PR
ブルージルコンの意味・石言葉・誕生石・効果・相性【パワーストーン】

ブルージルコンの意味・石言葉・誕生石・効果・相性【パワーストーン】

ブルージルコンもしくはジルコンという名を聞いたことがある人は多いでしょう。ダイヤモンドの代用品とされてきたことから「イミテーション」、キュービックジルコニアと名前が似ていることから同一視された挙句「人工石」というイメージが強いブルージルコン。しかし、ブルージルコンは地球最古の鉱石と言われるれっきとした石なのです。誤解されがちなブルージルコンについて、徹底解説していきます。

ブルージルコンってどんな石?

ブルージルコンとは

ジルコンはケイ酸塩鉱物の1つで、火山帯から産出することが多い鉱物です。
ウランやトリウムを含有し、含有量が多いほど内部の結晶が崩壊しているため、ランクが下がってしまいます。しかし、ウランを含んでいることから放射年代測定に重要な鉱物であり、ジルコンが含まれているからこそ地層の年数が分かることも。地学的にも大切な鉱物なのですね。ジルコン自身は地球最古の鉱物とされ、44億年も前のジルコンが見つかっています。地球の始まりが45億年前ですから、創世記には地球内部でジルコンが作られていたということですね。

ダイヤモンドと同じ金剛光沢を唯一持つ鉱物であることから、ダイヤモンドの模造品として使用されてきた歴史があり、それゆえに「イミテーションの石」のイメージが強いという側面も。名前が似ていますが、同じくダイヤモンドの模造品として開発されたキュービックジルコニアとはまったくの別物です。

パワーストーンとしては一般的ではありませんが、44億年前から地球上にあることもあり、強い効力を秘めています。

ブルージルコンの名前の由来

ブルージルコン(Blue Zircon)の語源は、ペルシャ語で「金色」を意味する「zargun」とされています。他にもアラビア語で「赤」という意味を持つ「zarkun」が由来という説があります。

ブルージルコンの和名・別名

ブルージルコンの和名は「風信子石(ひやしんすいし)」または「風信子鉱(ひやしんすこう)。風信子とは植物のヒヤシンスの当て字です。

ジルコンは古代ギリシャでは「Hyakinthos(ヒュアキントス)」と呼ばれていて、ギリシャ神話に登場する美少年・ヒュアキントスにちなんだものだとか。ジルコンの多彩なカラーと強い輝きが、神々を魅了したといわれる神話上の美少年を連想させたのでしょう。

スリランカ南部にあるマタラで発見された際には、ダイヤモンドに似ていることから「マタラダイヤモンド」と呼ばれていました。

ブルージルコンの歴史

ジルコンの歴史は古く、オーストラリアのジャックヒルズで発見されたジルコンが地球最古の鉱物とされているほどです。しかし、カラーレスのジルコンが長い間ダイヤモンドと同一視されたり代用品として利用されてきた歴史があるため、「ジルコン」として表に出始めたのはほんの100年前のこと。実際に両者はパッと見ただけでは見分けがつかず、今のような鑑定技術がなかったため、仕方ないことかもしれませんね。

中世ヨーロッパではすでにパワーストーンとして生活に取り入れられていたジルコンは、悪魔祓いや富と名声をもたらすとされていたことが分かっています。しかし、ジュエリーとしては16世紀のイタリアで装飾品に使われたことが最初とされ、人気があったとされています。ジュエリーとしてもっともジルコンが流行ったのは18世紀のビクトリア朝時代。スリランカで発見されたジルコンがダイヤモンドに似ていることから混同されたり、ダイヤモンドの代用品として使われるようになったのです。ダイヤモンドよりスモーキーなカラーリングが喪中にピッタリだとされ、上流社会で愛用されることが多かったんだそう。1880年以降にはイギリスで王室の調度品に使われてもいます。

そんな歴史を持つジルコンですが、現在のように加熱処理を施され美しい色合いのものが増えてきこともあり、ダイヤモンドの代用品ではなくジルコンとしての人気が出始めています。中でもブルーのジルコンは淡い色合いで明るく輝くことから人気があり、ジルコン流通量の80%がブルーであるともいわれています。

