仕事やプライベートでたくさんの人と関わりを持っていると「この人と合わない……」「関わりたくないな」と、距離を置きたいと思う人に出会うこともあります。
嫌な気持ちや互いのズレなど我慢できるレベルであればいいですが、中には悪い影響やトラウマ・ストレスを与えてくる人もいるため、縁を切りたいと心から強く願う人も多いのではないでしょうか。
そうした相手に試してほしいのが縁切りのおまじないです。
おまじないを試すことで連絡はもちろん会うことがなくなり、二度と関わることがなくなることがあるもの。
今回はそんな、誰でも簡単にできる縁切りのおまじないをご紹介します。
縁切りのおまじない10選
縁切りを行うことで苦手や嫌いと感じている人との縁はもちろん、この先の未来で悪縁やあなたに大きな影響を与える人との縁をつなげないようにすることもできてしまうのです。
ふと思い立ったときに誰にでもできるおまじないをご紹介しますので、嫌いな人と無理をして関係を続けずにぜひ試してみてくださいね。
青いペンを使った縁切りのおまじない
青いペンを使ったおまじないを行うことで、悪縁や悪運などをあなたから切り離すことができるのです。
風水で青色は悪いものを浄化する効果があると言われていることもあり、青いペンを使ったおまじないで嫌いな人と絶縁を叶えることができるでしょう。
青いペンのおまじない
- 紙に青いペンで縁を切りたいと思っている人の名前をフルネームで書く
- 青いペンで名前が隠れるくらい書いた文字を塗りつぶしながら「◯◯さん(縁を切りたい人の名前)大変なお役目ありがとうございました。おかげ様で成長できました。次は笑顔で会いましょう。」と、呪文を唱える
- しっかりと塗りつぶしたことを確認できたらゴミ箱に捨てる
青色という浄化のエネルギーが悪縁を切り離してくれるはずです。
粗塩を使った縁切りのおまじない
普段の料理にも使う機会が多い粗塩は、古来から厄除けなどにもよく使われている調味料。
そのため、粗塩のおまじないを試すことであなたに悪影響を与える人との縁を切ることができるはずです。
粗塩を使ったおまじない
- 粗塩を適量半紙に包む
- 粗塩を包んだ半紙を机の一番上の引き出しにしまう
粗塩の浄化作用を使ったおまじないになり誰でも簡単に試すことができるため、あなたを苦しめていた縁が自然と離れます。
また、適用の塩を小瓶や小さな袋に入れて常に持ち歩くおまじないも効果があるため、どうしても縁を切りたい人がいるのであれば試してみましょう。
トイレでできる縁切りのおまじない
水に流すという言葉があるように風水でトイレは悪運を溜め込んでしまったり悪いものを浄化できるのです。
トイレットペーパーを使ったおまじない
- ミシン目に沿ってトイレットペーパーを切る
- トイレットペーパーに縁を切りたい人の名前を書く
- 名前を書いたトイレットペーパーを流す
場所がトイレといったこともあり誰かに見られることもなく、多くのものを準備したりと手間がかからずおまじないを試すことができます。
また、トイレットペーパーを破いて流すことも強い効果が得られるため、おまじないを試すことで流れる水のように縁も流れていくことでしょう。
髪の毛を使った縁切りのおまじない
好きでカップルになったものの、関係が長くなると価値観や考え方のズレが大きく感じるようになったり、些細なことで言い合いや喧嘩が増えてしまうもの。
こうしたぶつかり合いから「もう別れたい……」と、別れを考えている相手との縁を切るおまじないがあります。
髪の毛を使ったおまじない
- 相手と自分の髪の毛を用意する
- カップルになるために告白した側の髪の毛を、相手の髪の毛の中央部分に多くの結び目を作る
- 別れ話を切り出してほしい側の髪の毛から中央の結び目に向かって細かく切り刻む
- 結び目まで切り刻むことができたらおまじない完了
人の髪の毛には特別な念がこもりやすいと言われているため、カップルやパートナーに限られてしまうものの、おまじないの効果を強く感じられるでしょう。
そのため、軽い気持ちで試してしまうと後悔や未練を残してしまいかねないため、しっかりと考えて心から絶縁したいと思うのであれば、この髪の毛を使うおまじないを行うことです。
貝殻を使った縁切りのおまじない
