遠距離恋愛であったり仕事やプライベートが忙しく好きな人となかなか会えないと、寂しさを抱いてしまったり「好かれていないのかもしれない……」と、諦めの想いから気持ち冷めてしまう女性も少なくありません。
ですが、男性は女性とは異なって「会えない時間が愛を育てる」という言葉があるように、会えないときにはさらにあなたへの想いが大きくなっていることがあるのです。
今回はそんな、付き合う前の男性が会えないほど好きになることについて、心の奥底ではどのような心理を抱いているのかを解説します。
付き合う前の男性が会えないほど好きになる4つの心理
性格はもちろん女性とは異なり男性は恋愛の優先順位が低いため、会っているときではなく会えなくなってようやく想いに気づくことも少なくないのです。
そのため、仕事やプライベートが忙しく2人のタイミングが合わなくなったことで「彼女のことが好きなのかもしれない……」と、自覚する男性も多いはず。
まずは、付き合う前の男性が会えないほど好きになる心理を解説します。
寂しさに気づくタイミングが遅い
あなたへの想いを抱いていると会えなくなったことで寂しさを感じ「早く付き合いたい」「関係を進展させたい」と、好きという想いが大きくなったのでしょう。
女性とは異なり男性は恋愛への優先順位がとても低く、自分の気持ちに気づくまで時間がかかると言われています。
それは性別によって生まれながらに与えられているものの違いゆえに、特に決めてはいないものの無意識に男性は恋愛が後回しになってしまうのかもしれません。
そのため、会わない期間が長くなり寂しさを抱いていることに気づくと、その延長であなたのことがこんなにも大好きだったことにも改めて気づくのでしょう。
会えない期間に大切さに気づく
いつの間にかあなたの存在が当たり前になっていたのであれば、会えない期間が長くなるにつれて「こんなにも大切に想っていたんだ!」と、あなたへの想いを再確認します。
人は物事が習慣化するとどうしても当たり前に感じてしまい、いつもそばにいてくれる大切な人の存在も当たり前に感じてしまうもの。
ですが、会わない期間が長くなったり連絡も取ることが減ってしまうと多少なりとも距離を感じてしまい、それゆえに大切に想っていた気持ちにも気づくのです。
いつも一緒にいることを当たり前だと思い込んでいるため、なかなか会えなくなり心にポッカリと穴が空いたように感じてしまうのかもしれません。
会わない間に気になって頭から離れない
会わない間にあなたの存在を強く意識するようになると「なぜか頭から離れない……」「ずっと考えてしまう」と、想いが強くなってしまうことも少なくありません。
これまではそれほど意識をしていなかったとしても、会わなくなったことがきっかけとなり「彼女のことが好きだったのかもしれない……!」と、強く意識することがあります。
元々は恋愛の優先順位が低い男性でありますが意識をしはじめると当然考える時間が増えるため、仕事をしていてもあなたのことを考えてしまい頭から離れてくれないのかもしれません。
そのため、会っていなくても「今なにしているの?」「今日はどこかに行ってるの?」など、あなたの状況を探るような連絡は気になっている証拠でしょう。
他の男性に取られないか心配になる
会えない期間中に「自分以外の男を好きになっていないかな……」「まだちゃんと好きでいてくれているのかな」など不安や心配を強く抱いては、あなたへの想いを強めていることもあります。
恋愛への優先順位が低く、普段それほどあなたのことを意識していない男性であっても、会えてなければ「他の人を好きになっていないかな」と、気になるもの。
カップルであると信頼関係ができているため、多少会えなくても心配や不安を感じることは少ないでしょう。
ですが、付き合う前というのは気持ちがブレてしまったり、性格によっては他の人に目移りしてしまうことも少なくないのです。
会えていない期間にこのような気持ちを抱いては心配や不安を感じてしまいますが、この気持ちこそあなたに対する想いの表れでしょう。
男性が会えないほど好きになる女性の特徴3つ
女性は寂しさから気持ちが離れてしまうことが多いものの、反対に男性は会えない期間が長くなるほど想いが大きくなります。
ですが、どのようなタイプの女性であってもそのように感じるわけではないため、把握しておかなければ男性の気持ちを手放すことにつながってしまいかねません。
ここからは、男性が会えないほど好きになる女性の特徴を解説します。
素直で明るく一緒にいると安心感を抱く
素直で明るく一緒にいるときに笑顔を見せてくれる女性には、居心地の良さを感じて会いたいと思う男性が多いもの。
弱みを見せることが苦手な男性も時には落ち込むことや、あなたに癒されたいと弱みを見せることがあります。
そのようなときに男性がなにを言っても否定することなく受け入れ、どんな言葉にも笑顔で「大丈夫だよ」などと答えてあげると心から満たされるもの。
そのため、すこし会えない期間が続いたとしても、男性は思い出しては会いたいと思うのでしょう。
ふとしたときに弱さや甘えを見せる
普段は明るく笑顔ばかりを見せている女性がふとした瞬間に、弱さや甘えた部分を見せてくれるところも好きになる男性が多いのです。
これまであなたに抱いていたイメージとは異なる部分を持っていることをメッセージや電話で知ると、今は会えていない状況だとしてもこれまで以上に想いが強くなります。
そして、男性は本能的に女性に対して守りたい気持ちが強いため、こうして弱さや甘えの部分が見えると「かわいい」「守ってあげたい」などと、会えていなくても考えてドキドキしてしまうのでしょう。
恋愛に依存しておらず自立している
恋愛だけに夢中になり依存や執着せず、他のことにも目を向けて自立できている女性は当然会いたいと思われるでしょう。
特に女性は恋愛をとても重要視していることもあり、依存や執着などしてしまうような人が多いもの。
ですが、男性となかなか会えないからと深く考えたり落ち込んでいると精神的に疲れてしまうことはもちろん、男性も負担に感じてしまい会いたいと誘われることがなくなってしまいます。
会えていないときは自分の時間を楽しむためにも男性を放置しているからこそ「自分を見てくれていない……」と、寂しく感じては会いたくなってしまうのでしょう。
会えないと気持ちが冷めてしまう男性も存在する?
