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「やる気が起きない寝てばかり」でもいいんです

仕事のせいで休日は何もしないで一日中寝ていた、というのは誰もが一度は経験することでしょう。

やる気が起きず寝てばかりといった状態が一時的なものであればいいのですが、これがずっと続いてしまうと仕事や私生活にも支障を来すことがあります。

そのことに対して当の本人はなんとかしないといけないと思うのですが、こういう時は気ばかり焦ってしまい、より症状を悪化させる負のスパイラルに陥ってしまうこともあります。

そこで今回はやる気が起きず寝てばかりでもいいということをメインに、どうしてそうなってしまうのか、あるいはそのような症状になったとしても前向きなれる方法について記載します。

ここ最近何もやる気が起きずに寝てばかりいるということに悩んでいる人は、今回の記事を読んでぜひ参考にしてください。

やる気が起きない寝てばかりでもいい

やる気が起きない寝てばかりいるというのは、誰もが一度や二度は経験したことがあるはずなので、とりわけ珍しいことではありません。

病気や怪我、睡眠不足などの疲れからそのようになることもあれば、ちょっとした気分の落ち込みなどでこうした状態になることがあります。

ですがこうした状態は一時的なことが多く、ほとんどの人はある程度の期間が過ぎれば、またいつもの自分に戻ることができます。

やる気が起きない寝てばかりというのが問題になるのは、その状態がいつまでも続くことから仕事や私生活に差し障りが生じてしまうことです。

そのため当の本人も何とかしないとと思うのですが、こうした症状が継続的に続く場合は焦れば焦るほど症状がかえって悪化することがあります。

やる気が起きずに寝てばかりという症状が続く原因はいろいろとありますが、早く良くならないと焦るのではなく、今の自分の状態を素直に受け入れた方が症状が良くなることがあります。

やる気が起きず寝てばかりというのは、自分の心や体からのサインかもしれないので、まずはそのサインを受け入れてやる気が出てくるのを気長に待つ方がいいでしょう。

やる気が起きない寝てばかりになってしまう理由

やる気が起きないで寝たばかりになってしまうという理由は様々ですが、病気でないケースと病気のケースに分けることができます。

そこでここではそれぞれの理由について考えてみることにします。

病気でないケース
  • 睡眠不足
  • 疲労やストレスの蓄積
  • 無気力症候群

それではそれぞれの内容についてもう少し詳しく見ていくことにしましょう。

睡眠不足

夜型の生活になった人が増えたことから、多くの人が睡眠不足だと言われています。

軽度の睡眠不足なら日中の眠気や集中力の低下などといった一時的な症状ですが、睡眠不足が慢性化すると日常のだるさや疲れといった倦怠感を感じることからこうした状態になることがあります。

疲労やストレスの蓄積

現代社会はストレス社会といわれるほど、多くの人が疲労やストレスを感じています。

ストレスを感じた場合に何らかの方法で解消されればいいのですが、疲れやストレスが蓄積された状態が続くことで、やる気が起きない寝てばかりといった状態になることがあります。

無気力症候群

学生なら勉強、社会人なら仕事といったように、その人の本業でやる気がでずに無気力になっていることを無気力症候群といいます。

特に女性の場合は、子育てを終えたり家庭での大事な行事を終えたりといった、何か大きな目標を達成した後の次の目標が見えない時などに無気力症候群に陥りやすいといわれています。

病気でないケースでやる気が起きない寝てばかりというのは一時的なことが多いことから、ほとんどの人は一定の期間が過ぎれば元の自分に戻ることができます。

ですが、病気のケースは自分の意志ではどうにもならない病気なので、専門医の診察を受ける方がいいでしょう。

病気のケース
  • 自律神経の乱れ
  • うつ病
  • 双極性障

それではそれぞれについてもう少し詳しく見ていくことにしましょう。

自律神経の乱れ

不規則な生活やストレスなどから自律神経が乱れてくると様々な症状が現れてきますが、症状がひどくなると倦怠感から何もやる気が起きないで寝てばかりいるといったことも起こります。

自律神経の乱れは症状が軽ければ生活習慣を見直すことで改善されますが、症状が重くなると生活習慣病や精神的な疾患にかかることもあるので軽く見ないようにしてください。

うつ病

うつ病は、精神的、身体的なストレスが原因で脳に機能障害が起こってしまう病気です。

精神的な症状が身体にも影響を与えることから、何もやる気が起きないで寝てばかりといった状態になります。

双極性障害

双極性障害は、気分の高まりと落ち込み(そう状態とうつ状態)を繰り返す脳の病気です。

うつ状態になると身体的な倦怠感が起こることから、何もやる気が起きないで寝てばかりになることがあります。

病気のケースの場合は、病気でないケースと違ってやる気が起きないで寝てばかりといった症状が慢性化することがあります。

病気のケースでは他にも、更年期障害や適応障害、慢性疲労症候群などでもやる気が起きないで寝てばかりといった症状が現れることがあります。

このようなケースは自分でどうすることもできないので、焦ったりそのことで悲観する必要はないのですが、自分の力ではどうにもならないので通院や専門医の受診が必要になってくるでしょう。

