一昔前まで出会いのきっかけとして主流となっていた「合コン」。最近では出会い方の幅が広まりつつあり、それに伴い若者の合コン離れが顕著にみられています。
実際のところ、年代別で合コンへの参加経験や目的に違いはみられるのでしょうか。アンケート調査の結果をもとに合コンの現状について探っていきたいと思います。
調査への仮説
10代から20代を対象に恋人や結婚相手との出会いのきっかけについてLaniで調査を行った結果、男女ともに「合コン」と回答した方が最も少ない結果となりました。
メディア生命の「合コンに関する調査2016」では、20代男女よりも30代男女の方が合コン参加率が高いことも明らかとなっています。
このことから、20代の合コン参加率は最も低く、年代が上がるごとに合コンへの参加率が増加することが考えられます。
調査概要
調査期間:2023年2月14日
調査機関:自社調査
調査対象者:全国の男女200名
有効回答数(サンプル数):198名
調査方法:インターネット(クラウドソーシングサービス)による調査
本アンケート調査結果を引用する際は、LaniのURL(https://lani.co.jp)をご使用のほどお願いいたします。
調査の結果
Q, 合コンとは何か知っていますか?
合コンへの認知度については、20代以降は理解している方が過半数を占めていました。
10代の回答者は未成年者飲酒禁止法に基づき、有効な回答は得られないため除外しています。
Q, 合コンに参加したことはありますか?
合コンへの参加率を調査したところ、20代の参加率が47%と最も低いことが明らかとなりました。
40代まで参加率は増加しており、年代が上がるにつれて参加率が高かなっていることがみてとれます。
Q, 合コンに参加する目的は?
参加の目的に関しては、いずれの世代も「恋人探し」という回答が多い結果となりました。
次いで「暇つぶし」の回答が多いものの、半数には満たない割合。全体的に真剣な出会いを目的としている傾向にあることが分かりました。
Q, 合コンに参加しようと思いますか?
もし自分に恋人あるいは結婚相手がいないと想定した場合、合コンに参加しようと思うかどうかについて質問をしました。
結果、30代以降は参加意思がない方よりも参加意思のある方の方が多いことが明らかとなりました。
まとめ:20代の合コン離れは歴然
本調査では、20代の参加率が最も低く、世代が上がるごとに参加率が高まる傾向にあり、今回立てた仮説が支持される結果となりました。
20代の草食化やコロナの影響により出会い方に変化が出てきていることが20代の合コン離れを加速させている要因として考えられます。
■今後の展開
回答者のうち10代を含めていましたが、未成年者飲酒禁止法により10代の回答は除外。
より有効な回答が得られるよう、回答者の人物像をより把握した上で調査することを今後の課題とします。
合コン離れが加速する要因はあくまで推測であり、実際の理由については不明確となっています。20代の合コン離れが加速する要因について今後リサーチを進めていきます。
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会社概要
社名:合同会社Lani
所在地:神奈川県横浜市鶴見区諏訪坂19-26
代表者:須山 輝明
事業内容:Webメディア事業、コンテンツ制作事業
設立:2021年7月7日
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