カップルなら、常にお互いの素直な気持ちを伝え合いたいもの。「これが好き」「こうしてほしい」「これはやめて」など、さまざまな本音がぶつかり合うこともあるでしょう。
でも、彼女がいつの間にか何も本音を言わなくなってしまったら…「心を閉ざしてしまったのかな?」と悩んでしまいますよね。
今回は、彼女が本音を言わなくなる心理や、本音を言わなくなる原因、本音を言わなくなった彼女との関係修復方法などについて解説していきます!「彼女の気持ちがわからない…」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本音を言わなくなった彼女の心理とは?
カップルはお互いに本音を伝え合い、ときには喧嘩をすることで仲が深まります。でも、さまざまな理由で彼女が本音を言うことを諦めてしまうことも…。ここでは、本音を言わなくなった彼女の心理についてご紹介します。
あなたへの気持ちが冷めた
いつも自分の気持ちを素直に話していた彼女が何も言わなくなり、冷たい態度を取り始めた場合、あなたへの気持ちが冷めたのかもしれません。
- 性格が合わない
- 生活リズムが合わずすれ違いが多い
- 他に気になる人ができた
など、きっかけは様々でしょう。彼女はもうあなたとの未来を考えていないので、本音を伝えて分かり合う必要はないと考えている可能性もあります。うまく関係を修復できなければ、そのまま別れにつながってしまいます。
喧嘩になるのがイヤ
本音を話すといつも意見が対立してしまい、最後には喧嘩になってしまうカップルも多いでしょう。
喧嘩するほど仲が良いと思える人や、喧嘩をしてもあっさり仲直りができる人なら良いのですが、「喧嘩したときの険悪な空気や後味の悪さがイヤで仕方ない」という人もいます。
彼女は、「喧嘩になるくらいなら、本音なんて言わなくていい」と思っているのかもしれません。このままでは、彼女は言いたいことを言えず我慢を重ね、大きなストレスを抱えることになってしまいます。
否定されるのが怖い
臆病で気が優しいタイプの彼女の場合、本音を言ったときに
- わがまま言うな!
- そんなのおかしい!
などと言われたことがトラウマになっている可能性があります。自分の意見を否定されることが怖くて、何も言えなくなってしまうのです。
このような状態だと、恋愛を心から楽しめません。いつも相手の顔色ばかり伺って本音を言えず、相手からも「自分の意見がない」と思われる悪循環に陥ってしまいます。
言っても意味がない
あなたに本音を話したり悩みを相談しても、うわの空だったり興味が無さそうだったりすると、彼女は「言っても無駄だな」と諦めてしまいます。同時に、「私のことどうでもいいんだな」とあなたに幻滅してしまうでしょう。
この状態が長く続くと、気持ちが冷めて別れに繋がってしまう可能性もありますよ。
あなたを困らせたくない
「人に迷惑を掛けてはいけない」という思いが強い人は、恋人であっても本音を言うことを避けてしまいがち。本音を言うことであなたに負担を掛けたり、「めんどくさい」と思われたりすることがつらいのです。
しかし、「何でもないよ」と言いながらも心の中に不満を少しずつ溜めてしまうので、ある時プツンと切れて大爆発してしまう危険性もありますよ。
彼女が本音を言わなくなる原因
あんなに口うるさかった彼女が、最近本音を言わなくなった…そんなときは、もしかしたらあなたに原因があるのかもしれません。ここでは、彼女が本音を言わなくなる具体的な原因について解説していきます。
あなたがすぐに感情的になるから
- もう少しマメに連絡が欲しい
- もう少しいろんなところにデートに行きたい
- もう少し身だしなみをちゃんとしてほしい
などの本音を言われたとき、あなたはどんな反応をしますか?
自分を否定されたような気持ちになって、
- つい感情的になって声を荒げる
- どこかに逃げる
などしていませんか?本音を言う度にこういったことが続くと、彼女はあなたと会うことに疲れたり、あなたのことを怖がったりしてしまいますよ。
あなたのダメ出しが酷いから
彼女が「つらい…」「寂しい…」「うまくいかない…」などの弱音を吐いたとき、あなたはどんな反応をしていますか?
