「好き嫌いがわかりやすい人って、よくないのかな」「どうしても態度に出ちゃう」「気分屋だから嫌われるんだよね…」など、人間関係で悩んでいませんか?
嫌いな人に対して、”イヤな態度を取ってしまった”と、後悔することは、誰にでもあるかと思います。
その際、『自分が悪かった』という気持ちよりも、”嫌いな人はイヤだから”、”向こうが○○だから悪い”、”B型だから態度に出るのは仕方がない”と、自分を擁護して行動を改める考えを持たなかった人は…ちょっとまずいかもしれません。
今まで、嫌いな人に対して冷たい態度で接してきた、ということは…その分、敵対する人を増やしてしまった可能性があるからです。
でも、もし”人間関係を上手くやっていきたい!”と考えているのなら、少しだけ意識を変えてみましょう。大丈夫!今からでも十分間に合います。
きっと、上手に人と接することが、できるようになるでしょう。
これから、好き嫌いはっきりしてる女性の特徴や長所、厳しいと感じられないための方法、などについて、お話していきます。
「自分を変えたいと思っている」「人間関係を良くしたい」「嫌われないようにしたい!」という人は、ぜひチェックしてみて下さいね。
好き嫌いはっきりしてる女性の4つの特徴
どんな特徴があるのかを見ていきましょう。
1. 好き嫌いが激しい
「〇〇は好き!〇〇は嫌い!」と分かりやすく、両極端です。過去の経験から好き・嫌いを判別していることもあります。
また、物事も好き・嫌いで判断します。
複雑に物事を考えずに、その時の感情で動くことが多いです。
2. こだわりが強い
好き、嫌いへのこだわりが強いです。
例えば「花柄は可愛い。花柄なら何でも好き!」「牛肉は不味い。牛肉が入っている料理は、絶対に食べない!」などです。
この好き嫌いは物・食べ物だけではなく、人の容姿や性格、雰囲気などに対してもあります。
しかし、一度そうだと思ってしまうと、頑なに信じ込んでしまう、頑固なところもあります。
3. 曖昧なことはイヤ
白黒ハッキリしている性格なため、グレーのような曖昧なことは嫌い、または苦手です。
「結局どっちなの⁉︎」と、イライラしてしまうこともあります。
どんなことに対しても良いのか悪いのか、アリなのか駄目なのか、きちんと『区別をつけておきたい』と考えているのでしょう。
確かに、曖昧の状態でいるよりは…しっかり決めてもらったほうが、判断はしやすいですよね。
4. 得意なことを頼られると嬉しい
自分の得意なこと、好きなことには自信を持っているため、褒められたり、頼られたりすると、喜びを感じます。
その人への好感度とモチベーションが上がり、”認められて嬉しい!頑張るぞ!”という気持ちで、一生懸命取り組んでくれます。
しかし、それを計算高い人に利用されてしまい、損をしてしまうこともあります。
好き嫌いはっきりしてる女性の短所5つ
なぜ印象が悪くなってしまうのでしょうか。当てはまっているか、チェックしてみて下さいね。
1. 感情の起伏が激しい
喜怒哀楽がハッキリしているため、感情の起伏が激しいです。
好きなことをしている時は、心から楽しみながら取り組むことができます。
しかし、その反面…苦手・嫌いなことに関しては、テンションが一気に下がり、仕方なさそうにやります。
そういった気持ちが、顔や雰囲気にあらわれやすいです。
自分がイヤなことを集団で行う場合、他の人にも…その空気が伝わってしまい、士気を下げてしまうことがあります。
空気に敏感な人に、”そういうのを表に出さないでよ!”、”こっちまでイヤになってくる…”と、思われているかもしれません。
その時の感情で、人や周りを振り回してしまうタイプ、と言えますね。
2. 人に合わせるのが苦手
自分の感情に従順なので、他人に合わせる『協調性』が苦手です。
好きなことを譲らなければならない、嫌いなことをやらなければならない…など、他人のために我慢をしたくないからです。
そのため、自分が合わせるのではなく、”周りが自分に合わせて欲しい”と、考えてしまいます。
作業と気持ち(好き・やりたい)が一致すれば協力的ですが、やりたくなかった場合、拒否したり、イラっとするような態度を取ったりするでしょう。
3. 固執している