ティファニーのバイヤーとして有名なクンツ博士など宝石愛好家の中ではジルコンは過小評価されているとされ、その地位を確立しようと画策されてきました。しかし、現在もジルコンは「イミテーションの石」のイメージがつきまとい、その他の美しい宝石と比べると軽視される傾向があります。

ブルージルコンの伝説・言い伝え

ジルコンは中世ヨーロッパではすでにパワーストーンとしての地位があり、富と名声、知恵を授けるとされていました。悪霊払いや安眠効果もあるといわれていたようです。

また、ユダヤに伝わる伝説や聖書にもジルコンの記載があり、使徒シモンの石としてエルサレムの城壁に埋め込まれてもいます。古代インドでは葉っぱにジルコンを飾って神に捧げていて、装飾品というよりスピリチュアルな石として神聖視されていたことがうかがえます。

ブルージルコンの産地

オーストラリア・ウクライナ・インドネシア・中国・カンボジア・スリランカなど

特にスリランカのラタナキリ山脈で産出したものは「ラタナキリブルー」と呼ばれ、最高ランクの品質を持っているとされています。また、日本でも福島県にある愛宕山からかつては産出していましたが、現在では枯渇しています。

ブルージルコンの硬度

モース硬度は6~7.5。宝石として加工できるランクですが、へき開性があるため一定方向へ割れやすいです。

ブルージルコンの宝石言葉・石言葉

「幻覚」「夢想」「やすらぎ」「成功」「無限」

ブルージルコンと誕生石・曜日石・守護石

ブルージルコンは、12月の誕生月石です。

また、6月28日の誕生日石にもなっています。

ブルージルコンの色と種類・似ているパワーストーン

ジルコンは本来は無色透明のカラーレスな鉱物です。ダイヤモンドと同じ金剛光沢を唯一持っていることから、カラーレスのジルコンはダイヤモンドの代用品とされてきました。同じくブルージルコンも、ブルーダイヤモンドの代用品とされてきた歴史があります。

ジルコンの中でもっとも人気のあるカラーがブルーで、流通量の80%を占めているともいわれています。淡いブルーのものを「スターライト」、スリランカのラタキナリ鉱山産出のものを「ラタキナリブルー」と呼ぶことがあります。

ブルージルコンの特徴は、明るいネオンカラー。少しグリーンのかかったエメラルドブルーが好まれます。通常、カラーストーンは色合いが濃いものほど高品質とされますが、ジルコンは薄い色合いの方が煌めきが強く感じられることから、色の濃淡でランクが決まるとも言い切れません。ブルージルコンのランク分けは含有物の量。ウランの含有量が多ければ多いほど内部の結晶が破壊されているため輝きが少なく、ウランが少ないものほど高品質とされます。ジュエリーとして流通しているのは高品質のものばかりで、そうでないものがパワーストーンとして流通します。

ブルージルコンのカラーリングは加熱処理によって保たれています。そのため、紫外線に弱く簡単に退色してしまうでしょう。加熱処理をしてカラーリングの安定を図るのは一般的で、サファイアやルビーでも一般的に行われています。非加熱処理のブルージルコンはとても希少です。

ブルージルコンと似ているパワーストーン

ブルーダイヤモンド

模造品として利用されてきただけあって、ジルコンとダイヤモンドはとてもよく似ています。同一の石とされてきたのも頷けるほどです。カラーレスのジルコンとダイヤモンドが同一視されていたように、ブルージルコンとブルーダイヤモンドもソックリです。

見分け方は、ジルコンの持つ「ダブリング」という性質です。ジルコンは向こう側に置いたものが2重に見える性質があります。ダイヤモンドにはこの性質はなく、向こう側に置いたものがダブルに見えることはありません。そのため、髪の毛を置いたり1本の線を引いた紙を置くなどして判別することが可能です。

