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天使の種類!階級や名前の一覧・実は怖い?

天使の種類!階級や名前の一覧・実は怖い?

皆様は、天使にどのようなイメージを持っていますか?

神の使いとして宗教上にさまざまな説が残っていたり、スピリチュアルな世界によく登場する天使には、美しく親しみがあり、愛されているというイメージを持つ方も多いかと思われます。

ですが、天使のようなというイメージとは逆に、実は怖いという噂もあります。

今回は、天使の種類や名前の一覧、階級などについて紹介したいと思いますので、参考になさってみて下さい。

天使とは

天使

天使(Angel)は、ギリシャ語のアンゲロス(Angelos)が由来で、伝来・使いの者という意味があります。

聖書には、神の御使い(みつかい)と記載されている場合もあり、天使とは、神と人間の間を仲介して恩恵や警告を与えたりする役割を持つ、目には見えない高次な存在といわれています。

天使は、霊的または超常現象的な存在であるとされていますが、神秘学やスピリチュアルな視点でも、一般的にも親しみがあり幸せをもたらすなどのイメージがあります。

また、一説では、神は人類よりも先に天使を創りだし、キリスト教が広まるのと同時に、さまざま神々を崇める宗教では、天使たちは神の支配下におかれたといわれています。

その後に神は人類を創りだそうとしましたが、天使たちは、人類は堕落しやすい生き物だからと反対の意見を申し立てたとされています。

天使の特徴

天使

天使の特徴は宗教によっても違いがあるといわれていますので、この項目では宗教別に紹介していきたいと思います。

①キリスト教の天使の特徴

キリスト教の天使は、基本的に神の言葉を人々に伝えるために訪れるメッセンジャー的な存在だといわれています。

また、天使がひとりひとりのそばに寄りそって、悪運や災厄などから守ったり、正しい方向へと導く守護天使という神聖な役割も持つとされています。

キリスト教の天使の中にはラッパを吹いて災いを呼び寄せたり、天使が悪魔と戦ったというヨハネの黙示録の記載も残されています。

また、天使は肉体を持たない霊的な存在だと認められていたため、もし肉体を持っていた場合は、中性的な存在になるのではないかという特徴があります。

②ユダヤ教の天使の特徴

ユダヤ教が、神と同様に天使の存在を強く認め、信仰の対象でもあるという考え方を広めたとされています。

ユダヤ教の天使は特異なほどに巨大という特徴があり、特に双子の天使であるサンダルフォンとメタトロンは、世界の半分に値するほどの、身体の大きさを持っていると伝えられています。

また、ユダヤ教の天使は、罪を犯したり、自らの指示に背いた天使を裁き処刑したりなど、残忍な一面も持つといわれています。

③イスラム教の天使の特徴

イスラム教の天使は神のそばにいてサポートをし、キリスト教の天使と同じく、神の言葉を人々に伝えるメッセンジャー的な役割をしたり、他にも、自ら死を司っているため、生物から魂を引き離したり、生前の善・悪の行いによって死者の裁きの記録をしたりと、さまざまな役割を持つといわれています。

イスラム教の終末の天使は空にまで届くほどの巨体を持っていて、終末の審判でラッパを吹くと世界に災いが訪れるとされています。

④仏教の天使の特徴

仏教の天使は、天部(てんぶ)や童子(どうじ)と呼ばれていて、神とされる菩薩や明王に仕える者と伝えられています。

また、仏教の天使はより人間に近い存在だといわれていますが、宗教の伝承は他の宗教と共通している部分が多い傾向にありますので、キリスト教でいう天使や精霊などの考え方を仏教の中に取り入れたのではないかとされています。

