滋賀県は、
- 山や湖に恵まれ、自然が豊か
- JRで大阪・京都・名古屋まですぐに出かけられる
- 高速道路や主要道路で県内や他府県への交通も比較的便利
など大抵の地域は住みやすい条件が揃っています。滋賀県へ引越しを考えておられるなら、ぜひおすすめしたいですが、まずは滋賀県がどんなところか少しご紹介しますね。
滋賀県は日本のほぼ中央にあり、
- 北・・・福井県
- 東・・・岐阜県
- 南東・・・三重県
- 西・・・京都府
などと接しています。面積は約4千平方メートル。四方は山々に囲まれ、中央に県の面積の約6分の1を占める日本で一番大きな湖「びわ湖」があります。総人口は2022年現在、1,408,346人。
- 自然公園面積の割合
- 男性の平均寿命
- ボランティア活動の行動者数
総務省統計局、滋賀県庁県政情報|滋賀県ホームページ (shiga.lg.jp)
それぞれの地域の特徴、住みにくく感じる理由をあげてみましたので、ご参考になさってください。
免責事項:特定の地域や、その地域に住んでいる方を誹謗する目的の記事ではありません。あくまで一般的な情報をもとに調査し、それに対し個人的な見解を述べています。
滋賀住んではいけない地域「高島市」
高島市はJR湖西線新快速で近江今津駅から京都駅まで48分、大阪駅まで80分弱。近江今津駅は特急サンダーバードも停車します。車なら国道161号経由で名神高速道路京都東ICまで1時間程度。
滋賀の中でも自然が多く、市の面積のうち7割以上が森林で、琵琶湖へ注ぐ水のほぼ3分の1を生み出す地域です。
なぜ住んでは行けない地域と言われているのか?
滋賀県は台風が少ない地域だと感じていますが、昔よりは本州に上陸する台風が増えてきた気がします。台風の通り道になって雨量が多いと、高島市の安曇川流域は大きな被害が出ています。
- 大型の台風で安曇川が氾濫し何回も洪水になっている
- 日本海側気候で冬の寒さも厳しく豪雪地帯
本当に住んではいけないのか個人的な見解
自然が豊かで恵みも多い反面、その厳しさも経験している地域です。家が浸水したり流されたこともあるので、ここに家を建てて住むことを考えるときは、災害のリスクを知っておいて欲しいと思います。
ですが、海津大崎の桜や、メタセコイア並木などの美しい風景は、県外からも観賞に訪れる人が多いです。多くのスキー場があり、雪質も良くスキーヤーは雪が降ることを喜びます。
山やスキーが大好きで雪かきやRV車に乗り換えることができる人にとっては最高かも?
滋賀 住んではいけない地域「甲賀市」
甲賀市には六古窯の一つ信楽町があります。交通は、JR草津線貴生川駅を起点とした信楽高原鉄道がありますが、住民のほとんどは自動車を利用しています。高速道路の最寄は新名神高速道路の信楽ICです。
なぜ住んでは行けない地域と言われているのか
豊かな自然に恵まれていますが、動物に注意が必要です! シカ・イノシシ・キツネ・アライグマ・イタチ・タヌキなど畑を荒らす動物が多く、シカと自動車の事故が多いです。山が近いと虫にも要注意。
ムカデも蟻も大きくて、スズメバチも多いです。
本当に住んではいけないのか個人的な見解
リスやウグイスなどは可愛いですが、動物や虫には注意しながら暮らすことになりますね。
信楽焼はもちろんですが、海外の陶芸作品に触れられる機会も多く、また本格的に陶芸を学びたい方や、陶芸作家を目指している人の学びの場があります。
美術館もあったりと情緒的成長に良い環境ですが、都市部に出るには車で1時間以上かかります。信楽町で開催される陶器市には遠方から来る人も多く、道路は大渋滞します。
滋賀 住んではいけない地域「長浜市余呉町」
滋賀県の最も北にある余呉町は、福井県との県境にあり、「羽衣伝説」や「菊石姫伝説」がのこる神秘的な余呉湖を有しています。春は岸辺に咲く菜の花と桜のコントラストが美しく、冬はワカサギ釣りを楽しめる湖です。
四季を通して美しい湖で、サイクリングやハイキングは人気があります。 また、余呉湖まつりや健康マラソン等のイベントも行われます。人気のグランピングができる施設も!JR西日本北陸本線余呉駅が最寄り駅。
なぜ住んでは行けない地域と言われているのか?
日本有数の豪雪地帯であり、日本最南端のかつ近畿以西唯一の特別豪雪地帯に指定されています。滋賀県は雪の量や降り方が、南北、また山間部と内陸部によって大きく違います。
本当に住んではいけないのか個人的な見解
- キャンプ
- バーベキュー
- グランピング
- パターゴルフ
- グラウンドゴルフ
などを楽しめる施設があり、自然の中で思いっきり遊べます。休日をゆっくり過ごすのにとてもおすすめの余呉町ですが、雪の多さ、険しい山岳地帯と住むには厳しい条件がそろっています。
滋賀 住んではいけない地域「竜王町」
滋賀県の中央部、名神竜王ICのすぐ近くに三井アウトレットパークがあります。自然も多く、梨園やサクランボ園、いちご園などフルーツも豊富です。古い寺社などを訪ねて旅される人が休憩できる道の駅は二つあります。
なぜ住んでは行けない地域と言われているのか?
