翡翠といえば艶めかしいグリーンの印象が強いですが、実際にはさまざまなカラーがあり、ラベンダー翡翠は海外ではグリーン翡翠より人気があります。
日本でも産出することから愛好家の間で取引されることも多く、その柔らかなルックスでパワーストーンとしての人気も高まっています。ラベンダー翡翠の効果、組み合わせ、取り扱い方などをチェックしていきましょう。
ラベンダー翡翠ってどんな石?
ラベンダー翡翠とは
ラベンダー翡翠とは、ラベンダーカラーの翡翠のこと。翡翠といえばグリーンのイメージが強いですが、実はブラックやホワイト、ラベンダーなどもあるのです。
ラベンダー翡翠はグリーンより希少ですが、翡翠そのものはグリーン系が良いとされているため、アジア諸国ではやはりグリーンがダントツ人気。対して、南米やアメリカではラベンダー翡翠の方が人気があります。
- 硬玉・・・ジェダイド
- 軟玉・・・ネフライト
ラベンダー翡翠にはどちらも存在しますが、日本で翡翠といえばジェダイドのみを指すため、基本的にはジェダイドのラベンダーカラーをラベンダー翡翠と呼んでいます。
しかし、世界各国で基準が違うため、国によってはネフライトのラベンダーカラーも含まれることがあります。日本における本物の翡翠、本翡翠であるジェダイドを求めている場合は注意が必要です。
ラベンダー翡翠の名前の由来
- 由来・・・ラベンダーカラーの翡翠である
- 語源・・・鳥類のカワセミ
カワセミは漢字で書くと「翡翠」です。翡翠という文字には、ヒスイとカワセミの両方の読み方があります。
由来は、翡翠のカラーがカワセミの羽根の色と似ているから。カワセミは「渓流の宝石」と呼ばれ、エメラルドグリーンの美しい翼を持っているのです。そのため、カワセミの漢字をそのまま当てはめてヒスイと読ませるようになりました。
ラベンダー翡翠の英名・別名
- 英語・・・Lavender Jade(ラベンダージェイド)
- スペイン語・・・「腰の石」を意味する「piedra de ijade」が転じて、「Jade」
南米大陸にスペイン人がたどり着いたころ、原住民族が翡翠を温めてホッカイロ替わりにし、腹痛対策としていたことに起因しています。
他にも、「Lavender Jadeite(ラベンダージェダイド)」と表記されることがあります。ジェダイドとは本翡翠とされる硬玉の英名です。
ラベンダー翡翠の歴史
ラベンダー翡翠は紀元前3000年ごろの南米大陸で栄えた、オルメカ文明で重宝されていたことが分かっています。
その後のマヤ文明やアステカ文明においてはグリーン系の翡翠の方が一般的になっていましたが、オルメカ文明のころはラベンダーカラーの翡翠の方が尊ばれていたようです。
ラベンダー翡翠の産地
- ミャンマー
- グァテマラ
- 日本 など
ミャンマー、グァテマラ、日本は世界3大翡翠産地と呼ばれ、日本では新潟の糸魚川地域が有名。一部地域に限られますが、一般人が翡翠を拾うこともでき、愛好家たちが収集に精を出しています。
ラベンダー翡翠の硬度
ラベンダー翡翠のモース硬度は、6.5~7。劈開性も不完全ですが無しではないので、衝撃には気をつけましょう。
ラベンダー翡翠の宝石言葉・石言葉
風の便り
ラベンダー翡翠と誕生石・曜日石・守護石
- 5月13日
- 11月14日
- 牡羊座
- 牡牛座
- 双子座
- 天秤座
- 水瓶座
- 魚座
ラベンダー翡翠の色と種類・似ているパワーストーン
- ブルーがかったバイオレット
- レッドがかったパープル
淡いのでラベンダーと称されているわけです。含まれる成分によってカラーが決まるため、産地によって違いがあります。ラベンダー翡翠の発色要因はハッキリとは解明されていませんが、鉄とチタンまたは鉄とマンガンだとされています。
- 日本産・・・チタンが入っていてブルーがかったバイオレット
- グァテマラ産・・・マンガンが混入しているためレッド寄りのパープル
ラベンダー翡翠に限らず、翡翠は脱色ののち染色加工を施されることが多いです。未加工の状態で鮮やかなラベンダーカラーに発色することはないので、鮮やかな発色をしたものが天然未加工とされている場合は疑った方がよいでしょう。
