恋人ができると、嬉しくてすぐに周囲に報告したくなってしまいますよね。でも、「付き合ってることを隠した方が、恋人との関係が長続きする」なんて噂もあり、公表しようか悩んでいる方もいるかと思います。
今回は、付き合ってることを隠すと長続きする理由、付き合ってることを隠したがる人の特徴、付き合ってることを隠すデメリットなどについて解説していきます!
恋人との関係を少しでも良好に保ちたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
付き合ってるのを隠すと長続きする?メリットを解説
「付き合ってることを隠すと長続きする」という話を聞いたことはありませんか?二人の性格にもよりますが、隠すことには意外とメリットがたくさんあるんです。
ここでは、付き合ってることを隠すと長続きする理由について解説します。
二人だけの秘密が絆を強めるから
周囲はただの仲間同士だと思っていた二人が、実は恋人同士だった…。こんなシチュエーションは、漫画やドラマのようでちょっとドキドキしてしまいますよね。
人目を盗んでこっそり会話をしたり、約束をしたりと、二人だけの秘密を持つことで絆もグッと深まります。「デート中に、知り合いにばったり遭遇しないかな?」というスリルも味わえますよ。こんな恋愛なら、長く付き合ってもマンネリに悩まされることはなさそうですよね。
また、お互いに周囲に口を割らないことで、信頼関係も強くなるでしょう。
二人きりの時間が増えるから
交際を秘密にするためには人目を避けなければならないので、二人だけで過ごす時間が自然と増えるもの。お互いの家でリラックスして過ごしたり、お店などでも個室を選んだりと、距離感もグンと縮まり、親密度もアップします。
また、交際をオープンにしていると、友人を交えてデートをしたり、会社の人に紹介したりと、周囲の人との交流の機会が多くなります。こういう時間も楽しいものですが、あまりに頻繁だと疲れてしまい、不仲の原因になることも。
付き合ってることを隠していれば、誰にも邪魔されずに二人の世界を楽しむことができ、交際が長続きしやすくなります。
まわりに詮索されるストレスがないから
付き合ってることを周囲に知らせてしまうと、「どうやって出会ったの?」「どんなところが好きなの?」など、恋愛について詮索されやすくなります。相手は好奇心や会話のネタとして聞いているだけなのですが、シャイな性格の人などはストレスを感じてしまいますよね。
また、「いつ結婚するの?」など、将来の余計な心配までされて不快な気分になってしまうことも。将来のことを聞かれたのをきっかけに、二人の関係がギクシャクしてしまうこともあるでしょう。
付き合ってることを隠しておけば、こういったストレスから解放され、交際が長続きしやすくなります。
もし別れても周囲と気まずくなりにくいから
付き合い始めの頃は、嬉しさのあまり周囲の人に報告してしまいがちですが、気まずいのは別れてしまったとき。とくに、数週間や数ヶ月で別れてしまった場合は、「あんなにハイテンションで報告したのに、もう別れたなんてみじめで言えない…」と感じる人もいるでしょう。
自分が気まずいのはもちろん、周囲もあなたに何と声をかけていいのか悩んでしまいます。また、職場が同じだったりして、別れても同じコミュニティにいなければならない場合、周囲もかなり気まずい気分になるものです。
交際をオープンにしなければ、そんな風に周りの人に気を遣わせることもないので、余計な心配が減って交際も順調に進みます。
付き合ってることを隠したがる人の特徴・心理
恋人ができるとすぐに周りに報告する人もいれば、付き合っていることを頑なに隠したがる人もいますよね。
ここでは、付き合ってることを隠したがる人の特徴や心理について解説します。
恥ずかしがり屋
恥ずかしがり屋な性格の人は、自分が注目されるのが苦手で、自分のことを深く知られることに抵抗があります。特に恋愛については知られたくない人が多く、自分のことが噂になっていると思うだけでストレスを感じてしまいます。
