「男は初めてに弱い」という言葉を聞いたことはありませんか?恋愛経験が少なくて不安を感じている女性もいるかと思いますが、男性にとってはそれが意外と嬉しいことだったりするんです。
ここでは、恋愛を成功させるために理解しておきたい男心のポイント、男性が「初めて」を好む理由、男性を喜ばせる「初めて」の使い方について解説します!
豊富な恋愛経験をアピールするよりも、「純粋さ」を武器にしたほうが恋がうまくいく可能性が高まりますよ。この記事を参考にして、好きな人の心をガッチリと掴んでみてくださいね。
男性は「初めて」、女性は「最後」が好き
男性の恋愛は「名前を付けて保存」、女性の恋愛は「上書き保存」という話は、よく聞きますよね。男性の場合、たくさんの恋愛をしても過去の彼女たちを忘れることはありません。
中でも、「初めての彼女」に対する思いは相当強く、思い出のプレゼントや写真などをずっと保管していたり、ことあるごとに思い出話をしたりします。
そして、自分にとっての「初めて」が大切なのはもちろん、「自分が彼女にとって初めての存在なのか」もとても気にします。恋愛経験豊富そうな女性には一歩引いてしまいますが、恋愛経験の少ない純粋そうな女性に対しては、「自分が教えてあげよう」「自分色に染めたい」という気持ちが働くのです。
それに対して、女性はその時その時の恋愛を楽しむ傾向があり、過去のことはそれほど気にしません。恋愛経験の少ないウブな男性よりは、経験豊富でリードしてくれる男性を好むでしょう。
お互い過去にいろいろな恋愛をしてきたとしても、自分が彼にとっての「最後の人」「特別な人」になれれば良いのです。
このように、男性と女性では、恋愛に対してまるで違ったスタンスを持っていることがわかりますね。
理解しておきたい男心の3つのポイント
「男性はなぜ初めてが好きなの?」この疑問を解くためには、男心の基本を理解しておくことが大切。とくに、これからご紹介する3つのポイントを押さえておけば、恋のチャンスを掴める確率もグンと上がるはずですよ。
男心①プライドが高く、自分を良く見せたい
男性は、「周囲に認められたい」という気持ちが非常に強い傾向があります。コミュニティの中での自分の立ち位置をとても気にしますし、まわりから「カッコイイ」「デキる男」なんて言われるととても心が満たされます。
逆に、低い評価をされたりみじめな姿を見られたりするのは、耐えがたいほど屈辱的な気持ちになるでしょう。
男心②リードしたい・優位でいたい
男性は、基本的に負けず嫌い。それは、この世界で生き残るためには「勝つしかない」という本能の表れでもあります。
恋愛においても、自分の方が優位でいたい・リードしたいという気持ちが強く表れます。ですから、彼女から褒められたり、「初めて」と言われたりすると、優越感を感じて自信満々になります。
男心③必要とされたい
男性は「自分の力を積極的にアピールしたい」という気持ちが強いもの。これも、社会で生き抜いていくための本能といえます。控えめにしていたら、見向きもされず淘汰されてしまいますからね。
ですから、女性から頼られるのはとてもうれしいこと。いいところを見せよう、能力を発揮しようと、俄然やる気になります。そのため、スキの無い女性より、ちょっと天然な女性のほうが、自分を必要としてくれそうで好まれます。
男性が「初めて」を好む理由
これまで説明してきた「男心」の特徴を踏まえれば、男性がなぜ「初めて」を好むのかがわかってきますよね。
ここでは、男性が「初めて」を好む理由を詳しく解説します。
男性が「初めて」が好きとわかれば、恋愛経験の少なさを無理に隠そうとしたり、見栄を張って過去の恋愛をわざと暴露する必要もなくなりますよ。
特別な存在になれるから
そもそも「初めて」という言葉は、むやみやたらに使えるものではありません。「初めての彼氏」「初めてのデート」「初めてのキス」どれも、1度しかないものですよね。ですから、彼女の「初めて」を共有できたということは、「自分は彼女にとって特別な存在になれた」と男性は感じるのです。
