「チャクラ」という言葉はご存知でしょうか？
ヨガやアーユルヴェーダに興味がある方はよく知っていることでしょう。
チャクラとは、サンスクリット語で「車輪」「回る」という意味があります。人のエネルギーが集結し、出入りしている場所を言います。人体には７つのチャクラがあり、脊髄の基底（第１チャクラ）から、頭頂（第７チャクラ）まで第一直線に並んでおり、人間が生きていく上で精神的・肉体的にチャクラを整えることは大事だとされています。
そのチャクラですが、第７のさらに上に第８チャクラがあるとことがわかりました。
第１から第７までは人体の中にあるチャクラですが、第８は人体から離れた場所、宇宙と精神を繋げる場所となります。
今回はその第８チャクラについてご紹介させていただきます。
第8チャクラの意味
地球上の物質は、生物および無生物の間を移動して循環しています。そのおかげで人類は生きていられると言えます。人間単体も同じ。呼吸をして体内へ空気を取り込むように、外界からのエネルギーを体内へ取り入れて循環させるための場所（チャクラ）が７つ存在します。
第８チャクラは「自我を超えた意識」という意味になります。第１から第７チャクラは自我を司っている場所で、第８チャクラは宇宙と精神を繋げる場所となり、よりスピリチュアルで高次元なものとなります。
第8チャクラとは？本当に存在するの？
第１から第７チャクラは自我の領域なので、この７つが開いても宇宙の叡智を得ることができません。最近になって宇宙と繋げるチャクラである第８チャクラの存在が明らかとなりました。
第８チャクラは宇宙領域の入り口。宇宙のエネルギーを受け取るにはこの第８チャクラを通さないと繋がれずメッセージを受け取ることができません。
第8チャクラの色・カラー
チャクラの色は虹の色と同じ７色であり、その先に存在する第８チャクラは、赤色と紫色の中間色の「マゼンタ」という色になります。
第１チャクラの色を持つ赤は「地に足をつけしっかり生きる」と、第７チャクラの色を持つ紫は「神の御心のままに」と言われ精神的な性質を持っており、その色が混ざりあっています。そのため「統合」を意味する色でもあります。
この色は虹色の中でも見えにくい色とされるほど、不思議な色と言えます。
第8チャクラの役割
第８チャクラが覚醒すると、スピリチュアルな感覚が開花します。
あなたの直感が当たったいたり、自分が思っていたことに対して支援があったり、欲しいと思っていたものが自然と手に入ったり、いろんな偶然が重なりだします。
自分が宇宙の一部だという自覚もし始めます。自分自身はたしかに個人ですが、宇宙の中のひとつの存在と認識しはじめるのです。
第８チャクラを開花させるにはまず、第１から第７チャクラを開花させてからになります。自分自身と向き合ってからとなるでしょう。
第8チャクラと恋愛
恋愛面では、嫉妬心や不安がなくなり安定します。
第8チャクラと仕事
パートナーが別の女性と仲良くしている場面を見たとしても、嫌な気持ちにならなくなるのです。それは好きではないという意味ではなく魂同士が繋がっているのをしっかり確信できているので、ネガティブな気持ちが湧かなくなります。
仕事面では、組織に属さない働き方になります。
第8チャクラと仕事
第８チャクラが完全に開いている人は、自分で起業して仕事をしています。自立して自分の足でしっかり生きる力をとりこみ、組織に属す働き方や誰かの下について仕事をすることがなくなります。
第8チャクラと人間関係
人間関係も自立した人ばかりが集まってきます。
お互いが尊重しあえるような人が集まるので自然と仲間の輪が広がったり、運命の人にも出会えるでしょう。
第8チャクラの場所
第８チャクラは人体の外側にあります。いくつか説があり頭頂部より約２０cmのところ、または約３０から６０cm以上上に存在すると言われています。
第１から第７チャクラは現実と自分と向き合うために大切な場所でしたが、第８チャクラは肉体や精神を超えたところへと達していきます。自分から離れた場所から自分へとメッセージを送り守ってくれます。
