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人生の本質的な目的意識が分かる?ソーラー・サイン・ハウスシステムを徹底解説!

「初心者が最初に巡り会いたい『深楽しい』西洋占星術講座」にようこそ!

いつも記事を読んでいただきまして、本当にありがとうございます。

今回の記事では、「ソーラー・サイン・ハウスシステム」について解説させていただきます。

占星術でホロスコープを細かく分析する場合、

生年月日だけでなく、出生時刻(分単位)が必要になります。

テレビやインターネットで「〇〇座の運気」や「〇〇星座の今年/今月の運勢」とタイトルで紹介される場合、

出生時刻を考慮しないホロスコープを活用します。

その際に使われるホロスコープが、「ソーラー・サイン・ハウスシステム」です。

ソーラー・サイン・ハウスシステムは、

出生時刻が分からない場合にも使われますので、覚えておいて損はありませんし、

補助的に活用する機会は多くはないかもしれませんが、「太陽の視線」を知るためには有効ですが、

本記事では、更に深い考察・解釈をお届けします!

また、ソーラーサインハウスシステムのホロスコープを使用したリーディングは、

「ソーラー・チャート占星術」や「サン・サイン占星術」とも呼ばれるため、

何か重要な観点が隠されているはずです。

是非、今回の記事を通して、あなたの太陽が秘めている本質の一端を掴んでください。

それでは、今回も、是非最後までお付き合いくださいね!

以下の記事は、ハウスシステムとソーラー・リターンチャートについて解説した記事です。

振り返りや復習にご活用ください。

ソーラー・サイン・ハウスシステムとは?

