バツイチ子持ち男性と付き合う覚悟があなたにはある？

好きになった相手がバツイチ子持ちだった・・・。

でも彼のことが好きだからどんなことでも受け入れられる！と考えてはいませんか？バツイチ子持ち男性との交際には相当な覚悟が必要となります。

好きだけじゃ乗り越えられないこともたくさんあります。

今回は、バツイチ子持ち男性とお付き合いする際に覚悟しておくべきことについてご紹介していきます。

バツイチ子持ち男性と付き合うのは覚悟が必要

独身男性と比べて、結婚経験のある男性は女性に対してあまりガツガツしていないので、大人の余裕が感じられ魅力的に映ります。

また離婚したとはいえ、子供を守らなければならないという “父親” としての責任感を持っている面にも惹かれる女性は多いのではないでしょうか。

また離婚して心に傷を負った男性にはどこか哀愁が漂い、「私がこの人を支えてあげたい」と母性本能をくすぐられる女性もいらっしゃるのではないでしょうか。

このようにバツイチ子持ち男性には「結婚経験のある大人の男性」と「子供の父親」、二つの顔を持っているため非常に魅力的に感じられます。

しかし、いざ交際がスタートすると苦労の連続になることが多いのです。片想いをしている分には魅力的ですが、彼とお付き合いしていくとなると、相当な覚悟が必要になります。

生半可な覚悟で付き合うと、後々あなたが大変な苦労をするはめになるので注意が必要です。

バツイチ子持ち男性と付き合う前に確認しておきたいこと5つ

①子供の親権はどちらにあるのか

バツイチ子持ち男性とお付き合いしていくにあたっての一番の心配事は、やはり彼の子供のことでしょう。

「前妻が子供の世話をしているから親権も母親側にある」というわけではないのが、子持ち離婚の難しいところです。

今後、彼と結婚も視野に入れて真剣に交際していくのなら、子供の親権はどちらが持っているのかをまず最初に確認しておきましょう。

②養育費の支払いの有無

子供の親権について確認できたら、次に気になるのは子供の養育費のことでしょう。

仮に彼と結婚できたとしても、毎月一定の額を養育費として払い続けなければならない可能性があります。

お相手の男性がよほど高収入でない限り、毎月の養育費を捻出するために家計が圧迫されることでしょう。

経済的に苦しい結婚生活を送ることになるかもしれません。今後二人で生活していくことを想定しているのなら、養育費の有無や支払額について、きちんと彼に確認しておいた方がいいでしょう。

③離婚理由

離婚すること自体は決して悪いことではありません。

ですが子供がいるのに離婚を選択するというのは、よほど大きな事情があってのことです。

離婚理由としては、性格の不一致などにより、どうしても結婚生活を続けていくことができなかったケースが多いようです。

しかし、もし男性側のDV・モラハラが原因で離婚したのであれば話は別です。たとえ彼と再婚したとしても、あなたも前妻と同じような被害にあう可能性が非常に高いでしょう。

「私と結婚すれば彼は変わってくれるはず」と考える女性は多いですが、残念ながら人間はそう簡単には変わりません。

あなたが不幸にならないためにも、離婚理由が彼にあったのかを調査しておいた方がいいでしょう。

④再婚後、子供を望んでいるのか

子供を望んでいる女性からすれば、当然「結婚したら彼との子供を授かりたい」と考えますよね。

しかし相手の男性には、前妻との間にすでにお子さんがいます。彼があなたとの子供を望んでいるのか、それとも「子供は前妻との子だけで十分だ」と思っているかによって、ふたりの結婚生活は大きく変わります。

バツイチ子持ちの彼に子供の話は切り出しづらいでしょうが、もしあなたが彼との子供をどうしても産みたいと考えているのならば、結婚前に彼の意思を確認しておいた方がいいでしょう。

⑤子供との関係性

たとえ離婚したとしても、子供の父親として最後まで責任を果たそうとする男性がいる一方で、「離婚後は一切子供との交流がない」という人もいます。彼が自分の子供にどれくらいの愛情を注いでいるのか、子供とどれくらいの頻度で面会しているのかなどは聞いておいた方が良いでしょう。

もし彼が子供と頻繁に交流しているようであれば、あなたと結婚した後も、新居に彼の子供が遊びに来たり、泊まりにくることがあるかもしれません。親権が前妻にあったとしても、度々子供が自宅に尋ねてくる可能性があります。父子の関係性は、彼とあなたとの結婚生活にも大きな影響を与えるのです。

