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諏訪大社は怖い?祟り神や不思議体験・なにがヤバイのか徹底解説!

諏訪大社は怖い?祟り神や不思議体験・なにがヤバイのか徹底解説!

長野県は諏訪湖を囲む様に建立されている諏訪大社。

諏訪大明神ともお諏訪様とも呼ばれる諏訪大社は、全国の25000社ほどある諏訪神社総本社です。最も古い神社の一つに数えられる風と水の守護神です。

本殿がない神社として知られ、秋宮の御神木は一位の木、春宮の御神木は杉の木、上社は御山を御神体としています。

元々古代の神社には社殿はなかったようで、古代そのままの姿で残っている神社が諏訪大社です。五穀豊穣、武勇の神、人々の生活を守ってくれる神様として今の深い信仰のある神社です。

諏訪大社とは

建立不詳の原始の時代から存在する信仰の地です。

始まりは精霊信仰であり龍神や蛇を神様としてお祀りしていました。

その後は神の子である建御名方神(たけみなかたのかみ)をお祀りしています。

諏訪大社の何が怖い?わかりやすく解説!

諏訪地方は、原始宗教であるミシャグジ信仰があったことは有名ですが、他にも蛇神信仰、狩猟の神、石木の神など精霊信仰が盛んだったところです。

神職研究以外に、民俗学者の研究領域にもなっています。実際に、境内には蛇神様をお祀りする祠も大事にされています。

現実の原始信仰をそのまま残し一大信仰に混合していった歴史はすごいのではないでしょうか。

土着信仰が入っているため、蛇の神様には蛙の生け贄をお供えしたりしています。現代からすれば怖い諏訪大社に見えるかも知れません。

諏訪大社の怖い話

昔は鹿の頭をお供えしていた諏訪大社。現在でも鹿の頭の剥製をお供えする行事が行われています。剥製は境内に保管されているはずですが、怖いと感じる人も多い様です。元々諏訪大社は五穀豊穣、生活を守る源を与えてくれる神様です。狩猟により食生活を守る事が出来た感謝の行事として鹿の頭をお供えしてきました。そこには土着宗教であるミシャグジ宗教の名残と言われています。また諏訪湖には御神渡(おみわたり)という冬に不思議な現象が起こります。上社と下社に別れてお祀りされている夫婦神様が諏訪湖の氷上を渡り会いに行く現象だそうです。

諏訪大社の祟り神

原始宗教が先にあり自然の中の人間という見方をしていた様です。精霊を神様として仰ぎ神様からの祟りを恐れて生け贄をお供えするという土着信仰がありました。関東地方に広がっていたミシャグジ信仰です。神様の祟りを恐れて若者男性の生け贄をお供えしていたという話も残っています。その後御祭神である建御名方神や八坂刀売神と混在して今に至ると言われています。

諏訪大社の神様は

主祭神は二柱で上社と下社両社にお祀りされています。

上社(かみしゃ)に本宮(ほんみや) 建御名方神(たけみなかたのかみ)をお祀りしています。

この神は、古事記の国護りの場面で国津神(くにつかみ)の子神として登場します。大己貴神と奴奈川姫(ぬなかわひめ)の間の子で神の子孫です。

前宮(まえみや)とは、八坂刀売神(やさかとめのかみ)のことで、上社前宮と下社の主祭神です。建御名方神の妃とも言われますが、詳細は不明となっています。

上社は精霊を神とするミシャグジ信仰を源とする証拠が残っています。そのため、水の神、風の神として蛇(龍)を神様とする伝承は今も実行されています。

古代の伝承を大切に扱うことで、神社は存続しているのです。その領域こそがスピリチュアル世界なのかも知れません。

下社(しもしゃ)に秋宮(あきみや)と春宮(はるみや)の二社があり、四宮が鎮座されています。
上社は諏訪湖の南東に、下社は北の方角に位置していますが、方位の違いのみで上下の意味はないそうです。社格は同格となります。

本宮、前宮についても同様で、全てが同格であり、四社を合わせて諏訪大社になります。

元々、上諏訪神社と下諏訪神社に分かれていたそうです。明治初年に一つにまとめられました。都であった京都に向いて上諏訪か下諏訪と呼ばれていたようです。

諏訪大社の神様は怖い?