ソーラー・サイン・ハウスシステムを使用すると、

「太陽のあるサインを1ハウスに固定したホロスコープ」が作成されます。

表現を変えますと、「太陽サインの0度を東の地平線に固定する」となります。

東の地平線は、1ハウスと12ハウスの境界線ですので、「1ハウス・カスプ」と言い方もできます。

プラシーダス方式では、「1ハウス側の東の地平線=ASC」であり、

ほとんどの場合、12ハウスと1ハウスのサインは共有されます。

ですが、ソーラー・サイン・ハウスシステムを使う場合、12ハウスと1ハウスのサインは共有されません。

そのため、ホールサイン・ハウスシステムで使用するホロスコープと同じ、「ハウス=サイン」となります。

本講座では、

ホールサイン・ハウスシステムを採用したホロスコープの解説をお届けしていますので、

理解しやすいのではないかと思います。

以下の記事は、

伝統占星術(古典占星術)で使われるホールサイン・ハウスシステムについて解説した記事です。

振り返りや復習にご活用ください。

ソーラー・サイン・ハウスシステムと似ているソーラー・ハウスシステム

ソーラー・サイン・ハウスシステムは、

「太陽のサインの度数0度を東の地平線(1ハウス・カスプ)にする」方式を取ります。

これは、太陽が位置するサインを1ハウスに固定することで、

太陽の意識を自我意識(ASC/1ハウス)に収め、

外界をどのように認識し、外界からどのような影響を受け取るかということを観察する、ということです。

そのため、太陽のサインがハウスに収まることで、環境からの影響を強調していると言えます。

なぜなら、ハウスシステムは、大きく分けて2つのパターンがあり、

ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープは、

ハウスにサインを合わせていることで、環境に合わせるからです。

これは「空間」を分割の基準とし、ハウスが優位になるためです。

一方で、「時間」を分割の基準とするホロスコープは、

サインを優位にするホロスコープがあります。

空間を基準とし、

ハウスが優位となるホロスコープの代表例は、ホールサイン・ハウスのホロスコープで、

時間を基準とし、サインが優位となるホロスコープは、日

本で親しまれているプラシーダス方式のホロスコープです。

そこで、ソーラー・サイン・ハウスシステムと似たハウスシステムで、

「ソーラー・ハウスシステム」という方式をご紹介したいと思います。

ソーラー・ハウスシステムは、「太陽のサインを1ハウスにする」だけではなく、

「太陽のサインの度数を東の地平線(1ハウス・カスプ)に固定します

そのため、ほとんどの場合、12ハウスと1ハウスのサインは共有されますので、

ホールサイン・ハウスシステムは使うことはできません。

太陽の度数を東の地平線(1ハウス・カスプ)上に固定したホロスコープは、あまり見かけません。

ですが、後述します理由において、

ソーラー・ハウスシステムは、

ネイタルチャートのリーディングを深く掘り下げるための判断材料にすることができます。

出生時刻が分かる場合と、出生時刻を割り出した場合に、

太陽のサインの度数を東の地平線(1ハウス・カスプ)上に乗せることで、

「目的意識」や「未来性」を象徴する太陽の目線でホロスコープをリーディングしたい場合は、

ソーラー・ハウスシステムを使うことも有効な手段になり得ます。

ソーラー・サイン・ハウスシステムの出し方:Astrodienst編

結果から言いますと、

Astrodienstでは、ソーラー・サイン・ハウスシステムを選択する項目がありませんので、

Astrodienstではなく、他の無料サイトでソーラー・サイン・ハウスシステムでホロスコープを作成する方が、

簡単で早いです。

以下の画像は、2つのサイトのリンクと作成したホロスコープの画面です。

無料サイトでのソーラー・サイン・ハウスシステムの作成方法

さくっとホロスコープ作成

さくっとホロスコープ作成

Astrodienstではソーラー・サイン・ハウスシステムでホロスコープは作成できない

繰り返しになりますが、

Astrodienstではソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープは作成できません。

ですが、「出生時刻の割り出し」という側面で、時刻を変えることで、

ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープに近いホロスコープを作成することができます。

まず、「時刻不明」でホロスコープを作成し、

太陽がサインの0度に来るまで時間を繰り上げたり、繰り下げたりします。

以下の画像は、2024年03月20日の春分図のホロスコープを作成する際の設定画面です。

春分の日の日時を入力し、時間帯を「時刻不明」で一度ホロスコープを作成します。

時刻を不明にすると、ハウスの境界線が表示されないホロスコープが作成されます。

Astrodienstでは、時刻不明でホロスコープを作成した場合、

通常のホロスコープと異なり、ハウスを分ける線が表示されません。

これは、時間を修正し直すと解決しますのでご安心ください。

太陽に注目しますと、牡羊座が1ハウスと重なっていますが、

太陽の度数が魚座の29度となっていますので、時間の修正が必要です。

魚座29度に太陽が位置しているということは、時間を進める必要があります。

ただ、正確な時間を入力してしまいますと、ソーラー・サイン・ハウスシステムではなく、

通常のホロスコープが作成されてしまいますので、Astrodienstでは、ここで打ち止めです。

時刻を調整し、春分図を作成する

春分の日のソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープを作成した際、

出生時間が12:00で作成されました。

この時刻で算出された春分図では、

太陽が魚座29度に位置していたのは偶然ですが、

春分点は、太陽が牡羊座0度に入るタイミングであるため、

数分ズラせば(時間を早めれば)、春分図のホロスコープができることが分かります。

これは四至のホロスコープだからこそできることですので、

出生時刻の割り出しの参考にはなりません。

ただ、早朝・朝・昼・夕方・夜・深夜という風に、

ざっくりとした時間帯で出生時刻を覚えている場合、

時間の割り出しに、少しは役に立つかもしれないため、念のためお伝えしました。

ホールサインハウス(1=牡羊座)でホロスコープを作成する

Astrodienstでは、牡羊座の太陽に限定して、

ホールサイン・ハウスシステムで牡羊座を1ハウスに固定することができます。

すると、ソーラー・サイン・ハウスシステムと同等のホロスコープを作成することができます。

ソーラー・サイン・ハウスシステムで作成したホロスコープは、

「太陽の視点」で観る世界ですので、本来の春分図の太陽の位置とは全く違う位置に変わります。

出生時刻が分からない時に、ソーラー・サイン・ハウスシステムを使う場合と、

出生時刻が分かっている場合で、補足的に使用する、という2つの側面からご紹介させていただきましたが、

本記事では、更に太陽に焦点を当てて、

ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープの利用価値をお伝えしていきたいと思います。

ソーラー・サイン・ハウスシステムはどんな時に使う?