- そんな風に甘えてるからダメなんだ
- お前にも原因があるんだろう
など、ダメ出しばかりしてしまうと、彼女は素直に本音が言えなくなってしまいます。あなたとしては、「彼女のためを思って言っているのに…」と感じるかもしれません。
でも、どんなに的確なアドバイスでも、彼女の気持ちに寄り添ったものでなければ受け入れてはもらえないのです。
あなたが忙しそうだから
あなたは、彼女との時間をしっかり確保できていますか?
- 仕事などで毎日夜遅く帰ってくる
- 土日も仕事が入っている
などすると、彼女は忙しいあなたに負担を掛けたくないと思って本音を言えなくなってしまいます。
これは彼女の優しさではありますが、それに甘えて彼女のことをないがしろにしていると、人知れず不満や寂しさを抱えてあなたから離れて行ってしまうかもしれません。
あなたが真面目に聞いてくれないから
- もうちょっと私のことも考えてよ
- きちんとしなよ
などと言われても、「またごちゃごちゃ言ってるな」と軽くあしらっていませんか?どんなに本音を訴えても、あなたが聞く耳を持たないのなら、「言っても無駄」と思われても仕方がありません。
また、表面的には話を聞いていても、何度気になる点を注意しても全く改善しようとする様子がなかったりすると、真面目に聞いていないことがバレてしまいます。
あなたと立場が違いすぎるから
- 社会人と学生
- 既婚者と独身
- 子持ちと子なし
など、立場が違いすぎる恋愛ではなかなか相手の話を理解することができません。彼女はあなたに本音や悩みを伝えてみたものの、「よくわからないな…」という反応をされたので、もう本音を言うことをやめてしまったのかもしれません。
彼女は、立場が違っても寄り添って理解しようとする姿勢が欲しかったのかもしれませんね。
本音が言えないままだとどうなる?
カップルなのに本音が言えない・言わない状態というのは、あまり良くありません。お互いに関心を持って分かり合おうとするからこそ、2人の仲が深まるものですよね。
本音が言えない状態をそのまま放置するとどんな未来が予想されるのか、詳しく解説していきます。
別れを切り出される
- 話を真面目に聞かない
- 逆ギレする
- ダメ出しをする
などを続けていると、最悪の場合別れを切り出されてしまいます。
- あなたとはもう分かり合えない
- 一緒にいても幸せにはなれない
などと思われてしまうのです。
- 連絡がなかなかつかなくなる
- 態度が冷たい
- 会っても目を合わせようとしない など
ここまで心が離れてしまうと、修復が大変難しくなってしまいますよ。
彼女のストレスが増大する
もともと控えめな性格の女性の場合、なかなか本音が言えず我慢を重ねてしまいがち。そんな彼女でも、安心して本音を言い合えるような関係を築くべきなのですが、あなたが
- 彼女の話を否定する
- 「甘えるな」などと切り捨てる
などしてしまうと、ますます本音が言えなくなってしまいます。そういった女性は、表向きは「平気だよ」「何でもない」と言いながらも、心の中ではびっくりするほどの不満やストレスを抱えています。
そのまま放置していると、あるとき彼女の精神がポキっと折れて鬱状態になったり、音信不通になってしまう可能性もあります。
彼女の怒りが大爆発する
彼女から「もっと〇〇してよ」「こういうところは許せない」などとうるさく言われていたのに、ある時を境に何も言われなくなった…。こんなとき、「小言を言われなくなってラッキー」などと安心していてはいけません。
彼女は、あなたに対する不満を着々とリストアップしているかもしれません。そして、何かをきっかけにその怒りを爆発させ、とんだ逆襲にあってしまうことも。
今まで従順だった彼女がブチ切れて、カップルの力関係が完全に逆転してしまうのはよくあることです。
彼女との関係を修復するには?
