曖昧な場合は、曖昧な鑑定結果しか出ない場合もあります。
あらかじめ相談したいことや、質問したい内容をリストにして書き出しておくことで具体的な質問がしやすくなり、占い側もアドバイスしやすくなります。
また、ベテランの占い師には占って欲しいことを上手く伝えられなくても読み取る力を持った人が多くいます。
リーディングやヒアリング・カウンセリングに関する口コミも事前にチェックしておくようにしましょう。
初回無料特典などを利用する
電話占いのサイトが優良かどうかチェックするには、電話占いサイトの初回無料特典などを利用する方法があります。
ただし、鑑定料金が曖昧な所もあるため、事前に料金をチェックしておくのがおすすめです。また、無料鑑定対象外の占い師がいることもあり、占い師を選ぶ場合も注意しましょう。
最初の数分間に限り無料特典が利用できるサイトがほとんどで、1回分の鑑定料が無料になるわけではありません。
無料特典を利用する場合は、無料で利用できる時間を過ぎてしまわないようにタイマーで時間をチェックしておくと安心です。
あと、何分で鑑定を終わらせる必要があるかわかっていると、スピーディーに質問しやすくなるメリットもあります。
占い師に気を遣わずにすぐに電話を切る
鑑定の途中だと電話を切りづらく感じる人も多くいますが、本来は自分のタイミングで電話を切ってしまってかまいません。
また、途中で電話を切ったからといって、占い師から直接電話がかかってくる心配もないでしょう。
クレームの少ない電話占いを利用する
などはクレームが少ないことで有名です。
逆に、運営歴が比較的新しい新規オープン電話占いなどは、運営会社のノウハウも、在籍している占い師の経験も浅いことが多いため、あまり満足行く鑑定にならないことがおおいです。
まとめ
ここまで、電話占いでのクレームの理由とその対処法について解説しました。電話占いでのクレームの理由には以下がありました。
- 言葉遣いに不快感を覚える
- 相性が悪い
- 鑑定料が高い
- 直接連絡をとろうとする
- お祓いを強要する
クレームを入れたくなった時は遠慮せず、そうして構いません。ただし、わざわざ不快な思いをする必要もないため、占いが有効に利用できるようここで紹介した対処法も試してみてくださいね。
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