結婚適齢期の女性なら、「これから付き合う人とは結婚前提じゃないと!」と考えている人も多いと思います。とくに、将来子どもを持ちたいのなら、遊び人と付き合って時間を無駄にするのは避けたいもの。とはいえ、女性からはっきりと「結婚前提で付き合いたい」と伝えるのはかなり勇気がいりますよね。
今回は、結婚前提のお付き合いの特徴、「結婚前提で付き合いたい」と言われたときの男性の心理、結婚前提で付き合いたいときの伝え方、結婚前提で付き合うときのチェックポイントについて解説します!
彼と真剣に交際したいけれど、伝え方に悩んでいる…という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚前提のお付き合いとは?
20代以上の女性にとって関心が高いことといえば、結婚ですよね。いい出会いがあれば、ぜひ結婚前提で付き合いたいと思っている女性も多いでしょう。でも、そもそも結婚前提のお付き合いとはどんなものなのでしょうか?
ここでは、普通のお付き合いと結婚前提のお付き合いの違いについて解説します。
簡単には別れない
普通のお付き合いだと、「付き合ってみたらなんか違った…」と思えばすぐに別れてしまいことも多いですよね。早いと1ヶ月以内に別れてしまうことも…。奔放なタイプの人は、そうやっていろいろな人と付き合って恋を楽しんでいることもあります。
でも、結婚前提のお付き合いとなれば、真剣度が違います。少し許せないことがあったり、ケンカをしてしまったりしても、二人できちんと話し合って乗り越えようとするでしょう。
婚約ではない
「結婚前提で付き合ってください」と伝えても、もちろん正式に婚約したことにはなりません。あくまでも「結婚を視野に入れて」という意味であって、付き合っていく中で問題がなければ最終的にプロポーズをする流れになります。
ですから、彼が結婚前提で付き合うことにOKしてくれたとしても、安心するのはまだ早いですよ。彼に「結婚はやっぱり無理」と判断されてしまえば、結婚に対していつまでも煮え切らない態度を取られてしまったり、最終的には別れることになってしまいます。
同棲も視野に入れる
付き合っているときは問題なくても、結婚して一緒に暮らすようになったら相手の本性が見えた…というのはよくあること。ここでミスマッチが起きて、せっかく結婚したのに離婚してしまうこともあるんです。
それを避けるためには、結婚前に同棲をしておくことも効果的。お互いの素の部分を知ることができます。ただし、結婚前提で同棲するのなら、ズルズルと同棲が長くならないように期間を決めておくことも大切ですよ。
親に挨拶することも
結婚前提の付き合いなら、自分たちだけでなく両親や家族との関わりも無視できません。結婚後に、お互いの両親とうまくいかずにギクシャクしてしまう…ということも多いので、早めに家族がどんな人たちなのか知っておくことは重要ですね。
また、早めに親に挨拶をすることで、結婚の現実味が一気に高まることも。婚約までトントン拍子に話が進むこともあり得ます。
結婚の時期などを具体的に話し合う
ただぼんやりと「いつか結婚しようね」と二人で話していても、中々行動を起こせず時間ばかりが過ぎてしまいがち。結婚前提で付き合うのなら、1年後、2年後など結婚時期を具体的に話し合うことになります。
とくに子供がほしい場合は、女性にもタイムリミットがあります。「〇年後までに結婚を決意できなければ別れる」など、シビアな期限を設けるカップルもいます。
相性が悪ければ、別れてしまうことも
結婚前提のお付き合いは婚約とは違うので、別れるときのしがらみはそれ程ありません。婚約してから破局となると、お互いの家族への影響や結婚準備にかかった費用なども問題になりますが、結婚前提というだけであればそういった弊害は少ないでしょう。
彼は本当は結婚に消極的だったり、あろうことか浮気をしてしまったり…。結婚前提のお付き合いは簡単には別れないとはいえ、破局の可能性も十分にあることを知っておいてください。
結婚前提の付き合いは重い?男性の気持ち
