みなさんは言霊(ことだま)ってご存知でしょうか?言葉が持つエネルギーのことを言霊と言います。あなたが無意識に発したその言葉は魂が宿ります。
誰かと話したり思いを伝える言葉はとても大切です。言葉は伝えないと相手には分かってもらえませんよね?言葉には神秘の力があるとまで言われています。
もちろん目に見えない言霊の力なんて非科学的だという人も実際には多くいることでしょう。
今回ご紹介しますのは、言霊についてです。言霊の恐ろしい効果や、言葉の持つ力(エネルギー)についていろいろご紹介していきたいと思います。
言霊とは
言葉には魂があります。あなたの発する言葉にはエネルギーがあります。これを言霊(ことだま)と言います。言霊の影響力は大きいです。その力を信じてください。
自分の気持ちをうまく言葉にはできないとそれだけエネルギーが低くなると言われています。逆に言霊をうまく言葉にできれば、自分も周囲も活性化していいエネルギーが出るようです。
言葉の少ない人の中には言わなくても分かってくれると考えている人も多くいるようです。しかし、言葉は伝えなければ分かりません。
言わなくても分かってもらえるというのは甘えであり、依存でもありますから。
弁論大会などで、熱く語る人たちの言霊は強いエネルギーを感じられまよね?聞いている人たちの胸を打つのはきっと言霊のエネルギーが強いからでしょう。
言葉にエネルギーがあるということは、ありがとうや嬉しいなどの言葉にはプラスのエネルギーが働いているので、周囲にもプラスのエネルギーが働くはずです。周囲の波動が上がるはずです。
朝お母さんが子どもにいってらっしゃい気を付けてねと語りかける言葉は、その子を言霊のエネルギーで守ることができます。
逆に嫌だ、つまらない、できない、無理、などの否定的な言葉はネガティブなエネルギーが宿ります。
ちなみにですが「チッ」という舌打ちさえもネガティブなエネルギーが宿りますのでお気を付けてください。言うなれば言葉だけで人生は変わっていきます。あなたの言霊を大切にしてくださいね。
言霊の歴史・起源
言霊とは言葉の持つ力ですが、言霊は第六次元界(国万造主神霊界)に坐しているようです。天日言造主大神によって作られたようです。
言霊学という学問もあり、神様のいろいろなみ働き(宇宙の大法則)を研究している学問のようです。
神社でお祓いを受ける時に祝詞(のりと)を読み上げてくれますが、祝詞も言霊の力に基づくものだと言われています。また音霊(おとたま)と言って音の持つパワーもあります。
古事記と言霊
古事記と言えば日本では最も古い書物の一つですよね。その古事記にも言霊について書かれていました。古くから日本人は、言霊の力を信じて生活していたようですね。
言葉には特別な力が宿るとされていたようですから。また日本人である私たちが発している50音には、すべて日本の神話の神様が宿っているとされています。
古事記と言霊百神(ふることふみとことたまのもものかみ)という書籍にも書かれているようです。
言霊思想とは
言霊思想とは言葉そのものに霊力が宿っているという信仰のようです。自分が口に出した言葉が実現するというものであり、
- 神社での祝詞(のりと)
- 忌言葉(いみことば)
なども言霊思想なのではないでしょうか?日本人は忌言葉をとても意識して生活していると思います。まず、結婚式でのスピーチでも別れることを連想させる言葉は絶対に使いませんよね?
- 別れる
- 切れる
- 去る
- 終わる
- 離れる
- おしまい
などは結婚式では有名なNGワードです。受験生に転ぶや、滑る、落ちるなどの言葉はNGワードと言われています。死を連想させる言葉なども忌み嫌われています。
言霊は本当になるのか?
自分が発した言葉はズバリ言って、現実になります。普段自分が使う言葉を変えるだけで、あなたに変化が訪れるはずです。あなたが発した言葉は、あなたの脳みそに届きます。
その言葉は、あなたの潜在意識に働きかけます。自分の気持ちをうまく言葉にできないと、それだけエネルギーも下がると言われています。ネガティブな言葉は意識して口に出さないようにしましょう。
言霊のパワーをうまく活用出来たら自分も周囲も活性化されていくそうです。言霊の力を信じてうまく活用していけば、あなたも幸運を引き寄せる事もできます。
言霊が恐ろしいと言われる理由・エピソード
言葉には魂が宿ります。あなたが何気なく発している言葉には魂が乗っかり言霊となります。特に日本語は言霊の威力を感じやすいようです。
昔から日本人が言霊に宿る魂を気にしながら生活していたのが分かります。誰かを気遣う言葉や、応援する言葉、などにはプラスのエネルギーが発します。
逆に言うと、何気なく発した心ない一言には、時として人の心を深く傷つけるパワーさえもあります。従って簡単に誰かに「役に立たないから消えてくれ」などと言ってはいけません。
その言葉はすぐに宇宙まで届いて、今度はあなたにまでマイナスエネルギーがきます。
これはいわゆる2チャンネルでの投稿内容でしたが、嫁姑問題で仲が悪かったお嫁さんが、おばあさんに対して発したマイナスの言葉。
「死んだらあの世に化けて出てやる」「絶対に許さない」などのその方が発したネガティブな言葉は…おばあさんが亡くなられて数年後に本人に還ってきたようです。
本人も最後はやせ細り人相が変わり、亡くなられたそうです…悪口をよく言う人ほど不幸だと言われています。それは言霊に宿るパワーを知らないからではないでしょうか?