本音を言わなくなった彼女は、あなたに心を閉ざしている状態。このままでは二人の関係はギクシャクして、最悪の場合別れることになってしまいます。ここでは、本音を言わなくなった彼女との関係を修復する方法をご紹介します。
彼女の話を否定しない
彼女が何か意見を言ったり、悩みを打ち明けたり、愚痴を言ったりしたとき、頭ごなしに否定しないことが大切です。もし「自分とは考えが違うな」「そんなことどうでもいいのに」と思っても、まずは
- そうなんだね
- わかるよ
- 大変だね
などと共感してあげましょう。男性はつい、悩みや問題を解決することに重きを置いてしまいますが、女性はたとえ解決できなくても、話を聞いてもらって共感してもらうことに喜びを感じます。
些細な話題でも肯定的に聞いてあげることで、彼女も徐々に本音を話そうという気持ちになれるでしょう。
自分の態度を反省する
彼女に、自分の悪い所をストレートに指摘されたり、自分の意見と真逆のことを言われたりすると、ついムキになってしまう男性も多いでしょう。
自分にとって都合の悪い話を聞くのは気持ちの良いものではありませんが、いちいち感情的になっていたら彼女との関係を良くすることはできません。
彼女との幸せな未来を作っていきたいなら
- 自分も反省すべきところはきちんと反省しよう
- 彼女の意見も受け入れよう
などという謙虚な気持ちを持つことが大切ですよ。また、彼女の仕事の話や家族の話など、自分があまり詳しくない話題だとしても、彼女のことが本当に好きなら興味を持って話を聞けるもの。
あからさまに「知らない」「好きにすれば」という態度を取らないようにしましょう。
「ありがとう」「ごめんね」をきちんと伝える
彼女が本音を言えなくなるほど心を閉ざしてしまっているということは、あなたは普段かなり横柄な態度を取っているのかもしれません。
- 彼女が手助けしてくれも感謝の言葉を言わない
- 失敗してしまったときに言い訳ばかりして謝らない
などということはありませんか?気心が知れた相手だとしても、「ありがとう」や「ごめんね」という言葉はきちんと伝えなければなりません。
- ちょっと気恥ずかしくても、彼女の目を見て「ありがとう」と伝える
- 彼女に迷惑を掛けてしまったのなら素直に「ごめんね」と言う
などすると、彼女の冷えた心が温まってくるでしょう。
自分も本音を伝えてみる
あなたは、彼女に自分の本音を伝えていますか?彼女には今までのように本音を言って欲しいけれど、自分の本心は明かしたくない…これでは、彼女もあなたに心の壁を感じて、次第に本音を言わなくなってしまいます。
彼女に格好良い姿を見せたくて、
- 本心とは違うことを言う
- 嘘をついてごまかしてしまう
などもNG。彼女は、信頼できる相手に本音を伝えたいのです。
- 秘密を勝手にバラしたり
- 約束を平気でやぶったりする など
思い出の場所をデートする
彼女の気持ちをなんとかして取り戻したいなら、思い出の場所をデートしてみるのもおすすめです。
- 初めてのデートで行った場所
- 告白をした場所
- 記念日をお祝いした場所
などを訪れてみると幸せだった日々が蘇り、冷めかけた彼女の心を変えられるかもしれません。そのタイミングで、
- いつもきちんと話を聞いてなくてごめんね
- 君の気持ちをきちんと考えていなくて悪かった
など、素直に謝るのもよいでしょう。あなたが変わろうとする姿勢を見せられれば、彼女もまたやり直そうと思えるかもしれませんよ。
距離を置いてみる
彼女に反省の気持ちを伝えても反応が薄かったり、話を聞こうともしてくれない場合は、一度距離を置くしかありません。1ヶ月ほど接触を控えて、彼女がどんな結論を出すのか待ちましょう。
距離をおくことで、彼女は別れの意思を固めてしまうかもしれませんが、逆にあなたの大切さに気付いてくれる可能性もありますよ。彼女に「別れたくない」と泣きついたりせず、どんな結果でも受け止めるという気持ちで彼女を待ちましょう。
まとめ
今回は、彼女が本音を言わなくなる心理や、本音を言わなくなる原因、本音を言わなくなった彼女との関係修復方法などについて解説しました。
一度心を開いた相手でも、本音を言うたびに喧嘩になったりダメ出しをされたり無関心な態度を取られたりすれば、再び心を閉ざしてしまうものです。
「彼女との温かい関係をもう一度取り戻したい」とお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
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