やる気が起きない寝てばかりの自己嫌悪をやめよう

やる気が起きない寝てばかりというのは誰にでも起こることですが、それがいつまでも続いてしまうと、このままではだめだという気持ちから自己嫌悪になることがあります。

また周りの人からもなかなかこうした状態を理解されないので、本人はなんとも言えない辛い気分になりがちです。

ですがこうした状態は自分の意志ですぐにどうなるものでもなく、時間が経てば解決することもあれば、専門医に受診するなどといったことが必要な場合もあります。

やる気が起きない寝てばかりの状態だからといって自己嫌悪になってしまうと、より症状が悪化することもあります。

大切なのはいつかは良くなると信じて休むことと、いちどに状態が改善されるのではなく、少しずつ良くなると前向きに考えるようにすることです。

やる気が起きない寝てばかりでも前向きになれる方法

やる気が起きない寝てばかりの状態が続くと、どうしても気持ちが後ろ向きになってしまいがちですが、どうしても今の自分をふがいないと感じたり、元気だった頃の自分と比較してしまうことでそのような気分に陥ってしまいます。

そのため、まずは今の自分を受け止めて少しでも前向きに考え方を変えていくことが必要です。

そこでここではやる気が起きない寝てばかりでも前向きになれる方法を見ていくことにします。

やる気が起きない寝てばかりでも前向きになれる方法
  • 今の自分のペースで過ごす
  • やる気が出るまで何もしないで過ごす
  • 生活習慣を見直す
  • バランスの取れた食事をとる
  • 漢方薬を利用する

それではそれぞれの内容についてもう少し詳しく見ていくことにしましょう。

今の自分のペースで過ごす

やる気が起きない寝てばかりの状態のときは、自分と他の人をどうしても比較してしまうため、自分はだめだなあと自己嫌悪になってしまいます。

ですがこういう状態のときは他の人と比較せずに、今の自分のペースで自分なりに過ごしていくことが必要です。

やる気が起きない寝てばかりであったとしても、自分を責めたり無理にやる気を起そうとせずマイペースで過ごしていきましょう。

やる気が出るまで何もしないで過ごす

やる気が出ない時は脳が疲れている場合もあるので、無理に何かをしようとせずに、あえて何もしないでだらだらと過ごしてみてはどうでしょうか。

現代の人間はとかく何かをしていないと悪いことだと思いがちですが、何もしないことで脳の休息にもつながることから、次第に心も落ち着くようになってきます。

生活習慣を見直す

不規則な生活習慣からやる気が出ないで寝てばかりといった状態になることもあります。

無理に起きる必要はないのですが、心に余裕があれば朝起きて日光を浴びる、ストレッチなどの軽い運動を行うことで、気持ちが次第に落ち着いてくることがあります。

バランスの取れた食事をとる

偏った食事を続けていると、心のバランスを崩すことにもつながりますので、食生活を見直してみるのも一つの方法です。

バランスの良い食事を取ったり、毎日決まった時間に食事をとることで状態も少しずつ改善されていきます。

特に普段の食事ではビタミンやミネラル、食物繊維が不足しがちなので、そうした栄養素が含まれる食べ物を積極的にとるようにしましょう。

漢方薬を利用する

漢方薬は体質の改善を目的としたものが多いため、体の不調だけでなく心の不調を改善するために利用されています。

そのため漢方薬はメンタルの不調を治療するために心療内科でも使われていることから、長い目で見る必要はありますが心と体の調子を整えていくにはいいでしょう。

ただし漢方薬は体質によって合わないことがありますので、自分の判断で使用するのではなく、漢方に詳しい医者や薬剤師に相談してから自分の体質に合ったものを使用するようにしてください。

やる気が起きない寝てばかりで生きていこう

やる気が起きない寝てばかりの状態が続いたとしても、それがいつまでも続くわけではなく、無理をせずに自分のペースで過ごしているうちに少しずつ改善されていきます。

こういう時は無理をするのが良くないので、大切なのは今の自分のペースで過ごしていくことでしょう。

普段の生活で10できるとしたら、今はちょっとしんどいので3にするとか、今日は朝から調子が悪いので何もしないでいようというように、その日のよって自分のペースを変えていくようにしてください。

やる気が起きない寝てばかりの状態で無理をしようとするのは、ガス欠寸前の車を運転するようなものですので、自分のペースで過ごしながらエネルギーが自分の身体に蓄えられるのを待つことです。

やる気が起きない寝てばかりの状態であったとしても自分なりに生きていくことはできるので、長い目で前向きに過ごすようにしてください。

まとめ

今回はやる気が起きない寝てばかりでも、前向きに生きていくための考え方や方法について記載しました。

こうした状態は一時的には誰でもなることなので、ちょっとした休息や息抜きを行うことで良くなるものですが、継続的になった場合は、自分は怠けているのではないかとか他の人と比較することで自己嫌悪に陥ってしまいます。

ですがやる気が起きない寝てばかりだからといって気持ちが後ろ向きでは、ますます状態が悪くなることもあるので、そんな時は無理をしないでその時の自分のペースで過ごすようにしてください。

何よりも大切なのは、少しずつでもいつかは良くなるだろうと前向きに気持ちを切り替えることです。

体の病は心の病というように心と体は密接な関係があるので、まずは心のケアを心がけるようにしましょう。

やる気が起きない寝てばかりでメンタルが弱っている人は、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

こんな状態でも前向きに生きることができるのだということを知ることで、少しずつですがいつもの自分を取り戻せるようになるのではないでしょうか。

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