無意識に発した言葉は怖いです。ネガティブな言霊は自分に悪い影響を与えることを覚えておきましょう。
言霊の効果体験談
交通事故にあいかけたという女性を霊視したら、その方のお母さんが朝出掛ける前に「いってらっしゃい、車に気を付けてね」と声掛けした言葉がエネルギーとなり守ってくれていたようです。
車に気を付けてねという言葉がその女性を守ってくれたのですね。言霊の持つエネルギーは偉大ですね。このエピソードを聞いたらもう、言霊の力を感じずにはいられませんね。
またお水や野菜に毎日美味しくなりますようにと語りかけるという研究を聞いたことがありませんか?「おいしくなってね」などの言霊のエネルギーがお水や野菜を美味しくするんですね。
言霊の恐ろしい効果10選
ここでは、ネガティブな言葉をご紹介していきたいと思います。あなたの何気に発した言葉は宇宙まで届いてしまいます。
あなたが発するすべての言葉は波動を持ちますので、無意識にネガティブな言葉は使わないようにしましょう。
意識してネガティブな言葉を使わなくなることで、あなたの運気はどんどん良い方向に変わるはずです。
1.面倒くさい
面倒くさいという言葉は、みなさん普段からわりと笑いを交えて自虐的に使っているのではないでしょうか?この言葉はあなたの潜在意識にネガティブに働きます。
面倒くさいという言葉を発する前に、言霊を意識して一度考えてみてください。
2.私には無理
私には無理という言葉は、自分の能力や可能性を否定してしまうものです。潜在意識にまで響いてくると、本当にできない自分になってしまいます。
無理と口に出してしまったら、私にはできるといい直しましょう。
3.忙しい
忙しいとは「心をなくす」と書きます。忙しいことを認めてしまうと、もうできない、限界と言っているようなものです。忙しくても「まだ大丈夫」という言い方に変えていきましょう。
4.あの人嫌い
あの人嫌いという言葉もネガティブな言葉です。口には出さずにまずは、なぜ嫌いなのか考えてみてください。嫌いな人だと口に出すことで言霊の力が働きます。
言葉には魂が宿ることを自覚して口に出しましょう。
5.死
これは最強にネガティブな言葉です。この言葉を簡単に人に向けて発してはいけないことは、常識がある人ならばもう分かるはずです。
しかし、実際に簡単に口にする人も残念ながらこの世の中にはたくさんいるはずです。自分にまでネガティブなエネルギーが跳ね返ってきます。言霊の力は怖いものです。
6.ヤバイ
日本ではもうすっかり定着して、自分もついつい使っていますが…実はおすすめできないワードのようです。
この言葉は日常生活でついつい使っていますが、意識してなるべく使わないことからはじめてみましょう。
7.運が悪い
運が悪いと安易に口にしてしまいますが…本当に運気が下がってしまいますので、使わないように意識してみてください。
- 次はうまくいく
- 私らしくない
- この程度で良かった
と肯定的に考えていきましょう。あなたの潜在意識に働きかけましょう。
8.お金がない
私たちはついつい「お金がない」と言っていませんか?お金がないという言葉にはとてもネガティブなエネルギーがあります。
また「稼げない」というという言葉もおすすめしません。稼げないは自分の能力を否定する言葉です。まだまだこれからと言い換えましょう。
9.頭が悪い
自分が頭が悪いという言葉は、自己肯定感の低さにつながります。この自分を卑下するような言葉は、自分を不幸にしています。
潜在意識にある自分自身を尊重する気持ちである「自尊心」を傷つけている言葉になります。自尊心を下げないように注意しましょう。
10. 病気になる・治る
病は気からと言いますが…言霊のエネルギーで病気にもなりますし、また病気を完治させることもできます。病気になってもポジティブなエネルギーを発している人は免疫にも影響が出ますよね?