諏訪大社では神様へのお供えに鹿の頭を置いていたそうです。このことから怖い、怨念がという噂があるようです。

実際に御頭祭は今でも春に行われている諏訪大社の大祭の一つです。長野県は山岳地帯も多く、五穀豊穣祈願や狩猟祈願として鹿の頭をお供えし、頂いたことに感謝する儀式でもあります。

江戸時代の記録書では兎、山鳥、鯉などのお供えもあったと記されています。

また上社では、蛙の串刺しを生け贄として神様にお供えする神事も行われています。残酷だという意見もあり、蛙の卵に代替する等の話もあるようです。

神社とは血、穢れを入れない神聖な場所のはずですが、諏訪大社の場合は精霊を神様とする原始信仰があり、その名残が共存していると言われています。

今も名残のある鹿頭をお供えする事から狩猟や漁業を司る神様としての歴史があります。今は剥製の鹿頭を使っています。

1778年に高島藩からこの件について質問され否定しているそうです。

原始の時代には本当に人間をお供えしていたのかどうかは記録はないそうです。江戸時代より前の記録は残っていないので真偽の程は分かりません。

諏訪大社の神様がいる時期

毎月1日に月次祭が行われ、8月から1月までは秋宮で、2月から7月までは春宮で行われます。つまり御霊代が2月と8月に交代するのです。

そのため春宮と秋宮は建物の配置が同じとなっています。2月から7月は春宮に、8月から1月は秋宮に神様が鎮座されています。

ミシャグジ信仰では神の祟りを恐れて若者を生け贄としてお供えした事もあるという話も残っているようです。

諏訪大社の歴史

創建の年代は不詳です。それだけ古い神社ということになりますが、平安時代末期に書かれた歌謡集梁塵秘抄(りょうじんひしょう)には「関より東の軍神、鹿島、香取、諏訪の宮」と謡われており、どうも軍神として崇拝されていたようです。

諏訪大社の眷属(けんぞく)

原始時代の精霊信仰から水の神様、風の神様とされてきた龍と蛇が神様の使い眷属(けんぞく)となります。

諏訪大社の効果・ご利益

日本最古の神社の一つである諏訪大社のパワーは抜群で、ご利益も大きく頂けます。軍神がおり、勝負運のご利益も高いと言われています。今では商売繁盛、受験合格などに匹敵します。

勝利する

闘いに勝つ、病魔に勝つなど勝利のご利益があると言われています。時の将軍も多く参拝しています。

金運の葉

天覧の白松の3本の葉を財布に入れておくと金運向上のご利益があるそうです。

心身安全

健康で身体も頑健で安全に暮らせるご利益があります。

子宝安産

子宝安産祈願も多い様です。

厄除

厄除祈祷も行ってもらえます。

縁結び

縁結びのご利益も頂けます。

受験祈願

勝負に勝つ事にご利益がある諏訪大社。多くの受験生が参拝しています。

風水害から守ってくれる

龍神が地震を起こさせない様に山脈の地下にいると言われています。境内では龍神の鱗を見た、画像に不思議な鱗状のものが写っていたという話も良く聞きます。

龍神は人々の前に割と現れているようです。諏訪大社の上空に雲となってその姿を表したりするそうです。

諏訪大社を観光するときのポイント・おすすめ

諏訪大社には大きな行事が季節毎に行われています。

歴史もあり建立年代不詳の神社として神話の時代からの伝承を引き継いでいるため、諏訪大社の歴史を勉強しながら神事に何かを感じることもスピリチュアルの役目なのかも知れません。

参拝する人の中に何かを体験したり感じたりすることも多そうです。

歳旦祭(上社)

1月1日に行われる新年最初のお祭りです。宮司が占いによって祭事に奉仕する地区を決めます。

筒粥神事(下社)

1月15日に春宮は筒粥殿で大なわれるお米と小豆と葦の筒で晩中粥を炊き、豊作占いをします。この占いは必ず的中するそうで七不思議と言われています。

御頭祭(上社例大祭)

4月15日に行われます。御神輿行列で神様が外に出て来られます。また五穀豊穣を祈り神様の使いがこの信濃の國を回るとされています。

ご利益の高いお祭りとなります。この御祭りでは鹿の頭をお供えしていたそうですが、今は剥製の鹿の頭をお供えしているそうです。

御田植祭り(上社)

6月上旬に行われる田植え祭りです。

(下社例大祭)

8月1日に行われる夏祭り。2月1日に春宮に遷られた御霊代を秋宮に遷すお祭りです。青柴の舟に人形を乗せて秋宮に向かいます。

御射山社祭(上下社)

