パワーストーンは自然界の強力なエネルギーが込められている石であり、私たちの手助けとなってくれる頼もしいスピリチュアルアイテムです。
石の種類によって期待できる効果は変わりますが、静かに持ち主に寄り添い、見守ってくれているという点に関しては、どの石にも共通していえることかと思います。
今日は相性さえ合えば、とても頼もしい人生の相棒にもなりうるパワーストーンから、「熱」を感じたときに、スピリチュアル的にはどのように解釈して、どのような意味だと捉えるべきなのかや、パワーストーンを持つことによって身体が火照る時に考えられるスピリチュアルな原因についてなどを掘り下げて、皆さんにお話していきたいと思います。
パワーストーンから熱を感じたことがある方は、ぜひ最後までチェックして、ご自身がもっとも納得のいく意味をみつけるための参考にしてみてくださいね。
パワーストーンが熱くなる意味をパターン別に解析!
「パワーストーンが熱い」と感じた時、
- 石の温度の程度や
- どのような熱であると感じているのか
などによって、そのスピリチュアル的な原因や解釈は大きく変わってきます。
こちらの項目では、「パワーストーンが熱い」という現象から考えられる意味を、スピリチュアル的な見解を交えながら、細かなパターン別にして解説していきますね。
手にしたときに熱くなる時は「同調したサイン」
その石とあなたの波長が抜群に合っているというサイン
人が放つ波動は気の流れが変わることで変動しますが、パワーストーンは本来持っているスピリチュアルな性質が変わることは基本的にあまりない、という話があります。
万能石と呼ばれるクリスタルのような石なら、あなたがどんな状態の時に身につけても相性が悪いとなることは少ないのですが、少し扱いに癖のあるパワーストーンを手にしたときにジンジン熱くなったなら、その石は現在のあなたが身につけるべきモノだと判断しても良いでしょう。
ここからは少し余談となりますが、さきほど石の性質はあまり変わらないと言いましたが例外があります。それはパワーストーンが疲れてしまったときです。
あなたに代わって邪気を吸いとり続けたまま浄化をされていない状態が長く続いていたり、石と相反する強いエネルギーの影響を受けすぎた時は、石がもつヒーリング効果が薄くなったり、石自体が割れてしまうことはある
ほんのり熱い時は「気の流れ」
パワーストーンをブレスレットにして身につけている側の腕が、ほんのり熱く感じた時は、あなたに流れる「気」を感じているというサインです。
ヒーリングや浄化に特化しているパワーストーンを身につけていると感じやすい
パワーストーンをつけている方は、是非一度心を落ち着かせながら石が触れている箇所に意識を集中させてみてください。石のもつパワーであなたに流れる気が整っていく過程を、五感でほんのりと感じることができるかもしれませんね。
熱くて体が火照る時は「好転反応」
初めてパワーストーンを身につけた、という方のなかには、
- パワーストーンをつけている方の腕に怠さを感じる
- 石が触れている部分に温かさを感じて体が火照る
などの感覚を覚える場合があります。これはパワーストーンがもつエネルギーに体が慣れていない為に起きる好転反応だといわれています。
好転反応によって起こる不快にも思えるような感覚や症状は、長く続くケースが少なく体が慣れるまでの期間だけです。
- 熱っぽさを感じる
- 体がやたらと怠くなる
- 節々に痛みがでる
- 異常な眠気に襲われる
などの、様々な症状があらわれる場合があるので、熱っぽいだけではなく、そういった特徴も好転反応だと判断する材料に織り交ぜて考えてみてくださいね。
手をかざして暖かいと感じる時は「波動を受け取っている」
自然界のものが出している波動のなかでも、鉱石は人間と似た性質の波動をだしているといった説があります。しかしその次元はほとんどの人間よりも遥かに高いので、私達の気を引き上げるように嬉しい効果を与えてくれるのです。
パワーストーンから感じられる熱を「暖かい」と表現する場合の多くは、人間にとって良い影響の波動を受け取っている時である可能性が高いでしょう。
パワースポットなどでもよくみられる現象なのですが、人はエネルギーの噴き出し口ともいえる場所からは暖かさを感じることが多いようです。
- 発するエネルギーの量が多い
- 質の高い
などであるということがうかがえますね。
瞬間的な熱さは「強い邪気に反応している」
パワーストーンは優れた浄化効果や魔除け効果が期待できるものがいくつもありますが、そういった石が大きな邪気にあてられると瞬間的に熱くなるケースがあるようです。
持ち主を守るように邪気を取り込み浄化するにあたり、その邪気の大きさに対抗できるほどのエネルギーを一気に消費することになります。
つまり邪気がたまりやすいと言われている
- 空気の澱んだ場所
- 不潔で汚れた空間
などに足を踏み入れた時に一気に熱くなる時は、パワーストーンが力を発揮しているサインでもあるのです。
- あなたに対して悪意をもっている人
- 穢れた魂をもっている人
などが近づいてきた時にも効果を発揮しようとし、瞬間的に熱くなることがあるので、そういった時はパワーストーンからの危険を知らせる忠告であると捉えて、その場所や人となるべく早めに距離をとることをおススメします。
六晶石やトルマリンは「特質効果を感知している」
トルマリンはパワーストーンとしてスピリチュアル的な人気が高いのはもちろんですが、鉱物学的には「電気石」ともよばれていて、磁力を発する石としてよくしられています。
- 健康
- 調和
トルマリンはスピリチュアル的な側面だけでなく、マイナスイオンを発していて、身体に癒しをもたらしてくれるという点においても大変注目されている鉱石です。
