自分は普段群れないんだけど、群れる人の気持ちがよく分からない!
私は普段仲良い人と行動するけど、群れない人がいるのはなんで?1人が好きとか?
世の中には、仲の良い友達複数人で行動する群れる人もいれば、基本1人で行動する群れない人もいます。
両者二極化されるのは、その人にとっての行動パターンがあるから。では、それぞれの決定的な違いや特徴は何なのでしょう。
本記事では、群れる人と群れない人の違いについてご紹介。両者の違いや特徴が分かれば、自ずと人間関係においても上手に関わりを持てるようになります。
【群れる人の特徴】5選
まずは、複数の友達と行動を共にする「群れる人」の特徴について触れていきます。
普段群れることのない方にとってみれば、群れる人の気持ちはあまりピンとはこないでしょう。
なにゆえ群れで動きたがるのか。群れる人の魅力についても併せて確認していきましょう。
人と話すのが楽しいと思える
群れる人は基本、人と話をしているのが楽しいと思える人たちです。
日常のたわいもない話をしていても、友達などと一緒にいることで充足感を得られるのです。
話し上手な人に限らず、ただ人の話を聞いているだけで楽しく思えるという方も。どちらかと言えば、性格的に外交的でアクティブな一面を持っています。
自分の時間よりも周りの人との時間を大切にしたい
自分の時間よりも周りの人との時間を大切にしたいと考えるのも群れる人に共通する特徴のひとつです。
自分ひとりの時間に対して、「退屈だ」「寂しい」と感じるがゆえ、周りの人との時間を優先しがち。
つまり、性格的に寂しがりやなタイプほど群れたがるということ。群れることで寂しさを紛らわしている人も中にはいるでしょう。
時間や心に余裕がある
群れる人は時間や心に余裕がある人が多いですね。特に、時間に関してはある程度ゆとりを持っている傾向にあります。
そもそも予定がびっしり詰まっていると気持ち的に余裕が持てず、ついつい自分のペースになりがり。
それなりに余裕を持っていれば、周囲とのペースに合わせることも可能となります。魅力として捉えるなら、「社交的」とも言えますね。
友達は質より量
群れる人の価値基準になりますが、群れる人は友達は「質よりも量」で関わりを持ちます。
分かりやすく言うと、「広く浅い関係」を持っているということ!
寂しいから、自己肯定感を保ちたいからなどの理由もあり、群れる人は群れていることに安心感を覚えます。
付き合いとしては表面的でありますが、嫌われないために顔色を伺う日常を過ごしているため、空気を的確に読めるのは群れる人の魅力と言えます。
みんなと同じことをしたい
「最初の一杯は周りに合わせてビールにしとくか…」「定時だけど周りはまだ帰ってないから…」
皆さんも、同調圧力を感じたことは幾度となくあるかと思います。群れる人は、同調圧力を感じやすいがゆえに、みんなと同じことをしたいと思う傾向にあります。
地域共同体や職場などある特定の同等集団において意思決定、合意形成を行う際に、少数意見を有する者に対して、暗黙のうちに多数意見に合わせるように誘導することを指す
Wikipedia
物江潤 (2020) 「日本を支配する『空気の暴走』は止められるのか」によると、日本は神様の掟が絶対であるという強い掟が存在せず、曖昧な「空気」が諸外国より発生しやすく、同調圧力が生まれやすいのだそう。
先ほど空気が読めるのが魅力と言いましたが、群れる人はまさにこの空気感に敏感なのです。嫌われることをまず避けるわけですから、同調圧力に反したくないと思うのも自然なことでしょう。
【群れない人の特徴】5選
続いては、友達と群れで行動することのない「群れない人」の特徴についてまとめていきます。
普段友達と行動することもなく、基本的に一人で行動する人、いつも複数人で行動する方は少し疑問に思うところがあるかと思います。
なぜ一人で行動しようとするのか。そんな人の輪に入らない人の特徴や魅力について気になる方はチェック!