天使の仕事・役割

天使

この項目では、天使の仕事・役割を6つ紹介したいと思います。

①亡くなった人をあの世に導く

天使の仕事・役割の1つめは、亡くなった人をあの世に導くことです。

  • 人に死んだのだということを自覚させる
  • 中絶や流産などで亡くなる胎児の魂を育てる
  • あの世へ導く

このようなことも役割だといわれています。また、地上で戦争や災害などが起こり、多くの人たちが命を亡くしたときは、非常に忙しくなるとされています。

②地獄に堕ちた魂を救う

天使の仕事・役割の2つめは、地獄に堕ちた魂を救うことです。

地獄へ赴くという仕事はとても大変であるため、地獄に天使の根拠地を作って活動をし、羽に傷を負いながら魂を救っている天使たちもいるといわれています。

また、マザー・テレサもこの活動を行っている1人とされています。

③障害を持って生まれてくる

天使の仕事・役割の3つめは、障害を持って生まれてくることです。

自ら障害を持って生まれてきて、多くの人たちに希望と勇気を与える天使たちもいるといわれています。

アスペルガー症候群と診断される子供たちの中には、ヘレン・ケラーや画家の山下清などのように、光の天使の性格を持つ子供も多いとされています。

④人にひらめきを与える

天使の仕事・役割の4つめは、人にひらめきを与えることです。

天使は人間に対して、幸運な時期や運命の相手を教えたり、起業家や経営者、画家やデザイナーなどには、専門的なアイデアをひらめきとして与えるといわれています。

⑤願いに導く

天使の仕事・役割の5つめは、願いに導くことです。

自分から願いを届けない限り、天使はサポートをすることができないとされています。

叶えたい願いごとがあったり、悩みがあったり、苦しいときには、自分から天使に助けを求めてみることが大切です。

⑥リーダーシップを発揮する

天使の仕事・役割の6つめは、リーダーシップを発揮することです。

人間として生まれてきた天使は、さまざまな分野のリーダーとなって多くの人たちを幸福に導こうとする傾向にあります。

しかし、大きな使命を持った天使には試練が訪れる可能性も高く、ジャンヌ・ダルクや西郷隆盛、坂本龍馬などのように、自分の信じた道を成し遂げた結果、迫害に遭ったり殺害されたりと早くに生涯を終える人もいるとされています。

天使は実は怖い?

天使

実際に天使は怖いのかどうか、真逆の存在である悪魔と比べてみたいと思います。

悪魔は誰に対しても平等であり、人が魂を売れば正しくない行動にも力を貸してくれ、魂という報酬を受け取っていますので見捨てたりすることはないといわれています。

天使は神を信じて正しい行いをする人の味方をしますが、神に背く人のことは厳しく見捨てたりすることもあるといわれています。

見かたを変えてみると、天使よりも悪魔の方が人情味があるともいえます。

ただ、天使も願いを叶えてくれたり、良い方向に向かうことができるようにサポートをしてくれますので、一概に怖いとはいえない存在かと思われます。

天使の種類

天使

天使の種類にはさまざまな説がありますが、大天使は7人といわれており、7大天使と呼ばれています。

中でも、キリスト教とユダヤ教の両方で大天使とされている、

  • ミカエル
  • ガブリエル
  • ラファエル
  • ウリエル

上記は、特権階級の4大天使となります。

4大天使は、4大元素(風・火・水・土)を示しており、他の階級に属する天使たちの指導をしたり、神の指令を受けて行動したりする役割を持っています。

4大天使以外の3天使については、宗教などでも意見が分かれており、

  • ラグエル
  • ラミエル
  • レミエル
  • サリエル
  • メタトロン
  • サンダルフォン
  • カマエル
  • ハニエル
  • サラカエル

などの名前が挙げられています。

また、男性的なエネルギーを持つ(ミカエル・ウリエルが代表的)と、女性的なエネルギーを持つ(ハニエル・ジョフィエル・ガブリエルなど)天使たちもいます。

天使の種類・階級

熾天使(してんし)

メソポタミア神話が起源。高次なエネルギーを持った最高位の天使で、4つの顔と6枚の翼を持つといわれています。

智天使(ちてんし)

神のそばで、宇宙全体の神聖さを放出させる役割を持っています。アダムとイブが去った後のエデンの管理もしています。

座天使(ざてんし)

平和と従順さが特徴であり、神の戦車としての役割を持ち、複数の目と炎に包まれた車輪の姿をしているとされています。

主天使(しゅてんし)

下位に属する天使の統括をしたりする見張り役の役割を持っています。

力天使(りきてんし)

キリストが天に召されたときに同行した天使です。奇跡を起こしたり、勇気や恩恵を与える役割を持っています。

能天使(のうてんし)

悪魔と接することが多いため、堕天する天使も多いとされています。

権天使(けんてんし)

威厳ある力で、人間の権力者を悪魔の誘いから守る役割を持っています。

大天使(だいてんし)

神と人間の連絡役を務めたり、能天使とともに悪魔と戦うこともあります。

天使(てんし)

