世間の言う”天才”ってどんな人たちのことを言うの?努力してなれるものではない?
世間一般的に言われる”天才”と呼ばれる人たち。対義語で”凡才”や”凡人”などがありますが、それぞれどういった違いがあるのでしょう。
天才とは、生まれつき備わった優れた能力を持つ人のことを指します。そんな本物の天才とそうでない人で性格や見た目の特徴では少なからず相違点があります。
具体的にどのような特徴の違いがみられるのか。今回は、本物の天才とそうでない人の特徴についてご紹介していきます。
本物の天才の特徴【見た目】
本物の天才とそうでない人の違いですが、意外にも見た目で区別がつくこともあります。
本物の天才は見た目に関してどのような特徴を持っているのか。早速みていきましょう。
スリム
本物の天才はスリムな体型をしている人が多いですね。
痩せこけてはいないものの、かなりの痩せ型でスタイリッシュ。皆さんも本物の天才と聞いて「ふくよかな人」よりも「スリムな人」をイメージするのではないでしょうか、
アイデアが浮かぶと仕事に熱中してしまうためか、それとも食事にこだわりがないためか。皆さんのイメージにもある通り、体型的にスリムであることは彼らの特徴とも言えるのではないでしょうか。
左利き
本物の天才はなぜだか左利きが多いですね。
言われてみればたしかに多いかも!
著名人として知られる発明家トーマス・エジソンやアイザック・ニュートン、最近では言えばアメリカの実業家ビル・ゲイツそのひとり。
左利きの脳に関する研究によれば、左利きの人は右利きの人よりも右脳と左脳をバランスよく使えているのだそう。また、現代は右利き社会となっているため、左利きの人は絶えず不便を感じることとなります。
「どうしたら上手く使えるか」と、幼い頃から考えさせられることで脳が鍛えられ、結果として課題へのアプローチが柔軟に取れるようになってきます。個人差はあるものの、それも「左利きの人は天才が多い」と言われる理由のひとつとなっているそうです。
ファッションには無関心
ファッションに無関心なのも天才の人に共通する特徴としてあげられます。
興味のある分野に関しては徹底的にこなす一方で、興味のないことにはとにかく無関心なのが彼らの特徴です。
自分の興味のあることにはフル投資するが、そうでないものには無頓着。そんな興味のあることと無関心なこととの差が大きいのも本物の天才の特徴と言えます。
思わず目を向けてしまうような行動をみせる
見た目というよりも行動に関してになりますが、本物の天才は思わず目を向けてしまうような行動をみせることがあります。
後に紹介しますが、彼らは「〇〇は〜であるべき」という固定概念をあまり持たないため、周囲と違う行動をとる事にも抵抗を感じません。
つまり、同調行動に反した行動をみせることがあるということ。あるレストランで周りはおすすめを頼む中、1人だけ通なものを頼むなど、思わず目を向けてしまうような行動を取るのも彼らの特徴であり、魅力でもあります。
本物の天才の特徴【性格】
本物の天才とそうでない人の見た目の特徴についてご紹介しましたが、性格についてはそれぞれどのような違いがあるのでしょう。
ここからは、本物の天才に共通する性格の特徴にフォーカスをあててご紹介していきます。
並外れた集中力を持つ
本物の天才は並外れた集中力を持ちます。自分にとって興味関心のあることに対してはとにかくのめり込むくらいに没頭します。
その集中力は食事や睡眠が疎かになるほどに秀でています。
痩せている人が多いのもこれが関係しているのかもしれませんね。なんにせよ、本物の天才というのは集中力が人一倍優れているのです。
時間の使い方に厳しい
彼らは時間の使い方について厳しい傾向にあります。
本物の天才は、自分のリズムというものを持っているがゆえにリズムを乱されることを嫌います。
例えば、急に予定を入れられたり遅刻をされたり。自分のリズムは一定で保っておきたいので、時間に対してもつい厳しくなってしまうのです。
感情に浮き沈みがある
本物の天才の感覚は非常に過敏です。「繊細」とも言えるでしょうか。
気にしい性格でもあるため、ちょっとしたことで気分が高揚したり、逆に気持ちが乱れてしまうことがあります。
そんな感情の浮き沈みが激しいのも本物の天才の特徴としてあげられます。
努力することを日常としている
「努力する人=天才」とは限らないと言われますが、それは半分誤りで半分は正しいです。
確かに努力すれば誰しもが天才になれるというわけではありませんが、本物の天才の全てが努力していないというわけでもありません。
中には、不撓不屈の精神で成果をあげた人もいます。そうでなくとも多くの天才は努力することを日常としています。
努力して天才になれるかどうかは極論その人次第ですが、万人が努力なしで天才となったというわけではないので、その点お間違いなく!