交際が知られてしまうと、周囲の人からデリカシーのない質問をズケズケとされるのも、シャイな人にとっては苦痛です。そのため、付き合ってることを自分から誰かに言おうとはしないでしょう。
心配性
心配性な性格の人は、「自分はいつフラれるかわからない…」「今は幸せでも、この関係がいつか壊れてしまうのではないか…」と常に考えています。周囲に付き合ってることを報告したのに、すぐに別れてしまった…という展開を心配しているのです。
「それならば、周りには最初から何も言わず隠しておこう」という考えになるのも自然ですよね。少し、自分に自信が無い性格とも言えるかもしれません。
プライドが高い
普段、「恋愛に興味ないし」といったクールな姿を見せている人にとって、恋に浮かれている姿を見られるのは避けたいものです。恋人に甘えている姿を周囲に知られてしまったら、自分のイメージが崩れてしまうと考えているのです。
部下に厳しい上司や、スパルタなコーチ、または無口で人に媚びないタイプなど、一見恋愛なんてしなさそうなイメージの人はこの傾向が高いでしょう。自分の見え方にこだわる、プライドが高い性格といえますね。
周囲に気を遣っている
付き合っている相手が会社の同僚だったり、同じコミュニティの仲間だったりする場合、恋愛が絡むと周囲に気を遣わせてしまうことがありますよね。個人の恋愛で和を乱したくない、と思うと、交際を隠したくなるものです。
とくに、そのコミュニティに元カレや元カノがいる場合は、気まずさがアップ。できる限り、付き合っていることをオープンにはしないでしょう。
公表する機会がない
「彼氏(彼女)できたんだ~」と自分から言う人もいますが、「聞かれなければ自分からは言わない」という人も意外と多いもの。隠しているというよりは、そういう話題にならないから言わないだけ、ということもあり得ます。
このタイプは、特に男性に多いでしょう。逆に女性は、友達同士で恋バナなどで盛り上がりやすいので、自然と公表することが多くなります。
家族や友人に反対されている
さまざまな理由で、家族や友人に「あの人はやめなさい!」「別れた方がいい!」と交際を反対されている場合もあるでしょう。それでも、やっぱり好き…となると、こっそり隠れて付き合うことになります。
この場合、周囲の人には、「もう別れたよ」なんて嘘と付きながらの交際になります。罪悪感がありつつも、反対されるほどに燃えてしまい、ズルズルと付き合ってしまうケースが多いでしょう。
まだ本気じゃない
付き合い始めたものの、「本当に相手のことを好きかわからない…」という状態の場合は、周囲には関係を隠そうとするでしょう。なぜなら、すぐに別れる可能性があるから。交際を報告したのにすぐに別れたら、周りにも気を遣わせてしまいます。
付き合っていることをずっと隠すつもりはなく、今後相手のことを好きになれたら、周囲には公表するつもりはあるはず。今はまだ、自分の気持ちに迷いがあるのでしょう。
浮気性
付き合っていることを隠そうとする人の中には、「遊び人」も少なからず存在します。周囲に恋人がいることを知られてしまうと、浮気現場を目撃されたときにマズいですよね。なので、「恋人はいない」というスタンスを保つ必要があります。
この場合、交際相手にもはっきりと「付き合おう」といった告白をしておらず、曖昧な関係のまま…ということもよくあります。
有名人、お金持ち
学校や職場でモテモテの人、ましてや人気の芸能人だったりすると、安易に交際をオープンにはできないでしょう。恋人がいるとわかれば、恋人の方が嫉まれたり、心無いバッシングを受けてしまうこともあります。恋人を守るために、付き合っていることを隠しているのです。
また、お金持ちの人も、恋人が嫉まれたり詐欺に狙われたりしないように、交際を秘密にするなど注意を払っています。
付き合ってることを隠すデメリットは?
