お守りまたは開運グッズとして人気のパワーストーンですが、ただつけているだけでは意味がないことは知っていますか?
パワーストーンをつけ始めたときや日々のお手入れに必要な「浄化」について、解説していきます。
浄化とは
浄化とは、読んで字のごとくお清めのことです。汚いものやけがれを「不浄」と呼びますが、不浄をなくしてキレイな状態(浄)にすることを、浄化と呼びます。
「浄化」というととても大変な作業のように聞こえますよね。ですが、何かをキレイにすることをスピリチュアル的には浄化と呼んでいるだけで、日常で行っている掃除や洗濯も、広い意味では浄化の1つです。
霊能者や祈祷師でなくても気軽にして良いものですし、効果はきちんとありますので、安心してくださいね。
パワーストーンの浄化とは
パワーストーンを手にするとき、どういった目的で手にしているでしょうか?魔除けにしたい・願い事を叶えたいなど、何かしら目的がありますよね。
パワーストーンは、ただ身に着けたり飾ったりするだけでは効果がありません。プログラミングという、願掛け行為が必要となります。プログラミングの前に必ず行うのが浄化です。
パワーストーンの浄化とは、パワーストーンを真っ白な状態にすることです。
日頃から持ち主のために働いてくれているパワーストーンをキレイな状態に戻すことは、洗濯や部屋の掃除と同じくらい大事なことです。
パワーストーンはなぜ浄化する必要があるの?
パワーストーンは、日々力を発動している中で、けがれが溜まってきます。汚れてけがれたパワーストーンは効果が落ちてきます。効果を発動させるためにはプログラミングが必要ですが、その前に必ず必要なのが浄化です。
浄化されたパワーストーンは、真っ白な紙と同じと考えて下さい。その紙に願い事を書くのが、プログラミングです。パワーストーンを持ち歩いたり飾ったりするのは、願い事が書かれた紙を持ち歩いたり飾ったりしているようなものです。
ですが、日々の生活の中で持ち歩いていると、その紙は汚れたりシワシワになったりしますよね?そんなとき、紙のシワを伸ばし、消しゴムで願い事を消してまっさらな状態に戻すのです。これが浄化です。
浄化しないでプログラミングだけではダメなの?と思う人もいるでしょう。
しかし、まっさらな紙に願い事を書くのと、薄汚れてシワシワで前に書いた願い事が消えかけているような状態の紙に上書きするのと、どちらが効果があるでしょう?前者だと思いませんか?
また、パワーストーンには日々けがれが溜まっていっています。例えば、魔除け効果のあるパワーストーンは、持ち主の周りの邪気を吸い取って、中にけがれを溜め込んでいるのです。
身に着ける服が汚れたり生活する部屋が汚れたりするのと同じですね。日々汚れが増していく服を身に着け続けたり、汚い部屋で過ごしたりするのは、一般的に良い気分ではありませんよね。パワーストーンだって同じです。
パワーストーンの力を十分に引き出すためにも、パワーストーンそのものを守るためにも、浄化は必須と思いましょう。
パワーストーンを浄化する効果
パワーストーンを浄化する効果は、具体的にはどんなものがあるのでしょうか?
