何もかも投げ出したいスピリチュアル意味とは？

皆さんは自分の人生が嫌になったこと。何をやっても上手くいかず全てを投げ出したくなったことはありませんか。人生は楽しい事ばかりではありません。

山があれば谷があるように、波動が上がり幸福な時期があれば波動が低下し不幸に見舞われる時期もあるのです。波動が下がる時期のことを停滞期やスランプと呼びますが、停滞期に入るとやることなす事全て上手くいかず失敗続きとなってしまいます。

活力も低下してしまうため心身ともに衰弱してしまいます。停滞期が長引いてしまうと人生そのものが嫌になってしまい、何もかも投げ出したいと思うようになります。

一見、自暴自棄になっているように感じてしまいますが、実は「何もかも投げ出したい」という想いにはスピリチュアルな意味があり、いくつかのサインであるとも考えられています。

この記事ではそんな自暴自棄とも思われてしまう様な感情にどの様な意味、サインが込められているのかをスピリチュアルの観点から詳しくお話していきます。

全てを投げ出したくなった時のスピリチュアル意味

何もかも投げ出したくなる気持ちと聞くと自暴自棄になったマイナスの感情であると思われがちですが、スピリチュアルの観点から見ると実は高次元の存在からの啓示であったり、自身の心身を守るためのサインである場合が多数あります。

停滞期に入ってしまい、やることなすこと失敗続きになって全てを投げ出したくなった時は、一度立ち止まり心身を落ち着け冷静に物事に向き合うことが必要なのです。そうすることで本当の意味が表に現れ改善の糸口となる光が差し込みます。

一度心身のリセットを行うべき

全てを投げ出したくなった時は、心身のリセットを行うべきタイミングであることを表しています。物事がうまく回らなくなって停滞期に突入してしまうと波動や活力が低下していきます。

この様な状況ではどれだけ頑張っても努力が空回りしてしまい、精神的にも消耗していく悪循環が生まれてしまいます。停滞期に入り自暴自棄の感情が少しでも芽生えたと感じた時は、努力も頑張りも一度ストップして心身をリセットすることが必要です。

物事が思い通りに進まなくなってしまった時は、やみくもに突き進むのではなく自身の原点・ルーツまで戻って気持ちを新たにすることが解決への近道になります。

負の事象や感情を手放すべき

全てを投げ出したくなった時は、負の事象や感情を手放すタイミングであることを指しています。あきらめの感情から自暴自棄は生まれます。停滞期に入ると何をやっても失敗続きで負の感情が増幅していきます。

停滞期やスランプでは波動や活力が低下するため努力が良い結果をもたらすとは限りません。どれだけ頑張っても負の事象は襲い掛かってきますし、伴ってマイナスの感情は大きく膨らんでいきます。

この様な時はがむしゃらに頑張り続けるのではなく、頑張っている自分自身を労わってあげなさいという高次元の存在からのサインであると理解し、全ての負の原因を手放すことを意識してみてください。

何もかも投げ出したいと思った時には逃げる事も大切です。逃げて一度距離を開けることで、冷静になり見えてくることもあります。マイナスを手放すことで自分の心を守ることが一番重要です。

没頭出来ることを見つけるべき

投げ出したい気持ちや自暴自棄になってしまう時は、何か他に自分に適していることがあるかもしれないというサインかもしれません。

例えば、これまで自分がずっと取り組んでいた趣味がある日突然意味のないものに思えて興味を失い投げ出してしまったとします。

一見、自暴自棄になりその趣味自体が嫌いになって興味を捨ててしまった様に思われますが、実はその趣味を通して新たな自分の可能性に潜在的に気づいたのです。自分にはもっとやりたいことがある。

適したことがあると潜在意識の中で感じ取ったためこれまでの趣味を無意識的に手放したのです。興味があることに手あたり次第挑戦することで、没頭できることを探していきます。

潜在意識の中には答えはあるはずなので、挑戦していく中でこれだと思える最適解が必ず見つかるはずです。

　　

潜在意識が変化している

何もかも投げ出したい気持ちになってしまうことは、自身の潜在意識が変化しているサインかもしれません。一般的に全てを投げ出したい気持ちや自暴自棄な感情というものは停滞期やスランプといった時期に発生します。

停滞期は波動が下がり物事が上手く進まない時期でありマイナスなイメージがついていますが、実はターニングポイントや転換点といった人生の重要な分岐路の前には必ず訪れるものです。

幸福度にも必ず山と谷があり、停滞期は谷間にいる状態であり、ターニングポイントから進んで行けば必ず山の頂上にたどり着くことが出来ます。

ということは、何もかも投げ出したいマイナスな感情は、やがて訪れるターニングポイントや幸福の山頂にたどり着くための準備であると考えることが出来ます。そしてこの準備期間にターニングポイントで良い選択をするための潜在意識の変革が起こっているのです。

固執している自分に気づくタイミング

何もかも投げ出したい気持ちになってしまうことは、無用な固執や執着をしている自分に気づく最良のタイミングを意味しているかもしれません。

自暴自棄になってしまうような事柄は自身に見合っていないか今が取り組むべきタイミングではないということを際しています。自分に合っていないことをプレッシャーやプライドから無理に続けることで無用な固執や執着が生まれます。