好き、嫌いという感情に強く固執しているため、それを基準にして物事を考えてしまいます。
つまり、自己中ですね。
また、自分が悪かったとしても…否定したり、批判したりする人を嫌いになる傾向があります。
≪反対する=敵≫のような認識をしているのでしょう。敵(悪意)に対しては、とても敏感です。
相手は全くそんな気はないのに、”面倒くさそうに渡してきた”、”私に話しかけるのもイヤそう”と、一人で勝手に『被害妄想』を抱いて警戒します。
そのため、一度嫌いになると…それを覆すのは結構難しいです。
しかし、少しでもその人を好きになったり、気に入ったりすれば、一気にフレンドリーになります。
本当に気持ち次第、なんです。
4. 嫌いな面ばかり見る
人間、誰しも嫌なところに目が行きやすいですが、好き嫌いがはっきりしている人は、さらに悪いところを気にしてしまいます。
わざとではないのですが、自然とイヤなところを集中的に見てしまうんです。
例えば…同僚を”だらしがないから嫌い”と思っている、とします。そうすると、その人が何をしても”ダメだ”と感じてしまうんです。
”あの人だから、この仕事もできないんだよ”、”本当に掃除した?汚いんだけど”等、何かある度に心の中でダメ判定を出して、どんどん嫌いになってしまうんです。
前は好きだった人でも…嫌いになると、一気に加速して大嫌いになってしまいます。
自分にとって、イヤなところを探し、見つけ出すのが上手なのです。
5. 人によって態度を変える
表情や言葉に感情があらわれるため、人によって態度を変えているように見えます。
好きな人には頻繁に話しかけたり、味方になったりしてくれますが、嫌いな人には棘のある話し方をしたり、冷たい態度を取ったりします。
そのため、敵をつくりやすいんです。でも、誰だってイヤな態度をされたら、嫌いになってしまいますよね。
人への接し方は、わざと変えている人もいれば、無意識に変えている人もいます。
嫌いな態度を出す理由は、相手への攻撃や威嚇です。心のどこかで”ここから、いなくなって欲しい”と、考えているのかもしれません。
好き嫌いはっきりしてる女性の4つの長所
悪いイメージを持たれやすいですが、長所を見るとすごく魅力的なんですよ!良い所も見ていきましょう。
1. 分かりやすい性格
好きか・嫌いかの2択なので、とても分かりやすいです。
態度に素直に出るので、本人がどう思っているのか、どう感じているのか、よく分かります。
得意なことを褒めれば、好感度もテンションもグーンっと上がるので、仲良くなりやすいです。
2. 感情豊か
感情が豊かです。喜怒哀楽が激しいため、人によってはモテるかもしれません。
突然、落ち込んだと思ったら元気になったり、怒っていると思ったら楽しそうにしたり、表情がコロコロと変わります。
その素直な変化に「一緒にいると、何だかこっちも楽しくなる」と、好感を持つ人も多いようです。
3. 裏表がない
好き・嫌いを基準に世界が回っており、感情をそのまま出すため、裏表がありません。
良く言えば『素直』で、悪く言えば『単純』。
猪突猛進で感情の限り突っ走るため、腹の中で何かを企てるようなことは、あまりしません。
仲良しのフリして、裏で悪口をするような腹黒な性格とは真逆の『さっぱりした性格』。
信用できるかわからない人間よりは、裏表がない率直な人間のほうが、付き合いがラクかもしれませんね。
4. 即決できる
「これがいい」「これはイヤ」と、すぐに決めることができます。
自分の中で良い・悪いが区別されているため、「どっちがいい?」と聞かれた時に、有利なほうを選ぶことができるんです。
あまりグルグル悩まずに「これ!」と決められるため、優柔不断な人は頼ってみるといいでしょう。
厳しいと感じられないようにするための3つの方法
悪い印象を与えないようにする方法について、紹介していきます。
1. イヤな態度や言葉を出さないようにする
誰かといる時は、気分が悪かったり、落ち込んでいたりしても、表に出さないようにしましょう。
イライラしていたり、暗かったりしたら、一緒にいる人は気になってしまうからです。
貴方にそんな気はなくても…結果的に、相手に不快な思いをさせてしまうかもしれません。
もし、それが嫌いな相手のせいだったとしても、態度に出してしまうのは、よくありません。そんなことをしたら、余計に相手との溝が深まってしまうからです。