いくつかピックアップして見ていきましょう。
1.効果アップ
パワーストーンを浄化すると、パワーストーンそのものの効果がアップするとされています。
パワーストーンを持つのは、何かしらの効果を期待してのことですよね。恋愛成就や魔除け、金運アップや目標達成など、求めるものがあるはずです。
パワーストーンがいくら強力なものでも、持ち主の願いが強くても、パワーストーンそのものにけがれや疲労が溜まっていては力が発揮できません。
浄化してけがれを取り払い、パワーストーンの状態をキレイにすることで、パワーストーン本来の効力が期待できるでしょう。
2.日々のお手入れとして
パワーストーンの浄化は、日々のお手入れとしても重要な行為です。
私たち人間は、自宅に帰ってきたらメイクを落としお風呂に入り、食事をして眠るでしょう。「疲れや汚れを落とし、栄養を取ってしっかり休む」というのは、人間にとっての日々のお手入れです。
パワーストーンも同じで、日々の汚れを落として休む必要があります。日頃のメンテナンスを行うことでパワーストーンが気持ちよく働いてくれるので、怠らないようにしましょう。毎日浄化する必要はありませんが、最低でも月に1度は浄化した方がよいでしょう。
3. 絆が深まる
パワーストーンと浄化すると、持ち主とパワーストーンとの絆が深まります。
世の中に数多く存在するパワーストーンやそのアクセサリーですが、購入した後、ただ身に着けたり飾ったりすれば良いわけではありません。
パワーストーンは長い間土や岩の中にいた、いわば大地の欠片であり、悠久の時を経て生成された自然界の一部が、人間によって掘り出され加工され販売ルートに乗ったもの。それを買っただけでなんらかの効果を期待するのは、ハッキリ言って愚かなことだと思いましょう。
パワーストーンの効果を引き出すには、信頼関係を結ぶことが必須です。「パワーストーンには持ち主との相性がある」と言われるのはこのためで、いくら持ち主が気に入って購入したものでも、パワーストーンの方が「持ち主のために力を発揮してあげよう」と思わなければ、何の効果も期待できないでしょう。パワーストーンにはそんな義理はないからです。
パワーストーンはただの鉱石ですが、生き物と考え、慈しんでください。ペットだって、毎日お世話する人に一番懐きますよね。それと同じで、パワーストーンも手をかければかけるだけ、縁が強くなり絆が深まります。
絆が深まってこそ効果を最大限に得られるので、良い効果が欲しいなら良い対応をしましょう。浄化をしっかりすることで、最大限の効果を引き出すことができますよ。
4.邪気を払う
パワーストーンの浄化には、邪気払いの意味もあります。
パワーストーンの種類にもよりますが、特に邪気払いや魔除けなど、持ち主を守ってくれる効果のあるパワーストーンには浄化は必須です。
持ち主を悪意や邪気から守ってくれるパワーストーンは、持ち主の盾となっています。そのため、日々の生活の中で身を挺して持ち主を守っているうちに、マイナスの波動を溜め込んでしまうのです。
マイナスのエネルギーを溜め込んだ状態が続くことは、盾が傷付きボロボロになっていくのと同じ。そのため、盾としての効果がなくなり、パワーストーンからパワーが失われてしまうのです。最終的には、そのパワーストーンそのものが不吉な存在となってしまう可能性も……。
邪気を払ってパワーストーンそのものを守ってあげる必要があります。自分で浄化する作用のあるもの以外は、しっかり浄化してください。
5.持ち主の意識変革
パワーストーンの浄化には、持ち主の意識変革の意味もあります。
パワーストーンを持ち始めたとき、恋人が欲しい・お金持ちになりたい・自分を変えたいなど人それぞれに願い事があったでしょう。
実際にパワーストーンを手にして効果を感じた人もそうでない人も、パワーストーンを外して考えているうちに、ふと「別の願い事の方がよかったかも」「必要なのは他のことかも」と思うことがあります。人によっては「パワーストーンに頼りすぎている」と反省する人もいるでしょう。
このように、パワーストーンの浄化では、持ち主が本当の願いに気づいたり願望成就のために本当に必要なことが分かったりと、意識に変化が現れることがあります。もし意識が変化したら、新たな願いを込めてパワーストーンを身につけましょう。
また、願い事が変わってそのパワーストーンを必要としなくなったら、浄化してから土に還すなど適切な方法を取ってくださいね。
パワーストーンの浄化頻度
パワーストーンの浄化頻度については、諸説あります。
毎日浄化してプログラミングすることが必要という人もいれば、1週間に1度で十分という人もいます。気になったときだけ浄化するという人もいるでしょう。しかし、大体は1カ月に1度は浄化が必要という意見が多いようです。
石によっては、あまりに浄化しすぎると割れたりヒビが入る脆いものもあります。必ず、そのパワーストーンに合った方法で浄化し、頻度も見合ったものにしてくださいね。
パワーストーンに浄化は必要?浄化しないとどうなる?