2020年にNIED(国立研究開発法人防災科学技術研究所)防災科研(NIED) (bosai.go.jp)が公表しているハザードマップをもとにすると、今後30年間に震度6以上の地震に見舞われる確率は、滋賀県で竜王町が一番高いそうです。
本当に住んではいけないのか個人的な見解
滋賀県は地震やその他の災害も少ないですが、全国的に地震が増えていますのでできれば避けたいところだと思います。反対に一番地震に強い地域が蒲生郡日野町でした。
公共交通機関が滋賀の中でも不便だといわれています。県内19市町で唯一鉄道の駅がなくバスしかありません。観光には観光バスや車で来る人が多いせいか、道の駅は2つあります。
滋賀 住んではいけない地域「東近江市永源寺」
東近江市にある永源寺は、もみじ寺とも呼ばれる紅葉の美しいお寺です。周辺は、観光客向けのお店や温泉施設もあります。交通は近江鉄道八日市駅からバスで35分。車では名神高速八日市ICから20分ほど。永源寺と永源寺の山村景観は、日本遺産に指定されています。
なぜ住んでは行けない地域と言われているのか?
鈴鹿山系は湿気が多いため、クマは生息しにくいといわれていますが、過去何度かイノシシ用の罠にクマがかかっていて捕獲されています。イノシシ、キツネ、タヌキ、サルはよく見かけられます。
本当に住んではいけないのか個人的な見解
クマも怖いですが、交通の不便さが一番の住みにくさを感じる地域です。JRの最寄り駅「近江八幡駅」から、近江鉄道に乗り換え「八日市駅」へ。そこからバスで35分揺られて永源寺に着きます。バスは1時間に1~2本と少なく、最終は21時。
大きな病院も車で20分ほど離れていますが、永源寺の診療所の先生が往診をされています。
- 水がきれいでキャンプや清流でのイワナ釣り
- 弱アルカリ性の美肌の湯と呼ばれる天然温泉も楽しめる
永源寺は、休日に訪れるのがおすすめです。
滋賀 住んではいけない地域「沖島・竹生島」
琵琶湖に浮かぶ沖島は、現在250人ほどが住む有人島。淡水湖の上で人が暮らしている日本で唯一の島、沖島。島内の移動は徒歩か3輪自転車を使用。住人は一家に一艘以上の船を所有されています。北にある竹生島は無人島です。
なぜ住んでは行けない地域と言われているのか?
沖島にあるのは、郵便局と幼稚園・小学校、神社とお寺と浄水場という施設のみで、警察署も消防署もありません。有事には管轄の警察署や消防署から警備艇・消防艇が出ます。
漁を生業として生活する人が住んでおられ、病院や中学校以上の学校は本土を利用されます。竹生島には住居はなく、寺社関係者やお店の従業員は、島外から通い、夜は宿直の人がいます。
本当に住んではいけないのか個人的な見解
沖島は、堀切港から1日12便船が出ています。沖島には民宿や食堂と小さなカフェ、自動販売機があります。コンビニは1つもありません。病院や勤め先もありません。1時間くらいで島内を巡れます。
猫がたくさん住んでいて猫島とも呼ばれていますよ。
竹生島は3つの港から(季節や港により便数は違いますが)船が出ています。島全体が花崗岩の一枚岩からなり、切り立った岩壁で囲まれ、針葉樹で覆われた中に寺社が点在する風景が神秘的な島。
古来、信仰の対象となった島で神の棲む島とも言われ、美しい伝説が残されています。ぜひ観光に訪れてくださいね。どちらの島もパワースポットとして、パワーチャージに訪れるのには素晴らしい場所だと思っています。
まとめ
滋賀県は、災害も少なく治安も良い方です。「滋賀県?琵琶湖や自然以外には何があるの?」と尋ねられることも多いですが、この時代に自然の恵みは何よりも贅沢だと思っています。
京都や大阪へもアクセスが良く、自然の中で暮らしながら都市へも出かけやすい。人気のグランピングやびわ湖でサップも楽しめる。
そんな滋賀県ですが、住むとしたら気になる、
- 水害・雪害の起きやすい地域
- 地震のリスクの高い地域
- 動物や虫に注意が必要な地域
- 交通が不便な地域
などを調べてみました。引越しなどで、滋賀の住んではいけない地域について気になる方のご参考になりましたら幸いです。
コメント
内容が全て極端すぎだし
実際に住んだことのある物からすれば
検討はずれな事が多いです。
実際に住むには適していない場所は他にあるので、もう少し勉強が必要です。
間違った情報はよくないですよ。
まず、ご指摘いただいた通り、記事「滋賀の住んではいけない地域を考察」において極端な表現が使用されたことをお詫び申し上げます。
実際に滋賀県にお住まいの方に執筆とリサーチをお願いしたのですが、現在対象の地域に住まれている方や、過去にお住まいだった方のご経験や意見を反映させることなく、記事のリサーチと執筆が行われたことは誤りでした。
Lani編集部は、より信頼性のある情報を提供するために、実際の地域の特性や住民の声を重視することが重要であると再認識いたしました。
今回の反省を踏まえ、記事作成のプロセスにおいてより多角的な視点と正確な情報収集に努めることをお約束いたします。
また、実際に住むには適していない地域については、他にも多くの要素や個人の好みが関与することを理解しております。地域の特性や魅力、利便性など、より包括的な情報を提供することが求められます。
ご指摘いただいたように、間違った情報は読者の皆様にとっても好ましくありません。
今後は記事の信頼性を高めるため、より正確かつバランスの取れた情報を提供するよう努めます。
ご意見をいただき、誠にありがとうございました。
今後も皆様の声に真摯に耳を傾け、より良いコンテンツを提供できるよう努めてまいります。