彼氏のことは大好きなのに、なぜかイライラが止まらないことってありますよね。「付き合ったばかりの頃は何でも許せたのに、最近は些細なことでケンカをしてしまう…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、彼氏にイライラするきっかけやイライラする心理、イライラして自分が嫌になってしまったときの対処法について詳しく解説していきます!
彼氏自身に問題がある場合ももちろん多いですが、あなたの心の持ち方を見直してみると状況が良くなることもありますよ。彼氏とできるだけ良い関係を続けていきたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
彼氏にイラっとする瞬間は?
付き合いが長くなるにつれて、彼氏の嫌なところが目に付いてしまうことは多いですよね。また、親しくなる中で彼氏の自分勝手な行動が増え、それでイラっとしてしまうこともあります。
ここでは、女性が彼氏にイラっとしやすい瞬間について解説していきます。
何でも彼女任せ
「どこに行く?」「何食べる?」など、彼女に聞くばかりで何も考えようとしない男性は、女性をイラっとさせがち。付き合ったばかりの頃は、張り切ってデートプランを考えて彼女を喜ばせようとしていたのに、慣れてくると面倒になってしまうのです。
また、「彼女の希望通りにするのが優しさ」だと思って、あえて意見を言わない男性も意外と多いですよ。さらに、提案しても彼女にケチを付けられるので、「じゃあ自分で決めれば」と思っている場合も。あなたは過去に彼氏のプライドを傷つけていないか、振り返ってみてくださいね。
遅刻やドタキャンが多い
楽しみにしていたデートに遅刻されたりドタキャンされたりすれば、イラっとするのも当然です。仕事などやむを得ない事情なら許してあげた方がいいですが、寝坊や趣味に熱中しすぎたのが原因だと、「私のことどうでもいいわけ?」と言いたくなるものです。
こういった人間関係や時間にルーズな性格の男性は、自分勝手な考えの持ち主。その場を取り繕うためなら、平気で嘘を言う可能性もありますよ。何度も同じことをする場合は、今後の付き合いについても考えた方がよさそうです。
話を聞いていない
きちんと説明したはずなのに何もわかっていなかったり、話の途中でスマホを見ていたりすると、「話聞く気あるの?」とイラっとしてしまいます。相手が話しているのにうわの空というのは、いくら親しい間柄とはいえ失礼ですよね。
しかし、ひとつ理解しておくべき点は、男性にとって女性の話は「長くて退屈」に感じられやすいということ。男性は、話の結果や目的さえわかれば良いと思っているのです。あなたが女友達との会話と同じ調子で長々と話していると、彼氏の興味や集中力が持たないのも無理はありません。
大切な話は簡潔に伝えたり、他愛もない会話なら多少気が散っていても大目に見るなど、少し配慮してあげてみてください。
だらしない
身だしなみがきちんとしていなかったり、部屋がぐちゃぐちゃだったりと、彼氏のだらしない面が見えるとイラっとしてしまいます。男性は甘えん坊な人も多く、身の回りのことはずっと母親任せだったのかもしれません。
部屋の隅に服が山積みになっていたり、シンクが洗い物でいっぱいになっているような男性は、何事も後回しにする癖があり、多方面でトラブルを起こしやすいのも特徴。
とはいえ、厳しく指摘してもへそを曲げてしまうし、あなたが代わりにやってあげてもあまり感謝しないので、取り扱いは難しいですよ。
連絡が遅い
電話をしてもなかなか出てくれなかったり、LINEの返事が遅かったりすると、不安になったりイラっとしてしまう女性も多いでしょう。とくに、連絡が来たら即レスするタイプの女性は、「何時間もスマホを見ないなんてあり得ない」と感じてしまいます。
一般的に、付き合い始めで気持ちが盛り上がっているときは男性も返事が早いですが、付き合いが長くなると返信のペースが落ちてくるのは自然なこと。恋愛を長続きさせるためには、無理せず自然体でいることも大切なので、多少連絡が遅くても目を瞑ってあげたほうがいいかもしれません。
