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グリーンダイヤモンドとは?意味・スピリチュアル効果・取り扱い方

永遠性の象徴とされるダイヤモンドには、実は色々なカラーリングが存在するとご存じでしたか?中でも珍しいグリーンダイヤモンドは、ダイヤモンドらしい強さとグリーンカラーが持つ優しさを兼ねそなえています。今回は、グリーンダイヤモンドの効果や取り扱い方、組み合わせ方などをまとめました。

グリーンダイヤモンドってどんな石?

グリーンダイヤモンドとは

ダイヤモンドといえばカラーレスが基本ですよね。ジェム業界では基本のカラー以外のものをファンシーカラーと呼び、ダイヤモンドにもピンクやブルーなどファンシーカラーのものが存在します。ファンシーダイヤモンドの中でグリーンカラーをしているものが、グリーンダイヤモンドです。

グリーンダイヤモンドは、カラーレスのダイヤモンドが放射線を浴びることで生成されます。ダイヤモンド鉱脈の近くに放射線を発する物質がなければ生成されず、環境が限られているのです。そのため天然のグリーンダイヤモンドは希少ですが、カラーレスのダイヤモンドに人工的に放射線を浴びせればグリーンダイヤモンドそのものを作り出すことは可能。ちなみに、グリーンダイヤモンドに関して天然のカラーなのか人工的なカラーなのかの区別はとても難しく、専門機関でも100%の鑑別は難しいとされています。

天然のグリーンダイヤモンドはファンシーダイヤモンドの中でも希少で、世界に数個しかないレッドに次ぐレア度を誇ります。天然かつ大きなグリーンダイヤモンドは博物館レベルであり、天然のグリーンダイヤモンドであれば、0.1カラット以下でも数十万のお値段がつくことはざら。そのため、現在市場に流通しているのは人工的な加工を施されたグリーンダイヤモンドか、小粒の天然グリーンダイヤモンドがメインとなっています。

有名なグリーンダイヤモンド

ドレスデングリーン

博物館レベルのグリーンダイヤモンドですが、もっとも有名なのがドレスデングリーンでしょう。

ドレスデングリーンとは、18世紀前半に南インドで発掘された、世界最大サイズである41カラットのグリーンダイヤモンドです。ロンドンの宝石商がギリス国王に購入を持ち掛けましたが購入に至らず、次にオランダ国王に話が行きますが、ここでも交渉は成立せず。その後オランダの宝石商へと渡ったドレスデングリーンは、1741年にライプチヒの見本市に出展され、そこで2代目ポーランド国王が購入しました。

帽子用のブローチに加工されたドレスデングリーンは第二次世界大戦前までは一般公開されていましたが、第二次世界大戦終戦後にロシアが戦利品としてモスクワへと運んでしまいます。その後の1958年にロシアから返還されたドレスデングリーンは、現在もドレスデンにあるアルベルティ―ヌム城の中で展示されています。ドレスデングリーンは歴史上の有名なダイヤモンドにしては珍しく、これまでの所有者があまり変わっておらず、市場価値は220億以上といわれています。

ドレスデングリーンが発見されたのは、人工的に放射線を浴びせる技術が開発されるより前なので、天然のグリーンダイヤモンドであると推測されています。

ドレスデングリーンという名前は、ロシアに移動されるまでの間200年近くドレスデンにあったことが由来。ちなみに、ドレスデンとは現ドイツの都市の名前ですが、ドレスデングリーンが運び込まれた当時はポーランドの領地でした。

オーロラグリーン

2016年に香港で開催されたオークション、クリスティーズで最高価格がついたのが、このオーロラグリーンです。

5.03カラットのグリーンダイヤモンドの周囲を多数のピンクダイヤモンドが飾っているリングで、当時の日本円にして18億という落札価格を叩き出したことから話題になりました。内部にオーロラのような揺らめきが見えるグリーンダイヤモンドです。

オーシャンドリームダイヤモンド

2014年に行われたスイスの競売で10億円近い値段がついたのが、オーシャンドリームダイヤモンド。ディープブルーグリーンをしていて、5.51カラットになっています。