8月27日に豊作祈願が行われています。鎌倉時代には全国の武将が集まり武芸を競っていたそうです。諏訪大社が軍神の神様と言われる由縁がここにある様です。

御柱祭

諏訪大社の御柱を立て替えるお祭りです。寅年と申年に行われます。

平安時代の桓武天皇の頃には御柱祭を行っていたそうです。これは「諏方大明神画詩」に記述されています。

諏訪大社の御朱印・限定御朱印

四社ごとに御朱印が違います。全ての御朱印を受けた人は記念品を頂けます。

諏訪大社のお守り

境内には四社ありますが、御札や御守は同じ効果を持っています。ただ上社と下社でデザインが違う龍蛇絵馬も存在します。

お守りは交通安全、肌身袋守、むすび守、御柱御守、学業成就守、勝守、厄除守など各500円と手頃な初穂料となっています。

珍しいお守りでは協力一致守、衆心一致守(各1000円)があります。

友白髪守、薙鎌守(根付銀)、心身健全守(金・銀)が各2000円となっています。
最適なお守りを選んでご利益を頂きたいものです。

諏訪大社のおみくじ

日本最古の神社の一つ諏訪大社のおみくじは読み解くことが重要だと言われています。持ち帰ってじっくり意味を考えながら読むおみくじが諏訪大社のおみくじだそうです。

諏訪大社のスピリチュアル・パワースポット効果

諏訪大社には本殿がなく、その代わりとなるのが御神木と言われています。秋宮には一位の木、春宮には杉の木が御神木として立っています。

上社は御山が御神体です。

古代の神社は斎場としてのストーンサークルが残されるのみであったり自然と一体化した作りになっていることも多いのですが、諏訪大社も同様でまさに原始を思わせる神秘の場所です。

御神木の周辺はパワーが強いそうです。

諏訪大社は社殿を囲んで四隅に御柱(おんばしら)が立っており、神霊降臨の神域と言われる場所です。

御神木と御柱に囲まれたこの空間には神のパワーが籠っているようです。この御柱は寅年と申年に立て替えられるそうですが

諏訪大社に呼ばれた人のサイン

諏訪大社に呼ばれて行く人はスピリチュアルな領域にいる人だと言われています。どうしても行きたくなったり誘われていくことになったり、参拝すること自体が呼ばれていると考えた方が良いでしょう。

諏訪大社に行くと感動して涙が溢れる。

理由が分からないようなら時空を超えて縁があるのかも知れません。ご先祖に縁があったのかも知れません。

参拝当日に天候が変化する。

土砂降りの雨だったが参拝時には急激に晴れ渡った時は呼ばれています。

鳥居の前に猫や鳥などが座っている時

神様の使いが鳥居の前で迎えてくれた時は呼ばれている、神様が歓迎してくれていると言われます。

諏訪大社のご利益が今必要な時

四柱が社殿の回りに立っています。これはホームレスになっても柱が立っているから再起できるという意味を教えてくれているそうです。不安な時は参拝してみる様にと言われています。

諏訪大社と龍神

原始信仰の時代から風の神、水の神に守られている諏訪大社周辺。龍と蛇を神様として信仰していたそうです。

境内には龍の口から温泉が湧き出ている手水舎もあります。湧き水のある場所には必ず龍神がいます。蛇と龍は神様の眷属でもあり神にまで格上げされた龍神のパワーが諏訪大社には放出されています。

諏訪大社の属性

諏訪大社の不思議体験

洪水が起こっても沈まない浮島も諏訪大社の不思議の一つと言われています。御神木である杉の木に耳を当てるといびきの様な声が聞こえるそうです。

落ち葉をお茶にすると夜泣きがなくなるという言い伝えがあります。

お米の収穫が早いという不思議な現象のある諏訪大社周辺。湧き水が豊富だという理由もあるそうですが、諏訪大社の不思議の一つと言われています。

太陽と月と星が同時に見える場所があるそうです。それが穂屋野の三光。御射山信仰の原点と言われています。

諏訪大社には不思議が一杯です。

諏訪大社の参拝・お参りの仕方

お参りする順番は特に推奨されておらず参拝者の好みで自由に回って良いそうです。

秋宮では鳥居をくぐると手水舎がありますが、御神湯と書かれたお札が目に入ります。龍神の口から温泉が出ているのです。

こちらで手を清める事も出来るそうですが熱い温泉との事です。神楽殿の前には日本一大きい青銅製の狛犬がいます。

大注蓮綱は大型で圧倒されます。神楽殿の裏には八坂刀売神様が鎮座する幣拝殿があります。

春宮も秋宮も社殿は同じ様に建立されており、春宮に御神体がある時期は春宮に、秋宮に御神体がある時は秋宮に参拝する事になっている様です。

広い諏訪湖を挟む様に神域が広がっている為、諏訪湖一帯が強大なパワースポットになっている様です。

観光地としてもご近所の散策コースとしてもご利益を頂きながら回ることができます。

まとめ

原始宗教のミシャグジ信仰など土着信仰が混在している諏訪大社。現代では残酷行為と思える動物の生け贄を古来より行ってきた名残で今に至ります。

現代では全てが綺麗に整われ汚れを見る機会もありませんが、古代の物のない時代には自然の中で生きてきた人々。

生け贄と言えば怖い宗教に思われがちですが、五穀豊穣、狩猟で獲物を得て冬ごもりをしながらの生活をし、感謝の気持ちをお供えとして表してきました。諏訪大社はこの地域の原始の信仰も混在している神社という事が分かりました。

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