ネガティブな思考サイクルにはまり込んで、そこから抜け出せず悩んでいませんか。人はみな、自分の心が悪い考えに飲み込まれ、どんなに明るいことに集中しようと努力しても、暗い面が戻ってくるように感じてしまうものです。
あなたを悪い思考ばかりに導いているスピリチュアルな原因を理解できないと、ポジティブ思考に切り替えて前に進むのはかなり難しいでしょう。
この記事では、あなたの思考パターンの根本原因であるスピリチュアルなアンバランスを認識し、あなたの思考をポジティブな軌道に戻すのに役立つスピリチュアルなガイダンスを提供します。
心の風景を変え、よりポジティブにフォーカスできるよう思考をシフトさせる方法を紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
悪いことばかり考えてしまうスピリチュアルな原因
悪いことばかり考えてしまうときは、スピリチュアルのバランスが取れていないサインです。また、他にも以下のような原因が考えられます。
- 潜在意識の影響を受けている
- 未解決のトラウマがある
- 内なる声や高次の存在とのつながりが欠如している
宇宙は様々な周波数で構成されており、私たちの生活のバランスが悪いと、心はネガティブな周波数で満たされてしまいます。
スピリチュアルなバランスの崩れは、さまざまな形で現れますが、そのひとつが、自分の思考をコントロールできず、いつもネガティブなことを考えてしまうことです。
宇宙は強力な力を持っており、地球にもさまざまなエネルギーがあるので、自分自身の調和がとれていないと、私たちの心が悪い考えでいっぱいになってしまうのです。
私たちは、ネガティブな思考は自分ではどうしようもなく、何をしても心を支配し続ける闇のように感じるかもしれません。
しかし、なぜネガティブな考えばかりしてしまうのか、そのスピリチュアルな原因を理解することで、そこから抜け出し、ポジティブな思考をすることができるようになるのです。
ここではさらに、スピリチュアルな原因を紐解いていきます。
潜在意識の影響を受けている・未解決のトラウマがある・インナーチャイルドが癒せていない
悪いことばかり考えてしまうスピリチュアルな原因を探る前に、無意識の深い働きについて理解することが大切です。
潜在意識とは、心に深く刻み込まれた信念や行動、人生経験などを保存している隠れた部分です。
無意識は、人が世界や外界をどのように認識するかに重要な役割を果たします。
過去の未解決な問題は、自己妨害の「踏み絵」を作り、潜在意識の中で悪い考えや感情がループし、本人はその根本的な原因を自覚していないことがあるのです。
このような、未解決のトラウマから生じるネガティブな思考や感情は、私たちが気づかないうちに日々の思考に入り込んでいます。
悪い思考のパターンを断ち切るには、まず、過去のトラウマを認め、それを克服する必要があります。インナーチャイルドが癒せていない場合も、このような悪いことばかり考えてしまう原因につながるでしょう。
内なる声や高次の存在とのつながりの欠如
私たちは、外的評価を重視しすぎると、自分のスピリチュアルなアイデンティティを見失ってしまうことがあります。
魂、創造主、ハイヤーセルフといった高次の存在や、自然環境とつながることで、センタリングすることができ、地に足をつけるグラウンディング状態を保つことができるのです。
精神的なアンバランスが過度にネガティブな思考につながる
スピリチュアルなバランスが崩れると、過度なマイナス思考に陥ります。
スピリチュアルなバランスが崩れる原因はいろいろありますが、その最たるものは、自分の直感に耳を傾けなかったり、注意を払わなかったりした場合です。
直感に耳を傾けず、直感に注意を払わないことは、内なるガイダンスから切り離され、混乱と欠如を招き、悪い思考に陥りやすくなります。
また、自分の感情や深層心理を理解していないと、感情に支配され、ネガティブな思考に陥り、克服するのが難しくなるのです。
悪いことばかり考えてしまう時のスピリチュアル的に正しい対処法
悪いことばかり考えてしまう時のスピリチュアル的に正しい対処法は、思考パターンを逆転させることです。
そのためには、自分が有害だと認識している思考について考えたり、判断したりするのではなく、ただ観察してください。
つまり、ネガティブなことを考えている自分を見つけたら、その都度、意識的に立ち止まるのです。