パワーストーンに浄化は必要か否かという意見は時々見られますが、結論から言えば必要です。
プログラミング前にまっさらな状態に戻さなくては効果が低くなりますし、また、邪気を吸い取りすぎてパワーストーンが持つ力そのものがなくなることもあります。
特に、邪気払いに効果があるパワーストーンは邪気を吸い取り続けるため、けがれを溜め込んでいます。けがれを溜め込んだものを手元に置いておくのは不吉です。
浄化しないパワーストーンを無理に使い続けた結果、効果がなくなるばかりが割れてしまうこともあるでしょう。
パワーストーンの浄化方法・グッズ
パワーストーンには、いくつかの浄化方法があります。パワーストーンは鉱石なのでそれぞれに成分が違い、浄化方法を間違えるとパワーストーンそのものに影響が出てしまいます。割れたり色が落ちたりすることもあるので、それぞれに合った方法で浄化してください。
ブレスレットなど複数の種類のパワーストーンが使用されているものをそのまま浄化する際には、使用されているすべてのパワーストーンに問題ない浄化方法を選ぶべきでしょう。また、金属を使って加工されている場合は、金属がさびないよう考慮が必要です。
では、ここからは、詳しい浄化方法と必須グッズについてチェックしていきましょう。
浄化皿
浄化皿とは、浄化の最中にパワーストーンを置くお皿のことです。
浄化皿にそのままパワーストーンを置くこともありますが、さざれ石と呼ばれる小粒の水晶やクラスターと呼ばれる原石状態の水晶などを置き、その上にパワーストーンを乗せる方法が一般的でしょう。浄化皿をベッドの骨組み、さざれ石やクラスターを敷布団またはイスにして、パワーストーンがくつろげる場所を作ってあげるのです。
浄化皿には、自然由来のものが適しているとされています。パワーストーンは鉱石で、自然由来のものだからです。例えば石や砂でできているガラスや天然貝などがピッタリです。特に、海由来のパワーストーンには天然貝を使用したシェルタイプが良いでしょう。
さざれ石やクラスターはなくても問題ありませんが、やはりあった方がよいです。シトリンやアメジスト、水晶が一般的ですが、パワーストーンとの相性の問題を考えると、すべてのパワーストーンに対応できる水晶がオススメです。
また、浄化皿は常に清潔にしてください。埃だらけのベッドやイスに座りたい人がいないように、汚い浄化皿ではパワーストーンの浄化にふさわしくありません。必ずキレイな状態の浄化皿を使用しましょう。
塩を使った浄化方法
代表的なのは、塩を使った浄化方法でしょう。
塩はお清めにも使われる浄化アイテムです。塩を山盛りにしたりあちこちに巻いたりして、場の空気を浄化している光景は誰もが見たことがありますよね。
まず、浄化皿の上に塩を盛り、その上にパワーストーンを置きます。塩の中に埋めても構いません。塩は食塩ではなく、ヒマラヤ岩塩や天然の粗塩を使用しましょう。
10分から30分程度経ったらパワーストーンを流水で洗い流し、塩を取ります。最後に優しく水けを拭き取れば、浄化完了です。
塩だけでなく水も使うため、塩を使って浄化する場合には、そのパワーストーンが塩だけではなく水にも強いかを確認してくださいね。
使い終わった塩は捨てるようにし、使い回さないようにしましょう。
お香を使った浄化方法
部屋でお香を焚いてリラックスする人がいるように、お香でパワーストーンを浄化する方法です。
良いとされているのは、フランキンセンス、ミルラ、セージです。お香を焚き、傍にパワーストーンを置くだけなので簡単です。
ただし、匂い映りが気になる人はやめておいた方がよいでしょう。また、同じ香りでもオイルタイプのものは、パワーストーンによっては曇るかもしれないので避けた方が無難です。
観葉植物を使った浄化方法
パワーストーンの浄化方法には、観葉植物を使った方法があります。
植物から出るマイナスイオンによって、パワーストーンを浄化する方法です。人間が森林浴をしてリラックスするように、パワーストーンも植物の力で浄化できるとされているのです。