バツイチ子持ち男性との付き合いが難しい理由

彼との結婚は難しいかもしれない

離婚経験のある男性は「結婚はもうこりごりだ」と、再婚に向けて消極的になる人がいます。また彼の方があなたとの再婚を望んでいたとしても、前妻との間に子供がいるため、再婚はせめて子供が成人してからと考える人もいます。

あなたに結婚願望がなく、ただ彼と恋愛関係を楽しみたいだけであれば、離婚経験があろうと子供がいようと、大きな障害になることはないでしょう。しかし結婚を視野に入れて彼と交際しているのなら、結婚は何年も先まで待たされるか、そもそも彼に再婚する意思がない場合もあります。一度結婚に失敗している男性に、再び結婚を決心してもらうのは難しいことだと心に留めておきましょう。

彼の “一番” にはなれないかもしれない

好きな男性と両想いになれて晴れて交際がスタートすれば、当然彼の “一番の女性” になりたいと思いますよね。しかし彼には過去の事とはいえ結婚を決意した女性がいて、その女性との間に生まれた子供もいます。離婚したとしても前妻や子供は彼にとって大切な存在には変わりありません。

彼には自分のことだけ見ていて欲しいし、自分のことだけ考えて欲しいと多くの女性が望みます。しかし彼はあなたのことも勿論大切ですが、それと同じくらい別れた妻子のことも大事に思っている場合があります。彼の一番になりたいと思っている女性にとって、バツイチ子持ちの彼との交際には我慢と忍耐が必要になります。

前妻と自分を比べてしまう

彼とデートをしていても「前の奥さんともここへ来たのかな」と考えてしまったり、彼と一緒に過ごしていても「前の奥さんともこんな風に過ごしていたのかな」と頭によぎったり、彼と交際している限り、常に彼の前妻のことが気になってしまう女性は多いと思います。彼の元カノに嫉妬することもあるでしょうが、彼の前妻への嫉妬心は、それとは比べ物にならないくらい大きいはずです。

「前の奥さんを超えたい」と対抗心を燃やし、前妻と張り合おうとするほど、余計に嫉妬心に苦しむという悪循環に陥ってしまいます。どんなにかき消そうと努力しても、前妻への嫉妬心が消えない女性が多いため、バツイチ子持ちの男性と付き合うのは難しいと言われているのです。

バツイチ子持ち男性と付き合う前に持った方がいい覚悟3つ

前妻との子供への嫉妬

離婚して子供と離れ離れに暮らしていても、子供にとって彼は世界でたった一人の父親です。また彼にとっても、たとえ子供の親権を手放していたとしても、血のつながった愛しい我が子であることには変わりないのです。あなたと出かける予定を立てていても、急に子供に会えるとなったら、あなたよりも子供との面会を優先するかもしれません。

あなたがそういった父子の関係性を気にしないと思っていても、自分と結婚した後も彼が前妻の子を可愛がり続けることに、次第に耐えられなくなるかもしれません。ましてや彼と自分との間に子供が生まれたら、なおさら前妻の子に対する複雑な感情が湧き上がってくるでしょう。

自分以外の女性との間に子供がいる男性とお付き合いしていくというのは、並大抵の覚悟でできることではありません。彼だけでなく、彼の子供もひっくるめて全てを受け入れるくらいの覚悟が無いと、バツイチ子持ちの彼と交際するのは難しいでしょう。

前妻への嫉妬

あなたが初婚の場合は、彼の前妻への嫉妬心に苦しむかもしれません。あなたにとって結婚準備は何もかもが初めてで、新鮮で楽しいものでしょう。しかしそれと同時に、彼は前の奥さんと同じようなワクワク感をすでに味わっているのだという嫉妬心もきっと感じてしまうと思います。

あなたは結婚式を挙げたいと思っていても、再婚の彼は2回も挙式をしたくないと意見が食い違う可能性があります。「前の奥さんとの時は盛大な結婚式をしたのに、自分の時は何もしてくれなかった」と、結婚後数年たっても心の中にもやもやが残り続けることもあります。

それだけではなく前の奥さんとの間に子供がいるということはは、一生「子供の父親・母親」としての関係は続くのです。彼がバツイチであることも、子供がいることも、すべて理解して受け入れたうえで結婚したとしても、一生前妻への嫉妬心に悩み続けるであろうことは覚悟しておいた方が良いでしょう。

