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ほんまでっかTVで話題に?悪口を言わない人は友達が少ないことについて解説!

2014年に放送された「ホンマでっか!?TV」内で心理学者の植木理恵先生が「悪口を言わない人は友達が少ない傾向がある」といったことを発言されていました。

この植木理恵先生の発言が話題になっていますが、悪口を言わない方が友達が多いと感じるもの。

悪口を簡単に言わないことで口が堅く、しっかりと考えて発言することはもちろん相手の気持ちを考えられている意味となり、周囲から強く信頼されていると筆者も思っていました。

しかし、植木理恵先生の見解は真逆となり、悪口を言うことで互いに隠し事などすることなく、心をオープンにした関係を築けるという意味も込められているのかもしれません。

今回はそんな、悪口を言わない人は本当に友達が少ないのかに合わせて、悪口を言うことのメリットやデメリットも解説します。

ほんまでっかTVで植木理恵先生が言ったことが話題に!?

2014年4月2日に放送された「ホンマでっか!?TV春の2時間超えスペシャル」では、芸能人のリアルな悩み相談というテーマで進められた回でした。

そんな中、歌舞伎役者の片岡愛之助氏が「友達がほしい」と相談したことに、心理学者の植木理恵先生は「悪口をあまり言わない人は友達が少ない傾向がある」と、発言したことにより話題に。

この植木理恵先生の言葉に多くの人が驚き「友達がほしいのであれば悪口は言った方がいいのかな」と、考えた人もいたはず。

ですが、あくまで悪口を言わないよりも多少なり言う人の方が、友達が多い例があるという話であって、悪口を言うことが必ずしも正しいわけではないのです。

当然、考えなしに悪口ばかりを言っていると周囲から嫌われることもあり、友達がいなくなってしまうでしょう。

ほんまでっかTVで話題になった悪口に関するSNS

人の悪口を言うことでメリットがある?

誰かの悪口を言ってしまうことで、

  • 相手を傷つける
  • 仲の良い関係が築けない
  • 自分の評価を落とす

など、このような理由から多くの人が良くないことだと理解し、できる限り悪口を言わないようにしているものの、無意識に言ってしまうこともあるはず。

悪口を言うことで相手との関係が悪化してしまうことが予想されますが、実は悪口を言うことで得られるメリットがあるのです。

脳が安定化する

人は生きていると毎日たくさんの人と関わりを持ち、コミュニケーションを取っています。

そんな関わる人の中には、もちろん性格や価値観・考え方など驚くほど合う人もいれば、まったく合わずに言い合いに発展してしまう人もいるでしょう。

そのため、イライラや不満など感じても吐き出せずに我慢していると、たくさんのストレスを溜め込んでしまうことになります。

ですが、普段からなにかしら悪口を言っているとストレスを常に吐き出せていることを意味するため、脳が安定するという効果があるのです。

ゆえに悪口だからといってマイナスばかりではないのでしょう。

相手の本音が聞ける

誰かとコミュニケーションを取るとき、多くの人が本音を隠していることもあり、相手の本音を探りながら距離を縮めているもの。

仲良くなりたいと思っていても慎重に相手を見ているため、どうしても時間がかかってしまい、相手とスムーズに距離が縮められません。

ゆえに趣味や好きなものが同じだったとしても好みが同じだけなので、心の距離を望むように縮められないもの。

ですが、人の悪口というものは互いが同じ想いを抱いていると共感しやすく、本音で話すことができるというメリットがあります。

そのため、多少異なる気持ちを抱いていたとしても否定されることはなく、悪口の場合は違う部分でも関心を持ってしまうため、相手の本音を聞き出しやすいのかもしれません。

共通の仲間ができる

職場や学校など人が集まる場所で仲良くなるにはきっかけが必要になり、このきっかけが掴めないと会話もスムーズにできず、友達を作れないと思い悩んでしまうもの。

そんなとき共通する誰かの悪口を言うことで、周囲と打ち解けられたと感じてしまいますが、それは悪口を言い合って同じ想いだったと仲良くなれた気がしているだけ。

特に悪口は共感性を生みやすいため、否定されることなく受け入れられると「この人は同じ想いなんだっ!」という気持ちを抱き、共通の仲間を作りやすいのです。

悪口を言うことにはデメリットもある!

悪口を言うことに多少なりのメリットがありますが、当然ながらデメリットの方が強く感じられるため悪口ばかりを言っていると、

  • 困ったときに助けてもらえない
  • 自分の評価を下げてしまう
  • 友達がいなくなり孤独感を強める

といったさまざまな理由があるため、言わないように気をつけている人が多いはず。

ですが、幼い頃に周囲から「人を傷つけてはいけない」と、口酸っぱく言われてたことが身に付いているため、多くの人が言わないように意識しているのかもしれません。

信頼関係を築けない

悪口ばかりを言っていると「なにを話してもどこかで悪口を言われている」と思われてしまい、そのような人と信頼関係は築けません。

すこし仲良くなると特に女性は、ナイショ話や深い話をしたいと思う生き物。

ですが、常に悪口を言っていると「どこかで悪口を言われるのかな……」と受け取り、そのような人に深い話などしたいとは思わないでしょう。

些細な話であっても疑われてしまうことで安心して話ができず、上辺だけの付き合いとなってしまいます。

周囲から人が離れていく

悪口ばかりを言っていると「なにを話しても人の悪口しか言わない……」と思われ、そんなあなたにうんざりして離れていく人もいるでしょう。

人の悪口で他人と共感できるのを好む人もいますが、もちろん誰かの悪口を言うこと自体嫌いという人もいます。

悪口を言うことでストレス発散できるかもしれませんが、聞く側は心に大きな負担を感じてしまう人もいるため、いくら注意しても直さずに悪口ばかり言っていると「これ以上聞きたくない……」と、離れる人もいるのです。

