皆さんも人生の中で一度は経験したことがあるのではないでしょうか。やることなすこと全てが上手くいかない。全て裏目に出て失敗してしまう。一般的にはスランプに陥るや停滞期などと呼ばれています。
この時期は何もかもが思い通りに進まず、心が折れてしまうこともあったでしょう。スピリチュアルの側面から見ても波動の低下やオーラの希薄とも関係しているため、心身ともに疲労感やストレスで大きなダメージを感じたはずです。
全てが裏目に出る時期は発生した事象にだけ目を向ければ良いものとは言えませんが、スピリチュアルの観点から考えると、実は長い人生の中で見れば誰にでも訪れる必須であり大切な時期なのです。
この記事では全てが裏目に出るという事象についてスピリチュアル意味や対処法などを詳しく紹介していきます。
全てが裏目に出るときは良いサイン!
やることなすこと全てが裏目に出てしまい物事が上手くいかないとき、いわゆるスランプや停滞期ですが、実はスピリチュアルの観点から見ると高次元の存在があなたにとっての良いサインを出してくれている場合があるのです。
実際にはあなたの周りでは不運が続いている最中ですから中々気づきにくいかもしれません。ここでは良い意味やサインとなる代表的なものをいくつか紹介していきます。
停滞期を実感していながらも当てはまる項目があれば、今起こっている事象は良いサインと言えるのでポジティブに捉えていきましょう。
あなたが進むべき本当の道を指し示すサイン
全てが裏目に出るということは、あなたが自身の意思で何か行動を起こしている最中であるということです。目標に向け新しいことに挑戦していたり、環境を変えようと努力しているところかもしれません。
そんな時に全てが裏目に出てしまうと一見良くないことのように思われますが、実際は高次元の存在からの進むべき道を指し示す大切なサインである場合があります。
目標に向け邁進しているとどうしても周りが見えなくなってしまいます。そんな時、失敗という形で一度歩みを止め冷静に現状を見渡すと自ずと自分が進むべき道が見えてきます。
- 本当にこの道で良いのか
- 誤った方向に進んではいないか
停滞期とは自分の進むべき道を確かめる時間を高次元の存在が作り出してくれているタイミングなのです。
潜在意識からのメッセージ
自覚なく思考や行動に影響を与える心の奥深くに存在する意識のこと
スピリチュアル時には本当の自分を意味しています。自身が目指すものや本当に欲しているものが現実の行動や思考と乖離している時に潜在意識は心の奥深くからサインを発することがあります。
潜在意識の中にはあなたが本当に目指している姿があるが、現実での行動は目指す姿とは正反対の言動をしている
この様な場合に潜在意識が警告を発し失敗という事象を引き寄せます。何をやっても上手くいかない、全て裏目に出てしまう時は自分自身の潜在意識による引き寄せの結果かもしれません。
一度冷静になって立ち止まり、本当の自分の意識と正面から向き合い何を目指すのか、何がしたいのかを今一度自問自答すると良いでしょう。
新しい可能性の発現
やることなすこと失敗続きで全て裏目に出てしまう時は、高次元の存在から試練が与えられている最中かもしれません。失敗は成功の基という言葉もありますが、人は壁にぶつかって初めて自身の能力を自覚し成長過程に入ると考えられています。
そしてスピリチュアルの世界では、必要な時に必要な大きさの壁を用意するのがあなたにとっての高次元の存在であると考えられています。高次元の存在は決して乗り越えることのできない壁は用意しません。
全て裏目に出て何も上手くいかない時期かもしれませんが、それはあなたの成長にとって欠かすことのできない試練なのです。そしてその試練に立ち向かった時あなたの中に隠されていた新たな可能性が発現します。
転換期が訪れるサイン
全て裏目に出てしまい何も上手くいかない時期は、スランプや停滞期とも呼ばれ悪いイメージが大半ですが、実は転換期の前触れとしての良い意味も持ち合わせているのです。
