付き合ってる彼氏・彼女のことがもう好きではなくなった…。ほかに好きな人ができた…。さまざまな理由で、恋人との別れを決意する方もいるかと思います。そこで頭を悩ませるのが、「どうやって別れ話をするか」。なるべくこじれることなく、円満に別れたいですよね。
今回は、やってはいけない別れ方や、別れ話のときに言わないほうがいい言葉、円満に別れるためにしておきたい下準備、上手な別れ方のポイントについて解説していきます！
「すっきり別れて次の恋愛に進みたい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
やってはいけない別れ方とは？
恋人と別れるとき、後から恨まれるような別れ方や、関係をうやむやにしたままの別れ方は避けたいですよね。あなたの評判が悪くなることにもつながりますし、最悪の場合は相手がストーカー化してしまう恐れもあります。
ここでは、恋人との別れでやってはいけないことについて解説します。
何の前触れもなく別れ話をする
何の心構えもなく突然別れ話を切り出されたら、誰だって大きなショックを受けてしまいます。前々から険悪な空気があった訳でもなく、デート中もラブラブで過ごしていたのに、急に「別れたい」と言われたら、納得がいかないのも当然のことでしょう。
あなたの中ではずっと別れについて考えていたのかもしれません。また、相手を傷つけまいと、あえて別れたい気持ちを隠していたのかもしれません。しかし、相手にも心の準備が必要なことはきちんと知っておくべきでしょう。
相手の意見を聞かずに一方的に別れる
あなたは、恋人と別れたい一心かもしれませんが、今まで深く関わってきた関係である以上は相手の意見もきちんと聞くべきです。「もう好きじゃないから別れて」と一方的に言って去ってしまうやり方はよくありません。
相手の意見を聞くと、「別れたくない」などと言われて別れ話が長期化してしまう恐れがありますよね。しかし、相手にも別れるための心の準備が必要。あなたは「別れる」という意思を固く持ちつつ、相手納得するまで待ってあげるのが誠実な対応ですよ。
別れ話の途中でLINEブロックや着信拒否をする
「別れよう」と言ったきり、相手の意見を聞かずそのままLINEをブロックしてしまったり、着信拒否をしてしまうのはマズいです。相手は心の整理がつかず、あなたともう一度話をしようとしてストーカー化する恐れもあります。
別れ話がなかなかまとまらないと、だんだん腹が立ってきてブロックしたくなるものですが、連絡は着く状態にしておいた方が穏便に別れられますよ。
きちんと別れ話をせずに自然消滅を狙う
別れ話をするのは、誰でも気が重いもの。しかし、相手を目の前にして別れを切り出す勇気がない…、別れ話がめんどくさい…という理由で、そのまま音信不通になるのはNGです。あなたは自然消滅したつもりでも、相手はまだ付き合っていると認識している場合もありますよ。
「別れたい」と思うと、相手からの連絡も無視したくなるものですが、お互いに「もう終わった関係」と思えるように別れ話をしてきちんとけじめをつけておきましょう。
理由を伝えずに別れる
別れ話のとき、「別れよう」と言うだけでは相手は到底納得できません。「どうして別れたいのか？」「自分の何がいけなかったのか？」といったことがわからず、ずっとモヤモヤとした気持ちを抱えていくことになってしまいます。
「もう嫌いになったんだ」「性格が合わないんだ」など、なるべくわかりやすく具体的に伝えられると良いでしょう。
相手への不満をぶちまける
別れるときに理由を伝えた方がいいからといって、相手への不満をここぞとばかりにぶちまけるのも最悪な印象を与えます。「あのときのあの行動は許せない」「あの言葉には腹が立った」など、過去のあやまちを掘り返しすぎると、相手も「そっちだって…」と感情的になってしまいます。
もう愛情がなくなったからといって、恨みあって別れるのは避けたいもの。幸せな時間も確かにあったはずですから、感謝の気持ちは忘れずにいたいですね。
直接会わず、電話やLINEで別れ話をする