生きているとさまざまな人に出会い、多くの関係を築いていくもの。
自分と似ている人であったり正反対など関係なく、どのような人であれ心から信頼できる素敵な人と関係が築けることもあれば、中にはまったく合わずに嫌いと感じてしまう人がいます。
そんな「嫌いな人には二度と会いたくない……」といったときにおすすめなのが、貝殻を使ったおまじないです。
貝殻を使ったおまじない
- 海岸できれいな貝殻を見つける
- 油性ペンで縁を切りたい人の名前を書く
- 翌朝、日の出と共に海に流す
このおまじないは紀元前ギリシャの「オストラキズム」という制度が元になっていると言われており、政治的独裁を防ぐため市民が陶器や貝殻のかけらに危険人物の名前を書き、その投票数が一番多かった人が国外へ追放されていました。
こうした過去があることで貝殻を使ったこのおまじないはとても強力なパワーがあり、軽い気持ちで行ってしまうと後悔や未練を抱いてしまうでしょう。
一度切れた縁を再び結び直すことは難しいため、しっかりと考えて「もう二度と関わりたくない!」と、覚悟を決めてから行うことです。
とある呪文を唱える縁切りのおまじない
嫌いな人ができると関わりを減らしたり気にしないようにと思うものの、存在自体を強く意識してしまい言動の一つひとつが目についてしまうもの。
そうした際に互いの関心を手放すためにも効果的なのが呪文を唱えるおまじないです。
呪文を唱えるおまじない
黒い紙と赤いペンを用意する- 部屋を真っ暗にして夜中にキャンドルを灯す
- キャンドルの光の中で黒い紙に赤いペンで縁を切りたい人の名前を3回続けて書く
- 「アブラカタブラ」と唱えながら黒い紙をキャンドルで燃やす
このおまじないを行うことで相手はあなたに対する関心を手放すことができると言われているため、結果的に縁切りすることができてしまうもの。
そのため、嫌いな人と離れたいと思っている人はぜひ試してみましょう。
新月の夜に願いを唱える縁切りのおまじない
満月の日は願望を叶えるために効果があると言われていますが、新月は手放したいことや変えたいことなど浄化を行いやすい日とされています。
そのため、満月の日だけではなく新月から満月の日に向かう間におまじないを行うことで、嫌いな人と無事に縁を切れるはずです。
にんじんを使ったおまじない
- にんじんを用意します
- 縁を切りたい人の名前をにんじんに彫る
- どのような方法でもいいので、名前を彫ったにんじんを一本すべてきちんと食べる
新月は月齢0と言われていることもあり、エネルギーがリセットやスタートを切る時期でもあります。
そのため、この時期に月と同じように抱えるものを手放したり、これまでの気持ちを解放して気持ちを切り替えることに適しているため、縁を切りたい人がいるのであれば新月のタイミングにおまじないを行ってみましょう。
パワーストーンを使った縁切りのおまじない
多くのものを準備したりタイミングをはかることなく、思い立ったらすぐに行うことができるのがパワーストーンのおまじない。
パワーストーンは縁切りだけではなく、さまざまな運気を高めたり自身のエネルギーを整えることにも効果が得られるため、縁切りを終えたら自分のためのパワーストーンを身につけておくこともおすすめです。
パワーストーンを使ったおまじない
- 縁切りの効果があるパワーストーン(オニキス・プレナイト・モリオン・アメジスト etc)を準備
- ブレスレットにして常に身につけたり、普段から持ち歩くバックや財布に入れておく
身につけるだけではなく小さな袋や小瓶に入れて、大切に引き出しにしまっておくことも効果が得られます。
ですが、常にしまっておくのではなく時々取り出し、あなたの想いを念じることも効果を得るために大切なこととなるはずです。
神社やお寺に参拝して縁を切るおまじない
何かを準備して行うおまじないではなく、神社やお寺を参拝して神頼みすることも効果が得られるでしょう。
緑が多い場所や神社・お寺といった場所はたくさんのエネルギーがあふれているため、どのような願いも叶いやすいと言われています。
京都にある「安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)」は縁切り神社で有名なこともあり、縁を切るだけではなく良縁をつなげてくれるため、人間関係に頭を悩ませてういるのであれば参拝もおすすめです。