ラベンダー翡翠と似ているパワーストーン
ラベンダークォーツァイト
クォーツァイトは細かい石英が集まってできた鉱物。つるりとした柔らかいルックスと染色しやすさから、さまざまなカラーリングでパワーストーンとして流通しています。
ラベンダーカラーのものがラベンダー翡翠として流通しているケースもあります。見分けるのは難しいので、プロに頼んだ方がよいでしょう。
ラベンダー翡翠が持つスピリチュアル的性質
ラベンダー翡翠と風水
ラベンダー翡翠は、風水における五行思想では、土気を持っています。土気は「信」で、大地の投影です。大地は動かず変わらず、ただそこにある存在ですよね。
私たちの足元にあり土台となるのはもちろん、始まりと終わりを示す気質でもあります。信頼、安心、安定といった意味も持っています。
ラベンダー翡翠と相性の良い方位
太極(中央)
ラベンダー翡翠とチャクラ
ラベンダー翡翠は第7チャクラに作用します。
- 場所・・・頭頂
- クラウンチャクラ
- 意味・・・霊性、信仰、純真、神聖
体内にあるチャクラの中ではもっともスピリチュアルな気質があり、高次の存在とつながるための力を宿すとされています。ラベンダー翡翠は第7チャクラだけでなく、その他のすべてのチャクラに働きかけます。
第7チャクラをメインとして、足の裏にある第0チャクラまで一本の線を通すように力をもたらしてくれるので、現実性とスピリチュアルな能力のバランスが取りやすくなります。
ラベンダー翡翠はこんな人におすすめ
- 精神的な安定が欲しい人
- ビジネスで成功したい人
- 問題を解決したい人
- 過去に心残りがある人
- 新しい視点を得たい人
- 他人に影響されたくない人
- 復縁したい人
- 恋愛運をアップしたい人
ラベンダー翡翠の効果・効能・スピリチュアルへの影響
1.復縁・再チャレンジ
- 復縁
- 再チャレンジ応援
ラベンダー翡翠は、過去に起きた心残りな出来事を解決する力があります。
- 別れてしまったもののヨリを戻したい人
- 解決できなかった問題
- 諦めきれない願望などを思い出させる
などと同時に、その思いを叶えるチャンスをもたらしてくれるのです。過去に対する後悔は現在抱えている問題とは違い、何をどうしても解決できないことが多いですよね。
過去の出来事と決別しきれず、心の中で思いがくすぶり続けることはよくあることです。過去には戻れませんからより悔しく、後悔ばかりが募る人もいるのではないでしょうか。
ラベンダー翡翠は、そんな過去に対する再チャレンジのチャンスを与えてくれます。
- 連絡が途絶えていたお相手と連絡が取れるようになったり、関心を持たれたりする
- ダメになったと思っていた仕事にチャレンジする機会が与えられる
- 持ち主の力を底上げする能力や冷静さや洞察力をもたらす
など、チャレンジを応援し成功へと背中を押してくれるでしょう。
2.精神安定・守護
- 精神安定
- 周囲から心を守護する
ラベンダー翡翠の持つラベンダーカラーには、リラックス効果があります。そのため、ラベンダー翡翠は持ち主の心の傷を癒し、感情の昂ぶりを抑えてくれるでしょう。
冷静さをもたらす石でもあるため、感情的になった際に「これ以上はまずいな」とふっと頭が冷え、心が落ち着くようなタイミングが見えるようになります。
また、他人からの影響を受けないように守ってくれる力があるので、傷つきやすい人や人目を気にしやすい人にもおすすめ。自分の感情を否定することなく大事にすることができるため、自分らしく進んでいけるでしょう。
他人から悪意を向けられたとしても、冷静さアップ効果により「あの人の意見であって、私の価値には関係ない」と明確な線引きができるようになり、心が傷つくのを防いでくれます。
3.自己改革・仕事運アップ
- 自己改革
- 仕事運アップ
ラベンダー翡翠は第7チャクラに強く作用するパワーストーンで、洞察力や直観力をアップしたり、気づきを与える力があります。そのため、古い価値観から脱却し、新しい視点で世界を見ることができるようになります。