キュービックジルコニア

名前が似ていることやダイヤモンドの模造品として使用されるという経歴から、ジルコンとキュービックジルコニアは同じだと思われていることが多々あります。しかし、両者はまったく別の者。ジルコンが石であるのに対し、キュービックジルコニアは人工の石です。キュービックジルコニアが開発されたことにより、ジルコンはダイヤモンドの模造品としての役目が少なくなり、本来の石名であるジルコンとして表に出てきたという側面もあります。ジルコンの役割を果たすために作られたのがキュービックジルコニアなので、キュービックジルコニアはジルコンを模造して作った人工石といっても過言ではないでしょう。

見分け方は、こちらもジルコンのダブリングという性質を利用すれば簡単です。キュービックジルコニアにダブリングの性質はないので、向こう側にあるものが2重に見えればジルコン、そうれなければキュービックジルコニアということになります。

ブルーサファイア

カラージュエリーの代表格であり、「ブルーの宝石といえば?」と聞かれて多くの人が思い浮かべるであろう、サファイア。サファイアはカラーが濃いものほどランクが高く、値段も高くなります。一方、ブルージルコンはカラーの濃淡でランクが決まるわけではありません。ランクの低いサファイアをブルージルコンで代用したり、ブルーが濃すぎて輝きが少なく見えてしまうランクの低いブルージルコンをサファイアとしていることもありえます。

見分け方は、こちらもジルコンの持つダブリング。サファイアにもダブリングの性質はありますが、とても弱いです。ブルージルコンの複屈折率が0.059であるのに対し、サファイアの複屈折率は0.008。熟練の鑑定士でもなければ、ルーペでいくら拡大しても見つけることができません。一般人にとってはダブリングの性質は無いも同然です。そのため、向こう側に置いたものが2重に見える箇所があればブルージルコン、そうでなければブルーサファイアと判別してよいでしょう。

ブルートパーズ

トパーズといえばイエロー系のカラーを思い浮かべる人がほとんどですが、最近ではブルーのトパーズが人気です。「ロンドンブルートパーズ」「スイスブルートパーズ」「スカイブルートパーズ」など濃淡によって名前が違い、もっとも深みがあって濃いロンドンブルートパーズはパワーストーンとしてもジュエリーとしても人気が高いです。

ブルートパーズとブルージルコンとの見分け方は、こちらもやはりダブリング。ブルートパーズにもダブリングの性質はありますが、サファイヤと同じく複屈折率は0.008でとても弱いです。ルーペで拡大してもほとんど確認できず、素人にはダブリングが無いも同じです。そのため、向こう側のものが2重に見えればブルージルコン、そうでなければブルートパーズとなります。

アクアマリン

淡く明るい水色が人気のアクアマリン。見た目はブルージルコンにソックリですね。ジュエリーとしてもパワーストーンとしても認知度が高く人気があり、結婚のお守りとしても有名です。加熱処理をしてカラーリングを安定させたブルージルコンがアクアマリンとして流通しているケースもあり、注意が必要でしょう。

見分け方はダブリングで、向こう側が2重に見えればブルージルコン、そうれなければアクアマリンです。アクアマリンにもダブリングの性質がありますが、複屈折率が0.006と弱いため、ほとんど2重に見えることはないでしょう。

ブルージルコンが持つスピリチュアル的性質

ブルージルコンと風水

ブルージルコンは、風水の五行思想では木の気質を持っています。

木気は成長や未熟さを表し、「仁」を司ります。仁とは慈しみや情けの心のこと。ブルージルコンの持つ癒しの波動にピッタリですね。

ブルージルコンと相性の良い方位

ブルージルコンとチャクラ

ブルージルコンは第5チャクラを活性化させるパワーストーンです。

第5チャクラは喉にあり、「スロートチャクラ」と呼ばれます。「慈愛」「知性」「表現力」「平和」などの意味を持ち、コミュニケーション能力アップに関係しています。相手を慮り優しい言葉をかけるだけでなく、自分の意見をハッキリ伝える効果や相手を説得するパワーをもたらす効果もあるため、コミュニケーション能力に自信のない人や流されやすい人は第5チャクラを活性化させてみましょう。

