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在宅ワークはやめたほうがいい?

在宅ワークはやめたほうがいい?

「子どもが小さいから、働きに出るのが難しい」

「通勤に時間がかかりすぎて、プライベートの時間がない」

さまざまな悩みから、転職を考えたり在宅ワークを始めようと思っている人も多いのではないでしょうか。現在は、副業で在宅ワークをしている人も増加しています。しかし、在宅で働きたい、子育てと両立しながら働きたいなど悩んでいても、何から始めていいのか分からず不安になってしまう場合も…在宅ワークは思うように稼げなかったり、在宅ワーク詐欺なども横行しており、やめておいた方がいいと諦めてしまいがちです。

今回は、在宅ワークのメリット・デメリットから在宅ワークの種類、始め方などを紹介します。

在宅ワークとは

その名の通りで、自宅でお仕事をする事を指します。

新型コロナウイルス感染症の影響から、リモートワークやテレワークなどの働き方も増えており、サラリーマンが自宅で作業する形態も広い意味で在宅ワークと呼ばれます。他にも、フリーランスなど個人が自宅で収益を挙げながら作業する働き方も在宅ワークです。一般的にデスクワークの業種なら、在宅でのお仕事が可能です。

在宅ワークのメリット

通勤時間がかからない

総務省統計局が発表したデータによれば、平成28年度の平均通勤時間は約1時間19分です。47都道府県を対象にランキング形式で発表しており、1番通勤時間が長いのが神奈川県で約1時間45分です。1日24時間のうち、通勤時間を占める割合をゼロにでき、満員電車などにのる負担も軽減されます。また、通勤時間の長さと幸福度は関係しており、通勤時間が短い人の方が幸福度が高い結果が出ています。下記の図を例にとると、片道通勤時間が90分以上の人と、10分以内の人とでは幸福度に差があることが分かります。

通勤時間がかからないことで、空いた時間をプライベートや業務に当てることができるため、時間的コストを削減できるメリットがあります。

出典:総務省統計局「平成28年度 社会生活基本調査の結果

作業効率が上がる

自宅で1人で作業する環境では、他者の影響を受けないため作業効率が上がる可能性を秘めています。通勤時間はもちろん、会議などもリモートで行え簡素化することが可能です。必要最低限のやり取りで教務を進めることができるため、業務だけに割ける時間の割合が多くなり作業効率が上がりやすいです。

特に、会社で業務を遂行する場合、急な会議や来客対応など、作業を中断してしまうことが度々あります。1人だからこそ、集中して作業を行うことができます。

育児や介護と両立しやすい

育児や介護をしている人にとって、急な体調不良などで仕事を休まざるを得ない状況になってしまう場合があります。特に、小さい子どもがいる家庭では昨日まで元気だったのに、いきなり高熱…という事も。

会社勤めの場合、休みの連絡や仕事のフォローなどだけでも大変で、精神的負担が大きくなってしまいがちです。特にそれが何回も重なると、周りへの罪悪感も重なり仕方がないと思いながらもやるせない気持ちになっていまい、更なる悪循環へ陥ってしまいます。在宅ワークでは、必要な業務を期限内にクリアすればいいので、育児や介護などをしている人にとっても、対応しやすい環境です。

煩わしい人間関係がない

上司や部下、同僚など幅広い年代が集まる職場だからこそ、人間関係が難しくなりがちです。あっちを立てればこっちに角が立ったり、うわさ話や悪口が多い人の話に散々付き合わされたりと、良好な人間関係を築きたいと思っている人こそ負担が大きくなってしまいます。在宅ワークだと定時間際に残業を押し付けられたり、ランチや飲み会などに誘われることがないので気の合わない人との接点を限りなく減らすことが可能です。

1人だけで作業する環境だからこそ、人の顔色をうかがうことなく作業ができるのも在宅ワークのメリットと言えるでしょう。

自分の好きな時間に働ける

サラリーマンの場合、朝から晩まで就業時間が決められており、定められた時間内で業務を遂行します。在宅ワークでは時間の決まりがない場合が多く、好きな時間に作業をすることができます。朝方の人は、朝早くから集中して作業してもいいですし、夜型の人は人が寝静まった時間に集中して作業をしても問題ありません。

また、休日などのくくりもないため平日の空いている時に遊びに行き、土日に作業することなども可能です。特に旅行などは世間一般の休日は高く設定されており、人と違った時期に休みをとれる在宅ワークは安価に旅行などができると言えるでしょう。

在宅ワークのデメリット

自己管理が必要

在宅ワークでは勤務時間も勤務曜日なども何も定められていません。そのため、作業をしなければ無収入なんて事態も起こりえます。

家でだらだらと過ごしてしまったり、スマートフォンやテレビを見る時間など自分で管理する必要があります。人目がないからこそだらけないよう気を引き締めなくてはいけません。そのため、自己管理が苦手な人にとっては、在宅ワークが向いていないと言えます。

教えてもらう環境が整っていない

会社勤めのサラリーマンの場合は、同じフロアに上司や同僚がおり、疑問点などをすぐに確認できます。しかし、在宅ワークは1人で作業をするため疑問点や不安なことがあっても、誰かに聞くことができず、自分で調べるしか方法はありません。

またサラリーマンのメリットとして直接顔を合わせて話すことで、文面だけでは感じづらい感情を読み取ることも可能です。在宅ワークでは主に、電話やメールなどでやり取りするため、相手の本心が分かりにくく、相手の感情を読み取るスキルが必要です。