オーシャンドリームダイヤモンドは南アフリカで採掘されたようですが、細かい採掘場所は公表されていません。現在はコラ・ダイヤモンド・コーポレーションが所有しています。

グリーンダイヤモンドの名前の由来

グリーンダイヤモンド(Green Diamond)が、グリーンカラーのダイヤモンドであることが由来です。

ダイヤモンドの語源は、ギリシャ語で「不屈」「不滅」「不変」を意味する「adams(アダマス)」。ダイヤモンドはモース硬度が10あり、とても硬い鉱物であったことから「手出しができない」「征服できない」といった意味で名づけられました。

グリーンダイヤモンドの和名・別名

グリーンダイヤモンドの和名は、他のダイヤモンド同様「金剛石(こんごうせき)」です。

「金剛」とはサンスクリット語で「最上」「もっとも優れている」という意味の「vajra(ヴァジュラ)」を漢訳したもの。日本では仏教用語として使われているため、日本人にも馴染みがありますよね。ダイヤモンドがもっとも硬い鉱石であることから、「もっとも硬い石」として「金剛石」と名づけられました。

グリーンダイヤモンドの産地

コートジボワール・ベネズエラのみ

グリーンダイヤモンドの硬度

グリーンダイヤモンドは他のダイヤモンド同様、モース硬度が10あります。最高ランクの硬さを誇るグリーンダイヤモンドですが、4方向に劈開があるためカットが可能となっています。

グリーンダイヤモンドの宝石言葉・石言葉

「回復」・「再生」・「成功」など

グリーンダイヤモンドと誕生石・曜日石・守護石

グリーンダイヤモンドは誕生日石や曜日石、守護石の制定がありません。しかし、ダイヤモンドそのものが4月の誕生月石なので、グリーンダイヤモンドも含まれると考えてよいでしょう。

グリーンダイヤモンドの色と種類・似ているパワーストーン

グリーンダイヤモンドはイエローグリーンやブルーイッシュグリーンなど、イエローやブルーが混じったものがほとんど。純粋なグリーンのみの天然グリーンダイヤモンドはとても希少で、小粒でもかなりの高額となるでしょう。

アップルグリーンダイヤモンド

グリーンダイヤモンドには、アップルグリーンダイヤモンドと呼ばれるものが存在します。天然のグリーンダイヤモンドではなく、天然のカラーレスダイヤモンドに高温高圧処理を施して色をつけたものです。Apple Green Diamond社の商標で、鑑別番号が入っています。

カメレオンダイヤモンド

カメレオンダイヤモンドとは、加熱するとカラーチェンジするダイヤモンドのことです。一般的にオリーブグリーンやダークグリーン系のカラーリングをしていて、加熱するとレモンイエローやオレンジになります。言うまでもなく希少価値が高く、グリーンダイヤモンドの中でもこの効果を持つものは、グリーンダイヤモンドではなくカメレオンダイヤモンドとして扱われます。

グリーンダイヤモンドと似ているパワーストーン

グリーンダイヤモンドの中で高価なものは純粋なグリーンをしていて、デマントイドガーネットやツァボライト、エメラルドのような深い色合いをしています。

ブルーがかったものは、トパーズやトルマリン、サファイアなどに似た色を持つものがあります。イエロー系では、ペリドットがよく似ています。

ほとんどカラーレスに近くほんのりとグリーンが確認できる程度のものであれば、ミントガーネットやヒデナイトが近いです。

他にも、グリーンスピネルやグリーンジルコンもグリーンダイヤモンドと似ています。

グリーンダイヤモンドが持つスピリチュアル的性質

グリーンダイヤモンドと風水

グリーンダイヤモンドは木気と水気を持っています。

木気は「仁」で、慈しみの心や情け、優しさの象徴です。持ち主の心にある優しさをピックアップする気質で、人としての芯部分を生成します。木は伸びていく性質があることから、成長や発展、未熟さ、若さといった意味もあります。

水気は「智」です。人類の範疇を超えた叡智を表し、言葉では表せない奇跡的な出来事ヤインスピレーションの象徴です。水は変幻自在に姿かたちを変えることから自由や不安定、汚れを洗い流すことから浄化という意味もあります。