「結婚前提に付き合ってください」というセリフは、何となく男性が女性に伝えることが多いイメージがありますよね。女性から男性に伝えても大丈夫なのかな?重いかな?と気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、「結婚前提に付き合いたい」と告白されたときの男性の気持ちについて解説します。
うれしい、幸せ
20代後半以上になると、結婚願望のある男性も増えてきます。男性側も、「付き合うなら結婚を視野に入れたい」「遊びで付き合うつもりはない」と思っている人が多いんですよ。
ですから、女性側から「結婚前提で」と告白されたら、素直に「うれしい」「幸せ」と感じる男性が多いでしょう。
大切にしたい
普通にお付き合いするときも、もちろん彼女を大切にするつもりはあるけれど、「結婚前提」となればより真剣味が増します。「今」だけでなく、「未来」にまで意識が向くのです。
「気が合わなければ別れればいいや」という軽い気持ちではなく、「彼女のどんなところも理解したい」という気持ちが芽生えてきます。
うれしいけど少し不安
これから付き合うというときに「結婚」の話を持ち出されると、身構えてしまう男性がいるのも事実。まだ彼女のことをよく知らないのに…と不安になってしまうのです。
もともと友人関係でお互いのことをよく知っているのならいいのですが、まだ知り合って日が浅かったりすると、「結婚については付き合ってから判断したい…」と感じる男性が多いでしょう。
自由がなくなりそう
まだまだ恋愛を楽しみたい男性にとって、結婚前提のお付き合いは重いと感じてしまうかも。気になる女性がいたら積極的に関わりたいし、女性がいる合コンや飲み会にも行きたい、という遊び人の男性は、結婚なんてまだ考えていないのです。
遊び人の男性だけでなく、20代前半の男性や学生さんも、この傾向が強いですよ。
結婚前提で付き合いたいときの伝え方
女性から男性に「結婚前提で付き合いたい」と伝えるのは、勇気がいりますよね。でも、遊びの恋で時間を無駄にはしたくないから、何とかうまく伝えたい!と意気込んでいる方もいることでしょう。
ここでは、結婚前提で付き合いたいときの伝え方や注意点について解説します。
相手の結婚観を確認しておく
いきなり「結婚前提で」と告白する前に、彼の結婚観を確認しておきましょう。もし、彼に全然結婚願望がなかったら、結婚前提と伝えても断られてしまう可能性が高いですよね。
普段の会話の中で、「将来結婚とかしたい派?」「何歳くらいで結婚したいとか考えたことある?」とさり気なくリサーチしてみるとよいでしょう。
自分の結婚観もアピールしておく
彼の結婚観を聞いておくのと併せて、あなたの結婚に対する意識もさり気なく話しておくと、告白したときの「いきなり感」が和らげられます。
「いい人がいたら、いずれは結婚したいな」「結婚したらやっぱり子どもは欲しい~」など、結婚願望があることをアピールしてみてくださいね。ただし、言いすぎると引かれてしまうので気を付けてください。
「好き」の気持ちをしっかり伝える
告白するとき、「結婚前提で付き合いたい」と伝えることばかりで頭がいっぱいになってしまうと、肝心の「好き」という気持ちを伝えるのが疎かになってしまいがち。これでは、彼は「俺のこと好きだから付き合いたいの?それとも、結婚するために俺を利用したいの?」と不信感を抱いてしまうかもしれません。
まずは、「彼のことが大好きだから一緒にいたい」ということを真剣に伝えてくださいね。
「結婚前提で付き合ってほしい」とはっきり言う
「結婚前提で付き合いたい」という言葉は、伝えるときにかなり勇気が必要。つい恥ずかしくなって、「ずっと一緒にいれたらいいな」「将来も考えていきたい」など、オブラートに包んでしまいがちですよ。
でも、ぼんやりとした言葉では、彼にあなたの気持ちがうまく伝わらないかもしれません。後になって、「結婚なんて聞いてない」ということにならないよう、はっきりと「結婚前提で」と言ってみてくださいね。
健康面や仕事面で不安なことは早めに伝える
ただ普通に付き合うのと、結婚前提で付き合うのでは、お互いの心構えが違います。もし、持病など健康面の不安がある場合は、早めに伝えておかないと「そんなこと聞いてない」「それなら結婚は難しい」ということにもなりかねません。信頼関係も危うくなってしまいますよね。
