男性と関わることがメインの夜職。彼女が夜職をしていたら不安に思う男性も多いと思います。
こちらの記事では、彼女が夜職をする理由ややめてほしい時の伝え方などについて解説します。
夜職とは
そもそも、夜職とはどのような仕事なのでしょうか?
夜職は、キャバクラや、スナック、ラウンジ、バー・パブ、ガールズバー、コンカフェなどのことを指します。
ひとくくりに夜職といっても、それぞれの形態で給料やノルマ、接客方法などが異なります。また、同じ形態でもお店によって大きく異なることもあります。
彼女が夜職をする理由
まずは、彼女が夜職をする理由を見ていきましょう。
給料がいいから
給料がいいという理由で夜職をする女性は多いでしょう。
お店にもよりますが、昼職よりも短時間で多くのお金を稼ぐことができるため、効率重視で夜職を選ぶ人もいます。
給料面で「一度夜職を経験すると、昼職に戻れない」という人も多いです。
お金が足りないから
昼職やアルバイトでは生活していく上でのお金が足りない、という理由で夜職をする女性もいます。
昼職に就いていても、何らかの理由でまとまったお金が必要だったり、出費が多く生活費が足りなかったりする人もいます。
また、一人暮らしの学生で仕送りがなく、アルバイトだけでは学費や生活費が払えないため、仕方なく夜職をする人もいるでしょう。
上述したように、夜職は昼職やアルバイトよりも時給がよく、短時間で稼ぐことができるため、お金が足りない女性にも人気があります。
夢を叶えるため
夢を叶えるために夜職をする人もいます。
例えば、資格取得や留学、起業などでまとまったお金が必要な場合、一時的に夜職をする人もいるでしょう。
また、タレントやモデルを目指している人や、地下アイドルなどをしている人は正社員として働くのは難しいため、夜職を選ぶこともあります。売れるまでの生活費を稼ぐ手段として夜の仕事をしているのです。
憧れているから
キャバ嬢やラウンジ嬢、コンカフェ店員などに憧れがあるため、夜職を選ぶ人もいます。
人気のキャバ嬢は雑誌やテレビに出ていたり、コンカフェ店員はSNSでたくさんのフォロワーがいたりします。また、ブランド品をたくさん持っていたり、キラキラした生活をSNSに載せたりしている人も多いでしょう。
そんな夜職の女性を見て、「自分もそうなりたい」と憧れを抱く人もいます。
やりがいを感じている
夜職にやりがいを感じている人もいます。
お客さんがよろこんでくれたり、売り上げNo.1になったり……夜職でもやりがいを感じる場面はあります。結果を出すことで自信につながることもあるでしょう。
世間的には理解されにくいところもありますが、プロ意識を持って働いている女性もたくさんいるのです。
就職できないと思っているから
学歴や性格などから「自分は就職できない」「もし就職してもうまくやっていけない気がする」と思い、夜職を選ぶ人もいます。
また、お酒が好き、コミュニケーション力が高い、などの理由から「夜職の方が向いている」と思っている人もいるでしょう。
彼女が夜職をしていたら別れる?
彼女が夜職をしていたら、不安になる方や別れを考える方もいると思います。
男性と関わるのが主な仕事のため、嫉妬してしまう方もいるでしょう。
ここでは、「彼女が夜職をしていたら別れる?」という悩みについて解説します。
急に夜職をやめさせるのは難しい
まず、急に夜職をやめさせるのは難しいでしょう。
「夜職ではなく昼職に変えてほしい」「正社員でなくてもいいから夜職だけはやめてほしい」と思う男性は多いと思います。
しかし、彼女は彼女なりの理由があって夜職をしているのです。
中には、生活費のためにやむを得ず夜職をしている人や、やりがいを持って夜職をしている人もいます。そのような場合、無理やりやめさせるのは難しいといえます。
彼女が夜職をする理由を理解する
やめさせるにしても、彼女が夜職をする理由を理解しましょう。
「なぜ夜職なのか」「なぜ夜職でないといけないのか」「一時的に夜職をしているだけなのか」は人によって異なります。
やめてほしいとお願いしたり、別れを考えたりする前に確認しましょう。
ダメ元でお願いしてみる
どうしてもやめてほしいのであれば、彼女が夜職をする理由を理解した上で、ダメ元でお願いしてみるのも1つの方法です。
もし、憧れを抱いている場合や、やりがいを感じている場合はやめさせるのは難しいでしょう。
しかし、金銭的な理由であれば、あなたがサポートしたり、夜職以外の仕事をすすめたりすることができるかもしれません。
ただ「やめてほしい」と一方的にお願いするのではなく、解決策や代替案も考えた上でお願いすることが大切です。
夜職への理解を深める
もし、別れたくないけど、彼女が夜職をやめる気もなさそうな場合は、夜職への理解を深めることも1つの方法です。
なんとなくのイメージで夜職に嫌悪感があるのであれば、彼女が具体的にどんな仕事をしていて、どんな気持ちで働いているのかを聞いてみましょう。
上述したように、夜職といってもお店や形態によって接客スタイルや仕事内容は異なります。今後も付き合い続けたいのであれば、夜職と彼女の仕事への理解を深めましょう。
辛いなら別れてもいい
彼女が夜職をする理由や仕事内容が理解できたとしても、やっぱり割り切れないという方もいると思います。
もし、本当に辛いのであれば別れを考えても良いといえます。
あなたももし自分の仕事をやめてほしいと恋人から言われたら、「そんなに簡単にやめられない」「やめたら金銭的に困る」「やりがいを持って働いているのに、なんてことを言うんだ」と思うのではないでしょうか?