グリーンダイヤモンドと相性の良い方位

南・東南・南西

グリーンダイヤモンドとチャクラ

グリーンダイヤモンドは第4チャクラを活性化させます。ブルーイッシュグリーンのものは第5チャクラ、イエローグリーンのものは第3チャクラにも働きかけてくれます。

第4チャクラは「ハートチャクラ」と呼ばれ、胸に位置します。愛、調和、癒しなどを司るチャクラで、持ち主の心を癒してバランスを取り、周囲と調和させる力を宿しています。

第5チャクラは喉にある「スロートチャクラ」で、表現力、知性、コミュニケーション能力を司ります。他人のことを正しく認識したり自分を上手に表現させてくれる、外向けのチャクラです。

第3チャクラは「ソーラープレクサスチャクラ」でみぞおちにあり、感情、人間関係、知識などを司ります。対外的な気力を支えるチャクラで、外から何かを吸収したり、逆に自分を外に向けて発信する力を持っています。他人との関りに対する気力もカバーしてくれます。

グリーンダイヤモンドはこんな人におすすめ

・無理なく目標を叶えたい人

・魔除けのお守りが欲しい人

・自分が原因で悪い状況に陥りやすい人

・気品や自信が欲しい人

グリーンダイヤモンドの効果・効能・スピリチュアルへの影響

1.癒し・感情デトックス

グリーンダイヤモンドには、マイナス感情をデトックスして癒しをもたらす効果があります。

スピリチュアルの世界では、グリーンは癒しをもたらすカラーとして知られています。グリーンは草木のカラーであり自然を象徴するため、人間に癒しを与えるとされているのです。人間はどれだけ都会にいて緑のない生活をしていても、自然とは離れられません。森林浴という言葉があるように、自然に癒しを求める人は多く、人は自然によって癒されるものなのです。そんな自然のカラーを持つグリーンダイヤモンドは、植物が光合成をするかのように持ち主の感情を吐き出させ、感情のデトックス効果をもたらすでしょう。

マイナス感情が吐き出されることでスッキリしたり、心に新たな希望が生まれます。気持ちをうまく切り替えることで、物事がうまく運んだり、精神的に追い詰められることがなくなるでしょう。グリーンダイヤモンドはダイヤモンドとしての気品や高貴さを持っていますので、持ち主にも同じものを求め、持ち主がいつでも精神的な余裕を持って周囲に接することができるよう、優雅さをもたらしてもくれます。心の余裕と優雅さがもたらされることで、これまで上手くいかなかったことが上手くいったり、周囲との関係が良くなったりもするでしょう。「心のもちよう」という言葉の意味を教えてくれるような、優しさと爽やかさを持っているのがグリーンダイヤモンドなのです。

2.魔除け

グリーンダイヤモンドは魔除け効果があります。

グリーンダイヤモンドはマイナスの感情を流し、心を清浄に保ってくれます。マイナスの感情は穢れを呼び込んでしまうので、マイナス感情がなくなることで穢れを呼ぶことがなくなり、ネガティブな存在が近づいてこなくなるのです。

不安や怖れを抱いていると未来が暗くなってしまうものです。「どうせ失敗する」と思っていたら本当に失敗したという経験を持つ人は多いでしょう。それは、持ち主が災厄を呼び込んでしまいやすくなっているからです。反対に、ポジティブな思考や自信を持っている人に穢れは近づいてこないもの。グリーンダイヤモンドはダイヤモンドらしく光の力によって自信をもたらしたり闇を払うため、魔や邪を呼び込むことがなく、持ち主にとっての災厄を払ってくれるでしょう。

3.成功へ導く

グリーンダイヤモンドには、持ち主を成功へと導く効果があります。

ダイヤモンドには光の力が宿り、持ち主を栄光の元へと導いたり、手にした栄光を他人に浸食させない効果があるとされています。それは、ダイヤモンドが輝きが強い鉱物であり、傷がつきにくい硬さを持つ鉱物であることが由来となっています。また、ダイヤモンドは高貴な石なので、持ち主に対して「自分を持つのにふさわしい人物か否か」の判断を下し、そうでない場合には自分と見合うレベルまで引き上げるといわれています。持ち主に栄光や成功を与え、自分を持つにふさわしい地位や気品を与えるのです。