転換期とは人生において重要なことが移り変わり決まっていく時期のことであり、心身にも様々な変化が現れます。そしてこの転換期の前には物事が思い通りにならないような停滞期が現れることが多々あります。
言動の全てが裏目に出ることで自身の意識や思想に疑問を持ち再考のタイミングが近いことを教えているのです。
全てが裏目に出るときの悪い意味
上記では全てが裏目に出るときの良いサイン・良い意味を紹介しましたが、反対に悪い意味も確かに存在しています。事象として全てが裏目に出て失敗しているわけですから、感覚としてはこちらの悪い意味の方が捉えやすいのかもしれません。
例え悪い意味であっても正しく理解することができれば、対策を取ることも出来ますし無暗に慌てる必要もなくなります。状況が悪ければ悪い時ほど「知る」ことが重要になってきます。
エネルギーが停滞しているサイン
エネルギーが停滞しているとやることなすこと失敗続きで、行動の全てが裏目に出てしまいます。1つの停滞は他の停滞も呼び寄せてしまいます。エネルギーが停滞すると活力や波動、オーラまでも停滞していきます。
活力が停滞している状態で新しいことに挑戦しても失敗して当然です。波動の停滞は精神を脆くしていきます。
- 外的要因・・・環境を変えるしか解決方法はない
- 内的要因・・・自身の意識次第で打開することが可能
ここのところ全てが裏目に出て失敗ばかりだなと感じたら、まずは停滞を疑ってみてください。そして自分自身の意識に問題があるのか環境に問題があるのかを考えてみてください。
今は行動を起こすべきではない
人生には好機や適時というものが存在しています。特に新たなことに挑戦するときや環境を変えるときはタイミングが重要となり、この好機や適時に行動を起こすことが成功への近道であると言われています。
全てが裏目に出てやることなすこと失敗続きという場合は、準備不足であったり今は好機ではないということを高次元の存在が教えてくれている可能性があります。悪い時期に新たな形で行動を起こすことはスピリチュアルの観点から見ても悪手です。
失敗が続いている時は、今は我慢の時期だということをしっかりと認識して「耐える」というメンタルを構築してください。
過去の失敗やトラウマに引っ張られている
人間は感情や精神はもちろん、波動などのスピリチュアルなエネルギーに至るまで過去のトラウマや心の傷が影響を与えていると考えられています。特にスピリチュアルの世界ではインナーチャイルドと言って幼少期の頃のマインドを重要視します。
インナーチャイルドに大きな傷を抱え、大人になった現在でも癒えることなく傷が疼く状態だと波動の向上やエネルギーの増幅が思うように進んで行きません。努力が実りにくいと言い換えても良いでしょう。
この事象が結果的に言動の全てが裏目に出て失敗続きとなっていくのです。厄介なのがインナーチャイルドの傷は大人になると自覚が希薄になっていくという所です。
インナーチャイルドのトラウマが失敗の原因なのに、自覚がないので本人は中々気づくことが出来ません。全てが裏目に出ていて思い通りにならないと少しでも感じた時は、自身の潜在意識と向き合ってインナーチャイルドと対話をしてみてください。
過去のトラウマの克服が人生を好転させる一番の近道かもしれません。
全てが裏目に出ているときの対応策
言動の全てが裏目に出てしまう時期。いわゆるスランプや停滞期は誰にでも訪れます。意図的に回避出来るものでもありませんし、スピリチュアル的成長の過程として必要な試練である場合も考えられるため、逃げ続けることも得策ではありません。
とは言え、現実にはやることなすこと失敗続きになってしまうため、メンタル的にも追い詰められ非常に厳しくなってくるでしょう。そんなときにどの様に対処していけば良いのか。
どの様なマインドコントロールを実践していけば良いのかなどを具体的に紹介していきます。
外部に助けを求める
言動の全てが裏目に出てしまう時期、停滞期に入ってしまったなと感じた時は外部に助けを求めることが打開するため近道かもしれません。停滞の原因は基本的には自分自身の中に存在しています。