ソーラー・サイン・ハウスシステムが使用される時は、以下の2通りに分かれます。

  1. 出生時刻が分からない場合
  2. 「太陽の視点」でホロスコープを作成したい場合

本記事は、②「太陽の視点」のホロスコープを作成し、リーディングをすることができる

という1つの考え方・解釈をお伝えしています。

一般的には、ソーラー・サイン・ハウスシステムは、

トランジットでホロスコープを読む際に使用されることが多いとされています

それが、「太陽星座占い」です。

本講座では、トランジットの場合も、ネイタル・プログレス・ソーラー・アークのホロスコープでも

ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープを活用できる、と表現しています。

この場合は、出生時刻が分かっていて、

ネイタルチャートの太陽を掘り下げる時にのみ採用することができます。

では、ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープは、どのような要素を見せてくれるのでしょうか?

太陽の視点は、「理想の環境」や「理想の世界」を観る

ソーラー・サイン・ハウスシステムの太陽は、必ず1ハウスに位置します。

ソーラー・ハウスシステムと違い、太陽のサインの度数はネイタルの度数に依存します

*本記事はホールサイン・ハウスシステムを基準に解説していますので、

東の地平線(1ハウス・カスプ)とASCは別々に捉えている点にご注意ください。

サインは30度の度数を持ち、

1~10度、11~20度、21~30度というように3等分する見方や12等分する見方がありますが、

ソーラー・ハウスシステムの1ハウスは、サインと一致していますので、

太陽の視点は1~30度すべてを使う、と考えます。

(0度を含まないのは、小数点以下の数字を繰り上げるためです。)