また、仕事で転勤があったり、転職の予定があったりする場合も、早めに伝えておいた方が無難です。
結婚前提のお付き合いでチェックしておきたいこと
結婚前提のお付き合いに彼が同意して晴れてカップルになれたら、このまま結婚まで一直線で進めていきたいですよね。
ここでは、結婚前提のお付き合いをする中でチェックしておきたいことを解説します。
一緒にいて安らげるかどうか
この先結婚して二人で住むうえで大切なのが、「一緒にいて安らげるかどうか」です。見た目が好みだったり、お金持ちだったりしても、価値観や話が合わないと次第にストレスが溜まってきてしまいますよね。
また、どんなに相性の良い二人でも、すべてを理解できるということはありません。長く一緒にいると、欠点も目に付いてしまうものです。それでも、お互いに「欠点も含めて受け入れられる」と思えれば、幸せな結婚生活を送れるはずです。そういった点も、チェックしておいてくださいね。
結婚までの期間
最初に結婚前提とは言っていても、付き合っていく中でなあなあになってしまうことも。最初のうちに、いつ頃結婚するのかを明確にしておいた方がいいでしょう。
特に男性は、いざ本当にプロポーズするとなると決心がつかず時間ばかりが過ぎてしまう…ということも多いので、スケジュール感を共有しておいてくださいね。女性側も、「結婚前提のはずなのに、いつになったら結婚するの?」とヤキモキせずに済みます。
子供について
将来結婚したら、子供は欲しいのかどうかは早めに話し合っておきましょう。どちらかが子供が欲しいのに、どちらかは子どもがいらない…という状態で結婚してしまうと、夫婦間に修復不能な亀裂が入って離婚の原因にもなりかねません。
子供は何人欲しいのかも、人によって意見が分かれるポイントです。とくに子沢山を希望している場合は、きちんと伝えた方がいいですよ。
仕事や住む場所
結婚しても仕事をそのまま続けたいのかどうかも、きちんと認識を合わせておきたいところです。最近はバリバリ働く女性が増えているとはいえ、結婚後はフルタイムではなくパートにしたい、専業主婦になりたいと考える人もいますよね。
また、結婚したらどこに住むかも考えなくてはなりません。現在遠距離の場合は、結婚に伴ってどちらかが仕事を辞めなければならないことも。結婚間近に意見の食い違いが生まれないよう、早めに話し合っておきましょう。
貯金などお金のこと
結婚生活でしばしば問題になるのが、二人の金銭感覚の違い。どちらかがパーッとお金を使ってしまうタイプだと、二人で一緒に生活するときにお金のことでトラブルが絶えなくなってしまいます。ある程度は貯金ができるよう、お金の使い方を改善していきたいですね。
また、結婚までにいくら貯金をためるかなど、二人で目標を作っておくのもおすすめ。実際、結婚式や新婚生活ではたくさんのお金が掛かりますから、貯金をしておけばきっと役に立つはずです。
家事のスキル
結婚生活は、「好き」という気持ちだけでは中々成り立ちません。料理や掃除など、毎日の家事をスムーズにこなしてこそ、安定した生活が送れますよね。今の時代は、妻も仕事を続けることが多いので、女性だけでなく男性にも家事のスキルが求められます。
家事の分担で不満を抱える夫婦はとても多いので、完璧とはいえなくてもそれなりに家事をできるのか、そもそも家事をやる気があるのかをチェックしておいた方が良いでしょう。
まとめ
今回は、結婚前提のお付き合いの特徴、「結婚前提で付き合いたい」と言われたときの男性の心理、結婚前提で付き合いたいときの伝え方、結婚前提で付き合うときのチェックポイントについて解説しました。
女性から男性に向かって「結婚前提で付き合ってほしい」と告白するのは、とても勇気がいりますよね。でも、意外と男性は喜んでくれるはずですよ。また、時間を無駄にしたくない女性にとって、最初から結婚を意識した交際をできるのはとても理想的なことです。
この記事を参考に、結婚前提で付き合いたい気持ちを上手に伝えてみてくださいね。
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