人に対して辛く当たる方をストレスのはけ口としている方はこの世の中に一定数います。
溜まっている鬱憤や愚痴の吐け口にされやすい人がいますが、スピリチュアル的観点からみると、マイナスなことばかりなのです。
愚痴や暴言はネガティブなエネルギーなので、はけ口にされて嬉しいと感じる人がいるならば、それはすでに負のエネルギーの影響をうけている良くない状態であることが考えられます。
今回は「はけ口にされる人のスピリチュアル的な特徴とその意味」についてお話していきます。
よく愚痴を聞かされる方や、人に強く当たられやすい方は、はけ口にされやすいタイプだといえるので、対処法を知る為にも是非最後まで一読していただければと思います。
はけ口にされるスピリチュアル的な意味
「はけ口にされる人」にはどのような特徴があるのかや、はけ口にされてしまう意味について、こちらの項目でスピリチュアルな視点をまじえて解説していきます。
波動が下がっている
私たちはスピリチュアルなレベルで人や物がはなつ波動を感じ取って生活しています。
「なんとなくここは嫌な感じがする」「なぜかこの人と同じ空間にいると不快に感じる」など、目にはみえないエネルギーを感覚的にとらえて、自分の波動と相性が悪いものは敬遠しがちになります。
つまり、愚痴やネガティブな感情のはけ口にされやすいということは、マイナスエネルギーをまとっている人が、同類だと思うような近づきやすい波動をあなたが放っているからだということが考えられます。
自分の波動が下がっているがゆえに、はけ口を求めている厄介な人達を引き寄せてしまっているという意味です。
最近よく愚痴を聞かされるな、と思っているなら、まずは自分自身の波動を高めて、良い気の流れになるように整えてみると良いでしょう。
癒しのパワーを持っている
本人はいつも前向きにポジティブシンキングを心がけているのに、よくネガティブな感情のはけ口にされてしまうという方は「スピリチュアルヒーラー」の素質があるのかもしれません。
スピリチュアルヒーラーは、他人の気を整えられるほど生命エネルギーに溢れていて、邪気をも浄化することができるという話があります。
他人から受け取った負の気や、自分の感情からわいてでた邪気をもてあまし、魂レベルで救いを求めている人がたどり着く先にいるのは、魂の救済者ともいえるスピリチュアルヒーラーなのです。
愚痴や、怒りのような強い負のエネルギーをぶつけてきた人が、帰るころには笑顔になっていて、なおかつ自分には悪影響となるようなダメージが残っていないのなら、あなたには自覚していない癒しの力があるという可能性が高いでしょう。
引き寄せの法則が働いている
人からネガティブな感情のはけ口にされやすいと感じている方の中には、自分自身もよくネガティブな感情を誰かにぶつけているということに心当たりがある方も、少なからずいるのではないしょうか。
スピリチュアルな世界ではとても有名な宇宙の法則があります。
それは「引き寄せの法則」と呼ばれていて、「偶然にも思えることの全てはスピリチュアルな次元で引き寄せられた必然である」という認識のもと、この法則を深く理解し応用することで、叶えたい夢や望む現実を引き寄せることができるといわれているのです。
無意識化の行いが現実にあたえる影響はとても大きく、自分の心がネガティブな方向に向いてると何事もネガティブに変換されてしまいますし、絶対にできると意識的にモチベーションをあげてポジティブに取り組めばより良い結果に繋がりやすくなるということは、なんとなくみなさんもすでに感じ取っているのではないでしょうか。
また、自覚なく、あなた自身が誰かをマイナスなエネルギーのはけ口にしているとしたら、それは自分も同じように扱ってもらってよい、という許可を出しているも同然だと考えられます。
よくはけ口にされると感じている方は、そういった人たちを無意識に引き寄せていないかどうか、一度自分自身の言動を振りかえり、見つめなおしてみるとよいかもしれませんね。
はけ口にされてしまったときのスピリチュアルな対処法
先程も少しお話しましたが、はけ口にされてしまう人は「良くない波動をだしている同類」だとネガティブオーラをまとっている人に感じとられてしまっているということが考えられます。
その場合、そういった人たちを寄せ付けない為にもっとも効果的なのは、あなた自身の波動をあげることです。
「波動をあげる」といわれると、なにか特別な力が必要なのでは?と思った方もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
こちらの項目では、はけ口にされてしまった時にすべき波動のあげ方や、乱れた気の整え方を紹介していきます。
身の回りを綺麗にする
波動がさがってしまった時にすべきことの筆頭にあげられるのは、「綺麗にする」ことです。
乱れている場所の気は澱み、邪気を溜め込みやすくなってしまうという話は、スピリチュアル界ではもはや常識といえるほどによくしられています。
誰かにネガティブなエネルギーのはけ口にされてしまった時こそ、その負の気を毎日すごす部屋や場所に留めておかないように、ふだん手が回っていない箇所まで丁寧に掃除すると良いでしょう。
塩風呂につかる
はけ口にされてしまいぐったりした状態で帰宅した時には、塩風呂に入ると良いでしょう。
「塩」には優れた浄化効果があると考えられていて、その方法もさまざまなのですが、人からネガティブエネルギーのはけ口にされて悪い気をぶつけられてしまったときには、湯船に溜めたお湯に大匙1~3のあら塩をいれてよく混ぜてから入浴してみてください。
そうすることで全身にまとわりついていた悪いモノが流れていき、10分ほどで浄化は完了となります。
浄化に用いたお風呂のお湯は使いまわしせず、なるべくすぐに流してくださいね。
気分転換をする
はけ口にされてしまった後は、マイナスエネルギーにひきずられてネガティブな感情に支配されてしまう、ということはよくあることかと思います。
しかしスピリチュアル的には、良くない気をぶつけられて、ネガティブな気持ちをいつまでもぐるぐる抱えていると、邪気や邪悪な存在に目をつけられやすくなってしまうので、早急に気分転換をすることをおすすめします。
なかなか気が重くて何もする気にならないのなら、楽しかった思い出や美味しかったもの、大好きな人たちのことを頭に浮かべてください。
ポジティブな感情を心にともすことは生命エネルギーを高めることとなるので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
今回は「はけ口にされやすい人」をテーマにしてお話してきました。
はけ口にされてしまうときは、自身の波動が下がっていることが主な原因となっているケースが多いようなので、セルフでできる浄化方法を試してみたり、気分転換で気持ちを入れ替えてみたりと、まとわりつく邪気を追い払うイメージをもちながらポジティブな心で過ごしてくださいね。
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