「すべて使う」と表現したのは、

出生時間が分からないため、太陽のサインの度数が分からないことということもありますが、

それだけ、太陽のサインは影響力がある、という意味を含んでいます。

ホロスコープは、天動説(ジオ・セントリック)の概念の世界です

また、地球では重力が働き、太陽と月により、時間の経過や感覚が生まれ、

生命の営みに数々の制約・制限がもたらされています。

ホロスコープには、そういった複雑な要素が畳み込まれているため、

地球上で働いている法則を無視することはできません。

その代表例が、地平線であり、アンギュラー・ハウスです。

本講座では、東の地平線とASCを区別しています。

これは、ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープで、

1ハウスに太陽のサインが重なることと、

ソーラー・ハウスシステムのホロスコープで、

太陽の度数が東の地平線(1ハウス・カスプ)に固定されることと似ています

本講座で、東の地平線とASCの度数が異なることを強調している理由は、

サインの始まりと天体の位置を一緒くたに考えず、

あくまで天体やASCの度数、そして、自然の摂理を尊重することが重要だからです。

また、ハウスシステムの基準として、

「空間」と「時間」による分割の違いとして、

空間(ハウス)は普遍的で、概念や観念に影響されず、

事実をベースとして、客観的な視点をもたらします。

そのため、ホールサイン・ハウスのホロスコープは、

現実的、且つ、客観的なリーディングをする上で利用価値が高いのです。

一方で、時間(サイン)は相対的で、

場所(高度・経度・緯度など)によって、体感や文化、風習などが異なり、

共通認識を持ちにくい特徴があります。

なぜなら、人の概念や感情は、時間の感覚と同様に相対的で、

言葉1つ取っても、解釈や思い入れが異なるからです。

日本では、プラシーダス方式のホロスコープが多用されますが、

日本の地形に対して、サインの運行が投影しやすい一方で、

日本以外の国々や地域では、

プラシーダス方式のホロスコープからの情報や視点は通用しない場面があります。

「完全なハウスシステムは存在しない」と言われますが、

ホロスコープ・リーディングをする際は、ホロスコープの仕組みを知ることと

的や意図が反映されやすい状況や方法を採用することが重要となります。

本記事では、ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープは、

ホールサイン・ハウスシステムに近いため、熱を込めて解説させていただいています。

なぜなら、客観的な視点を持つという意義を、ネイタルの太陽に適用する際に、

ソーラー・サイン・ハウスシステムの太陽を活用することに矛盾が発生せず、

本講座でお伝えしている解釈に合致するからです。

本記事では、ソーラー・サイン・ハウスシステムは、

「太陽の視線で世界を観測することに価値がある」ということをお伝えしています。

ネイタルチャートは「人生の縮図」であり、

何歳になっても、「原点」として振り返ることができる不変の羅針盤です。

羅針盤の見方は様々で、

太陽の視点に合わせたホロスコープを作り、

太陽の立場に立って世界を眺めることで見える景色があっても、

何ら不思議ではありません

ジオ・セントリックのホロスコープは、

簡単に言えば、「自分の位置を世界の中心」と設定する世界観です。

現代は「地動説」が常識となっていますが、

私たちは自分の意識から出ることはできませんので、

あらゆる状況において、天動説が間違っている、とは言えません

私たちが生まれた時、「分離の法則」を経験的に知らないため、距離感が掴めず、

「何かを手に入れるために〇〇をする」という意識を持っていません。

だからこそ、赤ちゃんは無防備で、養育者から無償の愛を受け取ることができます。

ですが、年を重ねる毎に、私たちは親離れをしていき、

個々の人生に起こってくる出来事を経験する毎に、

「重力(法則)」や「教育」を受け入れていき、

「制約」と「制限」を意識に蓄積していきます。

これは、誰もが通り、経験し、順応せざるを得ない人生の定めです。

そして、定めに対して、私たちは常に受容的で、

外界からの恩恵や導き、援助が無ければ、道に迷い、

栄養を取ることも、安全を確保することもできずに息絶えてしまいます。

過酷な人生や世界を前に、

私たちは「生き抜くこと」や「生き残ること」を本能に刻まれているため

「自分を生かすこと」に対して非常に強い執着を持っています

その代表例が、自我意識(エゴ)です。

こういった事柄は、思い返せば納得し、他者と共有ができる自分事なのですが、

安全・安心な状況にある場合、

私たちはそういった経験を意識の中で蓋をしてしまいます。

ですが、ひとたび、トリガーとなる出来事に出くわしたなら、記憶が呼び覚まされ、

内的に臨場感を感じ、どこからともなく恐怖心や不安、切迫感、焦燥感を感じます。

なぜ、このようなことをお伝えしているかと言いますと、

私たちはそれだけ、「生きること」に対して強い思い入れがあり、

生命の働きがもたらす衝動は自然である、ということを思い出していただくためです。

もっと言えば、

自然の中で生まれた私たちが思いつくことには、不自然であることはなく、

拒絶したり、拒否したり、見えないように蓋をしたり、遠ざけてしまうのは、

私たちの自我意識の所業であることを認識し、

「本来は何を求めているのか?」という目的意識に立ち返っていただくためです。

そのため、ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープで、

太陽のサインを1ハウスに固定することで、

「生命の意志」である太陽が、

世界と対峙する時に見える景色を捉えることは、

単なる12星座占い(太陽星座占い)だけの概念ではなく、

「本来の人生とはどのような生き方だろうか?」という自問を抱くキッカケになり、

今後の人生に活かすことであり、価値がある物の観方と言えるでしょう。

なぜなら、太陽は、私たちが自分自身を生きる限り成長し、

「私を私たらしめる意識」と「世界に求められる本質的な姿」を表すからです。

そこで、本講座で表現している、太陽を表すキーワードとして、

「未来性としての太陽」「育てていく天体としての太陽」について触れたいと思います。

太陽の「未来性」や「育てていく天体」の意味とは?

