好きな人ができて連絡や安心させてくれるようなコミュニケーションが取れていたり、すでにカップルのように何度もデートができていると関係の進展を期待してしまうもの。
ですが、突然にも連絡がなくなってしまったり、顔を合わせると今までとは異なる態度に「脈ありだと思っていたのに……」と、相手の気持ちが変わってしまうことも少なくありません。
急な気持ちの変化に多くの人が不安や悲しさ、寂しさなどネガティブな想いを抱えているのではないでしょうか。
今回はそんな、脈ありから脈なしに変わる原因や心理・サインについて解説します。
脈ありから脈なしになる理由や心理4つ
好意を抱く相手との関係に「いい雰囲気だな」「もうすぐ付き合えるかもしれない」といって仲の良さや近しい距離を感じている中、突如脈なしを感じてしまうことがあります。
そのため、多くの人が自分のこれまでの言動を振り返るものの、理由がわからずに不安や悲しみなどネガティブな想いを感じているのではないでしょうか。
まずは、脈ありから脈なしに変わる理由や心理をご紹介します。
あなたからの好意に気づいて冷めてしまった
好きな人ができると「早く関係を進展させたい」などと思ってたくさんアプローチをするものですが、そんなあなたの好意に気づくと気持ちが冷めてしまうことがあります。
誰もが好きな人ができると「好きになってほしい」「付き合いたい」などと思うため、強い気持ちを抱いて意中の人を追いかけるもの。
ですが、性格によっては追われることを好まない人も存在するため、あなたの強い気持ちを知られると「受け止め切れない……」と、互いの気持ちの差で引かれてしまう場合もあるのです。
また、男性は本能的に追うことを好む生き物。
それなのにもかかわらず女性から追われてしまうと、すでに手に入れた気持ちになってしまっては「もういいかな」と、女性から向けられる気持ちとは反対に突如、冷静になってしまうこともあるのです。
ほかの異性を好きになってしまった
お互いに好意を持っていたとしても、相手があなたではなくほかの異性に好意を抱いてしまった場合、当然ながら脈なしに変わってしまいます。
あなたがどれほど大好きでこれまでたくさんのコミュニケーションを重ねてきたとしても、新たに気になる異性ができると「もっと知りたい!」などと、相手の意識はその異性に向いてしまうもの。
そのため、急にあなたへの態度が変化して冷たくなってしまうことがあるのです。
また、相手の関心はあなた以外に向いてしまっているものの「関係を変えるつもりがない」「これ以上期待させたくない」という気持ちの変化を言葉で伝える勇気がないため、態度で伝えるというズルい方法を取っているのかもしれません。
気持ちが変化するほどの言動を目撃した
どれほど仲の良い関係が築けていたとしても、ちょっとした価値観や考え方の違いから相手の言動が引っかかり、あなたへの気持ちが冷めてしまうことも少なくありません。
性別関係なくあまりにもワガママや相手の気持ちを考えない振る舞いはもちろん、
- 常に誰かの悪口を吐いている
- ネガティブな発言ばかり
- 食べ方がきれいではない
- 言葉遣いに品がない
など、こうした言動が引っかかってしまったことで、抱いていた気持ちが冷めてしまったのでしょう。
突然にも接し方が変わったと感じるのであれば、前回のデートや最近やりとりをしたメッセージを振り返ってみることです。
恋愛よりも夢中になるものができた
あなたのことをどれほど好きでいたとしても、恋愛よりもほかに夢中になることに出会うと意識が移ってしまうため、脈なしに変わることも少なくありません。
新しく好きなものや趣味に出会ったり、仕事の繁忙期や特に頑張りたい気持ちの変化などが訪れると「今は恋愛をしている場合じゃない!」という気持ちになることがあるのです。
そのため、良い関係が築けていたとしてもほかを優先したい気持ちが勝ってしまっては、連絡やデートの回数も当然減ってしまうでしょう。
特に男性は女性と異なりシングルタスクであるため、恋愛に夢中になりながらほかのことに没頭できないのです。
だからこそ仕事が忙しくなったときはもちろん、好きなことや趣味にハマっている際にはほかのことに意識を向けられません。
ゆえに女性からすれば「仲良くできていたと思っていたのにそっけない……」と、脈なしだと感じてしまうのでしょう。
脈ありから脈なしになったときに見せる3つのサイン【共通編】
たとえ友達以上恋人未満のような関係だったとしても、上記で解説したような理由から突然にも気持ちが変わってしまうことは少なくありません。
そのため、基本となるサインを知らなければ「どうして……」と、頭を悩ませてネガティブに支配されてしまうもの。
ここでは、脈ありから脈なしになった際に見せる共通のサインをご紹介します。
LINEが未読や既読スルーが増えた
好意を抱いていると「もっといろんなことを知りたい!」「LINEでつながっていたい!」といったことを好きだからこそ思うため、まだ付き合っていなくても毎日LINEをしている人が多いでしょう。