彼女も同じで、理由があってよる職をやっていて、そう簡単にはやめられないのかもしれません。
お互いに理解し合えずに付き合い続けていくことは難しいです。また、あなただけでなく、彼女も苦しいと思います。
どうしても理解できず、辛いのであれば、お互いのために別れを選ぶのもありだといえます。
夜職をしている彼女との上手な付き合い方
完全に理解はできていないけれど、夜職をしている彼女と付き合い続けたいという方もいると思います。
ここでは、夜職をしている彼女との上手な付き合い方をご紹介します。
仕事への理解を深める
まずは、彼女の仕事への理解を深めるところから始めましょう。
上述したように、夜職といってもお店によって接客スタイルや仕事内容、給料は異なります。
どんな仕事をしていて、なぜ夜職を続けているのかを聞いてみましょう。
なんとなくのイメージで嫌悪感を示すのではなく、実態を知り、理解しようとすることが大切です。
お客さんに嫉妬しない
夜職は男性のお客さんを接客するのが主な仕事です。
中には、彼女に下心や恋心を抱いているお客さんもいるでしょう。
しかし、夜職をする彼女と付き合い続けるのであれば、「それは仕事」と割り切って、お客さんにいちいち嫉妬しないようにすることが大切です。
彼女にとって、男性のお客さんと関わるのは日常茶飯事です。そして彼女は仕事だと割り切って接客をしているでしょう。中には嫌なお客さんもいると思いますが、笑顔で乗り切っているかもしれません。
そんなときに彼氏から嫉妬されたり、不機嫌な態度を取られたりすると、彼女は余計に疲れてしまうでしょう。
付き合う上でのルールを決める
夜職をする彼女と付き合う上でのルールを決めるのも良いでしょう。
例えば、「月に1回はお昼にデートをする」「嘘はつかない」「お客さんとプライベートで会わない」などです。
ルールを決めることで、仕事とプライベートをしっかりと分けることもできます。
二人が気持ちよく付き合っていけるように、無理のない範囲でルールを決めておきましょう。
夜職ならではのメリットを考える
それでも、どうしても理解できないことやモヤモヤしてしまうこともあると思います。
そんなときは、夜職ならではのメリットを考えてみましょう。
彼女の収入が多いことや、お客さんがたくさんのお金を払わなければ会えない女性と付き合っていることなど、利点はあるはずです。苦しいときには、良い面を考えることが大切です。
やめてほしい時の伝え方
夜職をする彼女のことを理解しようと努力したけれど、やっぱりやめてほしいと思うこともあるでしょう。
最後に、夜職をやめてほしい時の伝え方をご紹介します。
彼女の意思もあるため、必ずしもやめてもらえるとは限りません。しかし、伝え方次第で今すぐではなくても将来的にやめることを検討してもらえる可能性もあります。
また、一方的に「やめてくれ」と伝えるとけんかになることもあるでしょう。彼女の気持ちも尊重しつつ、うまく伝えることが大切です。
本音を伝える
やめてほしいと思う理由を素直に伝えましょう。
「理解したいと思っているけど、どうしても嫉妬してしまう」「嫉妬してしまう自分が嫌だけど、やめてほしい」など、本音を伝えてみてください。
そのときに、「夜職をしている彼女のせい」と捉えられる表現はしないように気をつけましょう。
あくまで、「理解しようと努めたけれど、嫉妬してしまう」と、自分に原因があるというスタンスで伝えましょう。
経済的に苦労させないことを伝える
もし、彼女が経済的な理由で夜職をしているのであれば、経済的にサポートし、苦労させないことを伝えましょう。
これを伝えるには、数字で示すことも大切です。
例えば、「留学費用の◯◯円は用意する。返すのは留学が終わってからでもいい。その代わりに、夜職をやめてほしい」「家賃◯◯円くらいのところで一緒に暮らそう」などです。
金銭面に関しては具体的な案を出さなければ、現実的にやめてもらうのは難しいです。
あなたが無理をする必要はありませんが、どうしてもやめてほしいのであれば、具体的な解決策を考えましょう。
病み期に伝える
夜職をしていると、ライバルやお客さんとの人間関係に疲れてしまうこともあります。ストレスがたまり、「病み期」が訪れることがあるのです。
その「病み期」に、「夜職をやめて、ストレスが少ない環境で働いてみるのもありなんじゃない? 協力するよ」などと伝えてみるのも1つの方法です。
やりがいを感じて楽しく働いている時期にやめるようにお願いするよりも、気持ちが傾きやすいでしょう。
おわりに
彼女が夜職をする理由ややめてほしい時の伝え方などについて解説しました。
彼女が夜職をする理由はさまざまです。前向きな理由で働いている人もいますが、経済的な理由など、やむを得ない理由で夜職を選んでいる人もいます。
なんとなくのイメージで彼女の仕事を否定するのではなく、まずは理解を示しましょう。
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