恋人を目の前にすると、なかなか別れ話を切り出せない…という人も多いですよね。だからといって、別れ話を電話やLINEで済ませてしまうのはあまりおすすめしません。相手としては、「これっきりで終わりなの？」という取り残されたような気持ちになってしまいがちです。
遠方すぎるなどの特別な事情がなければ、なるべく直接会って別れ話をした方がお互いすっきりと別れられるでしょう。
ほかに好きな人がいると伝える
別れたい理由はなるべくきちんと伝えた方がいいのですが、隠しておいた方がいいこともあります。とくに、「ほかに好きな人ができた」という理由は、相手には正直に伝えないほうが無難。
「自分の知らないところで、出会いの場に行っていたのか？」「実は浮気していたのか？」など、相手の中にさまざまな疑念が残り、後味が悪くなってしまいます。
復縁の可能性を匂わせる
別れ話をするとき、相手を傷つけたくないからといって「あなたのことを嫌いになった訳ではないんだけど…」「今は付き合えないんだ…」など、復縁の可能性を匂わせるのはよくありません。相手は、まだ頑張れば元の関係に戻れるかも…と期待をしてしまいます。
お互いに新しい恋に進めるよう、必要以上の優しさは見せないことが大切です。
別れ話のときに言わないほうがいい言葉
別れ話のときは、言葉選びに頭を悩ませますよね。感情にまかせて酷い言葉を言ってしまったり、逆に気を遣いすぎてしまったり…といった失敗も意外と多いんです。
ここでは、別れ話のときに言わないほうがいい言葉について解説します。
「付き合わなければよかった」
相手のことが心底嫌いになってしまったからといって、「付き合わなければよかった」と関係を全否定するのはあまりに酷いです。
少なくとも、付き合い始めた頃は幸せだったでしょうし、笑顔でいられた瞬間もあったはずです。そういった思い出を胸に前に進んだ方が、お互いの未来にとって良いことですよ。
「もともと好きじゃなかった」
相手から積極的にアプローチされて、それほど好きではなくても流されるように付き合い始めたという方もいるかもしれません。付き合っていくうちに好きになれるかな…と思っていたけれど、結局好きになれなかったということも。
それでも、相手にはそれを伝えるべきではありません。相手が聞いたら、「遊びで付き合っていたの？」と思ってしまうかもしれません。
「友達に別れた方がいいって言われたから」
恋人のことについて友達に相談していたら、「そんな人は別れた方がいい！」とアドバイスをくれることもあるでしょう。
しかし、本当に別れるかどうかは、あなた自身が決めることですよね。「友達に別れた方がいいって言われたから」と話されたら、相手は「なぜ友達の意見が最優先なの？」と不信感を抱いてしまうでしょう。
「ほかに好きな人ができた」
「ほかに好きな人ができたから」と伝えられると、相手は「いつ出会っていたんだろう？」「いつから心が離れていたの？」「もしかして浮気していた？」などと不信感を抱いてしまいます。
自分はほかの異性には目もくれず真面目に付き合っていたのに…と恨まれてしまう可能性もありますよ。
「あなたにはもっといい人がいるよ」
相手の気持ちを気遣って、「あなたは素敵な人だから、もっといい人に出会えるよ」と言っても、あまり慰めにはなりません。相手としては、現状は「あなた」が一番いい人なのです。
「そんなに素敵だと思っているなら、どうして別れるのか？」と思われてしまう可能性もあります。
「友達に戻ろう」
人としては好きだけど、異性としてはもう見れない…という場合、「これからは友達に戻ろう」と言ってしまうかもしれません。
しかし、別れを言い渡された相手としては、すぐにあなたを友達になんて思えない可能性が高いですよ。変に関係を続けても相手は未練を断ち切れなくなってしまうので、あなたは静かに離れた方が良いでしょう。
円満に別れるための下準備
恋人と後腐れなく別れるためには、思い付きで別れ話をしてはいけません。あなたにも相手にも、心の準備というものが必要ですよね。
ここでは、円満に別れるためにしておいたほうがいい下準備について解説します。
別れたい理由をまとめる
別れ話を切り出すと、たいていは相手から「なぜ？」と聞かれるはずです。そんなとき、明確に理由を言えないと別れ話がこじれてしまうかもしれません。