会えないほど距離感がさらに「気になる」「もっと近づきたい」などといった、気持ちの変化から好きになる場合がある一方で、反対に会えないと気持ちが冷めたり離れてしまう人も少なくありません。
性別関係なく会えない距離感というものは、気持ちや意識が他の異性に向いてしまうのは十分な理由。
そのため、どれほど好意を抱いていたとしても会えない状況や寂しさに慣れてしまったり、会えない寂しさを紛らわせるため他の会える女性に目を向けてしまうような男性は、会えないほど気持ちが離れてしまう可能性が高いです。
会えないほど好きになる彼と付き合う上での注意点
あまり頻繁に会うようなタイプではないからと彼の都合ばかりに合わせてしまっていたり、会いたいのになかなか言い出せずに溜め込んでしまっている女性も多いのではないでしょうか。
ですが、彼を想うあまり気遣いすぎているといつしか依存や執着に気持ちが変化し、彼から誘われなくなってしまいかねません。
ここでは、会えないほど好きになる彼と付き合う上での注意点を解説します。
彼のペースに合わせすぎないこと
彼が会えないほど好きになるタイプだからといって、自分の気持ちを抑え込んでしまうことはやめましょう。
女性の中にはさまざまなことを考えすぎてしまうあまり「忙しいのに迷惑かもしれない……」「誘われるのは嫌いかもしれない」と、彼から誘われることを待っている人が多いもの。
ですが、会えないほど好きになるタイプの彼はそれほど会わなくてもいいと思っているため、都合に合わせて誘われることを待っているだけでは進展が望めません。
そのため、彼の都合に合わせて待つだけではなく、あなたから誘うことも大切になります。
なかなか会えないからといって感情的にならないこと
あまりにも彼が会ってくれないと「本当は好きじゃないんでしょ⁉︎」「他の人が好きなんじゃないの⁉︎」と、彼のことを責めたくなる気持ちを抱いてしまうこともあるもの。
ですが、なかなか彼から誘ってくれないからといって、感情的になって責めるようなことはやめましょう。
そもそも男性は感情的に言い合うことを苦手としているため、あなたの思うように会えないからと責めるような発言をしてしまうと、彼の性格によっては気持ちが離れてしまう可能性があります。
なかなか会ってくれずに不満や不安の気持ちがあるかもしれませんが、気持ちを伝える場合は落ち着いて冷静になってから伝えるようにしましょう。
会えないほど好きになる男性との恋を成就させるコツ
会えないほど好きになる男性は定期的に会わずとも不安を感じることがなく、反対に会えない期間にあなたへの想いを膨らませているもの。
そのため、彼の気持ちが見えなくなっては不安を感じてしまったり、諦めの気持ちを抱いてしまうこともあるでしょう。
最後に、会えないほど好きになる男性との恋を成就させるコツを解説します。
会いたい気持ちをしっかりと伝える
あまりにも彼から誘いがないのにもかかわらず「迷惑になるから誘えない……」「忙しそうだから待っていよう」と、自分から誘えずに受け身になってしまう人も多いでしょう。
ですが、このように会えないほど好きになるタイプの人は頻繁に会うことをあまり求めていないことや、男性の性質的にあなたが会いたいと思っていることに気づいていない場合があります。
そのため、あまりにも会う機会がやって来ない場合はこれからの進展のためにも、まずはあなたが会いたいと思っていることをしっかりと伝えることが大切です。
会えないときはコミュニケーションを意識
あえて会わないようにしているのではなく、仕事やプライベートなどであまりにも都合がつかずに会えないときもあるでしょう。
そのようなときに無理に時間を作ったとしてもどちらかが負担を感じてしまい、会っていても心から楽しむようなことができません。
ゆえにどうしても時間の確保が難しいときには無理に会おうとはせず、メッセージや電話でのコミュニケーションを増やす意識をするようにしましょう。
そうすることで会えていなくても2人のつながりを感じられ、あなたも彼も寂しさや不安を手放すことができるはずです。
まとめ
女性はどうしても見えるつながりを意識してしまうため、なかなか彼が会ってくれないと「嫌いになってしまったのかな」「他に好きな人ができたのかな」など、不安な想いを抱いてしまうもの。
ですが、男性は自分の気持ちに気づくのが遅いこともあり、会わない期間ができてようやくあなたへの気持ちを自覚することがあるのです。
ゆえになかなか彼が会ってくれないのは彼自身、あなたへの好意をまだ自覚していないのかもしれません。
そのため、焦って彼との時間を作るのではなく少しずつ距離を縮めていけるように、まずはコミュニケーションを意識して取るようにしましょう。
コメント