人間に最も近い天使で、神の言葉を人々に伝える役割を持っています。人間を見守るとともに罰することもあります。

また、

  • 上位三隊(父)
  • 中位三隊(子)
  • 下位三隊(聖霊)

というように階級が三段階に分かれますが、次の項目で詳しく紹介していきたいと思います。

上位三隊(上級天使)

天使

上位三隊の上級天使は、神と直に接することができる存在であり、神のお告げを中位三隊に属する天使に伝えるという役割を持つといわれています。

セラフィム(熾天使)

天使

セラフィム(Seraphim)は最上とされている天使階級であり、神に最も近い存在、神の次に聖なる存在とされています。

熾天使には燃える天使という意味が含まれていますので、全身を炎に包まれている姿で描かれることが多い傾向にあります。

セラフィムは6枚の翼を持ち、2枚で天を駆り4枚で顔と足を隠している姿が特徴の1つといわれていますが、悪魔の王となったルシファーも元々はセラフィムであり、他の天使たちよりも美しく12枚の翼を持っていと伝えられています。

また、4大天使(ミカエル・ラファエル・ガブリエル・ウリエル)の階級はセラフィムとなります。

ケルビム(智天使)

天使

ケルビム(Cherubim)は天使階級で2番目に高い天使であり、エデンの園で禁断の果実を食してしまったアダムとイブを追放させた後に、エデンの園の管理をする役割を持つようになったといわれています。

ケルビムは、人間・ライオン(獅子)・牛・鷲の異なる4つの顔と4枚の翼という特徴的な姿をしており、メソポタミア・古代エジプト文明の元となったアッシリアに伝承されている人面獣の守護者のモデルになったとされています。

また、サムエル記などでは、ケルビムは4枚の翼で空を速く飛ぶことができるため、神を運ぶ乗り物としての役割を持っていたとも伝えられています。

スローンズ(座天使)

天使

天使階級で3番目に高いスローンズ(Thrones)は、物理的な肉体を持つ天使の中では最上位の存在であるとされています。

座天使には玉座や車輪という意味が含まれているため、スローンズの姿は複数の目を持つ燃えさかる車輪の姿として描かれることが多い傾向にあり、聖戦では戦車となり神を乗せるという役割を持つとされています。

また、大天使ラファエルは、スローンズの指揮官であったといわれています。

中位三隊(中級天使)

天使

中位三隊は、上位三隊から受けた神のお告げを下位三隊に属する天使に伝えていくという役割を持つといわれています。

主天使・ドミニオン

天使

天使階級で4番目に高い主天使・ドミニオン(Dominion)は、天使が神に背くことをしないか、堕落してしまわないかなど、下位の天使たちを厳しく監視する役割を持つといわれていますので、絵画などでは手に笏(しゃく)を持った姿で描かれることが多い傾向にあります。

主天使には統治や支配などの意味が含まれていますので、神の意向に従って神の尊厳を伝えるために人間界へ訪れることが多いため、人間との関わりがある天使だとされています。

また、最後の審判によって裁かれた人類を滅亡させるために訪れる天使とヨハネ文字録には記載されています。

力天使・ヴァーチュース

天使

力天使・ヴァーチュース(Virtues)は天使階級で5番目に高く、奇跡を起こす力を持つとされています。

力天使は自然の法則を操ることができるといわれていますので、人間界で奇跡と呼ばれることが起こるのは力天使の力によるものとされています。

また、イエス・キリストが処刑されて天に召されるときに付き添ったのも、アダムとイブの息子であるカインが生まれたときに見守り役を務めたのも、力天使だといわれています。

能天使・エクスシア

天使

能天使・エクスシアは天使階級の6番目に高く、英語圏ではパワー(Powers)とも呼ばれており、人々を導く存在であるといわれています。

神の意向で悪魔と戦って滅ぼし、天界を守るという役割を持つため、手に剣を持った姿で描かれていることが多い傾向にあります。

役割から悪魔と接触する機会が多くなるため、堕天してしまう天使も多いとされています。

実際に熾天使のルシファーが堕天してしまったとき、ルシファーとともに堕天して悪魔となった天使たちが最も多かったと伝えられています。

下位三隊(下級天使)

