韓国では「大人はお菓子を食べない」と聞いていましたが、現代では大人もお菓子を食べる様です。
そして韓国のお菓子メーカーもしくは、お菓子販売に進出している会社も多くあります。
「ロッテ」「ヘテ」「オリオン」「クラウン」「農心」などなどです。
「農心」などは辛ラーメンを、製造販売している会社ですね。
今回は「キムチの国、韓国」にどんなお菓子があるのか、独断と偏見で選びました！
それでは、最後までお読み頂ければ幸いです。
韓国の人気お菓子16選
韓国のスーパーマーケットでも見かける、韓国人も良く食べているお菓子をご紹介していきます。
順番は私が「思い入れのあるお菓子」または、「美味しいと思うお菓子」の順番で書いています。
①エイスクラッカー（ヘテ）
韓国で知らない人はいない程のお菓子が「エイスクラッカー」です。
クラッカーと言うとサクサクした食感を想像しますが、エイスは少し違った食感でしっとりして、クラッカーとクッキーの中間の様な感じです。
最近は白いパッケージの「チーズケーキ味」やチョコがコーティングされている「Ace Cioccolata」なども販売されています。
箱のサイズも大きい物もあり、中は小分けになっていて扱いに便利です。
②高笑美・コソミ（オリオン）
「高笑美」と書いて「コソミ」と読みます。
漢字から受ける感覚として、とても上品女性を思い浮かべるでしょう。
こちらも昔からあるお菓子で、人々に愛されています。
パッケージの素敵な女性のイラストが目を引きます。
片方の手で握る事が出来るパッケージを開けると、二つに小分けになっていて、薄く焼き上げられたクラッカーの表面には、白ごまと砂糖が乗っています。
「砂糖が乗ってる…」と思ってしまいますが、香ばしくサックリしていて、ブラックコーヒーによく合うクラッカーです。
もちろん紅茶や緑茶にも合います。
③辛口海老せん（農心）
辛ラーメンを販売している「農心」から販売しています。
「メウン セウカン」と言いますが「辛口の海老せん」で一度食べたら病み付きです。
私は基本辛い物が苦手で、辛くないセウカンをいつも食べていたのですが、甘辛い感じが後を引き、あっという間に一袋食べてしまいます。
日本の「カッパ海老せん」のパクリと言われていますが、この「辛口セウカン」は美味しいです。
私はお店に行くと何となく探してしまうお菓子の一つなのです。
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④マーケットオーリアルブラウニー（オリオン）
少し値が張る印象ですが、お金を払う価値ありです。
リアルブラウニーと言う名前がピッタリで、本当に美味しく製菓店のブラウニーにも負けない美味しさで、一ランク上のお菓子です！
パッケージもオシャレで、韓国旅行のお土産にも大人気ですね。
濃厚な味わいでそれでいて甘すぎない、「大人の味」のお菓子と言う感じ。
抹茶味もありこちらも美味しいです。
スーパーでこの美味しさを買えるとは、素晴らしいと思います。
⑤コブクチップ（オリオン）
「コブク」は「カメ」の事で、スナック自体の形がカメの甲羅の様なので、そこから来たのかもしれません。
食感がとても面白く今までにない感じで、その理由は生地が4層になっている事でしょう。
パイの様に薄い生地ではなくて、ある程度厚みと歯ごたえがあり、一枚一枚が独立している事で、不思議な食感が産まれるのだと思います。
味は3種類「コーンスープ味」「きなこ餅味」「チョコチュロス味」そして期間限定味…
どれも美味しいですが、私はコーンスープ味が好きです。
この食感は体験して欲しいです！
⑥チョコもちパイ（ SAMJIN ）
お餅のでピーナッツクリームを包み、チョコレートでコーティングしたお菓子です。
「パリッもちっ」と言う感じで、ピーナッツクリームがアクセントになっていて、変わった味わいがあり、若い世代にも人気があります。
⑦チョコパイ（オリオン）
韓国で一番愛されているお菓子…多分チョコパイだと思います。
色々なお菓子メーカーから、販売されているチョコパイですが、チョコパイの元祖は「オリオン」だそうです。
「情（ジョン）」と言う名前から、思わず買ってしまいます。
最近では「バナナ味」や「抹茶味」、春期間限定で販売されていた「イチゴ＆ヨーグルト味」などもありました。
ちなみに老舗「豊年製菓（プンニョンジェクァ）」のチョコパイは、全州土産としてたいへん人気があり、種類も豊富です。
その様な老舗店との食べ比べもいいかもしれません。
でも、食べすぎにご注意下さい！
⑧しっとりとしたチョコチップクッキー（オリオン）
ブラウニーは少し高いけど、チョコの風味をしっかり感じたいと言う時におススメです。