やり方は、浄化皿の上にパワーストーンをセットして観葉植物のそばに置くだけです。パワーストーンがリフレッシュして、エネルギーを補充してくれます。
時間は30分から1時間程度でよいでしょう。
月光浴で浄化する方法
月の光を使って浄化する方法もあります。いわゆる月光浴ですね。
パワーストーンを浄化皿にセットし、月の光が当たる場所に置きましょう。30分程度したら浄化完了です。
ポイントは、新月から満月に向かう時期の月を利用することです。新月から満月へと月が満ちていく時期は、パワー増幅や上昇といった意味があります。反対に、満月から新月へと月が欠けていく時期はマイナスの要素があるため、浄化には向きません。
また、長時間月の光を当てようとして出しっぱなしにしておくのは危険です。時間が経てば朝になり、太陽が顔を出しまうからです。太陽の光に弱いパワーストーンだとダメージを受けてしまうので、夜のうちに必ず片づけましょう。
水に弱いパワーストーンは突然の雨によるダメージを防ぐため、ベランダではなく室内で月光浴させると安心です。
パワーストーン全体に月の光が当たるようにするのも大事です。パワーストーンと一緒に月光浴するのも良いかもしれませんね。
塩水を使った浄化方法
塩を使って浄化した後に水で流すのではなく、塩水を使って浄化する方法もあります。
まずは、3%程度の濃さで塩水を作ります。水は水道水で構いませんが、塩は食塩ではなく天然の粗塩やヒマラヤ岩塩を使用してください。
深めの容器に塩水を入れ、パワーストーンを浸します。30分程度浸したら取り出し、流水で洗います。最後に優しく水気を拭き取れば、浄化完了です。
お酒を使った浄化方法
少し珍しいかもしれませんが、お酒を使った浄化方法もあります。
神様に捧げるためのお酒を「お神酒(おみき)」ということからも分かりますが、日本酒は古来から神聖な飲み物として神への捧げものに使われてきました。日本酒の波動の強さやアルコールで浄化を行うため、ビールやワインは不向きです。
まず、ボウルや桶に水を張ります。だいたい1リットル弱を目安にするとよいでしょう。その中におちょこ1杯分の日本酒を入れてかき混ぜます。
パワーストーンを1晩浸してから取り出し、乾かしましょう。このとき、流水で注いでも問題ありません。
音楽を使った浄化方法
気軽さを重視するなら、音楽を流して浄化するという方法もあります。
人間がヒーリングミュージックや美しい音楽を聴いて癒されるのと同じように、美しい旋律や音色でパワーストーンを癒し浄化する方法です。
パワーストーンは自然由来のものなので、音楽も自然を感じられるようなチョイスがベストです。
気軽に自室で行える上、一度に多くの種類のパワーストーンを浄化できます。また、パワーストーンへのダメージもないので、複数のパワーストーンを使ったアクセサリーにも良いですね。
クリスタルチューナー・音叉を使った浄化方法
クリスタルチューナー・音叉を使った浄化方法もあります。特別な道具が必要なため、手軽にできる方法ではなく、上級者向けといってよいでしょう。
クリスタルチューナー・音叉はいくつかの種類がありますが、4096Hzのものを使用するのが一般的です。地球の基本振動とされる8Hzを9オクターブ上昇させたものが4096Hzで、「癒しの音」「天上界の扉を開ける音」と言われる、地球由来の音色とされています。
クリスタルチューナー・音叉を水晶ポイントの平面部分に当てて音を鳴らします。水晶ポイントの先端を浄化したいパワーストーンに向け、水晶ポイントでパワーストーン中心の円を描いてください。何度か繰り返し、持ち主が浄化できたと感じたら完了です。
空間全体を浄化できるため、持ち主にもリラックス効果があるでしょう。ただし、水晶ポイントを強く叩きすぎると割れたり欠けたりするので、注意してください。
海水での浄化方法
作った塩水ではなく、天然の海水を使って浄化する方法もあります。
その名の通り海の水を利用して浄化する方法で、海まで行かなくてはならないため、人によっては不可能に近い人もいるかもしれません。海から持ち帰った海水ではなく、海に入って浄化するのがベストとされています。