外的環境が影響している場合もありますが、それも最終的には自身の感じ方や受け取り方によって大きく左右されています。
停滞期に自分一人で頑張っても原因が自分なわけですから、空回りしてしまって中々上手くいきません。より一層泥沼にはまってしまう可能性もあります。
そんな時は第三者に介入してもらうことが必要です。自分一人では解決できないことも停滞期とは無縁状態の第三者に介入してもらうことで、驚くほど簡単に解決できるのです。困ったら周囲に助けを求める。
簡単な様で大人になると意外と勇気のいる行為だと思います。しかし助けを求める行為は停滞期からの脱出のきっかけにもなりますので、是非勇気を振り絞ってください。
取り組んでいる物事を一旦リセットする
言動の全てが裏目に出てしまう時期、停滞期に入ってしまったなと感じた時は物事を一旦リセットすることが効果的です。これまで積み上げてきたものを崩すのには勇気がいるでしょう。
しかし停滞期に入り波動が低下した状態で物事を進めても決して良い方向にはいきません。それどころか反対に悪い方向へと突き進んでいる可能性もあります。ですから、一度リセットを掛けてまっさらな状態から再び始めることが必要になります。
物事をリセットすることで自分自身の気持ちもリセットされ、停滞期のモヤモヤがクリアになることも期待できます。
言動の切り替え
言動の全てが裏目に出てしまう時期、停滞期に入ってしまったなと感じた時は、
- 能動的行動
- 思考の変化
が効果的な対処法となります。
- ポジティブシンキング
- プラス思考を常に意識する
自らの意思で環境に変化を起こすことです。波動が下がりスランプや停滞を感じるのであれば、むしろその気づきをチャンスだと思い自己啓発などに取り組み、環境の一新を目指してみるのもいいでしょう。
人間関係で上手くいかないことがあれば、苦手な人に対して積極的なコミュニケーションを取ることなども効果があります。この様に「言動の全てが裏目に出てしまう」と感じた時には、考え方を切り替えて自発的に行動を起こすことが解決への近道となるはずです。
瞑想などの自己対話
言動の全てが裏目に出てしまう時期、停滞期に入ってしまったなと感じた時は、自己対話を行うことが効果的です。停滞期は波動の低下やエネルギー切れが原因である場合がほとんどです。
失った波動やエネルギーを効率的に回復するためには、瞑想などを行い自身の潜在意識と対話することが必要であると考えられています。
波動向上のきっかけは潜在意識の中に存在しているとも言われており、自身の意識と正面から向き合うことは波動やエネルギーとの対話と同義になります。潜在意識に潜るためには大きなエネルギーや集中力が必要となります。
そこでチャクラに影響を与えエネルギーを調整する効果がある瞑想やヨガなどを取り入れることが良いと言われています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事では「全てが裏目に出るスピリチュアル意味とは?」のテーマのもと、スランプや停滞期と呼ばれる時期のことについてスピリチュアル的意味や対策などを詳しく紹介してきました。
やることなすこと全て裏目に出てしまい失敗続きとなってしまうので、事象だけ見れば停滞期などは訪れない方が良いに決まっていると思われがちです。
しかしスランプや停滞期には様々な意味があると言われており、中には魂の成長のために高次元の存在が与えてくださる試練であるという考え方もあります。停滞期を乗り越えることによって魂の格が上がっていくのです。
逆を言えば停滞期が訪れない人に成長はあり得ないということです。失敗続きで心身ともにダメージを受けてしまうこともあるかと思いますが。
全て裏目に出る時期は自身の成長に欠かせない事象だということを思い出して、是非前向きに考えて日々を過ごしてみてください。明けない夜はありません。前に進み続けていれば必ず夜明けはやって来ます。
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