犬は古くから人間と深い関わりをもち、ペットといった目的だけでなく、猟犬や番犬としても生活を共にしてきた動物です。
そういった背景もあり、犬に対して「忠実」や「義理深い」といったイメージをもっているかたは多いことかと思います。
スピリチュアルな世界でも犬には「忠誠心」という意味があてはめられているだけでなく、動物の中でも犬は人間と最も近い魂をもっていると考えられてきます。
また、波動を敏感に感じ取って、負の気を発する場所や物に強く反応したり、霊的な存在を認識することができる犬も少なくはありません。
今回は、私たち人間にとって最も身近な動物ともいえる「犬」と一緒に寝ることには、どのようなスピリチュアルな意味があるのかを紹介していきたいと思います。
犬と寝る時のスピリチュアルな意味2つ
犬を飼っている人にとっては特別な意味があって犬と一緒に寝ているとは、全く考えたことがないかもしれませんが、その何気ない行為にもスピリチュアル的には意味があるのです。
では「犬と寝る時」にはどのような意味が隠れているのかをこちらの項目で説明していきますね。
スピリチュアルパートナー
なぜか愛犬と一緒に寝る時は、いつもより落ち着いた気持ちで1日を振り返ることができているというならば、そのワンちゃんはあなたのスピリチュアルパートナーだといえます。
今世であなたの魂の成長の手助けとなる頼もしい存在です。
毎日一緒に寝ている訳じゃないのに、なんとなく今日は犬と一緒に寝ようと思った時は、あなたの成長に繋がる何かがおきた日というサインかもしれません。
過ぎた一日を振り返って、出会った人から感じた違和感や、なんとなく引っかかっている出来事があれば、大切なことを見過ごさないようそのことについて良く考えてください。
きっとあなたにとって重要な「気づき」を与えてくれることでしょう。
波動が乱れている
犬がいつも以上にあなたに構って、布団にまでついてくるときは、あなたの波動が乱れているという可能性があります。
スピリチュアル界で犬は、飼い主の波動を感じることができるとされているので、大切な飼い主の波動が弱っていることに気付いたら、その乱れた生命エネルギーを整えようと奮闘することでしょう。
そんな愛犬の健気な気持ちに気付いたなら、自主的にしっかり休息をとって、自分の心と身体を労わってあげてくださいね。
犬と寝るスピリチュアルな効果3つ
犬と一緒に寝ることで、スピリチュアル的にはどのような効果があるのかをこちらの項目で紹介していきますね。
気を落ち着かせることができる
波動やオーラを感じ取ることができる犬がペットであった場合、一緒に寝ることであなたの滞ってしまっている気を整えてくれます。
会社や学校で嫌なことがあり、気を落としたまま帰ってきたなら、その時あなたがまとっているオーラはきっとよどんでいることでしょう。
あなたの帰りを出迎えてくれる犬なら、そんなあなたの気持ちをいち早く察知しています。
邪気や負のエネルギーを追い払う力を持っている犬は少ないのですが、自分の波動を飼い主に合わせることはできるのです。
よく一緒にいて楽な相手に対して「気が合う」という言葉が使われますが、犬が自分の波動を調節することでその状況を作り出し、寄り添ってくれます。
落ち込んでいる時に励まし奮い立たせてくれる人の存在は確かにありがたいものですが、時には静かに心を合わせて寄り添ってくれる犬が救いとなることもあるのです。
悪夢をはらう
犬は飼い主の心境や、波動の変化を見逃しません。
それは眠っている状態でも同じです。
スピリチュアルな力をもつ犬なら、飼い主が気付かない間に、霊的な次元で悪夢や邪悪な霊を追い払ってくれます。
しかしそうでない場合、飼い主が悪夢にうなされ苦しんでいる様子をただ見ているだけしかできないので、時には大きな声で吠えて起こすこともあるでしょう。
しかし飼い主は夢をみていたことすら覚えていない状態で目が覚めることもあるので、急に夜中にほえた意味を全くわかってもらえないどころか、少し叱られてしまう場合も多いようですね。
信頼関係が深まる
睡眠をとっている間はとても無防備な状態ですが、英気を養う為には必要不可欠な時間です。
そのようにリフレッシュという点でもとても大切な時間を、共に過ごすことを許されると、犬は飼い主が自分に安心して心を預けてくれていると感じます。
これは人間に置き換えても同じことがいえますよね。
まだ警戒中で、信頼関係のできていない人の前では、安心した気持ちで眠る事ができない人のほうが圧倒的に多いことでしょう。
その一方で信頼してる人と一緒に眠ることは安心を感じられ、代えがたい癒しにも繋がるのではないでしょうか?
犬もまた一緒に眠ることについては私たち人間と同じように考えているので、さらに絆を深めたいなら一緒に寝ることは効果的だといえるでしょう。
犬と寝る時に気をつけること
犬と一緒に寝るさい、現実問題として注意しなければならないこともあります。
睡眠中の無意識な状態で最も気をつけなければいけないことは「飼い主の寝相」です。
寝相がひどいといった自覚がある方だけではなく、寝返りで怪我をさせてしまう恐れもあるのです。
また、犬と一緒に寝ることによって、睡眠の質がさがってしまう可能性もおおいにあります。
体温をかんじると心地よく眠りにつけますが、犬がまだ休む気がない場合、かまってもらおうとお腹の上に飛び乗ってくる、なんてことも時にはあるでしょう。
そうでなくても犬が動いた時の気配によって、人番に何度も意識が覚醒してしまうかもしれません。
そういったデメリットともいえる注意点があるので、犬と寝る際は一緒のベットや布団で眠るのではなく、その近くに犬の安全が確保できる寝床をつくってあげるとよいかもしれませんね。
まとめ
今回は「犬と寝る時」という極めて限定したテーマを、主にスピリチュアルな方面からご説明しました。
犬を飼っていない方には、今後「犬」を飼うにあたり得られるスピリチュアルなメリットの一部を知る機会となったのではないでしょうか。
コメント