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韓国のありえない文化21選

韓国と言えば「キムチ」「サンギョプサル」「マッコリ」と韓国の食文化を思いうかべるでしょう。

最近では日本でも本格的な韓国料理を、食べられるお店があるので、韓国に行った事がない方でも、サンギョプサルを食べた事が有る方もいらっしゃるでしょう。

そして「キムチ鍋が好き!」と言う方も居るかも知れませんね。

この記事では「韓国のありえない文化21編」と言う事で、日本と韓国の文化の違いに付いて、簡単にお話ししていこうと思います。

これから韓国に行こうと思っている方も、そうでない方も最後までお読み頂ければ幸いです。

1.韓国のありえない生活文化7選

①お風呂

韓国ではだいたいの方が、朝出かける前にシャワーを浴びす。 

浴槽が無い事が多く、あっても追い炊きができません。 

冬場身体を温めたい時には、 목욕탕(モギョクタン)に行きます。 

日本で言う所の銭湯なのですが、日本のそれとはまったく違います。 

自分の好きな飲み物を、持って入っても良いと言うところで、ここが日本人にはビックリポイントかと思います。 

たいへん長い時間入っているのでその為でしょう。 

「モギョクタンと찜질방(チムジルパン)」の二つのうちから選びます。

使用料が違うのでカウンターで、係の人に言って下さい!

カウンターで「モギョク」と言うと、タオル2枚が渡されます。 

大きな浴槽(お湯の温度の違う浴槽がある)場所に行くように指示されます。 

ここにも小さなサウナがあるのがほとんどです。 

そして「チムジルバン」と言うと、半袖短パン(おそらくどこも一緒だと思います。)とタオル2枚が渡されます。 

半袖短パンに着替えて色々なサウナがあるフロアに入ります。 

日本のスーパー銭湯の様な物をイメージしたら良いかと思います。 

ホテルに泊まるより安いので、家に帰れなくなったオジサマ方が朝まで過ごしたり、安く旅行をしたい方々がホテル代わりに使ったりもします。 

朝になるとお風呂に入って、出勤したり帰宅したりします。 

仁川国際空港にもチムジルバン(Spa ON AIR)があります。 

朝早い飛行機ならホテルの代わりに、そこで一泊しても良いかもしれません。  

スーツケースはロビーで保管してくれるので安心です。 

興味がある方は、レビューがたくさん有るので、確認してみて下さい。 

②初めに会った時に、年齢を聞かれる

日本人が韓国で生活する上で一番ビックリするのは、初めて会った時に必ず歳を聞く事かもしれません。 

一歳でも違えば、名前の後ろに「お姉さん」「お兄さん」と付けて読んだりします。 

また敬語を使わなければならないからです。 

これは儒教の伝統から年上には礼儀を尽くすと言いう事からで、日本との大きな違いと言えるでしょう。 

もし韓国で歳を聞かれたら、日本と歳の数え方が違う(数え年)ので、西暦で産まれた年を言うと、相手は分かりやすいかもしれません。 

一つ注意点は、男性が女性に対しても年齢を聞きます。 

日本でこれをしたら大変な事になりますよね。

③トイレ

トイレに入って驚くのは、個室に大きなゴミ箱が有る事です。 

なぜかと言うと、トイレットペーパーはトイレに流せないからです。 

近頃は流せる所も増えています。 

流せるか流せないかの見分け方は、大きなゴミ箱が有るか無いかを確認してください。 

④お引越しや新築祝いにはトイレットペーパー

引っ越し祝いをチプトゥリと言い、お祝いに行く際にはトイレットペーパーを持って行きます。 

その理由は色々な説があるようですが、クルクルと延々にほどける事から「すべての事柄が問題なく上手くいくように」と言う願いからトイレットペーパーを持って行きます。 

その他には「石鹸や洗剤」なども多い様です。 

理由はとしては、泡が次々に泡立つ様から「たくさんの良い事があるように」だそうです。 

最近では電子レンジやコーヒーメーカーなども送られる様になりました。 

しかしどれも新生活を幸せに暮らせるようにと言う意味で、送られる物であると言うのは間違いありませんね。

⑤クレカの使い方にビックリ!