また、洞察力が高まることで物事の本質や大事なポイントを瞬時に見抜けるようにもなるので、ビジネスにおいても成功をおさめることができるでしょう。
交渉相手の本音を見抜いたり、ピンチやチャンスにいち早く気づけるようになるからです。価値観が変わる効果が合わされば、これまで気づいていなかった視点からビジネスを成功させることも可能でしょう。
4.女性の恋愛運アップ
- 女性の恋愛運を高める
ラベンダー翡翠は柔らかな雰囲気を持つことからも分かるように、女性性が高いパワーストーンです。そのため、女性らしさを高め、恋愛運をアップしてくれるといわれているのです。
気品やたおやかさ、賢さなど良い恋愛をするのに必要な要素を底上げしてくれるので、素敵なお相手と結ばれるサポートストーンとなってくれるでしょう。
洞察力アップ効果もあるため、お相手の本質を見抜き、悪縁がつながらないよう守ってもくれますよ。
5.人徳を高める・霊格を上げる
- 人徳を高める
- 霊格を上げる
翡翠類には五徳が宿るとされ、良い人間に必要な要素をすべて高めてくれるとされています。
- 礼節をわきまえる
- 浴に囚われない
- 誠実である
- 知識を身に着ける
- 他人を思いやる
などといった、良い人間になれるよう全方面からバックアップしてくれるのです。ラベンダー翡翠にももちろんこの五徳が宿っているため、持ち主の人間性を高め、人格者と呼ばれるような人物へと成長させてくれるでしょう。
ラベンダー翡翠と相性の良い組み合わせ
ラベンダー翡翠×ルチルクォーツ
チャンスを掴み飛躍する可能性を高める
ルチルクォーツとは、針状の混入物がある水晶のこと。ゴールドの線が見えることから、「金銭」に通じるとされ、金運アップの石として知られています。
- インスピレーションを高める
- チャンスやピンチに敏感になる
- 損失を抑えて利益を上げる
これは、ルチルがアンテナの役割を果たすから。さまざまな情報をキャッチしやすくなり、より良い方向へと行動を起こすことができるため、
- 仕事で成果を上げて収入につながる
- ギャンブルで勝てる
などするといわれているのです。
一方、ラベンダー翡翠は
- 洞察力を高めて物事の本質を素早く把握する
- 新しい気づきを得させる
ビジネスだけでなく危険回避や縁結びにもおすすめです。ルチルクォーツと合わせることでチャンスやピンチにいち早く気づいて行動ができるため、より良い結果を出せるでしょう。
ルチルのアンテナ効果によって勘が鋭くもなりますので、自分でも気づかないうちに成功への道を歩んでいた、ということも少なくありません。仕事、恋愛、日常生活のすべてにおいて働いてくれる心強い組み合わせです。
ラベンダー翡翠×水入り瑪瑙
仕事運アップ
水入り瑪瑙は、瑪瑙の中に水が入ったもののこと。石の中に入った水ですから、古代から清浄さを保ち続けている水といえます。
水は洗い流し清める気質なので水入り瑪瑙は、
- 浄化効果が高い
- 持ち主の精神面だけでなく周囲の環境も清浄に整えてくれる
運気に流動性を与えるため、滞っていたものが動き始めたり、問題を根本から取り除けたりもします。
そして、ラベンダー翡翠は
- 直観力を高める
- 人徳を上げる
- 成功や繁栄をもたらす
水入り瑪瑙が持つ浄化効果や運気の流れ改善効果と合わせることで、ビジネスにおけるチャンスがやってきたり、職場環境が良くなったりするでしょう。
- 人脈が広がる
- 目上の人に引き立てられる
- 持ち主にやりづらさを与えていた人がいなくなる など
ラベンダー翡翠×カーネリアン
自己成長
カーネリアンは「活力の石」と呼ばれるレッドまたはオレンジのパワーストーンで、翡翠同様にこっくりとした艶のある質感をしています。
持ち主に活力を与える前進の石であり、
- 決断力を高める
- 迷いを断ち切らせて強い気持ちで未来へと突き進ませてくれる
とにかくポジティブでパワフルになるので、やる気がなかなか出ない人におすすめです。また、現実的な思考をもたらすとされるため、問題解決にも効果が期待できます。
そして、ラベンダー翡翠は