忍耐力がある
ちょっとしたことで気持ちが乱れるのは確かですが、だからといって彼らはそこで諦めることはしません。
僕はしんどいことがあると投げやりになるタイプです…(笑)
なぜなら、本物の天才は高い忍耐力を持っているから。日々課題をあげる生活ですから、忍耐力は自然と鍛えられてきます。
とはいえ、彼らもひとりの人間ですから、弱音を吐くことはあります。そこで投げやりになったり逃げだしたりすることがないのは、彼らの魅力のひとつとも言えますね。
本物の天才の特徴【考え方】
並より秀でた能力を持つ彼らですから、本物の天才は考え方にも特徴があります。
場合によっては、彼らの考え方が風変わりだと感じることもあるでしょうが、それは彼らの魅力とも言えます。
本物の天才だからこそ持つ考え方、凡才の人とどのように違うのかを確認してみましょう。
固定概念にとらわれない
先述した通り、本物の天才は固定概念にとらわれることがありません。
「リンゴは赤いに違いない」「カレーはインド発祥の辛い食べ物である」といった固定概念は、新たなアイデアや問題解決のプロセスを考える上で障壁となることもあります。
時には固定概念を捨てて考えることも重要なのですが、彼らは固定概念にとらわれないが故に独自性のある考えを持つことができるのです。
強いこだわりを持つ
皆さんにも何かしらのこだわりがあると思いますが、本物の天才は物事に対して強いこだわりを持っています。
時間や興味関心に対するこだわりもそのひとつですね。彼らは自分の中でのルールやルーティンがあります。
アメリカの起業家スティーブ・ジョブズはいつも同じ服を着ていましたね。それは毎朝服を選ぶことに時間をかけるのを避けるためであったそう。そんな自分なりの強いこだわりを持つのも本物の天才の特徴と言えます。
記憶力が感覚的
暗記できる容量が多いのも本物の天才の特徴と言えます。記憶力といっても、私たちが考えている記憶とは違って、彼らの記憶は感覚的なのです。
記憶が感覚的?どういうこと?
感覚的な記憶とは、いわば体験に基づいた記憶ということ。幼い頃家族と行った旅行、トラウマ的な体験、いずれも今もなお記憶として残っているかと思います。
それこそが体験に基づいた”感覚的な記憶”なのです。彼らは何かを覚える際、”経験”として脳に記憶させるため、記憶力も非常に優れているのです。
知識量が多く良い意味で変わり者
記憶力が感覚的であるがゆえ、知識量も並外れて多く持っています。
興味関心を向けてている事柄であれば、彼らの知識量はまさに”変わり者”とみられるほど。知識が膨大にあるため、理解するまでのスピードが速いのも本物の天才の特徴としてあげられますね。
新たな知識であっても、土台である知識量がしっかりと備わっているため、理解するまでの速度が尋常じゃないのです。
直感に優れている
本物の天才は直感に優れています。そのため、行動力や判断力に長けているのも特徴のひとつとなります。
右脳が直感力を司っているのに対し、左脳は思考を司っていることはご存知でしょうか。左脳で物事を考えてしまうとどうしても時間がかかってしまいますが、右脳で考えると直感的に物事を判断することができます。
左手の人は天才が多いと言われるのもこれが関係しているのでしょうね。
なーるほどね!左脳は右半身、右脳は左半身に関係するんだもんね。だから左手の人は天才が多いっていうのね!