人と話すのが苦手
群れない人は、人と話すことに苦手意識を持っています。
「うまく話せないから」「話しても興味を向けてくれないから」など、苦手意識を持つその背景はさまざま。
初対面の人や久しく話していない人には特に話すことに抵抗を感じます。性格的には、やや内向的な人とも捉えられますね。
自分の時間を大切にしたい
群れない人は、自分の時間を大切にする特徴を持ちます。
人といると気疲れする、1人でやりたいことがあるなどの理由から友達との時間よりも自分の時間を優先します。
1人でいても孤立感は感じにくいため、メンタル面では強い一面がみられますね。
自分の予定でビッチリ
群れない人は、周りの都合に左右されないため、自分のスケジュールを詰め詰めにする傾向にあります。
普段1人で行動する分、自分に使える時間はたっぷりあります。学校や仕事終わりに資格勉強をしたり、オンライン友達とゲームをしたり。
何をするにも自分のタイムスケジュールで決められるため、自分のやりたいことを中心に予定を詰めるのも特徴のひとつ。
友達は量より質
友達との付き合い方ですが、群れない人は友達を量よりも質で選びます。
こちらは「狭く深い関係」ですね。
友達と言える人は少ないものの、その人との関係は大体深いことが多いですね。
“親友”と呼べる人が多いため、悩みなどがあった際に本気で相談できる相手がいるのは本人にとっても心強いでしょう。
みんなと同じことはしたくない
群れない人は、みんなと同じことはしたくないと思いがち。
独自性が強いと言いましょうか。自分をしっかりと持てているため、同調圧力もあまり気にしない人が多いです。
自分を持てていて、なおかつ自分を出せている彼らは批判を受けることもある中で、魅力的にみられる場面も多々あります。
群れる人と群れない人の違い
複数の友達の輪に入って行動を共にする「群れる人」と、一人で行動することが多い「群れない人」のそれぞれの特徴や魅力については、ある程度インプットできましたか?
両者の特徴を見た方はお気づきでしょうが、どちらも固有の特徴を持っているため、決定的な違いが大きくみられてきます。
具体的にどのような相違点があるのか。最後に、群れる人と群れない人の違いについてご紹介していきます。
群れる人と群れない人の違い①人との関わり方
群れる人は、友達は質よりも量で選びますが、群れない人は量よりも質で選びます。群れる人は友達と呼べる人は確かに多いですが、その関係の多くは浅いものとなっています。
対して、群れない人は友達は少ないものの、一人一人との関係が深いゆえ、親友と呼べる人が多くいます。
浅い関係ですと、嫌われたくないという思いから日常的に友達の顔色をうかがうことが多く、その分空気を読むのが比較的得意。深い関係ですと、悩んだ時に本気で相談できる仲間がいるため、気持ち的にも安定しやすい。
つまりは、どちらにも良し悪しはあるということです!
群れる人と群れない人の違い②時間に対する考え方
群れる人と群れない人とでは時間に対する考え方も異なります。
群れる人は自分の時間よりも友達との時間を優先しますが、群れない人は自分の時間を優先します。
友達と自分、時間を使うベクトルがどちらに向いているかがそれぞれの大きな違いとなります。
群れる人と群れない人の違い③孤独に対する耐性
群れる人は「みんなと同じことをしたい」と思うのに対し、群れない人は「みんなと同じことはしたくない」と思います。
群れる側としては、集団の中で同じことをすることで安心感を得られるのが大きな理由となっているのでしょう。
まさに、「みんなで渡れば怖くない」ですね。
群れない側は、独立性が高いため群れていても安心感はあまり得られません。つまり、孤独に対する耐性が人一倍あるということ。
こうした独りでいることへの耐性の有無も群れる人と群れない人の決定的な違いとなります。
まとめ:群れる人と群れない人の違いは「物の見方が全く異なること」
今回、群れる人と群れない人の違いについてご紹介しましたが、それぞれの相違点については理解できましたでしょうか。
群れる人と群れない人とでは、以上のような大きな違いがみられます。
ひとつ言えるのは、どちらにも魅力的な一面があるということ。これをしっかりと理解していれば、人間関係においても上手に関わりを持てるようになるはずです。
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