天使

下位三隊は、上位・中位三隊から受け取った神のお告げを人間に伝えるという役目がありますので、人間に一番近い存在だといわれています。

権天使・アルケー

天使

天使階級の7番目に属している権天使・アルケーは、キリスト教ではプリンシパリティ(Principalities)と呼ばれることもあります。

権天使の権は権力の象徴とされているため、王様のような冠と笏を持った姿で描かれることが特徴の1つであり、人間界に訪れて国家指導者や統治者などの権力者を悪魔の誘いから守るという役割を持つといわれています。

直接干渉をすることはないとされていますが、他国を侵略するときに統治に力を貸す場合もあります。

大天使・アークエンジェル

天使

大天使・アークエンジェル(Archangels)は、天使階級の8番目に属し、数万あるいは数億もいるといわれている天使たちの中でも優れた能力を持つといわれています。

神から信頼が厚いため、さまざまな分野における神からのお告げを人間に伝えるメッセンジャーとしての役割を務めるとされています。

また、悪魔の王であるサタンと戦った大天使ミカエルや、聖母マリアにキリストの受胎を知らせにきた大天使ガブリエルがいる階級でもあります。

天使・エンジェル

天使

天使・エンジェル(Angels)は、守護天使とも呼ばれており、普段から人間のそばにいて災厄や悪運から守ってくれるとされています。

ただ、人間の行いによっては、神の意向に従って間接的に罰を与えることもあるといわれています。

大天使の種類(七大天使)

天使

七大天使は、数万あるいは数億もいるといわれている天使たちを束ねる役割を持ちながらも、人間にとっては最も身近な存在でもあります。

この項目では、七大天使の種類を紹介していきたいと思います。

大天使ミカエル

大天使ミカエル(Michael)には、神に似た存在・慈悲の天使・正義の天使などの意味があり、さまざまな天使の頂点に立つ天軍の総帥・最高司令官・天使長とも呼ばれています。

神が最初に誕生させた戦士といわれていることから、甲冑(かっちゅう)を身にまとい剣を手にした戦士の姿で現れるのが特徴とされていて、双子で悪魔の王であるサタンと戦い勝利を収めたとも伝えられています。

また、大天使ミカエルは、ギリシャ神話の女神ジャスティス(正義)の影響を強く受けた審判者としての役割も持っており、亡くなった者の魂が天国・地獄のどちらに行くのが相応しいかを判断するといわれています。

  • 階級:熾天使・力天使・大天使、 各宗教において最も偉大な天使の1人
  • 守護と役割:全てのものの守護・エネルギーの浄化・勇気を与える・正義・愛情
  • カラー:ロイヤルブルー
  • 惑星:太陽/獅子座
  • チャクラ:第5チャクラ(のど)

大天使ミカエルについては、https://lani.co.jp/spiritual-59675 こちらのサイトでも詳しく紹介しておりますので、参考になさってみて下さい。

大天使ガブリエル

神の力や神の人という意味の名前を持つ大天使カブリエル(Gabriel)は、神の言葉を人間に伝えるメッセンジャーとしての役目を持った大天使であり、作家やジャーナリストなど何かを伝える職業の人にひらめきを与えてくれるとされています。

大天使ガブリエルはイエス・キリストの洗礼者であるヨハネの誕生を告げたり、聖母マリアに受胎告知をした天使としても知られていますので、妊娠・出産・子育てなど、女性や子供に関わる問題を解決に導くサポートをしてくれたり、勇気を与えてくれるといわれています。

その反面、復活・復讐・死・沈黙・心理の天使といった称号も持っているため、最後の審判ではラッパを吹き鳴らして死者を甦らせるなど死に関わる役割も務めています。

また、イスラム教で大天使ガブリエルは最高位の天使とされており、1600枚の翼と両目のあいだに太陽が埋め込まれた姿であると伝えられています。

  • 階級:熾天使・智天使・大天使
  • 守護と役割:メッセンジャー・コミュニケーション・妊娠・出産・インナーチャイルドの癒し・リーダーシップ
  • カラー:銅色・オレンジ色・白
  • 惑星:月/蟹座
  • チャクラ:第2チャクラ(性・創造)

大天使ガブリエルについては、https://lani.co.jp/spiritual-54169 こちらのサイトでも詳しく紹介しておりますので、参考になさってみて下さい。

大天使ラファエル

大天使ラファエル(Raphael)は、治癒を司る天界の医者・ヒーラーと呼ばれていますので、怪我や病気をした人や、中毒・依存症の治癒をしたり、魂や精神を癒すことができるといわれています。

