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嫌なことばかり思い出すときの対処法

誰でも楽しい思い出はいつまでも記憶にとどめておいて、嫌な思い出は早く忘れたいと思うことでしょう。

ですが時にはどうしても嫌なことばかりを思い出してしまい、気分が滅入ってしまうこともあります。

嫌なことを思い出さないという人はまずいないとは思いますが、嫌なことばかり思い出してしまうあまり、他のことに手がつけられなくなるというのもちょっと厄介ですね。

そこで今回は嫌なことばかり思い出すときの対処法をメインに、嫌なことばかり思い出す理由や原因、嫌なことを忘れる方法などを記載します。

辛いことや嫌なことばかりが頭をよぎって困ってしまうという人は、今回の記事をぜひ参考にしてください。

嫌なことばかり思い出すときの対処法

嫌なことばかり思い出すのはやめようと思っても効果がない場合は、頭の中で考えるよりも何か行動を起こすことでふっきれる場合があります。

そこでここでは嫌なことばかり思い出すときにどんな行動をとってみたらいいか、その対処法を以下に記載します。

嫌なことばかり思い出すときの対処法
  • 笑顔を浮かべてみる
  • 深呼吸を行う
  • 楽しかった頃の出来事を思い浮かべてみる
  • 普段とは違うことをしてみる
  • 親しい人と話をする

それではそれぞれの内容についてもう少し詳しく見ていくことにしましょう。

笑顔を浮かべてみる

笑顔には気持ちを落ち着かせる効果やリラックスできる効果があります。

ですが子供の頃はよく笑っていた人も、大人になるにつれて笑うことが少なくなってきます。

子供時代が楽しかった思えるのはいつも笑顔を浮かべていたということもあるので、無理にでも笑顔を浮かべてみることで、楽しかった頃の気持ちを取り戻せるのではないでしょうか。

深呼吸を行う

いやなことばかり思い出すときというのは気持ちが高ぶるだけでなく、呼吸も浅くなっています。

こうした時はゆっくりと深呼吸を行うことで、次第に気持ちがリラックスすることがあります。

嫌なことばかり思い出すときというのは、なかなか頭を切り替えることができないことから、いったん思考を止めるという意味でも深呼吸は効果があるでしょう。

楽しかった頃の出来事を思い浮かべてみる

誰にでも楽しかった思い出というのはいくつかあるものです。

嫌なことばかり思い出すときは、子供時代からさかのぼって自分が楽しかったことや感動したこと、嬉しかったことを少しずつ思い出してみてはどうでしょうか。

楽しかった頃の出来事を少しずつ思い出していくうちに、次第に気持ちがネガティブなものからポジティブなものへと変わっていくのが感じられるでしょう。

普段とは違うことをしてみる

どんな些細なことでもいいので、普段自分がやらないことを行っているうちに、嫌な思い出が頭から離れることがあります。

普段コーヒーしか飲まない人は紅茶を飲んでみたり、いつもとは違う道を歩いてみたりといった違う行動をとってみることで、気持ちも切り替わってきます。

嫌な思い出が頭から離れない時は、何か考えることをするよりも、体を動かすことをしてみた方がいいかもしれません。

親しい人と話をする

いやなことばかり思い出すときというのは、自分一人で考えていることが多いので、自分一人で抱え込まずに、親しい人に話を聞いてもらうのも一つの対処法です。

親しい人に嫌な思い出を話すのはどうもと気が引けるというのであれば、普段通りの会話をしてみるのだけでもいいでしょう。

親しい人と楽しい時間を過ごすことで、後ろ向きだった気持ちも少しは前を向くようになるはずです。

嫌なことばかり思い出す理由や原因

楽しいときや嬉しいときに嫌なことばかり思い出す人はいないでしょう。

ですので嫌なことばかり思い出すというのは、その時の自分の気分にも影響されるようですが、その他にもその人の性格や物事に対する捉え方にも左右されるようです。

そこでここでは嫌なことなかり思い出すのはどうしてなのか、その原因と理由について考えてみます。

嫌なことばかり思い出す理由や原因
  • 考え方がネガティブになっている
  • 悪いことの方が記憶に残っている
  • 本能的に失敗を恐れている
  • 自分に自信がなくなっている
  • 過去の出来事にとらわれている

それではそれぞれについてもう少し詳しく見ていくことにしましょう。

考え方がネガティブになっている

考え方がネガティブになっている時は、いいことよりも嫌なことばかり思い出してしまいます。

またもともとネガティブになりがちな人というのは、楽しかったことよりも嫌なことの方が記憶に残っているために、嫌なことばかり思い出すことが多いでしょう。

同じような出来事を経験したとしても、ポジティブな人とネガティブな人というのは受け止め方が全く違うので、考え方がネガティブになっているとどうしても嫌な思い出としてとらえてしまいがちになるのです。