- ンスピレーションを高める
- これまでとは違った視点を与える
現実的な考えをもたらすカーネリアンと組み合わせることで、長年抱えていた問題を一気に解決できたり、自分の弱点を克服できたりするでしょう。
カーネリアンが力強く背中を押し、ラベンダー翡翠が嫌な目に合わないよう守ってくれますよ。
ラベンダー翡翠×アンバー
トラウマ解除や人間関係に潤いを与える
アンバーは、松柏類の樹液が地中で硬化したものです。いわば樹液の化石であり、植物に由来することから、光合成のごとく不要なものを必要なものへと変換する能力があるとされています。
悪い気を流して良い気を呼び込むエネルギー循環能力を持つので、トラウマ解除効果もあります。前向きな思考と社交性をもたらすため、人間関係においてのトラウマ解除に良いでしょう。
また、擦ると静電気を帯びる性質があることから、引き寄せ効果があるともいわれています。
一方、ラベンダー翡翠は過去の心残りな出来事を昇華させる力があります。再チャレンジを意味するパワーストーンであり、アンバーと合わせると人間関係のトラウマを解除したうえで、新しく良い人間関係を気づくことができます。
ラベンダー翡翠は精神的安定をもたらす効果もあるので、落ち着いた気持ちで周囲の人を観察し、自分に合う人と関係を築いていくことができます。悪い人と縁を結ぶこともなくなります。
アンバーの運気循環効果と合わせれば、過去にどんな嫌な思い出があったとしても未来に希望が持てるようになるでしょう。
ラベンダー翡翠×グリーン翡翠
両者の力を高め合う関係性
グリーンの翡翠は東洋を代表するジェムストーンというだけでなく、長寿や繁栄のお守りとして古くから愛されてきました。
翡翠は五徳をすべて持つ石とされ
- 仁・・・人を思いやり愛すること
- 義・・・欲にとらわれないこと
- 礼・・・礼節をわきまえること
- 知・・・知識を持ち道理を理解すること
- 信・・・誠実であること
などを底上げするとされています。
人間としての格を上げ、模範的な人物へと成長させてくれるのです。模範的な人物となれば周囲に人が集まり、愛され、助けられるであろうことから、繁栄や長寿、成功のお守りとされるのですね。
ラベンダー翡翠もグリーン翡翠に近い力を持っていますが、
- 精神安定
- 女性的な魅力をアップ
など効果に長けています。精神を安定させるためには日常的に不幸やハプニングがない方が良いですし、女性的な魅力とは人間的な魅力があってこそ輝くものでしょう。
グリーン翡翠が持つパワーは、ラベンダー翡翠が存分にパワーを発揮できるよう、サポート役をしてくれます。
ラベンダー翡翠×グリーンアベンチュリン
ヒーリング効果
グリーンアベンチュリンとは、ヘマタイトやゲーサイトが光に反射しキラキラと輝くクォーツシストまたはフックサイトを含んだクォーツァイトのことです。ラメのようにキラキラと内包物が輝く効果は、アベンチュレッセンス効果といいます。
グリーンカラーのアベンチュリンは木々の隙間から落ちる木漏れ日のような眩しさと穏やかさがあり、森林浴をしているかのようなデトックス効果があることで知られています。
一方、ラベンダー翡翠は精神安定効果が高いパワーストーンです。持ち主をリラックスさせて安眠や安心に導くため、精神的な余裕が生まれるでしょう。
- 周囲の人との関係が良くなる
- 健康状態が改善される
グリーンアベンチュリンと合わせることで、相乗効果が期待できるでしょう。ラベンダー翡翠は女性性の高いパワーストーンなので、女性の疲れに特化して癒してくれます。
子育てや家事を頑張る女性をリラックスさせ、ストレス緩和に一役買ってくれるでしょう。
ラベンダー翡翠と相性の悪い組み合わせ
ラベンダー翡翠×オブシディアン
ラベンダー翡翠とオブシディアンは、南米に伝わる伝説により相性が悪いといわれています。
アステカ文明の神話に登場する神様に、ケツァルコアトルとテスカトリポカとい兄弟神がいます。とても仲が悪い兄弟で、いつもお互いを蹴落とそうとが画策していたんだとか。