ブルージルコンはこんな人におすすめ

・癒しが欲しい人

・コミュニケーション能力を上げたい人

・新しいことを始めたい人

・魔除けのお守りが欲しい人

・悪い運気を断ち切りたい人

ブルージルコンの効果・効能・スピリチュアルへの影響

1.ヒーリング

ブルージルコンは「平和の石」と呼ばれ、感情を鎮め理性的にさせてくれる効果があります。

ブルージルコンのキラキラとしたブルーを見ているだけで心が晴れやかになっていくという人もいるでしょう。持ち主の苦痛を取り除き落ち着きをもたらすブルージルコンは、悩みから抜け出せない人やついイライラしてしまう人にもおすすめです。気持ちに余裕ができれば周囲の人に優しくすることもでき、距離を取った方がよい相手が分かったり、困った相手への対処法が閃いたりもするでしょう。人気アップの効果もあるため、コミュニケーション能力に自信がない人にもよいですよ。

2.魅力を引き出す

ブルージルコンは持ち主の中にある魅力を引き出す効果があります。

よね。優しい人や能力の高い人でも、思い悩んでイライラしているときにその魅力は出せません。ブルージルコンはヒーリング効果があり、持ち主の心を平穏にしてくれます。そのため、持ち主の内面にある美しさや豊かさがより表に出るようになり、持ち主の魅力がキラキラと輝くようになるのです。

また、持ち主自身が本当の豊かさや自分の願いに気づく効果もあります。この効果により、自分の魅力や能力に気づいた後もその力を生かすことができ、より幸せに近づくことができるでしょう。

3.知性アップ

ブルージルコンは知性アップの効果があります。

多くのブルー系パワーストーンがそうであるように、ブルージルコンも持ち主の知性に働きかけ、頭をスッキリさせてくれる効果を持っています。頭がクリアになることで見えてくるものもあるでしょう。自分がどうしたいのか、どうすれば望むようになるかを冷静に考えることができ、思い通りの未来へと近づいていけます。相手の気持ちを読む能力もアップするため、コミュニケーションも円滑に行えて幅広く支持を集めるでしょう。

4.魔除け

ブルージルコンには、魔除け効果もあります。

ブルージルコンは輝く太陽のような強い煌めきを持ち、魔を寄せつけません。持ち主の心身から魔を追い出してくれる効果もあり、ネガティブな気持ちが明るく晴れていくのを実感できるでしょう。「普段からあまりツイていない」「何をやっても上手くいかない」といった悪い気の流れに取り込まれている人も、ブルージルコンの明るいパワーを取り入れることができれば、良い運気の流れへと進むことができます。

また、ブルージルコンは出産や病気治療の苦痛を和らげるとされています。体内の毒素を出すデトックス効果もあるとされているため、良くない流れから抜け出せない人や長患いをしている人にもおすすめです。

5.豊かさを得る

ブルージルコンは豊かさや繁栄を得るといった意味があります。

ブルージルコンは、持ち主の視線を内面へと向けさせるタイプのパワーストーンです。癒し効果と知性アップの効果によって平たんになった心を冷静な目で見つめることができるため、自分の中に眠っている魅力や能力に自分で気づけるようになるのです。と同時に、自分が何を願い、何を欲し、何をするべきなのかを明確にする効果があります。クリアになった頭と冷静な判断力で気持ちや目的地、達成する方法を把握することができるため、結果的に心の豊かさを得ることができるでしょう。

ブルージルコンと相性の良い組み合わせ

ブルージルコン×ガーネット

ブルージルコンとガーネットの組み合わせは、目標達成に効果をもたらします。

ガーネットは「勝利の石」「実りの石」といい、持ち主の努力に応えてくれるパワーストーンです。脇目をふらずに目標へ向かって邁進させることで、より良い実りを得ることができるでしょう。一途に努力する人に応えてくれる、誠実かつ忠実な性質のパワーストーンなのです。「勝利の石」という別名通り、ライバルがいたり困難な状況に陥ったりしても、最後には必ず笑わせてくれるパワーがあります。

ブルージルコンは冷静さをもたらし、心に安らぎを与えるパワーストーン。ガーネットが持つ目標へ向かう情熱とブルージルコンの冷静な判断力を組み合わせれば、より早く、より確実に目標にたどり着くことができるでしょう。また、日々頑張る中で溜まってしまうストレスを、ブルージルコンが癒してくれる効果もあります。

