好きな人ができると性別関係なく「自分だけのものにしたい!」「ほかの人に取られたくない!」といった強い独占欲を抱いてしまう人が多いのではないでしょうか。
そのため、付き合っていないのにもかかわらず、既に自分のものだとアピールするかのように、相手の女性に対してマーキング行動をする男性がいます。
マーキング行動を男性からの愛情として受け取ることができる反面、あまりにも頻繁に行われると「重すぎてしんどい……」などと感じてしまう場合も少なくありません。
今回はそんな、付き合う前に行う男性のマーキング行動について解説します。
付き合ってないのにマーキング行動を行う男性の心理3つ
性別関係なく付き合う前というのは気持ちが大きくなっていたり、既に付き合っているような想いを抱いたりしてしまうもの。
そのため、普段クールな振る舞いをしている男性であっても心の中では、好きな女性がほかの男性と仲良くしていることにイライラしいることもあるのです。
そんな大きな愛情を抱いている人がマーキング行動を取ってしまうものですが、どのような想いを抱いているのかをまずはチェックしてみましょう。
好きな人のことを独占したい
付き合ってないもののほとんどの男性が「自分だけのものにしたい」といった独占欲が原因となってマーキング行動を取ってしまいます。
誰もが好きな人ができると「愛おしい」「守ってあげたい」など強い愛情を抱きますが、マーキング行動を取る男性は純粋な愛の中に、独占欲や所有欲が芽生えてしまうことがあるのです。
まだ付き合っていない期間は好きなのに彼女ではないことに焦りや、不安というネガティブな想いを抱えてしまうもの。
そのため、自分以外の男性と仲良くしているところを目撃してしまうと、不安や焦りからマーキング行動を取ってしまうのでしょう。
自分に自信がないため
付き合ってないのにマーキング行動をしてしまうのは男性に自信がないため、女性の行動を把握したり自分以外の男性を遠ざけることで安心感を抱くのでしょう。
性別関係なく自分に自信が持てないと、
- 自分以外の異性に取られるかもしれない
- 相手の気持ちが冷めてしまわないか不安
という気持ちが強くなっては、依存や執着・エゴといったネガティブな感情を抱いてしまうのです。
また、自分に自信が持てないと恋愛に対して「嫌われないかな」と、些細なことでも深く考えてしまい、精神的に不安定になることも少なくありません。
自分以外の男に近寄ってほしくない
好きな人ができると誰もが「自分以外の男と仲良くしてほしくない」と思うため、ほかの男性が近寄るのを防ぐためにマーキング行動をしているのです。
あまりにも女性が魅力的すぎるため「油断していると取られるかもしれない」と、ほかの男性を警戒している可能性があります。
好きになればなるほど取られたくないという不安や焦りを感じるもの。
そのため「自分のものだから取らないでほしい」という独占欲が芽生えては、マーキング行動で周囲の男性を牽制しているのです。
付き合う前に男性がよく行う5つのマーキング行動
付き合う前に男性がマーキング行動をするのは、独占欲が主な理由となるため「ほかの男と仲良くしてほしくない」「自分以外の男と話してほしくない」など男性は強い想いを抱いています。
そのため、周囲にあなたが特別だということをアピールや牽制する意味も込めて、マーキング行動を取ってしまう男性が多いのです。
付き合う前の男性がよく行うマーキング行動についてご紹介します。
自分以外の男性が話しかける邪魔する
好意を抱いている女性が自分以外の男性と仲良くしているのを見ると、不満や怒りを抱いてしまうために邪魔するようなマーキング行動を取ってくるでしょう。
どれほど強い想いを抱いて「自分以外と話さないで!」などと思っていても、あなたからほかの男性へ話しかけることは止めることはできないもの。
付き合っていないこともあり、そんな発言をしてしまうと嫌われてしまうと思っているのかもしれません。
ですが、ほかの男性が話しかけることを牽制できるため、あなたに気づかれないように自然なマーキング行動を取っているのでしょう。
人前のスキンシップを取る