悪いことの方が記憶に残っている

もともと人間はいい思い出よりも嫌な思い出の方が記憶に残りやすいといわれています。

嫌な思い出を記憶に残しておくことで、次に失敗しないようにするという気持ちが無意識に人間には備わっているのです。

そのため、気分が沈んでいる時や危険を恐れている時などは、嫌なことを思い出して自分を守ろうとすることがあります。

本能的に失敗を恐れている

本能的に失敗を恐れるあまりに、嫌なことばかり思い出すということもあります。

登山前に何度も遭難する夢を見ることがあるようですが、実際に失敗しないように何度も夢の中に同じ場面が現れるようです。

それと同じように、過去に似たような場面で失敗した時などは、失敗を恐れるあまりに当時の嫌なことばかりが思い出されてしまうということがあるのです。

自分に自信がなくなっている

自分に自信があるとき人はポジティブでいることができますが、反対に自分に自信がないときはどうしてもネガティブになってしまいます。

自分に自信がないときに前向きになるというのはなかなか難しいことから、どうしても嫌なことばかりを思い出してしまいます。

また過去に失敗したことに遭遇した場合でも、自分に自信がないときは同じように失敗するのではないかと思うことから、嫌なことばかり思い出してしまうのです。

過去の出来事にとらわれている

過去に経験した失敗や嫌な思い出を引きずっていないようならば、その時の嫌なことを思い出すことはないでしょうが、過去の出来事にいつまでもとらわれていると嫌なことばかり思い出してしまいます。

例えば過去に失恋した経験があるとしても、そのことにとらわれない人は好きな人ができたら再度アタックするでしょう。

ですが過去の失恋にいつまでもとらわれている人は、好きな人ができたとしても、嫌なことばかり思い出してしまうことから、好きな人にアタックすることをためらってしまうこともあるでしょう。

嫌なことを覚えているのは自分だけ

嫌なことばかり思い出すときは、自分だけでなく記憶の中にいる相手も嫌な思いをしているのではと考える時があります。

ですが嫌なことの記憶というのは自分の心が作り出したものなので、他の人も嫌な思いをしただろうと自分の心の中で思っているにすぎないのです。

また嫌なことというのは、あくまで主観的な判断からそう思っているので、冷静になって考えてみればそれほど嫌なことではないのかもしれません。

嫌なことを思い出す時というのは、自分の心が弱くなっていたりネガティブになっていたりする時が多いので、自分のその時の心の状態に左右されるといえます。

嫌なことの記憶というのは、実際に起こった過去の出来事そのものではなく、自分の気持ちや思い込みなどが加わっていることが多いので、そのことにとらわれていると、いつまでも自分だけが嫌なことを覚えているということになります。

嫌なことを忘れる方法

嫌なことを思い出さないようにできたらいいのですが、残念ながら人間は嫌なことの方が記憶に残るようです。

そのためどうしても嫌なことを思い出してしまうのですが、それでもできたら嫌なことは忘れてしまいたいものです。

そこでここでは嫌なことを忘れる方法について考えてみます。

嫌なことを忘れる方法
  • 嫌なことを客観的に考える
  • 嫌なことを嫌なこととして認める
  • 趣味などに集中する
  • 嫌な思い出から距離を置く

それではそれぞれの内容について詳しく見ていくことにしましょう。

嫌なことを客観的に考える

自分の心の中で嫌なことだと考えていると、いつまでも嫌な思い出として残ってしまいます。

ですのでいちど嫌なことから目を背けるのではなく、客観的に嫌なことを見つめ直してみてはいかがでしょうか。

冷静に嫌なことと向き合うことで、それほど嫌な思い出ではなかったと思うようになるかもしれません。

嫌なことを嫌なこととして認める

嫌な思い出というのは、自分の中で思い出したくないと思えば思うほど、いつまでも嫌な思い出として記憶に残ります。

思い出したくないというのは、心のどこかで嫌な記憶を認めたくないという気持ちが働いていることが多いので、嫌な思い出は嫌な思い出として自分で認めてみてはどうでしょうか。

嫌な思い出を認めるということはある意味自己肯定にもつながるので、嫌な思い出でネガティブになることもなくなるでしょう。

趣味などに集中する

嫌な思い出というのは、自分が何もしていないときに思い出すことが多いです。

嫌なことばかり思い出す時は何も手をつけることができないこともありますが、趣味などに没頭することで気を紛らわしてみることも1つの方法です。

また嫌なことばかり思い出す時というのは頭でっかちになっていることもあるので、ストレッチやウォーキングなど頭ではなく体を動かすことで自然に忘れてしまうこともあります。

嫌な思い出から距離を置く

思い出というのは、何かがきっかけとなって思い出すこともあります。

例えば恋人にふられた記憶というのは、ふられた時の場所に行くことで鮮明によみがえったりします。

そのため嫌な記憶を思い出すような場所や人には距離を置くようにするというのも、あまり前向きとはいえませんが嫌な思い出を忘れる方法です。

まとめ

今回は嫌なことばかり思い出す時の対処法だけでなく、嫌なことばかり思い出す原因や理由、嫌なことを忘れるための方法について記載しました。

誰しも嫌なことを思い出すことはありますが、嫌なことばかり思い出すというのは、自分がネガティブであったり気分が落ち込んでいる時が多いようです。

また嫌な思い出というのは、あくまで自分がそのように思い込んでいるということもあるので、まずは嫌な思い出から目を背けるのではなく、客観的に見るようにすることも時には必要です。

そして嫌なことばかり思い出すというのは、自分の気持ちがそのことにとらわれていることが多いので、時には自分の趣味に没頭してみたり、頭ではなく体を動かしてみることもいいかもしれません。

自分は嫌なことばかりどうしても思い出してしまうという人は、今回の記事を読んでせひ参考にしてみてください。

嫌な思い出に向き合ってみることで、嫌な思い出だと思っていたのは自分の心の中であって、冷静に考えるとそれほど嫌な思い出ではなかったことに気が付くのではないでしょうか。

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