第8チャクラのバランスが崩れた時の症状
第８チャクラのバランスが崩れると、精神が落ち着かない状態になります。
自己掲示欲が強くなりすぎたり、自分を何がなんでも認めて欲しい、自分が誰よりも一番優れていることを知ってほしいという気持ちが強くなります。
一方で自己評価が低くなりすぎ自分に自信が持てなくなります。自分の進むべき道に迷ってしまい周りに八つ当たりしてしまったり、人より自分が優れていることに安心感を持ってしまうようになります。
第８チャクラの役割である「他者への愛」がおろそかになります。
第１から第７チャクラのバランスも必要となってきます。
他のチャクラのバランスが崩れてしまうとすぐに第８チャクラは閉じてしまうからです。
第8チャクラと性エネルギー
第８チャクラは肉体から離れた場所にあり、穏やかな状態でいられるのが特徴です。なので魂の繋がりが強い第８チャクラの性エネルギーは、安定しているのでいいバランスで保たれています。
感情が爆発したり、恋愛に依存するような行動はなくなります。何より安定した関係を保てる相手を見つけることができるため自然体でいられるので、お互いにとっていい状態が続くと言えるでしょう。
第8チャクラが活性化する効果
第８チャクラは宇宙と繋がる場所です。第８チャクラが活性化すると宇宙と繋がることができ、霊的な感覚が研ぎ澄まされ、スピリチュアルな感覚が目覚めます。一個人の視点だけではなく、個人を超えた大きな視点を持つことができるとされています。
第８チャクラが整っている状態であると、人生のおいて充実した輝きに満たされる状態になります。目標や目的に向かって強い意志で進むことができ、バランスのとれたコミュニケーションで人の上に立ち、周りの人たちを導くことができます。
第8チャクラを活性化させる方法！鍛え方・開くには
第8チャクラを活性化させる食べ物
第８チャクラを活性化させる食べ物は、黒や赤紫色の食材になります。じゃがいもやごぼう、わかめなどです。色素の特徴として、抗アレルギー作用、抗酸化作用があり老化防止の役割があります。寒色系の食べ物は自律神経を高めたりする効果も。
第8チャクラを活性化させるパワーストーン
パワーストーンを身につけることでチャクラをより活性化させるように導いてくれます。
白色のパワーストーンは、空間を浄化し高次元の結びつきを強めるものとされています。
レインボークォーツ
虹は古来より吉兆の象徴とされ、幸運を呼ぶ力があると信じられてきました。あなたの意識を希望の道へと引き上げてくれ、成功へ導く意味と効果を持つとされます。持ち主を希望の光で照らし、道を切り開くための勇気とパワーを与えてくれます。
セレナイト
ギリシャ語で「月」を意味する「Selenites」、またはギリシャ神話に登場する月の女神「セレーネ」からくる語源だと伝えられています。意識の混乱を取り除き、優柔不断を矯正し、洞察力と直感力を高め、心の真実を悟らせるなど様々な意味で気づきを与えてくれるパワーストーンです。
第８チャクラの色とされている赤紫色のパワーストーンは、より強い影響を与えると言われています。
スギライト
ラリマー、チャロアイトと並ぶ、世界三大ヒーリングストーンの１つ。発見者の杉健一氏にちなんでスギライト（杉石）と名付けられたそうです。スギライトは心身を浄化し負のエネルギーを取り除き、活性化してくれると伝えられています。
レピドライト
レピドライトは、ギリシャ語で鱗という意味の「lepidos」が名前の由来だと言われています。紫と赤とピンクを混ぜ合わせたような、はっきりとした「○○色」と言いにくいため地味な印象を持たれることが多い石ですが、落ち着きがあり深みを感じるところから肌馴染みがいい石でもあります。
レピドライトは「変化の石」とされていますが、石が変化を起こしてくれるわけではありません。自らが「変わりたい」と主体的に動くことにより、自分の力で達成できるようにレピドライトがサポートしてくれるパワーストーンなのです。
あとレピドライトは「精神を安定させる石」と言われています。頭の中の理性と心の感情に働きかけてくれ心身のバランスを保ってくれます。凝り固まった考えを穏やかな気持ちへと変えてくれます。