付き合う前なのにもかかわらず、人前でスキンシップを取るのはマーキング行動の可能性が高く、独占欲が強い証拠になります。
職場や学校など周りにほかの男性がいる場で独占欲が芽生えると「誰にも取られたくない」といった強い想いを抱き、周囲にその想いをアピールできるでしょう。
そのため、人前でスキンシップを取るというマーキング行動で、周囲に2人の仲の良さを見せつけて、ほかの男性からのアプローチを止めることができます。
このわかりやすいマーキング行動を取る男性は、恋愛に対して積極的な男性が多く「早く付き合いたい」というような関係を進展させたい想いを抱いているのです。
そんなあなたの反応を見て「いつ告白しようかな」と、考えている可能性が高いでしょう。
マメな連絡をする
どれほど忙しくても好きな人とは「常に繋がっていたい」という想いを抱いているため、マメに連絡を取ろうとしてくれるでしょう。
男性は連絡でコミュニケーションを取らないと言われているため、男性によってマメさの認識は異なるものの、できる限り連絡をしようと意識してくれます。
大好きだからこそあなたにも「同じように自分のことを考えてほしい」と思っており、連絡を取っているときは嫌でもその相手のことを考えるもの。
そのため、常に自分のことを考えてほしいという強い独占欲の表れでもあるのです。
また、男性はメッセージよりも電話を好む人が多いでしょう。
メッセージだと時間差もあるため、相手の行動を把握することは難しいもの。
ですが、電話だと嘘はつけずに「自分以外の男に会っていないか」などもわかるため、頻繁に電話することもマーキング行動となります。
元彼の話を聞きたがる
好きな人ができると相手の良い悪い関係なく、どのようなことであってもすべて知りたいと思うため、今までどんな恋愛をしてきたのか気になるもの。
そのため「自分と出会う前はどんな生活をしていたのか」「今までの元彼はどんな人だったのか」といった過去の話を聞き出そうとすることもマーキング行動になります。
女性は別れると思い出したくない記憶になるため、元彼の話はしたくないと思うものですが、男性の中にも嫉妬深く不安を抱きやすいタイプの人もいるため、
- 今も連絡を取ったり会ってるのか
- まだ未練はあるのか
- なんで別れに至ったのか
などを聞き出して好きでいることに安心を感じたいため、すべて把握しておきたいと思っているのでしょう。
お揃いのものをプレゼントする
付き合う前なのにもかかわらずお揃いのものをプレゼントしたり、お揃いのものを身につけさせることも、男性のマーキング行動になります。
カップルであると自分以外の異性から守るためにも「自分のもの」というように、ペアリングなどを身につける人が多いもの。
ですが、付き合ってない関係性でお揃いのものを身につけるのは、周囲に「付き合っているアピール」をしている可能性があります。
実際にはまだ付き合っていないものの、ほかの男性に取られたり邪魔されたりしないようにお揃いのものを身につけて「彼氏がいる」と周囲に牽制しているのです。
付き合う前に行う本気度が高いマーキング行動
付き合う前にするマーキング行動のほとんどが独占欲ゆえの行動なので、どんなマーキング行動であっても本気と受け取ることができるでしょう。
そんなマーキング行動の中にも本気度が高いものがあり、上記で紹介した人前でのスキンシップやお揃いのものを身につけるのは、周囲に「自分のもの」だと伝えている真意があります。
そのほかにも男性が取るマーキング行動は、
- 一緒にいるときは手を握る
- 飲み会などの送り迎えをする
- 2人しかわからない話をする
- 女性のことはなんでも知っているアピール
- 「(女性の名前)をよろしくね」と周りに伝える
など自分以外の男性が入ることができないような、牽制の意味が含まれていることが多いです。
このようなマーキング行動を取られてしまうと「付き合っているのかも……」と周囲は思い込むため、ほかの男性に邪魔されないと考えているのでしょう。
付き合う前なら要注意!本気が感じられない脈なしマーキング行動の見分け方