逆にネガティブな言葉はネガティブなものを引き寄せます。自分が無意識に発する言葉にはいつも気をつけてくださいね。
強力・最強の言霊とは?言霊の例文
ポジティブなエネルギーを持つ言霊は、ぜひとも口ぐせにしてどんどん使っていきましょう。言霊の力は侮れません。言葉はあなたの潜在意識にも働きかけます。
それでは使えば使うほどに運気が上がっていく言葉をご紹介しますね。どんどん使ってください。
ありがとう言霊
ありがとうは言霊の中では最強って言われています。ありがとうはシンプルながらに、これほどパワーがある言葉は、なかなかないのではないかというくらい最強なワードなんです。
ありがとうって言われた方も、ありがとうって言葉を発した方も気持ちが良くなる言葉です。もしもありがとうという言葉のエネルギーが見えるのならば、金色に輝いているのではないでしょうか?
ありがとうっていう感謝の気持ちは、どんどん周りに伝えて言ってください。ポジティブな言霊からのエネルギーが周りにも広がります。
すべてはうまくいっている言霊
すべてはうまくいっているというポジティブな言葉は、発することであなたの潜在意識に深く働きかけます。
すべてはうまくいっているという言葉には強い言霊の力があります。すべてはうまくいっていると毎日自分に語りかけてみてください。
ついている言霊
ついているという言葉を意識的に常に発していくのも、とてもおすすめな行動です。ついているという言葉を発するだけで、金運も上ります。「今日はついてるな」と発してみましょう。
もしかしたら、臨時収入もあるかもしれませんよ。
楽しい言霊
シンプルですが、楽しいという言葉にも強い言霊が宿ります。自分が楽しいと感じた時は、正直にどんどん言葉に出していきましょう。
「○○楽しいね」「○○さんといると楽しい」など言葉にしてください。この言葉は使えば使うほど運気が上ります。
絶対大丈夫言霊
絶対に大丈夫という言葉の持つ力は強い言霊となります。不安に感じた時も大丈夫だと言ってみてください。安心できるはずです。絶対できると言い切るくらいがポイントです。
この自己暗示で、自分の願望が近づきます。
まとめ
今回ご紹介しましたのは、言葉に宿る魂と言われる言霊についてでした。いかがでしたでしょうか?みなさんは言霊の力を信じますか?
引き寄せの法則で願いを叶えることは可能です。そのためにはポジティブなエネルギーを発する言葉を選びましょう。言霊のパワーは絶大です。
占星術の先生が言われていましたが、今時代はちょうど宇宙エネルギーが切り替わり地の時代から風の時代に切り替わるそうです。
目に見えるものに価値を置かれていた時代から、目に見えないもの(世界)にも意識がいくような時代に変化していくようなんです。
まさに言霊の力(エネルギー)は見えないものに当てはまるのではないでしょうか?
今回、言葉の持つ力の大切さが少しでも伝わったでしょうか?言霊のエネルギーは目には見えませんが、感じることはできます。人にありがとうと言われると凄く気持ちがいいですよね?
言霊のパワーを信じてください。そしてうまく活用して幸せを引き寄せていきましょう。
コメント
確かに言霊は、あると思います。後から気付いた事なのですが、中学の時、同級生にちょっとした意地悪をされた時、そいつを、怨み、本人の前ではないけど、酷いことを言葉にしてました。そしたら怪我をしたみたいで、偶然だと思うんですけど、何十年も前に、そう言う事がありました。
全ては上手くいっている♬
everything go on the be all light‼︎
今日本人にコロナ以上に感染していると言えるある俗語があります。私は数年前よりこの言葉をささやかながら禁句にしています。それは「やばい」です。「アニキ、サツにタレこまれたらヤバイですぜ」昭和の映画やドラマの場面で使われたヤクザや犯罪者の言うなればスラング。昨今の軽薄なアホバカタレントが連呼するならまだしもネット上やテレビCMはもとよりかなりの知識人や社会的地位の高い人までも安易に使うことが増えてきました。勿論マスメディアの責任も大いにあるでしょうが既にこの言葉は流行語を超えて国民的言霊に肥大化しています。恐らく近い将来この国が本当の意味で「やばい」事態に直面することを暗示するかのように。恐らく日本人の本能をして言わしめているのでしょう。
追記
当コーナーの6にもあるようにこの「ヤバイ」は口をついて出やすいことも蔓延している原因のひとつでしょう。諺に「ウソも百回つけば本当になる」というのがありますが、悪いことものべつ連発していればそちらの方に引き寄せられていく傾向があります。幕末の志士高杉晋作は「困った」という言葉を絶対禁句にしいた話があります。世の中更にデジタル化が進みボキャ貧人間が急増し日本人の脳がデッドエンドに向かって行かないためにもこの俗語が急速に廃れていくことを望んでますが恐らくもう遅いでしょう。一人の天邪鬼な変人より。