ただし、ガーネットは持ち主に忠実で一途な性質です。そのため、他の石とは相性が合わずに反発してしまう気難しいタイプでもあります。嫉妬深いと考えるとよいでしょう。そんなときはブルージルコンとガーネットの間に水晶を入れて組み合わせることで、安心して効果を発揮してくれます。

ブルージルコン×タンザナイト

ブルージルコンとタンザナイトの組み合わせは、状況打破に効果があります。

タンザナイトは「タンザニアの夜」という意味の名を持ち、インスピレーションを高めて冷静な判断力をもたらすとされるパワーストーン。静謐かつ強いパワーを秘め、ネガティブなものをポジティブへと変換する効果があります。パープルの混じったブルーが美しく、人気の高いパワーストーンです。

ブルージルコンは持ち主の心を鎮静化し、平穏をもたらす効果があります。自分の中の能力に気づかせる効果もあるため、冷静な判断力を授けて状況を好転させることが得意なタンザナイトと組み合わせることで、問題解決への力添えをしてくれるでしょう。

ブルージルコン×パール

ブルージルコンとパールの組み合わせは、ヒーリングに効果があります。

パールは母なる海から生まれた母性の象徴。慈しみや許しなど母性に必要な要素をアップさせるだけでなく、持ち主のことも母親のような愛情で守ってくれるとされています。6月の誕生石でもあり、日本人にはなじみの深いジュエリーですよね。
一方、ジルコンはヒーリング効果があるため、パールと組み合わせることで癒しの相乗効果が得られるでしょう。また、パールはヒーリングだけでなく「育てる」といった意味もあるため、ストレスやショックを良い経験だったと思えるよう精神的な成長を促してくれます。傷を癒したりリラックスするだけではなく、将来的にはポジティブなものに思えるようにしてくれるでしょう。

ブルージルコン×ペリドット

ブルージルコンとペリドットの組み合わせは、精神的な成長や勇気を出す効果があります。

ペリドットは「太陽の石」という別名がある、草原のようなオリーブカラーを持つパワーストーン。爽やかで明るい波動を持ち、持ち主の魅力を高めてキラキラと輝かせる効果があります。勇気や自信を与えるため、新しいことを始めたいときや不安を吹き飛ばしたいときに最適。物事をポジティブにとらえ、目標に向かって前進させてくれるでしょう。

ブルージルコンは落ち着きをもたらし、知性を授けます。一見正反対に思えるような組み合わせですが、お互いの良いところを取り入れ補い合ってくれるため、辛い状況においても顔を上げて前進していけるようなパワーが得られるでしょう。勇気を持って辛さを乗り越えることで、精神的な強さがアップし人間的にも成長ができますよ。

また、ブルージルコンはどちらかというと持ち主の内面に目を向けさせる、内傷的なパワーストーンです。良いところを自分で分かっていても生かすことができないと意味がありませんよね。ペリドットを合わせることで上手にアピールができたり、周囲の人に魅力を気づいて引き立ててもらうこともできるでしょう。

ブルージルコン×ルチルクォーツ

ブルージルコンとルチルクウォーツは、成功をもたらす組み合わせとされています。

金運の石として有名なルチルクウォーツですが、チャンスを逃さず利益を得るタイプのパワーストーン。ルチルクウォーツに内包されているルチルはインスピレーションをキャッチするアンテナの役割を果たすとされ、情勢に敏感になりチャンスを得てステップアップしていける効果があるのです。仕事やギャンブルなどでチャンスを生かして金銭や地位を得ることができるでしょう。

一方、ブルージルコンは自分の魅力や能力に気づき、どうすればその力を生かせるかを導き出してくれるパワーストーンです。仕事に行き詰っている人やアイデアが必要な人、新しい事業を始める人がルチルクウォーツと組み合わせれば、自分の能力を存分に生かして富を得ることができるでしょう。自分の魅力を売り込むという点では、営業職や水商売の人にもおすすめの組み合わせです。