また、悪口を言っていると相手にバレてしまう可能性もあるため、人間関係を壊してしまうこともあります。

悪口を言っていた相手だけではなく周囲からの信用もなくなってしまうため、こうした部分はデメリットとなるでしょう。

ネガティブな感情が生まれる

相手に期待しすぎるとイライラや不満を抱いてしまうため、大きくなった感情が爆発する前に悪口を言って溜め込んでいたものを吐き出そうとする人がいます。

そもそもネガティブな感情自体、悪いものという価値観を持っているのかもしれません。

そのため、献身的で自分よりも他人を優先してしまうタイプだと「自分が苦しくても相手を傷つけたりしたくない!」という強い想いを抱いているため、出来る限り悪口は言いたくないと思っているのでしょう。

ゆえにこんなネガティブな感情を相手にぶつけたり、誰かにイライラしてしまうのであれば、自分の中で抑えて処理する方がいいと考えているのです。

悪口を言わない人は友達が少ない理由

悪口を言わない人は周囲から信頼感が得られますが、同じように相手を心から信頼できるのかを慎重に判断していることもあり、友達が少ないと言われてしまうのでしょう。

どれだけ価値観や考え方が似ていたり、好きなものや趣味など共通する部分があったとしても、悪口を言ったり嘘をついたりばかりだと相手を信じることができません。

仲良くしたいと思っていても、こうした部分から疑いの気持ちを抱き「信じていいのかな」「いつか悪口を言われてしまうのでは……」と、慎重になってしまうもの。

そのため、本当に心の底から信じられるのか相手を見ているため、悪口を言わない人は友達が少ないと言われているのかもしれません。

悪口を言ったほうが友達は増えるのか

上記で紹介したように悪口を言うことで、互いに探り合いすることなく本音で話ができ、いい意味で気遣うことない関係が築けるもの。

ゆえに初対面であってもすぐに打ち解けることができ、以前から仲良くしていたかのような距離感で接することができるでしょう。

ですが、悪口にも触れてはいけないラインもあるため、その部分を無遠慮に触れて言ってしまうと、相手を怒らせてしまいます。

そのため、悪口で必ずしも友達が増えるとは一概に言えず、そうした方法で友達を作ることもできる場合もあるということでしょう。

人の悪口を言いたくなったときの対処法

悪口はいけないことだと理解していても、毎日さまざま人と関わっていると「なんであんなことするんだろ……」「どうしてちゃんとしてくれないんだろ……」など、プライベートでも仕事でも不満を感じてしまうもの。

誰かのことを悪く言いたくないと抑えていても、ネガティブな感情によって悪口を言いたくなってしまうことがあるのです。

最後に、人の悪口を言いたくなったときの対処法をご紹介します。

ノートなどに書き出してみる

誰かに対してネガティブな想いを感じたときには、愚痴を言ったり誰でも見れるSNSなどに吐き出さずに、自分だけが見れるノートに書き出してみましょう。

簡単に誰にでも悪口を言ってしまうと「あんなこと言っていたよ」と、どこかで本人の耳に入る可能性もあり、相手の性格によってはトラブルになりかねません。

ですが、ノートに書き出しても誰かに見られたり怒られることがないため、吐き出せずに溜め込んでいる今の自分の感情にしっかりと向き合うことができるはずです。

親など近しい存在に聞いてもらう

状況によってはどうしても悪口を言いたいときもありますが、そのような場合は友達などに言うのは控え、親など近しい存在に話を聞いてもらうようにしましょう。

親友や恋人など「信頼してるからいいよね」と悪口を聞いてもらうこともありですが、相手の性格によっては悪口を嫌う人もいるため、場合によっては関係悪化につながってしまう可能性もあります。

たとえ悪口を言ったとしても家族など、無償の愛を与えてくれる相手だと満足できるまで話を聞いてくれて、アドバイスをくれたり理解してくれるはずです。

まとめ

悪口を言うことで本音で話せるというメリットもあります。

ですが、あまりにも悪口ばかり言いすぎてしまうと周囲からの評価を下げてしまったり、相手と信頼関係を築けないデメリットもあるのです。

もちろん人間なのでどうしても吐き出したいときはあるもの。

そのようなときは感情のままに悪口を口に出すのではなく、状況や場所・相手などをきちんと考えて言うことで、周囲に影響を与えることがなく吐き出せるのではないでしょうか。

柳瀬 蓮
執筆者

元キャバ嬢ライター。脚本やエッセイ・コラムなど、主にアニメ・恋愛・美容・占い・心理学・スピリチュアルについてさまざまなメディアで執筆中。夜職を約10年以上の経験していたことで、ナイトワークについての執筆も得意としています。1人でも多くの人のためになるような記事を届けられることを心がけています。

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