別れたい理由を、事前にノートなどにきちんと書き出しておくと、相手を目の前にしたときも冷静に話すことができますよ。
会う頻度や連絡の頻度を減らす
頻繁にデートをしたり連絡を取ったりして順調に交際していたのに、突然別れ話をされたら相手も大ショックを受けてしまいます。別れを意識しているのなら、デートをキャンセルしたり連絡を遅らせたりして、不穏な空気を出しておいた方がスムーズです。
相手も、「もしかして会いたくないのかな…？」と別れを察してくれるかもしれません。
スキンシップを避ける
相手にじわじわと別れを意識させるためには、スキンシップを避けるのも効果的です。相手がハグしてきてもパッと離れたり、セックスに誘ってきても「体調が悪いから…」と拒否したりしていると、相手も何か勘付くかも。
別れたいと思っていると、相手に触れたくなくなるものなので、そういったあなたの態度から別れの気配も伝わるはずです。
同棲を解消する
恋人と同棲しているのなら、別れ話をする前に「距離を置きたい」といった話をして、同棲を解消しておいたほうがスムーズです。別れが決まってから引っ越しをするのは、お互いに気まずいものです。
同棲はしていなくても、相手の家に置きっぱなしにしている服やスキンケアグッズなどを持ち帰ったり、合鍵持っているのなら返したりしておくのがおすすめです。
上手な別れ方のポイント
別れ話の下準備ができた頃には、相手も「もう終わりなのかな…」と感じているはず。別れ話をする当日もしっかりと対策を練っておけば、スムーズに別れられる可能性が高まります。
ここでは、恋人と上手に別れるためのポイントについて解説します。
昼間、周りに人がいるところで
恋人と別れ話をする時間帯は、昼間が最適。夜に比べて、必要以上に暗い雰囲気にならずに済みます。さらに、自分や相手の部屋、車の中などの密室ではなく、お店など周りに人がいるところだと、お互いに感情的にならず冷静に話し合いができますよ。
会ったらすぐに別れ話を切り出す
恋人と待ち合わせしたら、変に時間を置かず「大事な話があるんだけど」と言ってすぐに別れ話を切り出すことが大切です。普通にいつも通りのデートが始まってしまうと、別れ話をするタイミングを逸してしまいます。
別れたい理由をきちんと伝える
ただ「別れよう」と言うだけでは、相手はなかなか納得してくれないもの。「好きじゃなくなったんだ」「どうしても性格が合わない」など、理由を具体的に伝えましょう。ただし、相手の人格を否定するような言葉は慎んでくださいね。
相手の話もしっかりと聞く
自分の想いを伝えるだけでなく、相手の話もきちんと聞きましょう。もしかしたらその日に決着がつかないかもしれませんが、相手も心の準備ができていないことを思えば、多少日数が掛かっても納得のいくまで話し合いをすべきです。
相手が泣いたり怒ったりしても流されない
別れ話をすると、相手が泣いてしまったり、怒ってしまったりすることもあり得ます。それでも、かわいそうと思って別れを撤回したり、自分も感情的になって言い合いになってしまうのはNG。ただ相手の話を黙って受け止めつつ、あなたは別れの意志を貫けば良いのです。
最後に感謝や謝罪の言葉を添える
最終的に別れることが決まったら、「いままでありがとう」「勝手なこと言ってごめんね」など、感謝や謝罪の言葉を添えておくと、相手の中でのあなたの印象がいいものになります。一緒に過ごした時間は無くなりませんから、せっかくなら美しい思い出にして関係を終わらせましょう。
まとめ
今回は、やってはいけない別れ方や、別れ話のときに言わないほうがいい言葉、円満に別れるためにしておきたい下準備、上手な別れ方のポイントについて解説しました。
一度は愛し合った恋人との別れは、なかなかスムーズにはいかないもの。でも、別れ話がこじれたり、相手に恨まれたりするのは出来るだけ避けて、円満に別れたいですよね。
今はもう好きではなくても、恋人には最後まで誠意を見せるのが成功のポイント。上手に別れて、次の恋愛へと気持ちよく進んでくださいね。
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