太陽は、「生命力」や「目的意識」の他、「本質」というキーワードで説明されます。

一方、本講座では、「未来性」という言葉で太陽を表現することがあります。

また、本講座では、太陽は、「育てていく天体」であり、という説明もしています。

以下の画像は、太陽の解釈を視覚化したものです。

左の太陽は、一般的に知られている太陽の記号です。

まるで、外枠の中に種が植えられているように見えます。

そこで、月・水星・金星・火星の個人天体からの経験値を得て、

真ん中の太陽のように、種が徐々に育っていく、と考えると、

人が年齢とともに成熟していくことと合点がいきます。

そして、本講座では、「太陽を輝かせること」「太陽の獲得」という表現を多用しているのですが、

経験値を得ることで、個々の人生に備わっている枠を越え、

「存在としての自信」や「存在としての影響力」が無意識的に放出されていくと、

右の太陽のような状態になる、という解釈です。

更に、自我を超越しますと、輝きが収まり

「静謐(せいひつ)」と呼べるような、

自然体で、且つ、意図的に力を使いこなせる状態になり得るのですが、

その状態は、種も枠も無くなり、調和を超えて、全体意識と溶け合うような状態になります。

この状態は視覚化することができませんので、画像の提供ができないことをご了承ください。

また、「存在感」を表現する言葉には、いくつか意識レベルや精神の成熟度の違いがあります。

「キラキラした雰囲気」は、純粋性を保持したまま、成長の伸びしろを感じさせ、

「ギラギラした存在感」は、自力や自我の意識が強く、排他的で、目的のために邁進する勢いを持ち、

「凛とした在り方」は、不要な言動は慎み、謙虚さと自信を兼ね備えている一方で、

自分にはできないことは他者に任せようとする、調和的な死性を見せます。

どれが優れているということではなく、

その時々にしか見せることが出来ないことや、そうでしか在ることが出来ない状態、

そして何より、当人の経験が雰囲気や印象、存在感や影響力が自然と放出されるため、

私たちは誰かと自分を比較する必要が無く、

誰もが、自分の人生を歩むことに集中し、互いに影響を与え合っているのだから、

「同じ人になる必要が無い」ということを当たり前に認識する必要があります。

話をソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープに戻しますと、

太陽を起点にホロスコープを作成し直し、

太陽の視点に合わせた世界を観るようとする試みは、

「未来への道筋」や「経験値が準備されている世界」を観るため、と言えます。

もちろん、ネイタルチャートをベースとして、補足的に、

または、意識の切り替えが必要な時に、

ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープを活用する、というスタンスは変わりません。

「未来から現状を観る」という意識は、

固定概念や社会通念に染まった自我意識としては、抵抗を感じて当然ですが、

この抵抗感や違和感を掘り下げることで、自己理解・自己信頼・自己肯定が進みます。

ですから、ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープを低く見積もることなく、

「太陽が示す可能性」に意識を向けて、ホロスコープと向き合ってみてください。

ソーラー・ハウスシステムとの違いは、

太陽のサインの度数の違いによって生まれる「差」で、

天体のハウスとサインの位置に違いが生じることにあります。

これまでお伝えしてきた内容を読み進めてきて、

もしかしたら、未来性や育てていく意識としての太陽は、

ソーラー・ハウスシステムの太陽ではないか?と思われるかもしれません。

筆者も、最初はそうではないかと考えたのですが、

ジオ・セントリックの概念(自分本位性)をそのまま採用するのではなく、

太陽のサインが約1ヶ月続く中で、

個の意識(魂)の性質がサインの度数に表れるとしたら、

東の地平線(1ハウス・カスプ)上に固定してしまうのは、

自然の摂理を捻じ曲げてしまうのではないか、という考えから、

ソーラー・ハウスシステムの太陽とは、僅かではあるものの、明確な違いがあるため、

未来性や育てていく意識としての太陽は、「1ハウス=太陽のサイン」という概念を採用しています。

また、古典的な概念ではありますが、

ハウスの成り立ち・構造として、

1ハウスの自我意識は、12ハウスから魂が昇って(降りて)くることで生まれる、ということと、

出生のタイミングの季節(=太陽のサインの度数)を尊重し、

そして、1ハウス(太陽のサイン)の全体を太陽の意識と定義することで、

世界をありのままに捉えることが重要である、と前提があります。

小難しいことをお伝えしましたが、

ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープに、

「太陽とは?」や「私とは?」という根源的な問いを投げかけることで、

ソーラー・サイン・ハウスシステムからは、表層的な占いの側面だけではなく、

「高次的・本質的な意志」を垣間見える、という可能性をお伝えしました。

そうなりますと、12星座占いが大衆受けしていることにも、本当は深い意味があるのかもしれませんね!

ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープの特徴とは?

ネイタルチャートは、生年月日・出生時刻と出生場所が必要になりますが、

ソーラー・サイン・ハウスシステムは、出生時刻は必要ありません。

必要ありません、という言い方をしましたが、

敢えて、出生時刻を「12:00」に設定することで、

誤差の少ないホロスコープを出す、という方法があります。

厳密に言えば、ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープは、12:00を出生時刻とするからです。

ソーラー・ハウスシステムの特徴は、以下の通りです。

  • ソーラー・サイン・ハウスシステムは、本人しか分からない「意識世界」を映し出す
      ⇒ 太陽の意志は、場所や環境に影響されず、本人特有の特質性を表すため
  • ソーラー・サイン・ハウスシステムは、太陽が持つ「望む世界(人生)」を映し出す
  • ソーラー・サイン・ハウスシステムの太陽は、
     「成りたい自分の姿」や「自分が自分に体験させたい姿」を基準にした世界を映し出す
  • ソーラー・サイン・ハウスシステムの太陽は、ホロスコープの持ち主の本質を映し出す
  • ソーラー・サイン・ハウスシステムと、
        ホールサイン・ハウス/プラシーダス、他のハウスシステムは連動している
  • ソーラー・サイン・ハウスシステムの太陽は、
        ホロスコープの持ち主が持つ「生きる目的」を映し出すとともに、
      魂の目的が体験されるための状況や環境を指し示す
  • ソーラー・サイン・ハウスシステムの太陽は、
      ASCと同一視、または、ASCに成り代わるのではなく、
      太陽(本質)の純粋な目的意識・未来性の視点からの現実の観測・視線を表す
  • ネイタルチャートの太陽のサインとハウスを、
      ソーラー・サイン・ハウスシステムの太陽で捉え直すことで、
      太陽が最も輝ける場所や状況、
      経験値を獲得することができる場面やタイミングを見つけることができる
  • ソーラー・サイン・ハウスシステムでは、太陽のハウス・サインによって、
      MCのサインが決まってしまう
      ⇒ MCの度数は分からず、大衆的・暫定的なMCの理解に留まる
  • ソーラー・サイン・ハウスシステムでは、
      ASC・MC・カスプの度数を割り出すことができない
      ⇒ 出生時間と出生場所が無い場合、これら3つは分からないため
  • ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープでは、
      月のハウスとサインが確定できない
      ⇒ 月は2時間で場所(ハウス=サイン)を変えるため
  •  ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープでは、
      太陽が1ハウスに位置することで、水星と金星の位置が限定される
      ⇒ 水星と金星の軌道は、太陽に近い位置にあるため、
        ホロスコープ上では、太陽のサイン(とハウス)から1つか2つしか離れず、
        水星と金星は、必ずホロスコープの東半球に位置することになる