グリーンダイヤモンドは持ち主の心を安定させ清浄に保つことで洞察力や判断力を高め、成功へと導くともいわれています。通常のダイヤモンドが持つ光の力に加えて物事をしっかりと見つめる力が備わっているうえに、癒し効果や魔除け効果もあるため、自分を含めた誰にも邪魔をさせずに成功への道のりを歩ませてくれるでしょう。

グリーンダイヤモンドと相性の良い組み合わせ

グリーンダイヤモンド×グリーンサファイア

グリーンダイヤモンドとグリーンサファイアの組み合わせは、守護効果があります。

グリーンサファイアとは、グリーンカラーのサファイアのこと。サファイアといえばブルーのイメージが強いですが、レッド以外のコランダムはすべてサファイアとなるため、ブルー以外のサファイアも存在しファンシーサファイアと呼ばれ、ピンクやイエローなども存在します。グリーンサファイアはサファイアらしく知性アップや冷静さアップ効果を持ちながら、グリーンカラーであることから癒し効果もあり、持ち主の中にある偏見を捨てさせて正しい道を選ばせるといわれています。

そして、グリーンダイヤモンドはマイナス感情のデトックス効果があり、持ち主の心を清浄に保つことで穢れを寄せ付けないよう守ってくれます。洞察力を高める効果もあるので、グリーンサファイアが持つ合理性や冷静さをもたらす効果と合わせれば、感情に流されず自分が取るべき選択肢がおのずと分かるでしょう。対人トラブルを事前に防止できたり、困難から抜け出す方法が明確になったりするので、全般的に持ち主を守ってくれる組み合わせです。

グリーンダイヤモンド×ツァボライト

グリーンダイヤモンドとツァボライトの組み合わせは、目標達成効果があります。

ツァボライトとはグロッシュラーガーネットの1つで、グリーンカラーをしています。ガーネットの評価においては、同じグリーンガーネットであるデマントイドガーネットに次ぐ評価をされますが、デマントイドガーネットよりもツァボライトの方が流通量が圧倒的に多く、一般的にグリーンガーネットといえばツァボライトのことを指します。パワーストーンとしては、「努力の石」「実りの石」であるガーネットグループに属するだけあって目標達成効果が高く、持ち主を目標に向かって一途に努力させ、困難があっても諦めさせません。と同時にグリーンカラーであることから癒し効果もあり、持ち主を癒しながら目標達成まで導いてくれるでしょう。

一方、グリーンダイヤモンドも「ドリームストーン」と呼ばれるダイヤモンドの1つ。ダイヤモンドは持ち主に必要な強運やチャンスを引き寄せて成功者へと押し上げてくれるため、ガーネットの1つであるツァボライトと合わせれば目標達成効果がアップします。両者ともヒーリング力も持ち合わせているため、相乗効果が期待できる組み合わせとなります。

グリーンダイヤモンド×アレキサンドライト

グリーンダイヤモンドとアレキサンドライトの組み合わせは、願望成就や魔除けに効果があります。

アレキサンドライトはカラーチェンジ効果を持つクリソベリルのことで、光源の種類を変えることでカラーが変わる不思議な石です。その特異な性質からコレクターに人気が高いだけでなく、発見当時のロシア皇帝に献上されたことから「皇帝の石」と呼ばれ、持ち主を繁栄と名誉へ導く効果があるとされています。また、2つのまったく違ったカラーリングを持つことから二面性を持つとされ、周囲の人と自分、仕事とプライベートといった相反するもののバランスを取りやすくしてくれ、無理をしがちな人にストップをかけてくれます。さらに自尊心と自己愛を高めるため自分のことを大事にすることができ、悪い環境から抜け出す1歩を踏み出させてもくれるでしょう。主に他人からのマイナスエネルギーに敏感なので、理不尽なマイナス感情をブロックしてくれます。

