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買ってはいけない日焼け止めとは?特徴・メーカーを暴露

買ってはいけない日焼け止めとは?特徴・メーカーを暴露

「年齢を重ねても、ずっとキレイな肌でいたい…!」そんな願いを叶えるために欠かせないのが日焼け止め。紫外線はシミ・シワ・たるみなどの原因となり、肌の老化を進めてしまいますから、毎日の日焼け止めでしっかりガードしたいですよね。

でも、日焼け止めであればどんな商品でもOK、というわけではありません。なかには肌に悪影響を与える成分が含まれたものも!この記事では、避けたほうがよい日焼け止めの成分や、安全性が高いおすすめの日焼け止めをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

買ってはいけない日焼け止めとは

日焼け止めは毎日塗るものだから、なるべく肌にやさしい商品を選びたいですよね。しかし、日焼け止めのパッケージを見ると、驚くほどたくさんの成分が記載されています。聞いたことのないような成分も多く、専門知識がないと自分で安全性を判断するのは難しいもの。

「買ってはいけない日焼け止め」とは、肌への刺激が強かったり、人体に悪影響を及ぼす可能性のある成分を含むものです。キレイになりたいのに、逆にお肌や体にダメージを与えてしまっては本末転倒。「しっかり日焼け止めを塗っているのに、肌トラブルが絶えない…」そんな人はぜひ、日焼け止めのチョイスの仕方を見直してみてくださいね。

買ってはいけない日焼け止めの特徴

「肌への刺激が強い成分ってどんなものなの?」そんな疑問を解決するために、アメリカでの成分調査結果を参考にしていきます!

アメリカ米国食品医薬品局(FDA)が使用禁止している成分配合の日焼け止め

日焼け止めの安全性を確かめるうえで参考になるのが、アメリカ食品医薬品局(FDA)の調査結果です。2019年に、これまで安全とされてきた日焼け止めの16成分について、再調査を実施。今までは「皮膚に吸収されない」とされてきたこれらの16成分ですが、再調査では驚きの結果に!

なんと、16成分のうち安全性が確認されたのは、たったの2成分。また、有害と判断され使用禁止になった成分が2成分ありました。その他12成分については、安全性を証明するためのデータを提出するようメーカーに求める、という事態に…。これまで販売されてきた日焼け止めの安全性が揺らぐ結果となってしまいました。

買ってはいけない日焼け止めは、まさにこの「使用禁止となった2成分を含む商品」といえます。日本では、この2成分を含む日焼け止めが販売されている場合があるので、成分を注意深くチェックする必要があります。

危険?買ってはいけない日焼け止めの成分を検証!

アメリカ食品医薬品局(FDA)が使用禁止と判断した2成分は、「オキシベンゾン-3」と「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(オクチノキサート)」。これらは、「紫外線吸収剤」として日焼け止めに配合されている成分ですが、皮膚に吸収されやすく、体内のホルモンバランスを乱す恐れがあるといわれています!

一方、安全性が確認された2成分は「酸化チタン」と「酸化亜鉛」です。これらは、「紫外線散乱剤」と呼ばれる成分で、肌への負担が比較的少ないといわれています。

紫外線吸収剤を使用した日焼け止めは、紫外線散乱剤を使用したものにくらべて、さらさらとして塗り心地がよいうえに、白浮きもしにくいんですよね。ついつい手が伸びてしまいがちですが、一度成分の安全性についてチェックしておきましょう。

オキシベンゾン-3

「オキシベンゾン-3」は、皮膚への吸収率がとくに高いといわれている成分。オキシベンゾンは、生殖器の発達や、月経周期と密接にかかわる女性ホルモン「エストロゲン」に悪影響を及ぼす可能性が指摘されています!

妊娠中の場合は、胎盤関門を通過して胎児の先天性疾患の原因となってしまう可能性も。実際に、羊水や尿からオキシベンゾンが検出されたという報告があります。また、男性不妊の原因とも指摘されています。肌への刺激も強く、チクチクしたりアレルギーを発症する危険性も。とくに子供は皮膚への吸収率が高いので、安易な使用はおすすめしません。

オキシベンゾンは、日本では使用が認められており、SPF値の高い日焼け止めに含まれることの多い成分です。UVA・UVBともにしっかりと吸収してくれるので、日焼け止めとしての効果は高いんですよね。でも、キレイになるために日焼け止めを塗っているのに、肌が荒れてしまったり、健康を害してしまったら意味がないですよね…。