交際を隠すことは、二人の絆が深まったり周囲に気を遣わなくてよかったりとメリットもたくさんある一方、意外とデメリットも多いんです。
ここでは、付き合ってることを隠すデメリットについて詳しく解説します。
自由にデートができない
付き合ってることを秘密にする場合、街中を堂々とデートするのはリスキーです。知り合いにばったりと会ってしまったら、すぐに交際がバレてしまいます。
そのため、遠くまでデートに行かなければならず時間が掛かったり、飲食店も個室などを選ばなければならなかったりと、制約が多くなりがち。また、自宅でのデートが増え、マンネリ化してしまう恐れもあります。
周囲に嘘をつかなければならない
友人や同僚、家族との会話では、恋愛話は定番ネタですよね。「彼氏(彼女)いるの?」と聞かれることも多いと思います。そんなとき、本当は恋人がいるのに「いませんよ」と嘘をつき続けなければならないのは、意外とストレスです。
ただの知り合いならまだいいのですが、親しい友人などに嘘をつくのは心苦しく感じてしまうことも。また、後になって恋人がいることがバレた場合、友人は本当のことを教えてくれなかったことにショックを受けてしまうかもしれません。
他の異性にアプローチされる
「この人いいな」と思っても、彼氏持ちや彼女持ちだったら諦めるという人も多いでしょう。でも、交際を隠している場合、周囲からは「恋人がいない」と思われているので、異性からアプローチされる可能性が高まります。
LINEをたくさん送ってこられたり、デートに誘われたりと積極的にアピールされたときも、うまく断ることができず困ってしまうかもしれません。
ケンカやすれ違いの原因になることも
交際を秘密にすることに二人が納得していればいいのですが、どちらか一方は不満に思っている場合、関係悪化の原因になってしまうことも。相手は、「私のこと大事に思ってないの?」「頑なに隠そうとするのは怪しい」などと不安を感じてしまうのです。
また、周囲にバレないようにコソコソとデートをすることに疲れて、険悪な関係になってしまうこともあります。
浮気しやすい
付き合ってることを隠すと、周囲には「恋人がいない人」と認識されます。そのため、他の異性に手を出しても怪しまれにくく、浮気のリスクが高まります。
また、一般的に恋人がいる人より恋人がいない人のほうが、合コンや飲み会にも行きやすく異性との出会いの機会も増えますよね。そういった出会いの場でチヤホヤされたいがために、あえて恋人の存在を隠す人もいるので要注意ですよ。
付き合ってることを隠してほしくないときはどうする?
付き合ってることを隠すのは、交際が長続きしやすいというメリットもあります。でも、「どうして堂々としてくれないんだろう?」とモヤモヤしてしまう人も意外と多いですよね。
ここでは、付き合ってることを隠してほしくないときの対処法について解説します。
不安な気持ちを伝える
まずは、「付き合ってるのを隠しているのが不安」という気持ちを素直に伝えてみましょう。一人で思い悩んだり、恋人に八つ当たりをしたりしても、なかなか解決にはつながりません。
相手は、ただ交際を周囲に伝える機会がなかっただけで、隠しているつもりはなかったというケースも。そういった気持ちや認識のすれ違いも、きちんとコミュニケーションを取ることで解消されやすくなりますよ。
なぜ隠すのか聞いてみる
つぎに、恋人に「なぜ交際を隠すのか」もきちんと聞いてみましょう。周囲の人に知られるのが恥ずかしい、詮索されたくないなど、本人なりにさまざまな理由があるかと思います。
あなたにとっては「交際を知られることの何が嫌なの?」と感じるかもしれませんが、恋人にとっては重要な問題なのかもしれません。誰になら知られてもいいのか、このままずっと隠し続けるのかなど、相手の想いをひとつひとつ確認することで、二人の着地点が見つかるかもしれません。
親しい人には公表してほしいと伝える
今後も交際を隠し続けることになったとしても、周囲のすべての人に完全に隠し通すのはかなり大変なこと。堂々とデートできないし、誰かに相談もできない…。とてもストレスが溜まると思います。やはりお互いの親しい人には、交際をオープンにしたいですよね。
親しい人に嘘をつき続けるのはイヤだという気持ちを、相手もきっとわかってくれるはず。気分よく交際するためにも、ぜひ伝えてみてくださいね。
まとめ
今回は、付き合ってることを隠すと長続きする理由、付き合ってることを隠したがる人の特徴、付き合ってることを隠すデメリットなどについて解説しました。
恋人との関係を少しでも長続きさせたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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