独占欲が芽生えるとマーキング行動を取る男性ですが、本気であなたのことを想ってない場合でもマーキング行動をします。
特に男性があなたと付き合いたいと思っているわけではなく、依存や執着をしている場合も独占欲を抱くため、自分以外と仲良くしているとイライラ不満を感じてしまうもの。
このように男性は本気であなたのことを想っていない場合も、強い独占欲からマーキング行動をしてしまうため、自分を守るためにも見分け方を知っておきましょう。
いつまでも曖昧な態度
2人の物理的距離が近くて彼氏のような振る舞いや、些細なことでも独占欲を抱いてマーキング行動をするものの、曖昧な態度や関係を維持する男性も少なくありません。
あなたのことは好意的に感じているものの、今の関係が居心地よく感じていることもあり、付き合うことは考えていないのでしょう。
上記ですこし触れたように男性が依存や執着しがちなタイプだと、当然のようにマーキング行動をするため、きちんと見極めることが大切になります。
いつまでも関係を変えるような行動が見られないのであれば、責任を負いたくないと感じて現状維持を望んでいるのかもしれません。
深い話をしようとしない
好きになると相手のことはどんなことでも知りたいと思うため、ある程度の関係ができると深い話をしようとする人が多いもの。
ですが、あなたがいくら悩みやプライベートの深い話をしても、一向に話そうとしてくれない・話を流そうとするのであれば、脈なしサインの可能性があります。
マーキング行動をするほど深く想ってはいるものの、プライベートの深い部分に入ってきてほしくないという線引きをされているのかもしれません。
話してくれないからといって無理に聞き出してしまうと、場合によっては関係がこじれてしまうこともあります。
どうしても聞き出したいのであれば「付き合える可能性は低い」「嫌われる場合もある」ということを頭に入れておくべきでしょう。
付き合う前のマーキング行動に困ったときの対処法
始めのうちは男性からの強い独占欲に喜びを感じることもあるでしょう。
ですが、男性の想いが強いものへと変わると抱える感情が強くなるため、マーキング行動に困ってしまう場合も少なくありません。
最後に付き合う前のマーキング行動に困ったときの対処法をご紹介します。
我慢できるなら気にしない
男性は本気であなたに好意を抱いていることで、マーキング行動をしてしまっているため、度を超えてしまわない限り気にしなくていいでしょう。
付き合う前のマーキング行動は独占欲の表れゆえに、なにか行動していないと落ち着かないのかもしれません。
あなた自身も男性に好意を抱いており、これから関係を変えていきたいと思っているのであれば、気にしないで男性を見守ってあげることが大切になります。
本音でしっかり話し合う
独占欲と理解しているものの、あまりにも行き過ぎた男性からのマーキング行動は、ストレスに感じてしまうことがあるでしょう。
ゆえに男性がなぜマーキング行動をするのか、どんなことを考えているのかといった気持ちを知るためにも、しっかりと本音で話し合うことが大切になります。
男性は基本的に自分のことしか見えていないため、あなたがマーキング行動に対してストレスを感じていることに気づいてない場合もあるでしょう。
そのため、話し合うときには男性だけの気持ちを聞くのではなく、あなた自身の想いもきちんと伝えなければいけません。
まとめ
付き合う前によくある男性のマーキング行動について解説しました。
相手に好意があるとカップルのように物理的に距離が近くなり、抱く想いも大きなものへと変わってしまうため、独占欲も芽生えてしまうもの。
そのため、男性の多くが好きな相手には「自分のものだから取らないで」という意味でマーキング行動をしてしまうものですが、場合によっては行き過ぎたマーキング行動もあるでしょう。
女性の性格によってはマーキング行動自体が嫌な人もいるため、どうしても我慢できない場合は互いのためにもきちんと話し合って、それぞれが抱える想いに向き合うことが大切になります。
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