エメラルドグリーンの光を放っている大天使ラファエルが存在する空間は、ストレスや邪悪なエネルギーが浄化されると伝えられています。

他にも、医者・看護師・ヒーラーなど人を癒す職業に就いている人の秘めた能力を開花させたり、旅人を災いから守ってくれるとトビト記に記載されてもいます。

  • 階級:座天使・力天使・大天使
  • 守護と役割:癒し・医療・健康・旅行・能力の開花
  • カラー:エメラルドグリーン
  • 惑星:水星・木星/ふたご座・おとめ座
  • チャクラ:第4チャクラ(ハート)・第6チャクラ(サードアイ)

大天使ウリエル

大天使ウリエル(Uriel)は、神の炎や神の光という意味を持ち、天体の天使・太陽の統率者とも呼ばれており、気象や自然現象を管理する役割を持つとされています。

ノアの大洪水を予言し、方舟の創り方を教えてくれたのも大天使ウリエルであるという伝承があるため、地球上で発生する嵐や地震などの災害から人間を守ってくれるといわれています。

また、大天使ウリエルは抜群に知性が高いといわれているため、書物を携えた姿で描かれているのが特徴であり、学者・研究者・芸術家など、知的分野に就いている人にひらめきや想像力をもたらしたり、錬金術を指導したりするとされています。

  • 階級:熾天使・智天使・大天使、エデンの園の門の守護天使
  • 守護と役割:平和・自然現象・希望を与える・問題を解決する・直感
  • カラー:黄色
  • 惑星:天王星/みずがめ座
  • チャクラ:第3チャクラ(太陽神経)

大天使アリエル

天使

大天使アリエル(Ariel)は神の獅子という意味を持ち、地球上の自然や自然界に存在する生き物を守るという役割を務めているとされています。

そのため、環境保全やボランティア活動を行なっている人たちには、大天使アリエルが守護天使としてそばにいることが多い傾向にあります。

また、大天使アリエルは神の魔法と呼ばれることもあり、望むものを実現化させてくれるパワーを持っているといわれています。

  • 階級:智天使・大天使
  • 守護と役割:動物の守護・自然環境を守る・実現化
  • カラー:淡いピンク色
  • 惑星:天王星、海王星/牡羊座
  • チャクラ:第4チャクラ(ハート)

大天使アズラーイール

天使

大天使アズラーイール(Azrael)には神が助ける者という意味があり、死を迎えた人間の魂があの世の世界に馴染んでいく過程で味わう、悲しみ・つらさ・喪失感などを和らげたり、大切な人を亡くした人たちを癒すといわれています。

死の天使とも呼ばれているため、人々の感情に飲み込まれないようにするためのアドバイスを与えたり、牧師や司祭を守ったりするとされています。

大天使アズラーイールが手にしている書物の中には、すべての人間の名前が記載されており、死を迎えると名前が削除されることになるといういい伝えがあります。

逆に、土を集めて人を作るようにと神が天使たちに命じたときに、大天使アズラーイールだけがアダムを作ることができたため、誕生を司るともいわれています。

  • 階級:主天使・大天使
  • 守護と役割:人間の誕生と死を司る・魂の管理・喪失感を和らげる
  • カラー:乳白色
  • 惑星:冥王星/さそり座・やぎ座
  • チャクラ:第1チャクラ(ルート)、第2チャクラ(性・創造)

大天使カマエル

大天使カマエル(Chamael)は、12000を超える能天使の軍隊を束ねる指揮官としての役目と、天界の門番としての役目を努めているため、敵対してくるすべてのものに攻撃をしかけるという激しい性格が特徴です。

闘いの天使と呼ばれている大天使カマエルは、鎧や長剣を身につけた姿や、赤い豹のような姿で描かれることが多い傾向にあります。

また、大天使カマエルは神を見る者や神を瞳に映す者という意味も持ち合わせており、平和のシンボルであるハトと描かれることもあります。

そのため、宇宙や地球規模から人々まで幅広い層の平和を願い、不満や不安を取り除き、穏やかで平和な日常を送れるように働きかけてくれているとされています。

  • 階級:熾天使・能天使・大天使
  • 守護と役割:平和・人生や仕事などの見通しを立てる・ソウルメイトを見つける
  • カラー:ピンク色・淡いグリーン
  • 惑星:火星、金星/牡牛座・蠍座
  • チャクラ:第4チャクラ(ハート)