もちろん、「初めて」は工夫次第で幅広く使えます。彼が「初めての彼氏」ではないのに、「初めての彼氏」と嘘を付く必要はありません。「こんなに幸せなのは初めて」「こんなに夢中になったのは初めて」という感じで、自分なりの「初めて」を見つけて伝えてあげればいいのです。
彼女の記憶に残るから
先ほど説明した通り、男性は「初めて」にとにかくこだわる生き物。自分にとって初めての彼女のことは、おそらく一生忘れないでしょう。このように、男性自身が「初めて」に思い入れがあるぶん、彼女に「初めて」を提供してあげれば、彼女もそれをしっかりと覚えていてくれるだろうと感じるのです。
「彼女の記憶に自分を大きく残せた」と思うと、優越感を感じます。実際のところ、女性は男性にくらべて切り替えが早いので、案外「初めて」の記憶がおぼろげだったり忘れてしまったりもするのですが…男性としては十分に満足しているのでしょう。
役に立てた気がするから
男性は「必要とされたい」という気持ちが大きいのが特徴。女性から「こんな経験初めてだよ」と言われると、「彼女の初めてを提供できた、サポートできた」という充実感でいっぱいになります。
とくに、彼女を喜ばせようとデートプランをあれこれ考えていったときに「こんなの初めて」と言われたら、喜びもひとしお。次ももっと頑張ろうという気持ちになり、素敵なデートをどんどん企画してくれるでしょう。
守りたくなるから
「初めて」が多い女性は、恋愛馴れしていない感じがしますよね。男性は、そういう純粋な女性が意外と好き。「いろいろ教えてあげよう」「俺が守ってあげよう」という気持ちになり、しっかりとリードしてくれます。
逆に、「それ知ってるし」「そこも行ったことある」という経験豊富な女性を前にすると、立場がなくなってしまうかも。実際は恋愛経験があっても、ひけらかさずにウブな感じで振る舞った方が好印象を与えられるかもしれません。
比べられる心配がないから
男性にとって女性の「過去」はあまり知りたくはないものだけれど、やっぱり無視できないのも事実。「元カレと比べて、自分はどうなんだろう…?」と、自分の評価がどうしても気になってしまうのです。
そんなとき、彼女から「初めて」と言ってもらえれば、過去の男性と比べられる心配がなくなりますよね。気合を入れて選んだお店なのに「元カレと来たことある」と言われたりしないか…などと悩む必要もなくなります。
積極的になれるから
男性はプライドがとても高いので、そのぶん失敗することが怖くて大胆になれない…という人も多いです。とくに女性側が恋愛馴れしていたりすると、「バカにされるんじゃないか…」と不安になってしまいます。
でも、「初めてだよ」と言ってくれるような純粋な女性なら、そんな心配をせずに自信を持ってアピールできますよね。「これから、俺がたくさんの体験をさせてあげたい!」と積極的になってくれるかもしれません。
男性を喜ばせる「初めて」の使い方
男性が「初めて」を好む理由について、お分かりいただけたでしょうか?男性はとにかくプライドが高く優越感に浸りたい生き物なので、上手に「初めて」という言葉を使えばあなたの印象がどんどんアップしますよ。
ここでは、男性を喜ばせる「初めて」の使い方を、具体的なセリフやシチュエーションを交えて解説していきます。
「こんなにおいしいもの初めて」
デートでレストランやカフェに行くことはよくありますよね。そんなとき、男性は自分が選んだお店を彼女が気に入ってくれるかどうかがとても気になります。もしも、「元カレと来たことがある」なんて言われたら、ガックリと落ち込んでしまいますね。
そこで彼女が「こんなにおいしいもの初めて!」と言ってくれると、安心するうえに「自分のプランが成功した!」と感じて自信がみなぎります。ただ「おいしいね」とだけ言うよりも、「初めて」を付けた方が断然効果的ですよ。
ただし、全然おいしくない、マズい…と思っているのに、無理やり「こんなにおいしい料理初めて!」と嘘を付くのは、白々しくなってしまうのでやめましょう。
「ここに来たの初めて」