固執や執着からもたらされる行動は決して上手くいきません。頑張っても結果が伴わないという悪循環を生んでしまい、自暴自棄を引き起こしてしまいます。

仏教の教えの中には「放下」というものがあり、欲や執着を手放すことで人は解放され生活に安らぎが訪れると考えられています。

何もかも投げ出したい気持ちは執着心がもたらす自暴自棄の感情であると同時に、マイナスの事象を手放す最良のタイミングが訪れていることに気づかせてくれるものにもなります。

停滞期に入ると何もかも投げ出したくなってしまう！？

人生には何をやっても失敗続きで悪いことが続いてしまう時期があります。皆さんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。スランプの時期などと言われたりもしますが、スピリチュアルの世界では「停滞期」と呼ばれます。

読んで字のごとく「停滞」が要因となり物事が上手く進まなくなります。波動の停滞・プラスエネルギーの停滞・潜在意識の停滞・チャクラやオーラの停滞など様々な停滞が存在しています。

停滞期はその時点だけ見れば悪いことが続く期間なので良くない時期と思われがちですが、スピリチュアルの観点から考えると実はそうではありません。停滞期とは魂や潜在意識が次の段階へと成長するための準備期間でもあります。

ジャンプの前のしゃがみ込みの予備動作をイメージしてください。ですから必ず悪いことが続いた後には幸運が訪れると考えられています。

全て投げ出したくなった時の対処法

何もかも投げ出したい気持ちや自暴自棄の感情を抱くことは誰にでもあります。しっかりと自分の感情と向き合い、正しくスピリチュアル的意味を理解することが出来ればこれらの感情は全てが悪いものではありません。

高次元の存在があなたに対してより良くなるようにと送ったサインである可能性もあります。しかし現実問題、何もかも投げ出したくなってしまうと仕事が手につかなかったり、家庭問題、活力の低下など様々な問題が生じてしまいます。

正しい対処法を実践すれば気持ちの落ち込みを最小限にとどめることや、期間を短くすることもできます。

原因を明確にする

何が要因となって自暴自棄になってしまっているのか知ることから始めます。人間関係やタスクの失敗など明確な事象が原因となっている場合もあれば漠然全てが嫌になってしまったという場合もあります。前者であれば対応は簡単です。

原因となっている事象を遠ざけることで気持ちは落ち着いてくるはずです。後者の様な明確な要因がわからず漠然している場合は、まずは原因を探るための対処法から取っていきます。この様な場合は頭の中で考えても明確な解答は得ることが出来ません。

自身の潜在意識とリンクし向き合うことで、自暴自棄になってしまった本当の原因が見えてきます。

親しい人に相談してみる

まずは原因を明確にすることが最優先です。原因が判明すれば自ずと対処法も決まってきます。自分だけの判断や行動だけで解決に向け進むことができるパターンもあれば、自分一人の力では問題解決に至ることができない場合もあります。

この場合は一人で悩んでいてもいつまでも解決することができません。親しい人に相談することで良い解決策が出ることもありますし、相談する事自体がプレッシャーやプライドを緩和させることができ、良い結果に導くこともあります。

十分な休息をとる

停滞期に入り自暴自棄な感情に襲われる時は、心身が衰弱し波動が低下しているタイミングです。波動が低下し活力が失われることで何もかも投げ出したくなってしまいます。

逆に言えば全てを投げ出したくなるような負の感情は、心身に休息を与えなさいという高次元の存在からのメッセージであると言えます。自身のキャパシティを超えて頑張り過ぎてしまうと心がパンクしてしまいます。

高い波動を維持し続けるためにも、日頃から十分な休息を取り英気を養うことが大切です。

趣味に没頭する

好きなことに打ち込むことで負の感情を追い払い、心身をプラスのエネルギーで満たすことを心掛けます。好きなことに集中していると時間の経過を忘れている瞬間を皆さんも経験したことがあるはずです。

あの時間経過を忘れている瞬間こそが波動が高まり、幸福度が上がっている瞬間です。全てを投げ出したくなった時は、一度嫌なことを全て手放し好きなことに没頭してみてください。心身ともにリフレッシュすることができ、心に安らぎをもたらしてくれます。

環境を変えリフレッシュする

スピリチュアルの世界では、人の精神は外的要因つまり環境によって大きく左右されると考えられています。波動が低下し停滞期に入ってしまうということは環境に大きな問題があるかもしれません。

人間関係の悪化やキャパシティを超える仕事など外的要因によるストレスは非常に大きなものとなります。自暴自棄になってしまう原因が明確にわからなくても環境を変えることで、波及的に変化が起きて問題が解決する事例は多数あります。

自身の置かれている環境に小さなことでも変化を与えることで停滞期から抜け出すきっかけとなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事では「何もかも投げ出したいスピリチュアル意味とは？」のテーマのもと、自暴自棄になってしまう時の心身の状態をスピリチュアルの観点から考察し、対処法などを交えてお話してきました。

全てを投げ出したくなってしまうタイミングは、停滞期に陥って波動も活力も著しく低下している場合が多いとされています。停滞期では自分の行動の全てが裏目に出てしまい失敗続きとなるため、心身ともに大きく衰弱していきます。

この様に心にダメージを負っている時に頑張りすぎることは禁物です。何もかも投げ出したくなった時は一旦、全ての嫌な事から距離を置くことが必要です。環境を変えリフレッシュすることで波動が再浮上し自暴自棄などの負の感情に打ち勝つことが出来ます。

自身の中に負の感情を見つけた時はまずは自分自身を許してあげることから始めてください。逃げることは悪ではないのです。