そして、グリーンダイヤモンドは精神的なデトックス効果をもたらし、持ち主の中にある闇を払ってくれます。心が清浄になることで偏見がなくなり、何事に対してもフラットな目線を持つことができるでしょう。相反するものとのバランスを取らせたりマイナスエネルギーをブロックするアレキサンドライトと合わせれば、魔除け効果が一層高まります。またダイヤモンドもアレキサンドライトも成功や繁栄、名誉といったものが大好きなパワーストーンなので、願望成就効果は抜群です。両者とも気位が高いジェムストーン同士なので釣り合いが取れ、お互いのパワーを消すことなく高め合ってくれるでしょう。

グリーンダイヤモンド×ルビー

グリーンダイヤモンドとルビーの組み合わせは、恋愛運アップに効果があります。

ルビーはレッドのコランダムのことで、「宝石の女王」と呼ばれています。パワーストーンとしては「情熱の石」「勝利の石」と呼ばれ、持ち主の心に情熱の炎を灯し、願望成就のための努力を促したり、ライバルや障害を蹴散らして勝利を掴ませたりします。女性性が高い石なので、女性らしい魅力を高めて片思いを成就させてもくれるでしょう。ただし、情熱的すぎて取り扱いが難しく、持ち主がワガママになりやすいともいわれています。

一方、グリーンダイヤモンドは心を清浄に保ち穢れを避けたり、持ち主に栄光をもたらすパワーストーンです。情熱の炎を灯して目標に向かって前進させたり女性らしい魅力をもたらすルビーと合わせれば、恋愛面に働き、片思い成就や困難な恋の成就に役立ってくれるでしょう。また、グリーンダイヤモンドは「宝石の王様」と呼ばれるダイヤモンドの1種なので、「宝石の女王」であるルビーと並べても引けを取りません。ルビーが持つ少々気難しく猪突猛進な面に負けない強さがあるため、お互いに力を高め合ってくれる組み合わせとなります。

グリーンダイヤモンドを身に着けるのにおすすめのアクセサリーと効果

グリーンダイヤモンドは第4チャクラを活性化させるため、第4チャクラのある胸付近に近づけるとよいでしょう。そのため、ペンダントやブローチにするのがおすすめです。

他には、リングにするのもおすすめです。目標達成や成功を望むなら、親指に着けてみましょう。精神的な安らぎを求めるなら、右手の中指や薬指がよいですよ。

グリーンダイヤモンドのお手入れ・浄化方法

グリーンダイヤモンドはモース硬度が高いですが、劈開性があります。そのため、摩擦には強いですが衝撃には弱いと思っておきましょう。

グリーンダイヤモンドはほとんどが人為的な加工を施されたものです。そのため、長時間紫外線を当てることで退色する可能性があります。天然のカラーリングであっても有色のクリアな鉱石は紫外線によって退色するものなので、紫外線は避けた方がよいですね。日中の外出程度なら問題ありませんが、保管場所や浄化の際には気をつけてください。また、ダイヤモンドは硬い鉱石なので、他のジェムストーンやパワーストーンと隣り合わせると傷をつけてしまう可能性があるため、離して保管するようにしましょう。

浄化の頻度は月に1度、パワーチャージも同様です。

浄化方法
対応
塩・塩水

流水

ホワイトセージ

水晶クラスタ・水晶さざれ


日光・月光浴




塩・塩水

塩や塩水による浄化方法は、グリーンダイヤモンドに対応しています。塩は天然の粗塩もしくはヒマラヤ岩塩を使用してください。

塩で浄化する場合は、浄化皿の上に塩を盛りつけ、グリーンダイヤモンドをその中に埋めるか上に乗せるかしましょう。2時間程度経ったら流水で塩を洗い流し、天然素材の柔らかい布で水けを取り、自然乾燥させてください。

塩水での浄化は、まず3%程度の濃さの塩水を作ります。その中にグリーンダイヤモンドを沈め、1時間から2時間程度経ったら取り出し、流水ですすぎます。天然素材の柔らかい布で水けを取ったら、自然乾燥させましょう。

流水

流水による浄化は、グリーンダイヤモンドに対応しています。

浄化皿の上にグリーンダイヤモンドをセットし、水を流します。グリーンダイヤモンドに直接水が落ちないよう、蛇口との位置関係を考えてください。小川の流れの中にグリーンダイヤモンドが浸っているような構図が理想的です。10分程度で浄化が完了しますので、天然素材の柔らかい布で水けを取り、自然乾燥させましょう。