特別な想いがあるからこそ十分な時間をかけて向き合いたい想いや、どんなくだらないことでも話したいと思うもの。
ですが、相手への好意がなくなってしまうと関心が失われ、知りたいという気持ちもなくなってしまうため、徐々にLINEは減って未読や既読スルーばかりになってしまうのです。
以前のように連絡を取りたい気持ちがないため、性別関係なくわかりやすい脈なしのサインとなります。
また、未読や既読スルーばかりで返事をもらえないからといって、何度も追いLINEをしていると嫌われてしまう可能性もあるため注意しましょう。
以前話した内容を覚えていない
相手に好意を抱いていると「すべて知りたい!」「どんなことも覚えていたい!」ということを抱くため、些細なことでも忘れずに記憶しているもの。
ですが、しっかりと話し込んだ話題であったとしても覚えていないのは、あなたとのコミュニケーションを大切にしたいという想いがなくなり、関心や興味が失われているサインになります。
特に男性は女性のように話をすべて深く聞いているわけではないものの、相談事であったりきちんと話した内容を忘れているのであれば脈なしとなり、以前のように恋愛対象とみられていないのかもしれません。
話題を振られたり質問されなくなった
LINEや直接顔を合わせて会話している際、相手から話題を振られたり質問されることがなくなった場合「会話をしたくない」という意思の現れとなり脈なしのサインとなります。
好意があればどんな些細なことであっても知りたいと感じ、できるだけたくさんのコミュニケーションを取りたいと思うもの。
ですが、相手が質問をしない会話を広げようという気持ちが感じられない場合、あなたには関心がなくなったのかもしれません。
また、誰でも好きな相手ができると強く意識して接点を増やそうとするもの。
ですが、相手から徐々に関わりを無くしていくのであれば、ほかに好きな人ができて気持ちが冷めてしまったのでしょう。
脈ありから脈なしになったときに見せるサイン3つ【男性編】
相手への気持ちが冷めてしまうと接し方に変化があるため、男性も女性もLINEや電話など連絡の中で「もう好かれてないのかもしれない……」と、わかりやすいでしょう。
ですが、はっきり好きではないことを伝えはしないものの、あからさまに避けたりすることで勘のいい女性は察してしまうのです。
次に、男性が脈ありから脈なしになった際に見せるサインをご紹介します。
急に会う頻度が少なくなった
これまでと比べて徐々に会う頻度が少なくなったり、デートなどに誘っても断れることばかりになってしまった場合、あなたへの好意がなくなってしまったサイン。
どれほど好いてくれていたとしてもあなたとの予定だけを優先することは難しいため、仕事や友達・家族との予定と被ってデートを断られてしまうことも当然あります。
ですが、あなたの気持ちを考えてくれずに断って終わることはもちろん、
- 何度誘ってもなかなか会えない
- 予定を教えてくれない
- 断る際に別日を提案してくれない
- 常になにかしらの理由で断られる
などの場合、残念ながら脈なしのサインとなってしまいます。
誰でも好きな人からデートに誘われることは嬉しく、たとえ予定が埋まっていたとしても短い時間でも会おうとするもの。
そのため、上記のような場合は「会うつもりがない」という気持ちの現れでもあります。
ほかの女性の話題をされることが増えた
たとえ友達だと思っていても「好きな人には勘違いされたくない!」「悲しませることになるかもしれない……」と考えているため、好きだからこそ傷つけないように意識しているもの。
ですが、突然にもほかの女性の話が増えたり、あからさまな話題の出し方は脈なしとなってしまいます。
これまでの気持ちがなくなってしまったものの、直接伝えられないからこそ「冷めた基地に気づいてほしい」と、あえてほかの女性の話を出しているのかもしれません。
また、もちろんそれぞれのタイプにもよって変わりますが、男性は鈍感な人が多いこともあり、あなたの好意に気づいていない場合も少なくありません。
そのため、特に意識して話題を振ったわけではなく、雑談のひとつとして話題に出してしまった可能性もあります。
遠回しに拒否される言葉を告げられる
好意を抱いていると好きな相手のことは無条件で受け入れてしまうため、否定されることが増えたのであれば脈なしサインとなります。
ほかに好きな人ができた場合や気持ちが冷めた場合など「こんな女の子がタイプなんだよね」「価値観があんまり合わないよね」といって、遠回しにあなたを否定することが多くなるもの。
ですが、男性はできるだけ面倒なことを避けたいと思っているため、真面目な話し合いであったりはっきりとした言葉で伝えることを苦手としているのです。
そのため、すでにあなたからの好意に気づいてはいるものの「泣かれたら面倒だな……」という男性心理や、すこしズルい気持ちを抱いているのかもしれません。
脈ありから脈なしになったときに見せる3つのサイン【女性編】
気持ちが冷めると男性は元々のズルさゆえに関わりを保ちつつ、女性に気づいてほしい心理から遠回しに拒否のサインを出します。