メトキシケイヒ酸エチルヘキシル

「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」も、人体のホルモンバランスを乱す恐れが指摘されています!女性ホルモン、男性ホルモン、甲状腺ホルモンなどに悪影響を与えるのだとか。ラットを使った実験では、妊娠中・授乳中にこの成分に暴露したオスの子供は、男性ホルモンが減少し精子の数も減ってしまうことがわかりました。

メトキシケイヒ酸エチルヘキシルは、UVBを吸収する作用があり、日本で販売される日焼け止めの多くに使用されています。危険とわかっていても、なかなか避けることの難しい成分といえますね…。

買ってはいけない日焼け止めのメーカーの噂を検証!

日焼け止めのなかでも、使用感がよく人気の「ビオレ」や「ちふれ」の商品。ドラッグストアなどでも品揃え豊富なうえに、お手頃価格なのもうれしいですよね。でも、成分の安全性が気になる…そんな人のために、成分について検証してみました!

ビオレの日焼け止めは買ってはいけない?

驚くほど軽い付け心地で、スーパーウォータープルーフとSPF50+/PA++++を実現した「ビオレ UV アクアリッチ ウォータリーエッセンス」。高温多湿環境にも耐えうる「ビオレ UV アスリズム スキンプロテクトミルク」。サラリとした使用感が人気の「ビオレ UV さらさらパーフェクトミルク」。これらの商品には、紫外線吸収剤である「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」が含まれていました!

一方、「ビオレ UV バリア・ミー ミネラルジェントルミルク」「ビオレ UV キッズ ピュアミルク」といった商品は、紫外線吸収剤不使用を謳っており、使用禁止となった2成分は含まれていませんでした。どちらも紫外線散乱剤を使用しSPF50/PA+++となっており、日焼け止め効果は高そうです。

紫外線散乱剤使用の日焼け止めは、紫外線吸収剤にくらべてどうしても使用感が劣りますが、肌へのやさしさを優先するなら、ぜひ検討してみてくださいね。

ちふれの日焼け止めは買ってはいけない?

サラリとしたジェルでデイリー使いにぴったりの「日やけ止め ジェル UV」や、強力な紫外線でも安心の「日やけ止め ミルク UV」には、紫外線吸収剤である「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」が含まれていました!

一方、「日やけ止め ミルク UV マイルド」「UV サン ベール クリーム(WP)」など、紫外線吸収剤を使用していない商品も見つかりましたよ。SPF、PAともに高すぎず、肌への負担が少ないので普段使いにぴったり。敏感肌の方は、こちらを試してみるといいかもしれません。

買って失敗…日焼け止めの残念エピソード体験談

「絶対焼けない!」「敏感肌にも安心」など、さまざまな魅力をアピールしている日焼け止めは多いですよね。でも、効果や使い心地、自分の肌との相性は実際使ってみないとわからないもの。ここでは、買って失敗した…!と感じている日焼け止めの残念エピソードをご紹介します。

敏感肌向けスキンケアシリーズとして人気の花王キュレル。こちらの「キュレル UVカット UVエッセンス」は、紫外線吸収剤不使用・アルコールフリーで肌へのやさしさがポイントの商品です。でも、肌の乾燥がひどい人にはちょっと潤いが足りないのかも…?また、紫外線散乱剤の日焼け止めは白浮きしやすいので、塗り方が難しいですね。

「資生堂 IHADA 薬用UVスクリーン」は、紫外線吸収剤無添加のノンケミカル処方がウリの商品です。SPF50+・PA+++で日焼け止め効果は高そうですが、紫外線散乱剤使用のため白浮きしやすいとの声も…。肌にやさしく落としやすいぶん、汗でも流れ落ちてしまいやすいのはデメリットといえますね。

「メンソレータム サンプレイ クリアウォーター」は、紫外線吸収剤としてメトキシケイヒ酸エチルヘキシルを使用しています。こちらは、紫外線をカットしながらもブルーカラーで肌のくすみをカバーし、透明感をアップさせてくれるということですが、効果のほどは…?きちんと肌色を補正したい場合は、専用のコントロールカラー下地を使用するのがいいのかもしれませんね。

日焼け止めを買うならこれがおすすめ!最強の日焼け止め6つ

危険な成分を含んだ日焼け止めは避けたい…。でも、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、使用感がイマイチ…。そんな風にお悩みの人に、「紫外線吸収剤フリーなのに、使い心地バツグンな日焼け止め」を6つご紹介します!