ホワイトセージ

ホワイトセージによる浄化は、グリーンダイヤモンドに対応しています。

ホワイトセージのお香もしくは乾燥させた葉っぱを用意してください。火をつけ、立ち上る煙にグリーンダイヤモンドをくぐらせます。10回程度くぐらせれば浄化が完了します。

ホワイトセージでパワーチャージができる

グリーンダイヤモンドはホワイトセージでパワーをチャージすることが可能です。浄化の際、少し多めにホワイトセージの煙を当ててあげましょう。持ち主の感覚で決めてよいので、「パワーがチャージされた」と感じたらストップしてよいです。

水晶クラスタ・水晶さざれ

水晶クラスタや水晶さざれによる浄化は、グリーンダイヤモンドに対応しています。

クラスタを用いる場合は、クラスタの上に直接グリーンダイヤモンドを乗せればOK。さざれ石を使用する場合は、まず、浄化皿の上にさざれ石を盛ります。グリーンダイヤモンドをその中に埋めるか上に乗せるかしましょう。どちらの場合も、3時間程度で浄化が完了します。

日光・月光浴

グリーンダイヤモンドは日光により退色する恐れがあるため、日光による浄化は避けた方が無難です。月光での浄化なら、対応可能です。

浄化皿の上にグリーンダイヤモンドを乗せ、月光浴をさせましょう。1時間から2時間程度で浄化が完了します。

土による浄化は、グリーンダイヤモンドに対応しています。

天然素材の布でグリーンダイヤモンドを包み、柔らかく乾いた土の中に埋めてください。1週間から2週間程度経ったら取り出し、流水で汚れを落とし、清潔な天然素材の布で水けを取り、自然乾燥させましょう。

音による浄化は、グリーンダイヤモンドに対応しています。

音叉やクリスタルチューナー、水晶ポイントを用意してください。浄化皿の上にグリーンダイヤモンドをセットし、音を鳴らします。水晶ポイントの先をグリーンダイヤモンドに向けたまま、グリーンダイヤモンド中心に円を描きましょう。音が鳴りやんだらまた音を鳴らし、繰り返します。10回程度繰り返せば浄化が完了します。

グリーンダイヤモンドの好転反応・副作用

グリーンダイヤモンドは好転反応が起きることがあります。

グリーンダイヤモンドはダイヤモンドの1種であり、ダイヤモンドは強烈な波動を持つ石として知られています。グリーンダイヤモンドは通常のダイヤモンドと比べると優しい波動を持つ調和の石ですが、それでもやっぱりダイヤはダイヤ。他のパワーストーンと比べると波動が強く、人によっては好転反応が起きることがあるでしょう。

グリーンダイヤモンドの好転反応は、頭痛や火照りなど体に表われるものもあれば、精神不安定や不眠など心に作用するものもあります。

好転反応をおさめるための方法は、主に2つあります。

1つは時間をかけてお互いの波動を馴染ませていく方法。まずはグリーンダイヤモンドを身に着ける時間を極端に短く設定し、問題がなければ徐々に時間を長くしていってください。最終的に長時間身に着けていても問題がなくなれば、お互いの波動が馴染んだということ。グリーンダイヤモンドの力も最大限に引き出されるでしょう。

もう1つは、水晶を合わせる方法です。水晶はすべてのパワーストーンの基礎であり、どんなパワーストーンとも合わせられる万能の石です。と同時に、合わせた他のパワーストーンの波動や効果をコントロールする能力があり、グリーンダイヤモンドの力を持ち主にちょうど良いレベルに制御してくれるでしょう。

グリーンダイヤモンドのQ&A

グリーンダイヤモンドに危険性はある?

グリーンダイヤモンドは、放射線を浴びることでグリーンを発色した鉱石です。放射線と聞くと怖いイメージを持つ人もいるでしょう。しかし、自然界には放射線はあるものですし、人体に影響があるほどではありません。そもそも、放射線を浴びて生成されるパワーストーンは多いですが、それらのパワーストーンを身に着けて健康を害した話を聞いた人はいないでしょう。グリーンダイヤモンドも人体に影響を与えることはないので、心配は不要です。

グリーンダイヤモンドの偽物の見分け方は?