その他
ムーンストーンやミルキークォーツ、カルサイトなどは第8チャクラの活性化だけでなく、それ以下のチャクラの活性化にも役立ちます。
いくつかご紹介しましたが、パワーストーンと自分との相性があります。パワーストーンから発しているパワーを感じとって直感で選んでくださいね。
第8チャクラを活性化させるアロマ・精油
アロマのかおりを嗅ぐことにより、自然と正しいチャクラの振動に自分を誘導していくことができます。
マートル
ギリシャ神話にも登場する植物。花言葉は「神聖な愛」「安息」であることから、花嫁のブーケやリースに使われるようです。アロマの香りはすっきりとシャープな第一印象ですが、ほんのり甘い感じもするのが特徴です。心への効能は自分を見失ったときに、再び始まりを思い出させてくれます。ありのままの自分に愛を向けてくれるアロマです。
ネロリ
ビターオレンジの花から水蒸気蒸留で抽出されています。心の鎮静作用があり、過敏な感受性や感情の不安定さがたまり外に出せずにいる時に、ネロリは感情を解放してくれ心を落ち着かせてくれます。
あと他にアンジェリカやローズウッドなどもあります。
アロマの力を借りて滞っているオーラの流れを浄化させ、第８チャクラを活性化させてください。
第8チャクラを活性化させる音楽・周波数・振動
すべてのものは粒子でできており、粒子は振動を持っていると言われています。この振動を倍数していくと、ある周波数において音になります。
第８チャクラの周波数は、174Hz や272.2Hz とされています。
人の内面に働きかけ、心を安定させる効果があります。意識拡大と進化の基礎、無限の潜在能力を開花させてくれます。
第8チャクラを活性化させる場所
第８チャクラは個人の中にないため、体を開放できる場所が大切となってきます。大地の自然をしっかりと感じる時間が必要なのです。普段、仕事などで忙しく自然と触れ合う機会が少ない方は、第８チャクラの開花が遅くなってしまうでしょう。
大自然やパワースポットとよばれる場所でなくても大丈夫です。通勤途中などで見られる風景でも構いません。小さな自然に目を向けてみましょう。お部屋に花を飾るのも効果的です。
第8チャクラを活性化させる色
色を使って第８チャクラを開くことは難しいですのですが、第８チャクラは他のチャクラに比べ不安定なチャクラです。開きすぎたり簡単に閉じてしまったりします。
安定させるために第８チャクラの色であるマゼンタ色をワンポイント身につけたり、目に見える場所に置いておくといいでしょう。そうすることで心の安定を保つことができます。
第8チャクラのよくある質問
- Q第８チャクラを開くのは難しい？
- A
第８チャクラだけ集中して開くことができないため、難しいとされています。まずは第１から第７チャクラを完全に開き、それをいつも安定させていないと開くことができません。まずは自分自身の内面を見つめるところから始まります。
- Q第８チャクラの別名は？
- A
「ソウル・スターチャクラ」と言われています。直訳すると「魂の星」で「魂の鎮座する場所」という意味が込められています。その対局にあるのが地球意識のあるアース・スターチャクラです。
- Q第８チャクラが活性化する年齢はある？
- A
４９歳〜死亡時と言われています。
まとめ
第８チャクラについてお話させていただきました。
チャクラは第７までだと思っていた方には驚きだったのではないでしょうか？
チャクラはすべて自分自身です。ひとつひとつのチャクラを丁寧に扱ってください。そうすることで自分を愛することにつながります。どうしても自分自身を疎かにしがちですがチャクラを整えることにより自分自身に愛が溢れ、ポジティブなエネルギーへと変化していきます。その気持ちの状態であることが第８チャクラの活性化へと繋がっていきます。
心の状態は日々変化します。
自分の体を確認しながら安定した状態を保って、光あふれるポジティブなエネルギーを内側から満たしてあげてくださいね。
コメント