このポーズをとることで、その思考を判断せずに観察するスペースが生まれます。そして、ネガティブなものからポジティブなものへとフォーカスを移すことができるのです。
この項目では、正しい対処法のステップを順番に解説します。
1.有害な思考から一歩下がることを学ぶ
悪い考えによって引き起こされる感情を和らげるための最初のステップは、その考えから一歩下がることです。
これは、有害な思考が生じたときにそれを意識し、それが単なる思考であることを認識することを意味します。
誰にでも不快な考えや感情を抱く瞬間があることを理解することは重要ですが、だからといって、それに圧倒されたり、飲み込まれる必要はありません。
分離の感覚を持って思考を観察することによって、自分自身と思考、そしてそれらがかき立てている感情の間にスペースを作るのです。
この期間を、わかりやすく思考の観察期間と名付けましょう。この期間は、自分の考えを良い悪いで判断せずにただ観察し、原因を探るために冷静な好奇心を持つようにしましょう。
正しく思考を観察するために、マインドフルネス、ビジュアライゼーション（視覚化）、ジャーナリング（書くこと）などのセルフケアのテクニックを実践することも重要です。
2.習慣的な思考パターンを再構築することで内なる平和を達成する
自分の思考とある程度距離を置くことができたら、習慣的な思考パターンを再構築する準備は整っています。
自分の考えを受け入れ、理解するためのスペースはできているので、次はその考えの根本的な原因に目を向けましょう。
自分の心の奥底を探り、ネガティブな思考の原因を探ることで、その根本原因に光を当て始めることができるのです。
潜在意識として刷り込まれてしまったのか、インナーチャイルドが癒やされていないのか、アイデンティティを見失っているのか、一時的なストレスが原因なのか、未解決のトラウマがあるのかなど、ネガティブな思考パターンの根本的な原因を特定してください。
次にそれらを手放し、より今の自分に適した信念や、スピリチュアルな実践に置き換えてみましょう。アファメーション、ヨガや瞑想、踊る瞑想とも言われるフラダンスなどのマインドフルネスを実践するのも効果的です。
3.自分への慈しみを持つ・セルフコンパッションの実践
悪いことばかり考えてしまうときに大切なのは、自分への慈しみの心を忘れないことです。私たちはついつい自分を無力だと思い込み、責めてしまいがちです。そしてそんな考えに至る自分をさらに責めてしまうのです。
誰もが、常にポジティブで有益でない考えを持っていることを理解し、認識しましょう。
ネガティブな思考のループが自分を傷つけていることに気づいたら、自分自身に思いやりを持って接してあげてください。
ネガティブな思考サイクルからポジティブな感情に変換する方法
ネガティブな思考サイクルから抜け出すのは、誰でもできるような簡単な方法ではありません。繰り返し繰り返し努力が必要ですが、確実に抜けだすことができ、あなたの人生をより豊かにする価値のあることです。諦めずにぜひ続けてみてください。
自分自身のために毎日のアファメーションを作成する
私たちがネガティブなエネルギーに焦点を当て、恐れや悲しみ、怒りを経験するとき、これらの感情の根源は「自分には価値がない」という間違った信念から生じています。
これは、自分自身のための毎日の肯定でリセットすることができます。
ぜひ、自分の強みに焦点を当てた肯定的な文章を作って、毎日宣言してみてください。また、あなたが否定的な思考で迷子になった時、あなたがあなた自身を肯定することができるガイドになってくれるでしょう。
「私は世界に変化をもたらすことができます。」
「私は成功を収めることができます。」
スピリチュアルカウンセリングやスピリチュアルヒーリングを定期的に受ける
定期的にスピリチュアルヒーリングを受けることで、体内に蓄積された恐れや怒り、悲しみのエネルギーを解放することができます。
瞑想、エネルギーヒーリング、パワーストーンヒーリング、シータヒーリングなど、自分が良いと思ったヒーリングの方法であれば、どのようなものでも良いでしょう。
まとめ
悪いことばかり考えてしまうネガティブな思考サイクルは、誰にとっても克服するのが難しいものです。
しかし、デイリーアファメーションを作成し、定期的にスピリチュアルヒーリングを受けたりすることによって、私たちはよりポジティブな思考にシフトし始めることができます。
そうすることで、より充実した人間関係、よりやりがいのある経験、そして精神的・肉体的・社会的な豊かさを手に入れることができるのです。
コメント