韓国ではクレカを良く使います。

特に現在は現金を持ち歩かない方も多くいます。

財布を持たずに、スマホケースに付いているカードホルダーに、クレカを入れている人も少なくありません。

タバコ一つや缶ジュース一缶でも、クレカで支払いをします。

若い人たちは、スマホにカード番号を登録して、カードも持たない方も居る様です。

そんな韓国でも市場などの小さなお店などに行くと、現金が必要な事もあるのでご注意下さい。

⑥お正月とお盆は陰暦で行う。

韓国の行事で陰暦で行われる事が多くあります。

そこが韓国の特別な文化と言えるでしょう。

特に「旧正月」と「お盆」は民族大移動が行われる期間です。

最近は家族で旅行に行く方も多い様ですが、それでも多くの家庭で行なわれる韓国の文化と言えます。

陰暦で行なわれるため毎年違う日なのです。

ちなみに先祖の方々を祀る祭祀(チェサ・日本の法事)や、ご年配の方のお誕生日祝いは陰暦で行なわれる事もあります。

しかし最近亡くなられた方などは、陽暦でチェサを行う方もおられます。

生活自体は陽暦で動いているので、忘れてしまわないようにと言うことでしょう。

※旧正月…ソルラル

※お盆(秋夕)…チュソク

⑦床に座る時は、女性もあぐらで座る。

韓国の作法でビックリするのは、長いスカートやパンツなどなら、女性でもあぐらで座ってもOKなことです。

日本であぐらで座っていたら、しかられますね。

しかし現代では食事は、椅子に座って頂くことが多く、くつろぎの時間はソファに座る事が多い様です。

2.韓国のありえない食文化7選

①子供を産んだら女性が必ず食べるミヨックク(わかめスープ)

「ミヨックク」とは、わかめスープの事です。

お誕生日の朝に食べますが、女性が子供を産むと必ず食べる物がわかめスープなのです。

出産後に食べるわかめスープは、わかめでお腹がいっぱいになるかと思うほど、わかめが沢山入っているわかめスープです。

これを毎食3回2か月間食べます。

とても大変ですが、これで母乳が良く出る様になり、母体の回復にもなるのです。

②韓国の定番料理…サムギョプサル(豚バラ肉)

「サム=数字の3」「ギョプ=層」「サル=肉」と言う意味です。

豚バラ肉の事で「豚の三枚肉」とも言われますので意味が分かりますよね。

肉は厚く切られていて包丁で切り込みが入っている物や、5㎜から1㎝位の物など店によって様々です。

変わらない事は肉に味付けがされておらず、焼いた肉をサンチュやエゴマの葉に、ごま油に塩を混ぜた物や味噌を付けて、「コチュ(青唐辛子)」「マヌル(ニンニク)」などを一緒に巻いて食べる料理です。

鉄板の横でキムチを焼いて一緒に食べる方もいます。

最近では一緒に巻いて食べるソースも、色々置いているお店もあるようです。

③キムジャン( 11月から12月に冬の間に食べるキムチを漬ける) 

「キムジャン」は特に韓国特有の文化です。

だいたい11月から12月までに行われる重要な行事と言っても良いでしょう。

家庭はもちろんのこと会社でも行われ、福祉団体では沢山の方々が集まりキムジャンをして、箱に詰めたキムチを、一人暮らしのご老人のお宅に持って行ったりします。

キムチは韓国の食卓には大切な食べ物ですから、この様に時間と動力を賭けるのだと思います。

最近ではキムチ冷蔵庫も良く出来ているのと、ネットで簡単にキムジャンセットを買える事もあるので、あまり時間をかけない方やキムジャン自体をしない方も多いと言います。

でもキムジャンキムチは、たいへん美味しいですので、一度ご賞味下さい!

④プチトマトがケーキに乗っている⁈(トマトは果物⁈)

一般的にケーキに乗っているのは、イチゴが多いのではないでしょうか?

もちろんイチゴが乗っているケーキもありますが、韓国ではプチトマトが乗っている事があります。

韓国でトマトは野菜ではなくて、果物なのでケーキに乗せられているのです。

「えっ!」と思うのですが、植物学的な定義から言うと果物(果実を食べる物を果物と言います。)だそうで、間違いででもないのです。

ちなみに農林水産省ではトマトは、実を食べる野菜と言う意味で「果菜」と言うそうです。

⑤韓国人はペダル民族(配達・出前民族)

昼食を出前で頼んだりするのは日本でもすると思います。 

韓国でもするのですが、自宅や会社でなくても届けてくれるのです。 

例えば、公園で仲間でダンスの練習をしていたら、お腹が空いてしまいます。 

お店まで少し離れている時は、どうするでしょう。 

日本なら誰か一人に、買い物に行ってもらうと思います。 

韓国の場合はお店に電話をして、出前してもらうのです。 

公園なら「〇丁目の〇〇公園までお願いします」と言い、名前と電話番号を伝えると出前をしてくれます。 

⑥食堂ではキムチなどおかずがおかわりできる。

食堂やレストランなどを「식당(シクタン)」と言います。

キムチやおかずなどが出てきますが、お店の方に声をかけるとおかわりをもらえます。

セルフになっていて、自分で自由に取りに行けるお店も有ります。

⑦ファストフード店では飲み物のおかわりができる。

ファストフード店では、飲み物のおかわりが出来ます。

すべて飲んでしまったコップを、カウンターに持っていくとおかわりが出来ます。

最近では「一回まで」など制限を、持たせている所も有りますので確認して下さい。

3.韓国のありえない言葉7選

韓国では立場やその人との人間関係で、言葉の使い方が違います。

その使い方も簡単にご説明していきます!