また、嫌いな人ができてしまうと相手の不幸を強く願ってしまったり、呪いをかけてしまうことを考える人も少なくないはず。
ですが、因果応報という言葉があるように自分の行いが巡りに巡って返ってくるため、安井金比羅宮はもちろん他の神社やお寺であっても誰かの不幸を願うことはやめましょう。
ヨーロッパに古くから伝わる縁切りのおまじない
ヨーロッパでは古くから伝わるコルヌ(動物の角)というポーズがあり、このおまじないでは厄除けや悪縁を寄せ付けない効果があります。
嫌いな人に会ったときにはコヌルのポーズを相手に向けて、心の中で想いを念じることで悪縁でつながる相手を切ることができるはずです。
コヌルのポーズのおまじない
- 嫌いな人と会った相手にバレないように利き手を隠します
- 隠した利き手でグーの状態から親指と人差し指を立てた銃のポーズを作ります
- ai声に出さずに心の中で「コヌル」と念じる
これだけでつながっている悪縁を断ち切ることができるため、目の前に嫌いな現れた際にはぜひ試してみましょう。
おまじないを行うときのポイント
縁切りのおまじないは簡単に行えるものがたくさんあります。
ですが、疑いの気持ちを持った状態はもちろん一時の感情に任せた軽い気持ちでおまじないに手を出すことは、あえて自ら縁を切らないようにしている行為。
そのため、おまじないで縁を切るためには意識すべきポイントがあるのです。
おまじないの効果を信じる
おまじないは引き寄せの法則と同様に、心から信じて潜在意識に働きかけてスピリチュアルな能力が発揮されるもの。
そのため、どれほど強く絶縁の気持ちを抱いていたとしても「おまじないで縁が切れるわけがない」「とりあえず試してみるかな……」などと、おまじないに対して疑いの気持ちを持った状態で行っても縁切りには至らないでしょう。
ゆえに絶縁の想いが強いのであれば「縁が切れたらいいな」と願うのではなく「絶対に絶縁できる!」という強く思い込むことが大切になります。
おまじないを行うことは口外しない
縁切りのおまじないを行う際には、周囲に話さないように秘密にしておくこともポイントのひとつです。
古来から願い事であったりおまじないの詳細を口外してしまうと叶わなくなってしまうため、どんな内容のものであれ自分の心の中に秘めておくことが基本。
誰かに話してしまうとエネルギーが弱まってしまい、本当の願いが掴み取れないと言われています。
特に今回のような縁切りのおまじないの場合、話したことで周囲から悪い印象を抱かれてしまい嫌いな人だけではなく、大切にしていた関係の人からも距離を置かれてしまう可能性も少なくありません。
ゆえにおまじないを行う際には自分のためにも周囲に話さないように注意し、完全に秘密にした状態で行うようにしましょう。
縁切りのおまじないのデメリットや危険性
基本的にはおまじないというものは自分や誰かの幸福を願うもの。
ですが、漢字で表すと呪い(まじない)と読めることもあり、願いがネガティブなものになると呪いとなってしまうのです。
特に今回ご紹介した縁切りのおまじないの中には気休め程度に距離をすこし置くだけのものあれば、何かしらの影響を受けてしまう危険なおまじないもあります。
そのため、覚悟もできていないのにもかかわらず勢いでおまじないを行ってしまうと、先の未来で巡り巡って自分に呪いという形で跳ね返ってきてしまうこともあるでしょう。
ゆえに嫌いであったとしても軽い気持ちで行ったり誰かの不幸を願うようなおまじないには注意し、おまじないを行う際には改めてしっかりと気持ちを考え直すことも大切です。
まとめ
人生はたくさんの人との出会いによって作られていると言われており、出会う人の中にはもう一人の自分を見ているようにピッタリと合う人もいれば、当然まったく合わない人と出会うこともあります。
ですが、合わないからと苦手意識を持って簡単におまじないを頼ってばかりでは当然キリがなく、あなた自身の成長の妨げにもなりかねません。
そのため、勢いで決断しておまじないに手を出す前に再度しっかりと自分の気持ちと向き合い「おまじないに頼らないといけないほどかな」「他に方法はないのかな」など、改めて今一度考えてみることも大切です。
コメント