海の中に入り、両手の中にパワーストーンを乗せ、海水に浸します。パワーストーンが波にさらわれないよう、注意してください。
海外ではポピュラーな方法ですが、日本では難易度が高さからかポピュラーではありません。くれぐれも、塩や水に強い種類のパワーストーンのみに使用してくださいね。
煙・ホワイトセージでの浄化方法
煙を使ってパワーストーンを浄化する方法もあります。
煙といってもただの煙ではありません。ホワイトセージの葉を焚いて立ち昇る煙を使います。同じ葉っぱ由来だからといって、煙草の煙を使うことはしないでください。
まずはホワイトセージの葉を耐熱性の皿の上で焚き、パワーストーンを手に持ちます。耐熱性の皿には灰皿が手に入りやすいですが、必ず新品を使用しましょう。煙の中を数回くぐらせれば、浄化完了です。
ホワイトセージの煙は独特なので、近所迷惑にならないよう、必ず室内で行いましょう。部屋中に匂いが広がるため、部屋そのものが浄化されるという嬉しい効果もあります。
ただし、ホワイトセージの匂いが苦手な人は、無理は禁物です。また、火の元や始末には注意を払ってください。
パワーストーン最強の浄化方法とは?
多くの浄化方法がありますが、その中でもっとも強い効果を持った浄化方法は何なのでしょうか?
結論から言うと、人によって違いますしパワーストーンの種類によっても違います。
「水晶さざれの中にパワーストーンを埋めるのが良い」という人もいれば、「どうしようもないほど汚れたパワーストーンでも清めの塩で浄化すれば元通り!」という人もいます。
また、パワーストーンにはそれぞれに性質があり、得意と不得意が存在します。水に弱い種類もあれば塩で劣化するものもあり、太陽光で変色して別の種類になってしまうものも……。また、月に縁があるムーンストーンは月光浴に向いているなど、由来によっても最適な浄化方法は違うのです。
パワーストーン別の浄化方法
パワーストーンによって浄化方法は違います。そこで、いくつかのパワーストーンのオススメ浄化方法をピックアップしてみました。
さざれ石の浄化方法
さざれ石の浄化方法は、何のさざれ石かによってオススメが変わります。
水晶さざれならどんな方法でも大丈夫ですが、シトリンやアメジストのさざれなら熱は避けるべきでしょう。1つ1つ洗うのは大変ですから、ザルに入れて流水で洗い流し乾かすという方法が一般的です。
ただし、乾かす際には注意が必要です。シトリンやアメジストは熱に弱いため、太陽光を当てたりドライヤーの熱で乾かすのは厳禁です。色が変色してしまう可能性があるため、熱を加えない方法で乾かすようにしましょう。
パワーストーン 浄化 ラピスラズリ
ラピスラズリにオススメの浄化方法は、月光浴、音、煙、観葉植物です。水晶クラスターや水晶さざれも良いでしょう。
ラピスラズリは、取り扱いに注意が必要なパワーストーンです。アルカリ成分や酸成分に弱く、普段からアルコールはやオイルが付着しないようにしましょう。
ラピスラズリは青色なので海に縁があると思われがちですが、実際には夜空に由来したパワーストーン。塩には特に弱いので、海水や塩を使った浄化方法は絶対にやめましょう。また、圧迫や熱に弱いため、日光浴も向きません。
パワーストーン 浄化 紫水晶
紫水晶というと聞き馴染みがない人もいるかと思われますが、アメジストのことです。2月の誕生日石であり、ジュエリーとしても愛されていますよね。
紫水晶には、日光浴、月光浴、塩、観葉植物、音、煙、水晶による浄化方法がオススメです。日光浴以外は大丈夫だと考えてください。ただし、アクセサリー加工されているものは、金属部分についても考慮しましょう。
紫水晶は無色透明の水晶が熱により変色したもので、日光に長時間当てると熱によって色が変わってしまいます。すべての紫水晶がそうではありませんが、紫水晶を加熱すれば黄水晶(シトリン)になるため、日光浴による浄化でパワーストーンの種類そのものが変化することも。