ただし、何日も返事がないのはイラっとして当然なので、彼氏にも連絡をするように努力してもらった方がいいでしょう。
上から目線
自分が正しいと思い込んで「お前はおかしい」と説教をしてきたり、料理や家事をしないのに文句だけは付けてきたりする彼氏には、イラっとしてしまいますね。
こういった男性は、自分に自信があり、他人よりも優位に立ちたいタイプ。女性をグイグイと引っ張っていってくれる男らしい面があり、気の優しい女性はそういった男性に惹かれやすい傾向があります。しかし、内気な女性は不満を感じても彼氏にハッキリと言えないことも多く、我慢を重ねてしまうのが問題です。
「それってモラハラでは?」ということも我慢している場合があるので、あまりに酷いなら今後の付き合いについてしっかりと考えた方が良いですよ。
女友達と仲がいい
女友達と頻繁に連絡を取り合っていたり、「あの子可愛いよな~」などと女友達を褒めていたりすると、嫉妬心に火がつきイラっとしてしまいます。浮気していないとしても、彼氏が他の女性に興味を持つのは嫌なものです。
彼氏に思いやりがあれば、彼女を不安にさせるようなことはできるだけしないはず。束縛しすぎるのは良くないですが、「他の女の子と仲がいいと不安になる」ということは伝えた方が、あなたも気持ちよく付き合えますよ。
彼氏にイライラする女性の心理
彼氏にイラっとする瞬間はたくさんありますが、イライラ・モヤモヤしてしまう本当の原因がわからないという方も多いですよね。
ここでは、彼氏にイライラするときの女性の心理について詳しく解説していきます。
もっと愛されたい
女性であれば、大好きな彼氏からずっと愛されていたいと願うもの。きちんと愛情表現がされると安心するし、逆に彼氏の気持ちが確認できないと不安になってしまいます。
彼氏からの連絡が遅かったり、話をちゃんと聞いていなかったり、デートが適当だったりすると、「私って愛されてるのかな?」と疑いの気持ちを持ってしまいますよね。
しかし、彼氏としては「親しくなってきたから、そんなに気合を入れなくてもいいだろう」くらいに考えていたりします。ずっと付き合い始めのテンションを維持するのは大変なのです。
そんな気持ちのすれ違いが、女性側のイライラの原因となってしまいます。
理想通りに振る舞ってほしい
女性は男性にくらべて空気を読む能力が高く、「こういうときはこう反応するものでしょ」と瞬時に判断できることが多いです。例えば、「新しい服着てきたよ」と言ったら「どこで買ったの?」「似合ってるね」などと褒めながら興味を示すのが理想と考えています。
しかし、鈍感な男性はそこまで気が回らず、「ふーん」で済ませたり「普通っぽいね」と無神経な言葉を発したりして、女性をイラっとさせてしまいます。
女性は、彼氏が期待通りの反応をしてくれないとムカついてしまう傾向があるのです。彼女の気持ちに配慮しない彼氏にも問題はありますが、彼氏が自分の理想通りに振る舞ってくれないと許せないというのも、寛容さが無さすぎますよ。
まわりが幸せに見える
「友達の彼氏はすごく優しそう…」「愛されてて羨ましい…」など、まわりと自分にギャップを感じてイライラしてしまうこともあります。自分の置かれている状況を不幸に感じて、その原因を彼氏に求めてしまうのです。
しかし、一見幸せそうに見えるカップルも、大なり小なり不満やトラブルを抱えているもの。実情を知っている訳ではないのに、勝手に「まわりのほうが幸せ」と決めつけて落ち込んでしまうのはもったいないですよ。
多少不満があるとしても、今自分が持っている「幸せ」に目を向けることから始めてみましょう。
体調が悪い・ストレスが溜まっている
「明確な原因は見当たらないのに、なぜか漠然とした不安がある」「ちょっとしたことですぐイライラしてしまう」というときは、体調が悪いのかもしれません。とくに、生理前や生理中はホルモンバランスの影響で気分が不安定になりやすいですよね。
いつも通り気分よく振る舞えないと感じたら、彼氏と無理に会わないというのもひとつの手段。その際は、「生理中だからイライラしやすい」ということをきちんと伝えてあげると、彼氏も理解してくれる場合が多いでしょう。