ブルージルコンを身に着けるのにおすすめのアクセサリーと効果

ブルージルコンは喉にある第5チャクラを活性化させるパワーストーン。そのため、ネックレスなど胸から喉に近い場所に置くのをおすすめします。

ブルージルコンは持ち主の心に冷静さをもたらすと同時に、やすらぎを与えてくれます。自分の心が落ち着くことで魅力や能力を発揮でき、周囲の人とも良い関係が築けるでしょう。

ただし、ブルージルコンはへき開性という性質があり、一定方向へと割れやすいです。身に着ける際にはぶつけないよう、注意を払ってください。ブルージルコンを守るようなデザインになっているアクセサリーもおすすめです。

ブルージルコンのお手入れ・浄化方法

ブルージルコンは紫外線に弱く、太陽光に1時間当てるだけで50%の退色が見られます。塩や水も変質の恐れがあるため、避けた方が無難でしょう。

浄化方法対応
塩・塩水×
流水×
ホワイトセージ
水晶クラスタ
日光・月光浴
×
ブルージルコンのお手入れ・浄化方法早見表

ホワイトセージ

ホワイトセージのお香もしくは乾燥させた葉っぱを燃やし、その煙でブルージルコンの浄化ができます。

ホワイトセージのお香か乾燥葉を燃やし、立ち上る煙に10回程度くぐらせましょう。その後は水で洗い流したり布で表面を拭くなどはせず、そのまま使用してOKです。

同じホワイトセージでもオイルは変質の可能性が否めないため、使用しない方が無難です。

水晶クラスタ

水晶クラスタでも、ブルージルコンの浄化ができます。クラスタがなければさざれでもよいでしょう。

やり方は簡単。水晶クラスタの上にブルージルコンを1晩置いておくだけで浄化ができます。太陽光に弱いブルージルコンのため、置き場所には注意してあげましょう。

日光・月光浴

日光浴は避けるべきですが、月光浴ならブルージルコンの浄化ができます。

月の光が当たる場所にブルージルコンを3時間程度置いておくだけで浄化が可能です。ただし、月の光が差し込む場所には太陽の光も差し込みます。ブルージルコンは太陽光にとても弱いので、太陽が出てくる前に片づけてあげましょう。

クリスタルチューナーや音叉、水晶ポイントを使って音で浄化することも可能です。

ブルージルコンを浄化皿の上に置き、音を奏でます。水晶ポイントの先をブルージルコンに向けたまま、ブルージルコンを中心にして円を描きましょう。水晶ポイントの先から音が出て、ブルージルコンに全方位から浴びせるようなイメージを持つとやりやすいですよ。数回繰り返せば浄化が完了します。

ブルージルコンの好転反応・副作用

ブルージルコンに好転反応や副作用はほとんどありませんが、もしあるとすれば倦怠感や眠気が考えられます。

好転反応と見られるものが出た場合、ブルージルコンを1度体から離してください。時間をかけてお互いの波動を合わせていく必要があるので、馴染むまではブルージルコンを身に着ける時間を極端に短くします。少しずつ時間を増やしていき、お互いの波動を慣らしていきましょう。2カ月程度で馴染めば、好転反応はもうなくなります。

それでもダメなら水晶を入れて間を取り持ってもらうのがおすすめです。水晶はすべてのパワーストーンと相性が良い上に、人間と石との仲介役をしてくれます。水晶と組み合わせることでお互いの波動が馴染むまでが短くなるので、おすすめの方法です。

ブルージルコンのQ&A

ブルージルコンに危険性はある?

ブルージルコンは内包物としてウランを持っています。ウランといえば、「核」「原子力」といった言葉を連想し、危険物のように思う人もいるかもしれませんね。

しかし、ブルージルコンのような石の中に内包されている自然界のウランはとても微量で、体に影響はほとんど出ません。そもそも、自然界には原子力が微量ですが存在していますし、私たちの生活にも取り入れられているのです。さほど恐れることはないでしょう。

ブルージルコンの偽物の見分け方は?