太陽とASCの基準の違い

太陽は「目的意識」や「生命意志」、「未来性」を表すのに対し

ASCは、「自我意識」や「無自覚に見せている姿」、「本能の姿」などを表します

ソーラー・サイン・ハウスシステムは、普段のホロスコープと異なり、

太陽の視点による世界(現実)が映し出されます

特に、ASCは、両親や血筋の影響を受けることで形成される側面がありますので、

「手の加えられた意識」という点では、

生まれた時点で、オリジナルの意志を持っているわけではなく、

家族や周囲、世界との関係性において、

「重荷を背負っている姿」という風に表現することができます。

一方で、太陽を主体としてホロスコープを作成した場合、

1ハウスに「本質」や「魂」である太陽が位置する時、

そのホロスコープは、何者にも影響されない、純粋な世界が表現されている、と言えるでしょう。

言葉を変えますと、ソーラー・サイン・ハウスシステムは、

太陽が思い描く人生や現実を垣間見ることができる、となります。

そのため、「あなたが人生で体験し、味わいたいことは何だろう?」という命題に対して、

手応えのある答えを求める場合は、あなたの太陽に聞いてみるのが一番です。

そのため、本記事では、

ソーラー・サイン・ハウスシステムの利用価値と可能性についてお伝えさせていただいています。

ただ、予め受け入れなくてはいけないこととして、

魂や本質が求める通りには人生は進まず、

実際の自己認識や他者からの扱われ方は、

ホールサイン・ハウスシステムやプラシーダスといった、

世界との関わりの中で観測できる自分自身を映し出すホロスコープを基準に、

ホロスコープ・リーディングをする必要があります。

そのため、ソーラー・サイン・ハウスシステムの太陽は、

一見「わがまま」や「自分本位」といった印象を与えますし、

単刀直入に、自己都合のみを伝えるのみで、

周囲や社会からの影響や介入を度外視していることは確かであることを、最後に強調させていただきます。

ホロスコープを作成する際の注意点

ホロスコープを作成する時は、以下の特徴があることを今一度ご確認ください。

  • 母子手帳や親の記憶の出生時刻は、絶対に正しいとは言えない
    ⇒ 「誕生のタイミング」は、人や状況、概念によって変わるため
    ⇒ 人の記憶は曖昧であるため
  • 出生時間が4分違うと、ハウス・カスプが約1度変わる
    ⇒ 1つのサインは30度の度数しかないため、分単位でホロスコープの内容が変わる
  • ハウスシステムは、空間(ハウス)と時間(サイン)の基準によって観方が変わる
    ⇒ 好き嫌いや感覚に合う合わないや優劣ではなく、現実的・概念的な違いがある
  • どんなハウスシステムにも得手不得手がある
    ⇒ 汎用性や実用性が高いホロスコープと、
      補足的・発展的に利用するホロスコープに分かれる

ソーラー・サイン・ハウスシステムはあなたの本質を映し出す!

今回は、ソーラー・サイン・ハウスシステムについて解説させていただきました!

太陽そのものが「本質」であることは、知識としては分かっているものの、

私たちは時折、「どんな状態が私らしいのだろうか?」と考え込んでしまうものです。

ホールサイン・ハウスやプラシーダスのホロスコープと睨めっこをし続けて、

飽きてしまったり、疲れてしまったり、何もアイディアが出ない場合は、

違う角度から自分自身を見つめることが大切です。

そういう時は、ソーラー・リターンチャートや、

ソーラー・サイン・ハウスシステムのホロスコープを活用してみましょう!

本記事でも解説しましたが、

太陽は、私たちの自己認識を超えた「本質の姿」ですので、

心の成熟とともに、「人生を懸けて育てていく意識」であり、

MC(最善のセルフイメージ)のような、「未来の自分の在り方」です。

地球は太陽の周りを回っていますが、

太陽系システムも天の川銀河の輪の中にいて、

天の川銀河も更に大きな回転の輪を進んでいます。

ですから、私たちは、「自分」という自己認識を固定化させる必要はありません。

むしろ、流動的に自己認識を変えていく方が自然ですし、

元々あった判断材料が当てにならなかったり、

誰かの刷り込みや押し付け、または、受け売りだったりします。

本来の自分に還ることができるのは、恐らく、寿命を全うする時とその後でしょう。

だからこそ、人生を懸けて自分を発見・発掘し続けていきましょう!

その際に、ソーラーサインハウスシステムの太陽は、

あなたに「成るべきあなた」や「至るべきあなた」といった

本質的な意識と世界(人生)を見せてくれますので、

是非、色んなハウスシステムでホロスコープを作成し、

多角的にホロスコープ・リーディングを楽しみ、人生に活用してくださいね!

それでは、今回も最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございます!

一ノ瀬ユイ
執筆者

WEBライター。西洋占星術の講座を継続的に執筆中。占いの他、神道の学びやレイキヒーリング、言霊学などを通して、精神探究を続けています。只今、オリジナルの占星術鑑定を計画中です。

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