デートでさまざまな街や施設を訪れたとき、彼女が「ここに来たの初めてだよ」と言ってくれると男性はとてもうれしくなります。彼女の記憶に残るデートができたと思うと、自分の能力に自信が湧いてくるのです。
逆に、「あー、ここ来たことある…」と開口一番に言われると、その日彼の気分はずっと落ちたままかも。もし過去に来たことがある場合でも、自分からあえて「来たことある」と言う必要はないのかもしれませんね。
もし彼から「来たことある?」と聞かれてしまったら、「ずっと昔にあるかもだけど、覚えてないな」といった感じではぐらかすのもアリです。
「初めて作ったんだけど、どうかな?」
クリスマスや誕生日、バレンタインなどのイベント時は、彼にケーキやクッキーなどの手作りスイーツを渡すこともありますよね。そのとき、「初めて作ったんだけど…」という言葉を添えると、男性は「俺のために頑張ってくれたんだ!」と感じて大喜びしてくれるはず。
初めてで慣れない中、悪戦苦闘して作っている姿を想像して、「可愛い」「愛しい」と感じるかも。ただし、初めてとはいえ味・見た目ともにそれなりのクオリティは意識してくださいね。
これはスイーツだけでなく、手料理を作るときにも使えるセリフです。おいしそうなレシピを見つけたら、「今回初めて作ったんだけど、どうかな?」と彼に食べてもらいましょう。彼は、お腹だけでなく心も満たされるはずです。
「こんなに素敵なプレゼント初めて」
好きな人へのプレゼント選びって、意外と難しいですよね。「どんなものなら喜んでくれるだろう?」「もしも同じものを持っていたら困るな…」「いらないって思われるのが不安…」など、手渡すまでいろいろなことに頭を悩ませます。
プレゼントを渡したときに「ありがとう!」と喜んでくれるだけでなく、「こんなに素敵なプレゼント初めて!」と言えば、彼はホッとするだけでなく「大成功だ!」と最高の気分になれるに違いありません。
「過去の彼氏たちに勝った!」「一番になれた!」なんて優越感に浸っているのかもしれませんね。
「こんなに幸せな日は初めて」
彼に告白された日や、彼があなたの誕生日を祝ってくれたとき、◯周年記念を祝った日など、いつもと違う特別な日を過ごしたら、「こんなに幸せな日は初めて」と彼に伝えてみましょう。
「彼女の人生の中で、最高に幸せな日を提供できたんだな…」と思うと、男性も感慨深い気持ちになれることでしょう。「彼女にいいところを見せられたな」と感じ、彼自身の自己肯定感もグンと高まります。
「こんなに好きになったの初めて」
大人になれば、多くの女性は大なり小なり恋愛を経験していることも多いはず。男性としては、彼女の元彼のことは知りたくないけれどやっぱり気になる…という複雑な心境を抱いています。「元彼のことはまだ引きずってるのかな?」「元彼を超えられるだろうか…」と不安な気持ちでいっぱいなのです。
そんなとき、彼女が「こんなに好きになったのは初めて」と言ってくれたら、心からうれしくなるもの。自信の無さや不安も、一気に吹き飛びます。同時に、「彼女をずっと大切にしよう」という決意も芽生えることでしょう。
「こんなに優しくされたの初めて」
初めてセックスをしたとき、女性側も彼がどう思ったかとても気になりますよね。それは男性も同じこと。とくに彼女が初体験ではない場合は、「過去の相手のほうが良かったりして…」なんて不安が拭えません。
そこで、「こんなに優しくされたの初めて」「こんなに良かったの初めて」と伝えてあげれば、彼は大満足。「また抱きしめたいな」と思ってくれることでしょう。具体的にセリフが思い浮かばないときは、「こんな気持ちになったのは初めて…」と言ってみるのもおすすめです。
まとめ
今回は、恋愛を成功させるために理解しておきたい男心のポイント、男性が「初めて」を好む理由、男性を喜ばせる「初めて」の使い方について解説しました。
男性が「初めて」を好む理由がお分かりいただけましたでしょうか?ぜひ、素敵な恋を手に入れるための参考にしてみてくださいね。
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