グリーンダイヤモンドは天然のものの方が少ないです。一般的に流通しているジェムランクのグリーンダイヤモンドは天然ではなく人工のものがほとんどですが、パワーストーンランクであればグレードの低い天然のグリーンダイヤモンドが手に入ります。ソーティングで天然のカラーだと記載されたものも多いでしょう。

ただし、グリーンダイヤモンドのカラーに関しては、天然のものか人工のものかが100%区別できるものではないといわれています。そのため、ソーティングレポートに天然のものだと記載があったとしても、全面的に信頼できるものではないでしょう。

ちなみに、ジェムランクのダイヤモンド類の場合は鑑別書ではなく鑑定書を取ることにが多いです。鑑定書とは、カラットやカット方法などが記載されたダイヤモンド専門の書類のことで、鉱物種名やカラー起源も明記されます。鑑別書を取れないわけではないので、どちらでもよいでしょう。

グリーンダイヤモンドが割れた・欠けた!特別な意味はある?

グリーンダイヤモンドはモース硬度が最高ランクの10ありますが、劈開があるため衝撃によって割れやすいです。ぶつけたり落としたりしないようにしましょう。

衝撃を与えたわけでもないのにグリーンダイヤモンドが割れたら、凶兆です。

グリーンダイヤモンドは、持ち主に栄光を与えるダイヤモンドの1種であり、魔除け効果も持っています。そんなグリーンダイヤモンドが割れたり欠けたりしたら、目標を達成するにあたって障害が生じるか、近くにマイナスな存在がいるようです。予期せぬアクシデントが起こる可能性が高まっているので、しばらくは気をつけましょう。

グリーンダイヤモンドの色が変わった?退色・変色する?

グリーンダイヤモンドは、日光など紫外線に当てることで退色することがあります。特に淡いカラーのものはカラーレスになってしまうほど色が抜けやすいです。気をつけて取り扱ってください。

物理的な要因でないと言い切れるなら、スピリチュアルな要因があるのかもしれません。

パワーストーンは、力が強まるとカラーが濃くなり、力が弱まるとカラーが薄くなるといわれています。グリーンダイヤモンドのグリーンが濃くなったら力が強まり、薄くなったら力が弱まったと思ってよいでしょう。力が強くなる分にはよいですが弱くなった場合には、浄化とパワーチャージを行ってあげましょう。それでもカラーが戻らなければ、1ヵ月から半年ほどジュエリーボックスで休ませてください。長期休暇を取ってもらうのです。それでもダメなら、そのグリーンダイヤモンドは以前のような力を持たなくなったということ。力の弱まったグリーンダイヤモンドとしてお付き合いしていくしかありません。

グリーンダイヤモンドの購入におすすめの販売店・通販

瑞浪鉱物展示館

https://item.rakuten.co.jp/auc-mm-museum/2795/
https://item.rakuten.co.jp/auc-mm-museum/2546/
https://item.rakuten.co.jp/auc-mm-museum/2345/

アクセサリーマート

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Bene Bene

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まとめ

グリーンダイヤモンドは天然かつ品質の良いものは希少価値が高すぎるため、ハイランクのジェムストーンとして流通し、パワーストーンとして流通することはほとんどありません。ジェムスランクのものはそれなりに高価なので、気軽に購入できる人は少ないでしょう。反面、カラーが薄いものや小粒なものなどグレードが低いものはパワーストーンとして流通し、手が届かないというレベルの金額でもないことが多いです。もちろん他のパワーストーンに比べると高価ですが、一般的にムリというほどでもないため、自分へのご褒美として購入する人も多いです。

グリーンダイヤモンドは天然のものが少なく、ほとんどが放射線処理を施された加工品です。加工品は加工品の美しさがありますが、パワーストーンとして考えたときに敬遠する人もいますよね。自分のインスピレーションが1番大切ですから、天然にせよ人工にせよ、鑑別書や鑑定書を見て納得いくものをお迎えするようにしましょう。

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