余計に気まずくなったり、仕事に支障が出たりするかもしれません。
人の前では、わざと明るく振る舞ったり、”この際、気に入られてみるか!”と、愛想よく接してみたり、してみてはいかがでしょうか。
イヤな顔や態度を表に出さないように、心がけてみて下さいね。
2. 相手の気持ちに寄り添う
相手を観察して、気持ちに寄り添うようにしましょう。
例えば…嫌な相手でも、荷物が重くて大変そうだったら持ってあげる。自分がやりたいことがあっても、相手が嫌い・苦手なことだったら諦める、などです。
自分の気持ちばかりを優先するのではなく、相手の気持ちを尊重するようにしましょう。
人によっては「何でやりたいことが、できないの⁉︎」「やりたくないことなんて、やりたくない!」と、思うかもしれません。
でも、それは相手も同じです。”じゃあ、向こうが我慢してくれれば…”と思ったら、人付き合いはできません。
相手は家来ではありません。100%言うことを聞かせることは、できないんです。
それでも自分を優先するのなら、周りに…「厳しい人」「イヤな人」と思われても、言われても、仕方がありません。
仲間や好きな人に、そう思われたくないのなら、相手の気持ちに寄り添うようにしてみましょう。
3. 良いところを見るようにする
悪いところではなく、良いところを見るようにしましょう。ゲーム感覚で探してみるのも、良いと思います。
「スマホカバーが素敵」「いつもメモを取ってる」「掃除が上手い」「手が器用」など、何でもOKです。
「へぇ、こんな一面もあったのかぁ」「思ったよりイヤな人じゃなかった」と、好きになれるキッカケを見つけられるかもしれません。
その中で、貴方と共通の好み・趣味があれば、そこから仲良くなれるかも!
”イヤな人”だと決めつけて相手を見ずに、良いところを探してみて下さいね。
仕事や恋愛で気をつけるべきこと
無理をしないようにしましょう。
仲間や好きな人のために、上記のネガティブな感情は出さない、気持ちに寄り添う、などを心がけるのは良いことだと思います。
しかし、そればかりしてしいると…人によっては、ストレスが爆発してしまう可能性があるんです。
いきなり悲しくなったり、泣いたりして…情緒不安定になってしまいます。
実は、筆者がそうでした。嫌われたくなくて、『いつも元気でテンションの高い人を演技』していました。無理やり笑って、なるべく仲間に寄り添うように接していたんです。
でも、ある日に息が詰まって苦しくなり、ふと”あれ?私って、元々どんな人間だったっけ?”と、本来自分がどんな感じだったのか…思い出せなくなっていました。
本当の気持ちに蓋をして、演技することに慣れた結果、イヤなことや辛いことに、鈍感になってしまったんです。知らない間にストレスが溜まり過ぎて、身体に症状が出始めていました。
しかし、演じていたおかげで全員ではありませんが、仲間との関係は良好でした。
その代償として、メンタルがボロボロになり、精神病院に通わなければならなくなりましたが…。
筆者のように、無理に抑え込んで周りに合わせようとすると、その反動で大変なことになる可能性もあります。
貴方は、自分の気持ちも大切にしながら、行動するようにしてみて下さいね。
まとめ
好き嫌いはっきりしてる女性は、好き嫌いが激しい、こだわりが強い、曖昧なことが嫌いなどの特徴があります。
短所は、感情の起伏が激しい、人に合わせるのが苦手、固執している、など。
長所は、分かりやすい性格、感情豊か、裏表がない、などです。
厳しいと感じられないようにするためには、イヤな態度や言葉を出さないようにする、相手の気持ちに寄り添うなど、自分を最優先するのではなく、周りの人の気持ちを尊重し、寄り添うことが大切です。
気をつけたほうがいいことは、無理をしないことです。無理して気持ちを抑え込むと、後で辛くなってしまうかもしれません。自分自身のことも、大切にするようにしてみましょう。
できる範囲内で少しずつ、意識を変えるようにしてみて下さいね。
良い人間関係が築けるよう、心より祈っております。
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