周囲からの偏見

バツイチ子持ちの彼とお付き合いするとなると、どうしても周囲から色眼鏡で見られてしまうことがあります。詮索好きな人にあれこれ質問攻めにされたり、ゴシップ好きな人の標的になったりすることもあるでしょう。何も悪いことをしていないのに「バツイチ子持ちの彼」というだけで、どうしても “ワケあり” と見なす人がいるのは事実です。ふたりが今後も見据えて真剣にお付き合いしていく中で、人のことを面白おかしく噂話のネタにする厄介な人との接触は避けては通れないでしょう。

初婚の彼とお付き合いしたりゴールインするより、バツイチ子持ちの彼と交際する方が、はるかに偏見の目で見られる確率が高くなるでしょう。周囲からとやかく言われたとしても「自分は絶対にこの人がいい」「周りからどう見られようが関係ない」と強い心を持ち、周囲からの心無い言葉に動じない肝の据わった女性でないと、バツイチ子持ちの彼との交際は厳しいかもしれません。

バツイチ子持ち男性との付き合い方

前妻の悪口を言わない

バツイチ子持ちの彼とお付き合いするにあたって一番の悩みは、彼が「自分と出会う前に別の女性と永遠の愛を誓い、子供まで授かった」という事実への嫉妬に苦しむことではないでしょうか。前妻と自分を比べて落ち込むこともあると思いますが、不安を解消するために前妻の悪口を言うのは良くありません。

「どうしてあんな人と結婚したの？」と直接彼に前妻の悪口を言うのはタブーです。あなたからしたら赤の他人でも、彼からしたら一度は生涯の愛を誓って結婚した女性であり、子供の母親でもあるのです。嫉妬に駆られてつい前妻の悪口を言いたくなるかもしれませんが、彼の前で前妻の悪口を言うと、ふたりの関係を悪化させる原因となるので絶対にやめましょう。

イベント時には子供を優先される場合があることを心得る

彼の誕生日やクリスマスなど、ふたりで楽しみたいカップルのイベントの日に、彼はあなたではなくて子供との面会を優先する場合があります。彼の誕生日は、あなた抜きで前妻と子供だけで誕生日パーティーをしたり、クリスマスには子供と一緒に子供向けのクリスマスイベントに参加することもあるかもしれません。

せっかく彼と交際をスタートさせ、カップルで過ごすイベントの日を心待ちにしていたとしても、彼はあなたと過ごしてくれない可能性があります。またクリスマスには、子供へのプレゼントを選ぶのに夢中であなたの分は忘れていた、なんてこともあるかもしれません。

イベント時には子供を優先され寂しい思いをすることもあるでしょうが、そんなとき「どうして私を優先してくれないの」と彼を責めるのではなく、彼がいなくても一人でも楽しめるような女性だと交際は上手くいくでしょう。

不安な時に側にいてくれないことも

例えば何か大きな災害が起きたときには、当然彼にそばにいて欲しいと思いますよね。何かトラブルが起きたときには彼に守ってもらいたいし、彼に支えて欲しいと思うでしょう。しかし彼には、あなた以外にも守るべきものがあるのです。前妻が再婚せずシングルマザーとして一人で子育てしている場合は、離婚していたとしても「彼女は自分が守ってあげないと」と考える男性は多いのです。

一般的に男性の方が離婚後も元配偶者に情を持ち続ける人が多いと言われています。そのため、もし何らかの災害が発生した場合、彼はあなたのもとではなく、前妻と子供のところへ駆けつける可能性があります。一番不安で側にいて欲しいときに彼はあなたと一緒にいてくれず、あなたが不安で一人で怯えているとき、彼は前妻と子供を守っているかもしれません。

何があっても自分はひとりで対処できるから、子供のところへ行っておいでと快く送り出せるくらいでないと、彼との交際を続けていくのは難しいでしょう。

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まとめ

バツイチ子持ち男性と付き合うときには覚悟が必要です。初婚の男性とは違って、交際している間も結婚後も、何かと苦労することが多いでしょう。しかしバツイチ子持ち男性と順調にお付き合いしている女性もたくさんいらっしゃいます。

「絶対に彼と幸せになる」という覚悟があれば、どんな困難もふたりで乗り越えていけるでしょう。