ですが、女性は気持ちが冷めてしまうと徐々に距離を取って相手との関わりを完全に無くすため、嫌っているような距離の取り方をしてしまうのです。
次に、女性が脈ありから脈なしになったときに見せるサインをご紹介します。
2人で会うことを避けられる
相手への気持ちがなくなると「2人で会う意味ってあるの」という考えに至るため、些細なことであっても2人になることを避けられてしまうもの。
お互いが脈ありと感じてコミュニケーションを取っていたものの、男性のなにかが引っかかって脈なしになってしまった場合、突然のことで男性は驚いてしまうでしょう。
そんな男性から直接なにか言われたりアプローチをされたり、場合によっては怒って責める男性もいるため、自分のためにもあえて2人で会うことを避けているのです。
また、デートの誘いを受けると告白されることもあるため、恋愛対象ではない相手からの誘いは受けないようにしているのでしょう。
物理的な距離を取られるようになる
2人でいるときだけではなく、みんなで一緒にいるときも物理的な距離を取るように離れたりするのであれば、すでに気持ちはなく脈なしとなってしまうもの。
もちろん女性は男性よりも弱い生き物ゆえ自分自身を守るために、心から信頼していない相手をパーソナルスペースに入れることはほとんどありません。
どれほど女性のことが好きであってもこうして距離を取られているとストーカー扱いされてしまう可能性があるため、無理に距離を詰めるようなことはやめましょう。
一緒にいるときもよくスマホを触る
デートの最中であったり一緒に過ごしているとき、スマホを頻繁に触るのであれば相手の意識はあなたに向いておらず、関心がない証拠となり脈なしとなります。
どのようなタイプの人でも相手に好意や関心を持っていると「もっと知りたい」「たくさん話したい」と思うため、たとえスマホが手放せない人でも一緒にいるとスマホの存在は忘れているもの。
ですが、スマホばかりに集中して話を半分しか聞いてもらえていないのであれば、それほど大切に想っておらず興味がないサインとなります。
脈ありから脈なしになったときの対処法
好きな相手と良い雰囲気で互いに脈ありと思っていても、人の気持ちは簡単に変わってしまうことがあるため、些細なきっかけで脈なしになってしまうことも少なくありません。
このような場合「諦めた方がいいのかな……」「もう好きになってもらえないのかな」といって深く悩んでしまうものですが、できることをすべてやり切ってから諦めるべきでしょう。
最後に、脈ありから脈なしになったときの対処法を解説します。
好意を出しすぎないようにする
一度好きになった相手を簡単には嫌いになれないため、相手が脈なしになったとしても好きな想いがあふれてしまうもの。
そのため、相手の気持ちを察することができずに何度も連絡をしてしまったり、さまざまなアプローチを仕掛けてしまうでしょう。
ですが、あなたが抱く好意を出しすぎてしまうと想いが重く感じてしまったり、相手にとっては負担やストレスに感じてしまうこともあります。
互いが好意的に感じている場合であるとマイナスに感じることはありませんが、脈なしの場合はマイナスな印象を抱かれることもあるのです。
誰かを心から想うことは素敵なことですが、その好きすぎる想いを出しすぎないように抑えることも意識しましょう。
時には距離を置くことも大切
脈なしから脈ありにはちょっとしたことで気持ちが変わることがありますが、脈なしから脈ありに気持ちを変えていくことは難しいもの。
そのため、あなた自身は自覚がなくても失言をしてしまっていたり、相手の状況で脈ありだった気持ちが変わってしまうことも少なくありません。
もちろんあなたのアプローチで脈ありに気持ちを取り戻すことも可能ですが、相手の状況や気持ちによっては距離を置いて様子を見ることが大切になる場合もあります。
特に仕事が忙しい時期など恋愛に向き合う気持ちの余裕がないため、何度もアプローチされると相手にストレスを与えてしまうことになりかねません。
ゆえに相手からの反応が悪い場合は、あなたの気持ちを守る意味でも一時的に距離を置くことを考えてみましょう。
まとめ
脈ありと思っていた相手の気持ちが突然にも脈なしに変わってしまうと、好きだからこそさまざまな想像をしてネガティブに考えてしまうもの。
あなたの言動に引いてしまったり違う人を好きになって脈なしの場合もありますが、中には相手の仕事や趣味などさまざまな理由から状況が変わってしまう場合も少なくありません。
こうした焦りの気持ちからアプローチを頑張ってしまうものですが、相手の状況を無視して自分の気持ちだけで動いてしまうと関係が悪化してしまう可能性もあります。
当然好きだからこそ思い詰めてしまうものですが「今はそういう時期かもしれない」と受け止め、焦ってしまう気持ちを抑えて冷静に相手との関係を見ることも大切です。
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