&be(アンドビー) UVミルク

紫外線吸収剤不使用でも白浮きしにくく、伸びのよい日焼け止めをお探しの方におすすめ!軽い塗り心地で、お肌をつるんとなめらかに見せてくれます。SPF50・PA ++++と紫外線カット効果は抜群なのに、石鹸でオフできるのもうれしいポイント。

石油系界面活性剤、エタノール、鉱物油、パラベン等も不使用なので、敏感肌の方も安心して使えますよ。カラーは、ほんのり色づくナチュラルベージュとスタンダードから選べます。きちんとメイクしない日でもさり気なくお肌をきれいに見せたいなら、ナチュラルベージュがおすすめです。

ミノン UVマイルドミルク

敏感肌の方から人気の高いスキンケアブランド、ミノン。こちらの日焼け止めもお肌にやさしい処方で、紫外線吸収剤・パラベン・アルコール不使用となっています。低刺激でありながらも、SPF50+・PA++++でウォータープルーフという心強さ!これだけ強力であれば、海やプールなどのレジャーでも安心して使用できますね。

日焼け止め特有の油っぽさやキシキシ感も少なく、化粧下地としても使えると好評ですよ。子どもも安心して使える日焼け止めをお探しの方にもおすすめです。

オルビス サンスクリーン(R)フリーエンス

普段使いできる、お肌にやさしい全身用日焼け止めをお探しの方にはこちらがおすすめ!紫外線カット効果は、高ければ高いほどどうしても肌への負担が大きくなりますから、日常使いするならSPFやPAが高すぎないものがよいですよ。こちらはSPF30・PA+++で、石鹸でオフできるので毎日心地よく使えます。

紫外線吸収剤も不使用なので、成分が気になる方にもぴったり。日焼け止めというと乾燥が気になりがちですが、この商品はカサカサしにくいとのレビューも多いですよ!

メンターム ベルディオUVマイルドジェルN

サッと伸びて塗りやすいジェルタイプの日焼け止めです。紫外線吸収剤無配合なうえに、アレルギーテスト・パッチテスト済みで敏感肌の方にも安心。1歳の赤ちゃんから使用できますよ。さらに、お肌にやさしい無添加潤い成分を6種類配合で、乾燥肌の方にもおすすめです!

普段使いに最適なSPF30・PA+++で、石鹸で落とせるのもうれしいポイント。忙しいお出かけ前も手早く塗れる、ポンプタイプも人気ですよ。

アクセーヌ スーパーサンシールド ブライトフィット

低刺激かつ高機能な化粧品が人気のアクセーヌ。こちらは、やさしく紫外線をカットしながらも、お肌を自然にキレイに見せたい方におすすめの商品です。日焼け止めの白浮きは避けたいものですが、こちらはブリリアントパウダーを配合し、自然とお肌をトーンアップしてくれます!

紫外線吸収剤不使用のノンケミカルタイプなので、毎日使っても安心。SPF50+・PA++++で汗にも強く、紫外線をしっかり防いでくれます。石鹸でオフできるのもありがたいですね。

ノブ UVミルクEX

とにかく軽い使用感がお好みの方におすすめなのがこちら!ジェルのように伸びのよいミルクで、白浮きもほとんどなし。SPF32・PA+++で日常使いしやすく、お湯で落とせるので、赤ちゃんや子供・男性にも使いやすいと好評ですよ。

紫外線吸収剤ももちろん不使用。ベタベタしにくいので、化粧下地としても活躍してくれますよ!

まとめ

今回は、「オキシベンゾン」や「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」など、お肌や体に悪影響を与えてしまう危険な日焼け止めの成分について、詳しくご紹介してきました!紫外線をしっかりカットしながら美肌を育てていきたい方は、これらの成分が含まれた日焼け止めは避けた方がいいかもしれませんね。

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、「白浮きしやすい」「塗り心地が悪い」というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、なかには使い心地のよい商品がありますので、ぜひ試してみてくださいね!

コメント

  1. r より:

    日焼け止めがホルモンバランスを崩すとありますが、ヒトが使用する量では問題ないと思います
    例えばメトキシケイヒ酸エチルヘキシルやオキシベンゾンを含む紫外線吸収剤の動物実験では、ヒトが日焼け止めに使う量をはるかに超えた用量が使われています