①감사합니다「カムサハムニダ」/고맙습나다「コマッスムニダ」

「ありがとうございます」と言う意味の言葉です。

「감사합니다(カムサハムニダ)」は目上に人に、感謝の心を伝える丁寧な言葉です。

また「고맙습나다(コマッスムニダ)/고마워(コマウォ)」は、同年齢か年下また友達や家族など、親しい関係の人に対して使われます。

②귀엽다「クィヨプタ」

「かわいい」と言う意味の言葉です。

女性に対してや子供、犬や猫などの動物、その他植物や小物などにも使われます。

③예쁘다「イェップダ」

「きれいだ」と言う意味の言葉です。

主に女性に対して使われますが、動物や植物そして小物などに使われます。

ここで注意が一つ有ります。

韓国人の男性は、女性に「イェップダ(お綺麗ですね)」と言う事が良くあります。

韓国人男性の挨拶なので、初めて会う韓国人男性から言われたら、舞い上がらない様に注意が必要です。

関連する言葉に「아름답다(アルムダプタ)」美しいと言う言葉もあります。

この言葉はもちろん女性に対しても使われますが、風景や草花などにも使われます。

夕日を見た時、美しい海や青空を見た時も使います。

④너무 좋아해(ノム チョアへ)

「大好き」と言う意味の言葉です。

「너무 」は「とても」そして「좋아해」「好き」です。

「좋아해」に「요」を付けて「좋아해요」になると「好きです」になります。

また、何かの好みを表すときには「좋아요」と使います。

Xなどの「いいね」がこれになります。

⑤사랑해요(サランヘヨ)

「愛しています」と言う意味の言葉です。

韓国語が分からない人でも、最近の若い方々は「サランヘヨ」と言う言葉が、愛を伝える言葉で有る事はご存じかもしれません。

사랑해(サランへ)家族や恋人など、親しい間柄に対して使います。

사랑해요(サランヘヨ)目上の人に対して使います。自分の両親など。

ちなみにお客様コールセンターなどに電話をすると、電話口で「고객님을 사랑합니다(お客様愛しています。」と言われますが、勘違いの無い様にしましょう!

⑥오빠(オッパ)/형(ヒョン)

「お兄さん」と言う意味の言葉です。

基本は…

오빠(オッパ)は、女性から年上の男性を呼ぶ時に使う。

형(ヒョン)は、男性から年上の男性を呼ぶ時に使う。

面白い所として韓国では、血縁関係がなくても「お兄さん」と呼ぶ事です。

先輩の事を「오빠(オッパ)/형(ヒョン)」と読んだりもします。

また「오빠(オッパ)」は女性が、お付き合いしている男性に対しても使います。

旦那様に対して使う方もいらっしゃいます。

⑦언니(オンニ)/누나(ヌナ)

「お姉さん」と言う意味の言葉です。

お兄さんと同じ様に立場で呼び方が違います。

언니(オンニ)女性から年上の女性を呼ぶ時に使う。

누나(ヌナ)男性から年上の女性を呼ぶ時に使う。

こちらも「お兄さん」と同じで、実の兄弟姉妹でなくても「お姉さん」と呼ぶこともあります。

でも、例えば奥様が年上で有る場合でも、普通は「お姉さん」とは呼びません。

まとめ

ここまで読んで頂いてありがとうございます。

基本的な「韓国のありえない文化21選」をご紹介してきました。

この他にも韓国には、多くの「ありえない事」があります。

それが「近くて遠い国」と言われる由縁でしょう。

実際、国単位では理解できない部分が多いですが、漫画やアニメなどの日本文化は、本当にたくさん韓国に渡っているのです。

あの「体は子供、頭脳は大人」と言う、オープニングでお馴染みの長寿アニメも人気です。

ジブリアニメも、鬼〇の刃など日本で人気のアニメは韓国でも人気なのです。

10月から日本からの韓国入国が、可能になっている様です。

食は文化と言います。

取りあえず、韓国にサンギョプサルを食べに行きませんか?

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