チャレンジ精神がある
何においてもチャレンジ精神があるのも本物の天才の特徴としてあげられます。
天才であっても、さまざまな課題を目の前にすることがあります。ここで迷うことなくチャレンジできるのが彼らの魅力。
固定概念にとらわれず新しいものを創造するわけですから、リスクもそれなりにあることでしょう。そんなリスクを恐れることなく、さまざまなことにチャレンジできるタフさを本物の天才は備えています。
本物の天才の特徴【過ごし方】
本物の天才は1日をどのように過ごしているのか、皆さんも気になるところかと思います。
“天才”とまでいかなくとも、彼らの過ごし方を参考に生活するだけでも皆さんのこれからの行先は大きく変わってきます。
凡才と本物の天才でどのように過ごし方が違ってくるのか、最後に本物の天才に共通する過ごし方についてみていきましょう。
自分のルーティンがある
皆さんは普段の生活においてルーティンはありますか?
天才と呼ばれる人たちは、1日の中で欠かせない自分のルーティンを持っています。具体例でいうと、以下のようなルーティンがあげられます。
- 起きたあと楽器を演奏する
- 起床後に1時間散歩をする
- 寝る前に1日のアウトプットを行う
ルーティンを取り入れることで集中力が高まるほか、緊張を緩和させることもできます。
本物の天才は、そんなルーティンを行うことで1日のパフォーマンスを上げているのです。
一匹狼
本物の天才は基本的には一匹狼で群れることはありません。
同じことに興味関心を向けている、尚且つ同じ熱量である人とは関わりは持ちますが、そうでない人とは無意味に関係を持つことはありません。
人との関わりを持てば、大抵の場合はどちらかが相手のペースに合わせることとなります。人より優れている点が多い天才は、自然と相手に合わせることとなるでしょう。
経験からもそれを分かっているがゆえ、彼らは群れることなく独りを好むのです。
ひとつのことに集中している
本物の天才の1日の過ごし方ですが、ひとつのことに集中して取り組んでいることが多いですね。
天才は強いこだわりを持っていて、何外れた集中力と忍耐力を有しています。複数のことをこなしているイメージを持つ方もいるでしょうが、逆にひとつのことに没頭しているイメージの方が近しいでしょう。
さまざまな課題を見出しながら、彼らは根気強くひとつのことに集中して取り組む傾向にあります。
疑問に対してクリアになるまで答えを求め続ける(探究心が強い)
天才は探求心が強いため、疑問があった際はクリアになるまで答えを求め続ける傾向がみられます。
気になることがあれば徹底的に調べ上げ、自分が納得するまで理解を深めていく。そんな彼らの探求心の強さは計り知れません。
納得できるまで調べ上げないと気が済まないのでしょうね。
自分でも読めないくらいに字が汚い
自分でも読めないくらいに字が汚いのも本物の天才の特徴と言えます。
頭の良い人ほど字が汚いというイメージは皆さんの中でも持っているのではないでしょか。
天才の人は思考速度が速くて頭の回転も速いため、体が思考に追いつかないことが多々あります。ノートにまとめものをする際も、リアルタイムで思考をしているためどうしても字は汚くなってしまうのです。
睡眠時間が短い
天才は睡眠時間が短い人(ショートスリーパー)が多いです。
天才として知られる発明家トーマス・エジソンや革命家ナポレオン・ボナパルト、芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチもまたショートスリーパーとして知られています。
睡眠時間が短い分、単純にそうでない人よりも時間を多く使えるため成果もあげやすいです。とはいえ、「ショートスリーパー=天才」と一概には言えないのでその点は注意が必要です。
物理学者アルベルト・アインシュタインは逆にロングスリーパー。人には自分にベストな睡眠スタイルがありますから、あくまで天才は睡眠時間が短い”傾向にある”という認識で押さえておいてください。
まとめ:本物の天才の特徴は見た目や過ごし方にもあらわれる!
本物の天才の特徴について今回ご紹介しましたが、本物の天才と言われる人の特徴は見た目や1日の過ごし方にもあらわれてきます。
性格や考え方についてもさまざまな共通点がみられますので、彼らの特徴を特徴を生活に取り入れてみるとこれからの行く先も少しは変わってくるのではないでしょうか。
最後にひとつ言えるのは、努力だけでは天才になることはできないということ。もともとの素質や普段の過ごし方も関係してきます。その過ごし方についても理解しえない部分もあるかと思いますが、理解できないからこそ本物の天才は”天才”と呼ばれるのです。
コメント