熱以外には強いですが、普段から加熱されるような環境に置かないようにしましょう。
ペリドット 浄化
ペリドットのオススメ浄化方法は、音、煙です。水晶クラスターや水晶さざれに置くだけでも良いでしょう。
8月の誕生日石として有名なペリドットは、ジュエリーとしても加工される人気の石です。光に当てると輝くため、「太陽の石」として崇められてきたという歴史があります。太陽に縁がある石ですが、日光浴よりは音や煙が無難です。
また、酸に弱いため、アクセサリーとして使用したあとは汗を拭きとり、酸を残さないようにしましょう。
パワーストーン 浄化 ジオード
ジオードとは晶洞のこと。メノウや水晶といわれるグループの鉱石で、内部が空洞になっているものを指します。空洞の周辺をメノウや水晶グループの鉱石が囲み、アクセサリー加工は不可能なので、主にインテリアとして利用されています。
ジオードの浄化方法はさまざまですが、水晶ジオードなら水晶そのものが浄化作用を持っているため、浄化自体が必要ありません。メノウジオードなら水晶クラスター、音、月光浴、煙、観葉植物がよいでしょう。
何のジオードなのかによって弱点が変わるため、しっかり調べてから浄化してくださいね。
パワーストーン ジェット 浄化
ジェットに適した浄化方法は、月光浴、観葉植物、塩、音、煙、水晶です。
漆黒が死を連想させ喪の装飾品として使用されてきたジェットは、パワーストーンというよりジュエリーとして流通していることが多いです。鉱物学的には木の化石であるため、観葉植物で浄化するのがもっとも適しているでしょう。
衝撃に弱いため、普段から取り扱いに注意が必要です。水にも弱いので、海水や塩水はご法度とされています。
パワーストーン 浄化 モリオン
モリオンは、すべての浄化方法に対応できます。
モリオンとは黒い水晶のことです。水晶は自分で浄化することができるため、モリオンには浄化は必要ありません。しかし、プログラミングをする前などはしっかり浄化した方がよいでしょう。
オススメの方法は、水晶の1種ということで、水晶クラスターによる浄化です。また、セージなどの煙にくぐらせての浄化もオススメです。
パワーストーン 浄化 ローズクォーツ
ローズクォーツのオススメ浄化方法は、月光浴、音、煙です。水晶クラスターに置くのもよいでしょう。
ローズクウォーツは「バラ石英」といって、ピンク色の石英のことです。太陽に長時間当てると色が薄くなってしまい、ただの石英になってしまうため、日光浴による浄化は不向きです。
鉱物学的には、石英と水晶は実は同じです。透明度の高いものを水晶、透明度の低いものを石英と呼んでいるだけなので、ピンク色の石英であるローズクウォーツは水晶と相性が良いです。水晶クラスターに置くだけでも、しっかり浄化されるでしょう。
パワーストーンロードナイトの浄化方法
ロードナイトの浄化方法は、月光浴、煙、音、水晶が向いています。
ロードナイトはマンガン鉱物のため光紫外線に弱く、長時間日光に当てると黒っぽくなってしまうことがあります。また、水や塩にも弱いため、水や塩を使った浄化方法は避けましょう。
浄化のときだけでなく、アクセサリーとして身に着けたあとは汗をキレイに拭き取り、インテリアとして飾る際には直射日光が当たる場所は避けてください。
水晶クラスターの浄化方法
水晶クラスターとは、水晶のさざれ石のこと。小さなチップ状の水晶で、持っているととても便利です。
水晶クラスターは主に浄化の道具として使われ、他のパワーストーンとは違い、自分で浄化することができます。そのため浄化は必要ないと言われることもありますが、持ち主が気になるときには浄化しても問題ありません。
水晶はすべての浄化方法が適していますが、クラスターは小さく数も多いため、月光浴、音楽、音、観葉植物などが良いでしょう。また、ざるに入れて流水で洗い流すだけでも十分にキレイな状態に戻ってくれますよ。
パワーストーンを浄化ときの置き場所
パワーストーンを浄化する際、置き場所はどこがよいのでしょうか?