ブルージルコンは他のブルー系パワーストーンとよく似ているため、見間違われることがあります。ブルージルコンの偽物というよりは、ブルージルコンを他のパワーストーンやジュエリーと偽るケースがほとんどです。しかし、ごくまれにですがキュービックジルコニアのブルーをブルージルコンと同一視して販売しているお店もあるので、注意しましょう。

ブルージルコンの特徴は、ダブリングです。ダブリングとは、石の向こう側に置いたものが2重に見える性質のこと。ブルージルコンの複屈折率は大きく、ダブリングの性質が分かりやすいものとなっています。よく似ているキュービックジルコニアやブルーダイヤモンドはダブリングの性質がないため2重に見えることはありません。また、ブルートパーズやブルーサファイアなど似ているブルー系鉱石にはダブリングの性質があっても複屈折率がとても小さく、ダブリングが確認できないほどです。見分けはつきやすいでしょう。

ブルージルコンの中での最高峰は、スリランカのラタキナリ山脈から出るラタキナリブルーと呼ばれるものです。カラー、内包物、屈折率ともに最高ランクとされ、高値で取引されます。しかし、ジルコンは産出地による特徴がなく、どこで産出されたかを調べることはできません。そのため、スリランカ産以外のものをラタキナリ鉱山産出と偽るケースもあります。信頼できるショップから購入するしか、方法はないでしょう。

ブルージルコンが割れた・欠けた!特別な意味はある?

ブルージルコンはへき開性という一定方向へと割れやすい性質を持っています。そのため、割れやすく欠けやすい鉱物といえます。リングやネックレスなどジュエリーに加工する際には、ブルージルコン部分を守るデザインをおすすめします。

スピリチュアルな要因で割れることはあまりありませんが、もしあるとしたら浄化不足でしょう。ブルージルコンは持ち主の意識を内面へと向けさせることが多く、魔除けや浄化の効果もあります。持ち主が思い悩んでパワーを失っている時にもブルージルコンは魔や邪と戦ってくれているため、浄化をこまめにしないと穢れを溜め込んでしまうのです。

もしブルージルコンが割れてしまったら、リペアに出してみましょう。それでもダメなほどなら、今までの感謝を伝え、適切な方法で土に還してあげるのが1番です。

ブルージルコンの色が変わった?退色・変色する?

ブルージルコンは退色する性質があります。

ブルージルコンは太陽光にとても弱く、1時間太陽光に当てるだけで50%も色あせてしまいます。しかし、冷暗所で数日間保管すれば元のカラーに戻ってくれるので慌てないでくださいね。

また、水や塩分、化粧品などで表面が変質しガサガサになってしまう可能性もあります。身に着けた後は綺麗な布で表面を軽く拭くなどし、黒い布などに包んで保管してください。

ブルージルコンの購入におすすめの販売店・通販

kenkenjems.com

天然石ビーズ・パワーストーンの卸問屋・通販|ケンケンジェムズ

ハンドメイド用パーツの専門サイトです。ブルージルコンは水色やクリアに近いものをメインに取り扱われています。

RASPIA

RASPIA Jewelry 天然石・カラーストーンのジュエリーブランド

アクセサリー専門の販売サイト。パワーストーンというよりジュエリーを扱っていて、ブルージルコンは受注生産となりますがダイヤモンドと組み合わせたリングなどが取り扱われています。

まとめ

「ダイヤモンドの模造品」「質の悪いダイヤモンド」など、良くないワードで呼ばれることの多いジルコン。元々が日陰の存在だったのに加え、ジルコンの代わりとなる人工石・キュービックジルコニアが開発されたことで混同されてしまい、今では天然石ではなく人工石だという勘違いをされていることもあります。美しいがゆえに不幸になってしまった石といえるでしょう。

本来、ジルコンは世界最古の鉱石であり、地球の創成期ともいえる44億年前のものも発見されているくらい歴史が長いパワーストーンです。経歴のために今まで日が当たることはありませんでしたが、見た目の良さだけでなくそのパワーにも近年ようやく注目が集まるようになってきました。

パワーストーンというよりジュエリー感覚で身に着けることができるので、「あんまりスピリチュアルなものはちょっと」という人も、ここぞというときにつけやすくて魅力的。1つくらいは自分へのご褒美としてジルコンのアクセサリーを持ってみてもよいのかもしれませんね。きっと、あなたを癒し、輝かせ、これからの人生の相棒になってくれることでしょう。

コメント