誰とも会話しない日もある

主にメールでやり取りしている場合、1日誰とも会話せずに終わってしまう場合もあります。誰とも合わず、会話もせず黙々と作業することに、寂しさを感じたりしてしまうかもしれません。特にステイホーム以来、1日あれとも会話せずにいる日々を過ごした人の多くは虚しさや孤独を感じ、メンタルなどに不調をきたす人も増えています。そうした状況に耐えうる精神力なども必要になってきます。

また、人間関係が希薄になりコミュニケーション能力が著しく低下してしまう可能性も秘めています。友人や家族と、1日少しでも会話する時間があるといいかもしれません。また、仕事の連絡も文字だけでなく、Zoomなど相手の顔を見ながら話すなど、さまざまなツールを活用してみるのもおすすめです。

日光、運動不足になる

自宅で仕事が完結してしまうため、朝起きてから寝るまで一歩も家から出ない日も存在します。その為、日の光を浴びることもなく運動不足に陥ってしまいがちです。

日光不足は、身体にさまざまな不調をもたらします。

  • ビタミンD不足
  • 体内時計の乱れ
  • うつ病発症のリスク

なかでもビタミンDの生成に必要な紫外線UVBは、窓越しでは浴びることはできません。ビタミンD不足には骨粗しょう症や高血圧、癌、うつ病などの病気が引き起こされる可能性を秘めているため、定期的に太陽の紫外線を浴びることが大切です。

ビタミンD生成に必要な日照時間の推定に関する表

出典:国立環境感染所「各機関・組織のHP等に記載されているビタミンD生成に必要な日光照射時間

プライベートと仕事の切り替えが難しい

自己管理にも言えますが、自宅で仕事をするからこそプライベートと仕事を切り替えなくてはいけません。汚い部屋や溜まった家事を横目に作業をするのでは、気になって仕事どころではなくなってしまいがちです。また子育て世帯の人は、子どもがそばにいる環境では思うように作業効率が進まないため作業できる環境を整える必要があります。

作業スペースを設けたり、プライベートと仕事を分ける環境作りが大切です。

在宅でできる仕事内容

未経験からでも始めやすいデータ入力やカスタマーサポートなどから、専門知識を生かして働くことができるエンジニアやオンライン講師など幅広い業務内容で在宅ワークが可能です。

  • データ入力・文字起こし
  • カスタマーサポート
  • Webライター
  • Webデザイナー
  • Webディレクター
  • エンジニア
  • プログラマー
  • 翻訳家
  • オンライン講師
  • 内職

在宅ワークを探す方法

在宅ワークと言っても、探す方法はたくさんあります。内職などであれば、新聞の折込に求人情報が掲載されていたり、自宅のポストに広告が入っている場合もあります。今ではSNSでも在宅ワークを勧誘していたりするので、幅広い選択肢から選ぶことができます。しかし、在宅ワーク詐欺も横行しているので初めて在宅ワークをする際には、しっかりと運用元や会社などを確認するようにしましょう。

求人サイトで探す

最も簡単に在宅ワークを探す方法は、求人サイトです。各求人サイトのキーワードに「在宅」を入力するだけで検索が可能です。業務委託契約から契約社員、正社員など幅広い雇用形態で探すことができます。

例えば、求人に特化した検索エンジンであるIndeed(インディード)では、キーワードと地域を合わせて検索できます。在宅と入力すると、在宅データ入力や在宅事務、在宅内職など気になる項目がタブで表示されるため選択しやすくなっています。他にも、自身が気になった在宅×○○と組み合わせて絞り込みをしてもいいかもしれません。

エージェントに相談する

転職サイトなどに登録し、エージェントに相談しても在宅ワークを紹介してもらえます。

エージェントが紹介する求人は非公開の場合もあり、表に出ていない在宅ワークと出会えるかもしれません。またエージェントに相談することで、自分で探す手間や応募する手間が減るので、忙しい合間に転職活動をしたい人にはおすすめです。企業の在宅ワークに興味がある人は、エージェントに相談して在宅ワークを探してみてください。

クラウドソーシングで探す

クラウドソーシングでは、企業や個人が不特定多数の人に向けて業務の一部を委託しています。クラウドソーシングには、クラウドワークスやランサーズなどがあり、選びたい業種によって強みを持っているサイトは異なります。

例えばクラウドワークスでは下記のような仕事カテゴリがあります。

  • システム開発
  • アプリ・スマートフォン開発
  • ホームページ制作・Webデザイン
  • ECサイト・ネットショップ構築
  • デザイン
  • 動画・映像・アニメーション
  • 音楽・音響・ナレーション
  • ビジネス・マーケティング・企画
  • ライティング・記事作成
  • 事務・簡単作業
  • 写真・画像
  • 3D‐CG制作
  • ネーミング・アイデア
  • 翻訳・通訳サービス
  • 製品設計・開発
  • 相談アドバイス・暮らし・社会
  • プロジェクト・保守運用メンバー募集

気になるものをクリックすると、そのなかでも詳細が分かれています。未経験可のチェックボタンもあるので初めて探すときは、未経験歓迎の仕事を引き受けてみるのもいいかもしれません。

まとめ

今回は在宅ワークのメリット、デメリットから在宅ワークの種類や探し方について紹介しました。

通勤時間がなく時間に融通が利く在宅ワークは、子育て家庭や副業としてもメリットはたくさんあります。その反面、孤独と耐え1人で責任感をもち仕事を全うする覚悟も必要です。在宅ワークでは、サラリーマンでは得られないメリットやデメリットなどあります。デメリットが分かっていても、在宅ワークを取り入れることで自分らしく楽しく働くことができます。

もし、これから在宅ワークを始めたいと思った人はぜひ参考にしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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