磁力や遠赤外線を用いて血行をよくし、肩こりなどの不調を整える健康グッズが世にはたくさん出回っていますが、そのように、パワーストーンとして身につけているトルマリンから発生しているマイナスイオンの効果を、「熱」といった形で感知する方がいる可能性は否定できません。
そのほかにも見た目こそ地味ですが、とても特殊な鉱石である「六晶石」も、トルマリン同様のマイナスイオンによるヒーリングによって健康効果が期待できるといわれています。
六晶石は、摩擦で力をくわえると電圧が発生するという性質をもっている石なので、敏感な方はそういった石の変質を身体的感覚で察知する、ということもあるのかもしれませんね。
パワーストーンが熱を持った時にすべきこと
パワーストーンは装飾品としての役目を担っているものもありますが、スピリチュアル的な力を秘めているアイテムなので、主に目には見えないものを対象にした様々な効果が期待できるのです。
しかしその石のパワーを借りるためには、まず持ち主が「パワーストーンを信じる」という過程が必須であるという説があることはご存じでしょうか。
だからこそ、パワーストーンが熱をもっていたり、身につけている時に体が熱くなることが何となく不快で不安になり、パワーストーンに対して不信感を抱いている方にお伝えしたいいくつかの「すべきこと」があります。
例題をこちらでいくつか紹介していきますね。
持ち歩く間隔をあける
パワーストーンから感じる熱による不調が、パワーストーンが持つエネルギーに反応しているからだと判断した時は、身につける間隔をあけることをおススメします。
初めてパワーストーンを扱う方や、オニキスやモリオンのような強力がゆえにクセのある石を持つ場合は特に、体に馴染むまで
- 熱っぽさを感じる
- 吐き気
- 頭痛
といった症状が出やすいといわれています。このような場合は、エネルギーの過剰摂取を控えて体を徐々に慣らすことで改善できる可能性があります。
例えば強力な石は手にしてすぐ身につけないで、
- 一週間ほど枕元に置いておく
- 毎日ではなく5日に1回、問題なければ3日に1回と様子をみながら間隔をあけてあけて持ち歩く
などすることで、不快な熱っぽさや不調を感じることなく、パワーストーンのエネルギーが体に馴染みやすくなるかもしれませんね。
パワーストーンを浄化する
あなたの周り、もしくはあなた自身がだす邪気を頻繁に祓っていると、石が熱をもつケースがあるようなのですが、そういった時はパワーストーンを休ませてあげるとよいでしょう。
- 効果が薄まる
- 突如として砕けるように割れてしまう
そうなる前に、普段とは違う感覚として石が熱を持っていることに気付いたなら、働かせ過ぎているんだと捉えて、何日か休ませる必要があるかもしれません。
また、休ませている間は、ただ身につけるのをやめるだけでなく、パワーストーン自体を浄化する期間でもあります。
など、自宅で手軽にできる手段がたくさんあります。
- 水を避けた方が良い石
- 日光に弱い石
なども中にはあるので、その石の性質にあった浄化の方法を一度ご自身で調べてからパワーストーンの浄化を行うとよいでしょう。
身につけたまま様子をみる
手に入れたパワーストーンが身につけた瞬間から熱くて、体が火照るように感じても、あまり焦らずしばらくの間は持ち歩いてみると良いでしょう。
なぜなら、ただパワーストーンの発するエネルギーを肌で感じているだけかもしれませんし、もしそれが不快であっても好転反応によるものなのかもしれないからです。
スピリチュアル界では、相性が悪いパワーストーンだと何も感じることはない、という話を聞くことがあるのですが、逆をいえば、相性がよいからこそ感じることができる違和感であるとも考えられますよね。
好転反応の症状は人によって違うのですが、それほど長く続くことはないようなので、とりあえず2週間ほど身につけたまま様子をみてみることも、ひとつの手段として覚えておいてください。
パワーストーンがひんやりする時
天然石は熱伝導率が高いので、気温の影響によって身につけた瞬間にひどくひんやりと感じることがありますが、しばらくすると肌の体温と馴染む場合がほとんどです。
もしパワーストーンをブレスレットとして身につけた際に、指先に冷えを感じるようならば、それはサイズが合っていないために腕が締め付けられることで、血流が悪くなっているのかもしれません。
近年ではネットショッピングを通してパワーストーンを購入する方も多くなりました。そうするとサイズ感を確かめるための試着をすることができないまま手元に届き、身につけることとなります。
オーダーメイドのようにぴったり合うように作られたものであれば心配いりませんが、比較的安価にネットでパワーストーンを購入したいと思っている方は、ページに記載されているサイズをもとに、自宅にある紐や糸を使って腕にあわせ、あらかじめ確認しておくことをおススメします。
まとめ
パワーストーンが熱くなる意味は、その時々のシチュエーションによって違います。
今回お話した内容で、パワーストーンが熱くなることには、良い意味である場合とそうでない場合の両極端なケースがあることがわかっていただけたかと思います。
石が熱くなった時、もしくは体が火照るなどの異変を感じた時は、パワーストーンが発しているサインを見誤らないように、今回の記事を参考の一部にしていただければ良いかと思います。
スピリチュアル界では「パワーストーンは必要な人の元に巡ってくる」といわれているほどに神秘性の高いアイテムなので、持つからには信じる心を忘れずに、定期的な浄化を欠かさないよう大切にしてあげてくださいね。
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