クッキーと言う事ですがたいへん柔らかく、感覚はブラウニーと言って良いでしょう。
お手軽に高級感を味わえるお菓子です。
私はいつも紅茶と一緒に頂きます。
写真は14個入りで大きいサイズですが、小さいサイズもあります。
⑨ハニーバターチップ（ヘテ）
ハニーバター味のお菓子が人気になった当時、買えなかったほど売れた「ハニーバターチップ」です。
甘しょっぱい感じが後を引きます。
一時の人気かと思われていましたが、今も人気がある様で定番のお菓子になってきている様です。
⑩まることアーモンドキャンディ（オリオン）
バター風味のキャンディの真ん中に、ドンとアーモンドが乗っているキャンディです。
アーモンドも下のキャンディもサクサクで、思わず噛んで食べてしまうキャンディです。
もちろん一つ一つ包装してあるので、持ち歩きも簡単！
アーモンドが乗っている事で、高級感があるお菓子と言っていいと思います。
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⑪マランカウ（ロッテ）
ソフトキャンディですが、キャラメルなどとはまた違った感じで、歯にはくっつきません。
ふわふわとして食感がとても良くて、ミルクの味が強くて2個3個と食べてしまうので、ある意味危険かもしれません。
ミルク味とイチゴ味があるのですが、私はイチゴ味が好きです。
⑫ハニーツイストスナック（農心）
こちらは本当に甘い揚げせんべいと、言って良いでしょう。
リンゴやアカシア蜂蜜で甘みを出しで、健康にも注意している感じですね。
⑬ジョチョンユウガスナック（農心）
揚げせんべいの様なスナック菓子で、「ユウガ」と言う韓国伝統のお菓子を参考にしたスナックです。
米粉で作られていて、優しい甘みはお米から作られた水あめで、香ばしい香りは炒りゴマからでしょう。
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⑭オニオンリング（農心）
玉ねぎを輪切りにしてバラバラにして、揚げた様な形をしています。
大袋でたくさん入っているイメージで、ホームパーティーなど人が集まるシーンで良く見かけていました。
最近は小さい袋もあるようです。
100％韓国産の玉ねぎを使い、食物繊維も含まれていて健康にも気を付けている印象です。
味も玉ねぎの他にジャガイやベーコンなども入っていて、食感もサクサクとしてたいへん美味しいです。
動画などを見ながら、ついつい食べてしまう一品です。
⑮おー！カムジャ（オリオン）
「カムジャ」は「ジャガイモ」の事です。
「おー！カムジャ」は形がユニークで、フライドポテトの様な形をしているのですが、マカロニの様に中心に穴が空いています。
そのおかげか、サクサク感がまた他のスナックとは違います。
ジャガイモの使用量が66％、そして揚げ油は向日葵油で揚げています。
私はグラタン味が好きなのですが、「バーベキュー味」「大王サツマイモチリソース味」「クマはちみつバター味」などがあります。
滞在期間に味見をして一番のお気に入りを自分用にお土産にしても良いかも知れませんね！
⑯イェガム（オリオン）
「イェガム」はジャガイモだけを使って生地を作り、それを揚げるのではなくて、焼き上げたポテトチップスです。
揚げたポテトチップスを食べたくない方には、これ以上のお菓子は無いと思います。
（罪悪感が少なくて済みます…）
噛み応えがあり「食べすぎも防止できるのでは？」と密かに思っているお菓子です。
スーパーなどでは、二つ合わせて売られている事があります。
私は「オリジナル味」が美味しいと思うのですが、もちろん他の味もあります。
「炒め玉ねぎ味」「チーズグラタン味」…どれも魅力的です。
「イェガム」の意味は「予感」。
とても良い商品名だと思います！
是非この「予感」を感じて欲しいなと思います…
韓国の伝統的なお菓子10選
韓国で旧正月やお盆そして、祭事の時にも使用する様な、昔からある伝統的お菓子を集めてみました。
韓国時代劇などでも見る事の出来る、「韓国の文化」がかいま見えるお菓子でもあるので、市場に出かけた時に参考になればと思います。
①ヤッカ
漢字で書くと「薬菓」と書きます。
韓国の伝統的なお菓子は「薬」と付いたお菓子がありますが、その材料には身体に良いゴマや蜂蜜、揚げ油に使われる油もゴマ油やお米の油を用いたりします。
「ヤッカ」は小麦粉に「生姜の汁」「ゴマ油」「蜂蜜」などで生地を作り、型どりして油で揚げます。
韓国では祭事にも用いられる、最も高価なお菓子と言えます。
菊の様な形をした物が一般的で、大きさで「大薬菓」「中薬菓」「小薬菓」と言います。
最近では「ミニ」と言い気軽に食べられる様にした物もスーパーで買う事が出来ます。