天使と日本の関係

神社と着物を着た女性

天使は神の使いや精霊であり、最高位の神という存在の下に数多くの天使たちが使いとして属していると聖書に記載されています。

この構図を日本にあてはめたのが、八百万の神(やおよろずのかみ)となります。

日本は絶対神の国ではありませんが、イザナギ・イザナミから誕生した天照大御神という最高神がおり、天照大御神の下に天使の階級と同じく、階級の高い有名な神、中位・下位階級の神、そして名前も役割も知られていないような数多くの神々が存在しています。

大天使の位置を日本でいうと、不動明王が大天使ミカエルに、薬師如来が大天使ラファエルにあたるといわれているように、有名な神社に祀られている神になるとされています。

参拝をすることで神はご加護やご利益を施してくれますが、天使も同じく、天使の存在を信じて祈るとサポートをしてくれたり見守ってくれたりします。

八百万の神(やおよろずのかみ)の一部を紹介しますと、

  • 天照大御神(最高神)
  • 伊邪那岐神(日本の国土を固めた最重要の神)/伊邪那美神(イザナギとともに多くの神を生み出す)
  • 月読命(月の神)/大国主神(出雲大社のご祭神)
  • 天之御中主神・高御産巣日神・神産巣日神(万物の根源を示すといわれる三柱)
  • 表筒男命・中筒男命・底筒男命(水の神)
  • 宇迦之御魂神(五穀豊穣・商売繁盛の神)/木花之佐久夜毘売(富士山に祀られた美神)
  • 大山津見神(山の神)/大山咋神(要地を守る守護神)

などがいらっしゃいます。

海の神や山の神など自然界や自然現象を司る・商売繁盛や金運・人間関係の神々などが存在し、その数と種類の多さから八百万の神といわれています。

まとめ

天使

今回は、天使の種類や名前の一覧、階級などについて紹介してみましたが、いかがでしょうか?

天使(Angel)は、ギリシャ語のアンゲロス(Angelos)が由来で、伝来・使いの者という意味があります。

聖書には、神の御使い(みつかい)と記載されている場合もあり、天使とは、神と人間の間を仲介して恩恵や警告を与えたりする役割を持つ、目には見えない高次な存在といわれています。

また、天使は神を信じ正しい行いをする人の味方をしますが、神に背く人のことは厳しく見捨てたりすることもあるといわれています。

ただ、願いを叶えてくれたり、良い方向に向かうことができるようにサポートをしてくれますので、一概に怖いとはいえない存在かと思われます。

天使の階級

・上位三隊(上級天使)/熾天使(してんし)智天使(ちてんし)座天使(ざてんし)
・中位三隊(中級天使)/主天使(しゅてんし)力天使(りきてんし)能天使(のうてんし)
・下位三隊(下級天使)/権天使(けんてんし)大天使(だいてんし)天使(てんし)

大天使の種類(七大天使)

  • ミカエル/各宗教において最も偉大な天使の1人
  • ガブリエル/神の言葉を人間に伝えるメッセンジャー
  • ラファエル/治癒を司る天界の医者・ヒーラー
  • ウリエル/気象や自然現象を管理する
  • アリエル/地球上の自然や自然界に存在する生き物を守る
  • アズラーイール/人助けをしている人たちをサポートする・人間の誕生と死を司る
  • カマエル/能天使の軍隊を束ねる指揮官・天界の門番・平和を願う

天使にもさまざまな階級や役割があることが分かりました。

突然頭の中にひらめいたことがあるけれど、それが天使からのメッセージなのかを知りたい、また、自分の願いを叶えたり、自分が必要としているパワーを効果的に取り入れるためにはどの天使に求めれば良いのかが分からないと感じた方には、電話占いをおすすめします。

電話占いサイトには、スピリチュアル能力を持つ占い師や鑑定士が多く在籍していますので、自分と相性の良い占い師や鑑定士を探して視てもらったり、アドバイスをもらうのも1つの方法です。

電話占いでしたら、ご自宅にいながら、好きな時間に電話で相談ができますし、初回の新規登録で無料特典を利用すればお得に鑑定してもらえますので、この機会に試してみてはいかがでしょうか?

この記事が少しでも、皆様のお役にたてれば幸いです。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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