浄化する場所は明確には決まっていませんが、静かで落ち着ける空間ならどこでも大丈夫です。
パワーストーンの浄化とは、パワーストーンにけがれを落としてゆっくりしてもらうことです。そのため、持ち主もパワーストーンも落ち着かないような場所では、浄化になりません。
「浄化する場所はココで!」と明確に決まっているわけではありませんが、持ち主が落ち着く・リラックスできる場所で浄化しましょう。トイレや風呂場、玄関ではなく、自室で浄化を行うのがよいです。
就寝中に浄化するならベッドサイドでも良いですし、日光や月光を利用する場合は方角的なこともあるでしょう。それぞれのパワーストーンに合った場所を見つけてくださいね。
パワーストーンを浄化する期間・頻度・時間帯
パワーストーンを浄化する期間・頻度・時間帯はどのように選べばよいのでしょうか?
持ち主によっても違いますし、パワーストーンによってもまちまちです。基本的には、持ち主自身が「ネガティブな人や出来事に遭遇したあと」「癒されたいとき」など、持ち主に疲労やダメージが感じられるタイミングがよいです。
持ち主がネガティブな波動を受けたということは、パワーストーンにもマイナスの影響があったり、疲労が溜まって持ち主を守り切れなくなっているのかもしれません。そのため、浄化をしてパワーストーンからけがれを取り除き、パワーストーン自体の疲れを癒すのです。
浄化するタイミングは持ち主自身が必要性を感じたタイミングで問題ありません。しかし、最低でも1カ月に1度は浄化しましょう。パワーストーン個体の能力差によりますが、そのくらいで疲労やけがれが満タンになってしまうとされています。
時間帯については、日光を利用するものは自然と朝から夕方にかけてになりますよね。そのほかの浄化方法はいつでも問題ありませんが、持ち主自身が落ち着ける時間がベストです。ただし、満月の光で浄化を行う場合、日付が変わる前までが望ましいでしょう。夜半を過ぎた満月は欠け始めるため、マイナス要素を含んだ光となってしまうためです。
色々な説がありますが、世の中でベストと言われるものよりも、いつもパワーストーンと共にいる持ち主自身がベストと思う方法を選んでください。
まとめ
パワーストーンの浄化は、パワーストーンの効果を引き出そうと思っているのなら必須行為です。
パワーストーンとは、持ち主が浄化し願いを掛け、持ち歩きや部屋に飾るなど適切な持ち方をして初めてパワーを発揮できるもの。ただ購入しただけでは意味がありません。持ち主が感謝し愛し、大事にすることが大事です。
日々のお手入れとしても絆を深めるという意味でも、ぜひ浄化をしましょう。
ただし、パワーストーンの種類によっては適さない浄化方法もあるため、きちんと調べてから浄化をしてくださいね。また、浄化は持ち主やその環境に合った方法であることも大事です。「面倒になって浄化しなくなった」「城下が大変で続かない」といったことのないよう、自分に合った浄化方法を選びましょう。
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