初めは「油っぽい」と思うかもしれませんが、食べなれると懐かしい様な不思議な味に、気が付くかもしれません。
②ユウカ
漢字で「油菓」と書きます。
揚げ菓子なのですが、「サクフワ」と言った感じで後を引きます。
私はこのお菓子が大好きで、油で揚げているのを忘れてしまうほどです。
長時間水につけて発酵させたもち米を、粉にして蒸した物をこねて伸ばして切って、それを乾燥させた物を油で揚げ、蜜を付けてゴマや色の付いた粉をまぶします。
見た目も美味しいお菓子です。
③ヨカンジョン
「ケヨカンジョン」とも言います。
「ケ」は「ゴマ」「ヨ」は「飴」「カンジョン」は「おこし」の事です。
大豆や松の実、カボチャの種やゴマなどを良く炒り、水飴を入れてよく混ぜて型に入れて、押し固めて適当な大きさに切った物です。
様々な木の実を用いる為、栄養抜群のお菓子と言えるでしょう。
今で言うと、エナジーバーでしょうか？
④ヤッシッ
漢字で「薬食」と書きます。
「韓国版おこわ」と言って良いと思います。
「醤油」「蜂蜜」「ゴマ油」でもち米に味を付けた物に、「栗」「なつめ」「松の実」「くるみ」などを混ぜたいた食べ物です。
もち米で出来ていて、腹も持ちもよく、手のひらに乗る位の大きさに切り分けられて、小分けにして販売されている物もあるので、朝食代わりに食べる方もいらっしゃいます。
⑤パッシルトッ（小豆蒸し餅）
小豆を茹でた物を、米粉の上に乗せて、蒸したお餅です。
米粉はもち米のみ、またはうるち米ともち米を用いたりします。
家で作ってご近所に持って行く事もあります。
あまり甘味は無い印象で、食べやすく私も好きなお餅です。
⑥ソンピョン
漢字で「松餅」と書きます。
松の葉を下に引いて蒸す事から来ています。
松の葉の香がとても良いお餅です。
漢字で「松餅」と書きます。
松の葉を下に引いて蒸す事から来ています。
松の葉の香がとても良いお餅です。
韓国のお盆（チュソク）に食べるお餅で、家族みんなで作って食べるお宅もあります。
私の義母のレシピは…
米粉をこねます。良くこねた生地をちぎり、丸くして薄く手のひらでのばします。
すりゴマと砂糖（家は黒砂糖ですが、蜂蜜を加えるお宅もあります。）を良く混ぜます。
薄くのばした生地に、すりゴマと砂糖を混ぜた物を入れて包みます。
松の葉をひいた蒸し鍋で蒸したら出来上がりです。
⑦ぺクソルギ（うるち米粉蒸し餅）
米粉（うるち米の粉）に塩を混ぜて蒸したお餅です。
ペギル（産まれて100日目）やトルチャンチ（1歳の誕生日）には昔から、子供が健康で育つように、ペクソルギを作ってご近所に分けたそうです。
お餅と言うよりは、蒸しパンの様です。
⑧セッピョン（色餅）
何色かの色で出来ているお餅なのでムジゲトッ（虹餅）とも言われているそうです。
ペクソルギに色を付けたお餅です。
鮮やかな色は、クチナシの実や五味子の実などの天然の物から付けられています。
⑨インジョルミ（きなこ餅）
一般的なパピンスに、トッピングされているお餅です。
もち米を潰して伸ばし切り、きなこを付けたお餅です。
日本人にも食べやすい韓国のお餅と言えるでしょう。
お餅に黒ゴマやヨモギなどを、入れる事もありますが、私はきなこのお餅が好きで、時々買って食べます。
⑩ホドゥカジャ（くるみ饅頭）
高速バスに乗ると、サービスエーリアで良く見かける、くるみの形をしたお菓子です。
韓国では有名なお菓子で、大人も子供も好きなお菓子と言っていいでしょう。
一つ一つ綺麗に包装してある商品もありますが、是非焼きたての「ホドゥカジャ」をご賞味下さい。
中にはアンコとくるみが入っています。
まとめ
ここまで読んで下さいって有難うございます。
「韓国でしか買えないお菓子26選」をご紹介してきました！
以前は韓国のお菓子と言えば「ひまわりの種」と言うチョコでした。
しかし現代では、とても種類も増えて来ています。
ネットで買えたり、世界のお菓子が買えるお店も増えてきました。
「韓国でしか買えない…」と言うタイトルですが、実際には日本でも買えるお菓子も増えています。
日本支社を持っている食品会社も、増えているので当然でしょうか。
しかし季節限定の味もあります。
是非、韓国で味わって頂きたいですし、ご紹介したお菓子の他にもたくさんあるので、実際に現地で見て頂きたいです。
そして今回「韓国の伝統のお菓子」もご紹介しました。
最近では「伝統のお菓子と韓国のお茶」が楽しめるカフェも多くあります。
こちらも実際に韓国で味わって頂きたいです。
そして貴方の一番を見つけて下さい！
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