彼氏にイライラする自分が嫌なときの対処法
「彼氏と仲良くしたいのに、会うとついイライラして険悪になってしまう」と悩んでいる方も多いかと思います。
ここでは、彼氏にイライラする自分が嫌なときの対処法について詳しく解説していきます。
ひとりで過ごす時間を増やす
彼氏にやたらとイライラしてしまう場合、彼氏との距離感が近すぎるのかもしれません。付き合いたての頃は「ずっと一緒にいたい!」と気持ちが盛り上がりますが、時間が経つにつれてずっと一緒にいるのはきつくなってくることも多いですよね。
また、あなたは彼氏からの愛情を常に感じていたくても、彼氏の方は「依存や束縛をされてちょっと重い…」と思っているかもしれませんよ。
一緒にいる時間を大切にしながらも、お互いのプライベートな時間も充実させるのが、恋愛を長続きさせるコツ。「彼氏の嫌なところばかり目に付くな…」と感じたら、趣味や仕事、友人関係など、他のことにも目を向けてみましょう。
彼氏に期待しすぎない
「私はこんなに頑張ってるのに、どうして彼は努力してくれないの?」「どうして気遣いの言葉を掛けてくれないの?」と感じて、イライラしてしまうこともありますよね。
傷付いたときや改善してほしいところがあるときは、過剰に我慢しないで素直に伝えるべきです。しかし、彼氏を完璧にあなたの思い通りにしようとしてはいけませんよ。最低限のことは守ってもらって、あとは妥協したり大目に見ないと、彼氏も息苦しく感じてしまいます。
あなたも、何かにつけて「おかしい」と否定され続けたら辛いですよね。彼氏に期待しすぎないことも、イライラを防ぐためのコツですよ。
彼氏のいいところを考えてみる
あなたは、「もっとこうだったらいいのに」「こういうところは嫌いだな」など、彼氏の欠点ばかり見ていませんか?彼氏に問題があるのは確かだとしても、そのことで頭がいっぱいになってしまったら楽しく付き合えないですよね。
また、嫌な記憶は残りやすいので、彼氏の過去の失態をいつまでも根に持っている女性もいるかもしれません。しかし、彼氏と付き合う中で、楽しい時間やうれしい言葉も確かにあったはずです。
「顔を合わせればイライラしてしまう…」というときは、彼氏のいいところに目を向けてみてください。幸せだった出来事や感謝の気持ちも思い出してみると、彼氏の粗探しをしてしまう自分の心が変わってきますよ。
友人に話を聞いてもらう
彼氏が話を聞いてくれなかったり、自分に関心が薄そうだったりすると、女性は不安になってしまうものです。なかなか前向きな気持ちになれないときは、一人で思い悩まず、友人など心を開ける人に相談するのもおすすめですよ。
解決策は見出せなくても、モヤモヤした気持ちを聞いてもらうだけでも心が軽くなりますよね。また、彼氏のイライラするところを言葉にしてみると、「細かいことにこだわりすぎていたな」と自分を客観視できるかもしれません。
彼氏に気持ちを伝えてみる
恋愛は、二人のうちどちらか一方が頑張ってもうまくいきません。お互いが相手に思いやりを持って、良い関係が築けるように努力することが大切ですよね。
彼氏に直してほしいところがあったら、ただイライラしていても伝わりません。直してほしい点を具体的に伝えつつ、「こうするともっと良くなるよ」というようなポジティブな言葉を掛けてあげましょう。
あまりズバズバと欠点を指摘したり、徹底的に論破しようとすると、彼氏もプライドを傷つけられて素直に聞けなくなってしまうので注意してくださいね。
まとめ
今回は、彼氏にイラっとする瞬間や、イライラしてしまう心理、イライラする自分が嫌になってしまったときの対処法について詳しく解説してきました。
長く一緒にいると、彼氏の欠点がやたらと目に付いてしまうものです。お互いに馴れ合いの気持ちが出て、付き合い始めの頃のような思いやりが持てなくなっているのかもしれませんね。
長い時間をともに過ごしてきた彼氏だとしても、完全に自分の心を理解してくれたり、思い通りに動いてくれるわけではありません。お互いを尊重しつつ、より良い関係を作っていけるといいですね。
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