兄のケツァルコアトルの石が翡翠であり、弟のテスカトリポカの石がオブシディアンなので、翡翠全般とオブシディアンは相性が悪いとされています。どうしてもという理由がなければ組み合わせない方が無難ですね。
ラベンダー翡翠を身に着けるのにおすすめのアクセサリーと効果
ラベンダー翡翠は、
- ペンダント
- ネックレス
- ブレスレット
- リング
などさまざまな形でアクセサリーに加工されています。グリーン翡翠同様、かんざしや帯留めなど和装小物となることもあります。くり抜きのバングルや印鑑なども見かけますよね。
ラベンダー翡翠はどのように身に着けても問題がないパワーストーンです。好きな形で身に着けるとよいでしょう。仕事運アップ効果があるため、仕事用の印鑑にしてもよいですよ。
ラベンダー翡翠のお手入れ・浄化方法
ラベンダー翡翠は
- 化学物質や酸により腐敗
- 紫外線や熱、乾燥で退色
などすることがあります。また、細かい結晶が集まってできているため、水や塩は隙間に入り込み変色や変質の可能性が高まります。
浄化方法は水や塩、紫外線に触れない方法にしてください。特に染色加工を施されたラベンダー翡翠の場合は注意してください。
ラベンダー翡翠に限らず、翡翠全般にいえることですが、油には強いです。身に着けた後の皮脂を拭き取る必要はなく「色を育てる」として油分をそのままにする人もいます。
ですが、身に着けた後のラベンダー翡翠に付着するのは油分のみではありませんので、きちんと拭き取った方がよいでしょう。乾燥にとても弱いため、温度変化に気をつけ、暖房器具の近くには置かないようにしてください。
- 浄化の頻度・・・回/月
- パワーチャージ・・・1回/が月
浄化方法 | 対応 |
塩・塩水 | ☓ |
流水 | △ |
ホワイトセージ | ◎ |
水晶クラスタ・水晶さざれ | ◎ |
日光・月光浴 | △ |
土 | △ |
音 | ◎ |
流水
流水による浄化は、ラベンダー翡翠に対応しています。ただし、染色加工を施されていないラベンダー翡翠のみにしましょう。
- 浄化皿の上にラベンダー翡翠をセットする
- 流水をそそぐ
→直接石に水が当たらないように位置を調節する
→小川のせせらぎの中にラベンダー翡翠が沈んでいるようなイメージで配置する - 10分程度で浄化が完了
- 天然素材の柔らかい布で水けを取る
- 自然乾燥させる
ホワイトセージ
ホワイトセージによる浄化は、ラベンダー翡翠に対応しています。
- お香もしくは乾燥させた葉っぱを用意する
- 火をつけ立ち上る煙の中にラベンダー翡翠をくぐらせる
- 10分程度で完了
→そのまま使用してOK
ラベンダー翡翠は熱に弱いので、火に近づけ過ぎないようにしてくださいね。
水晶クラスタ・水晶さざれ
水晶クラスタや水晶さざれによる浄化は、ラベンダー翡翠に対応しています。
- クラスタの上にラベンダー翡翠を置くだけ
- さざれ石を山のように盛りラベンダー翡翠を中に埋めるか上に乗せるかする
- 2時間から5時間おいておけば浄化が完了
日光・月光浴
日光による浄化はラベンダー翡翠に向きませんが、月光による浄化はラベンダー翡翠に対応しています。
- 浄化皿の上に乗せ月光を浴びせる
3時間程度でOKです。
土
土による浄化は、ラベンダー翡翠に対応しています。水を使用する方法なので、染色されているラベンダー翡翠の場合は避けましょう。
- 天然素材の柔らかい布でラベンダー翡翠を包む
- 柔らかく乾いた土の中に埋める
- 2週間程度経ったら取り出す
- 流水で汚れを落とす
- 清潔な天然素材の布で水けを取り自然乾燥させる
音
音による浄化は、ラベンダー翡翠に対応しています。
- 音叉やクリスタルチューナー、水晶ポイントを用意する
- 浄化皿の上にラベンダー翡翠をセットし音を奏でる
- 水晶ポイントの先をラベンダー翡翠に向けたまま、ラベンダー翡翠中心に円を描く
- 音が鳴りやんだらまた音を鳴らし繰り返す
- 10回程度で浄化が完了
音でパワーチャージができる
ラベンダー翡翠はスピリチュアルな側面が強く、第7チャクラをメインに働きかけるパワーストーン。そのため、音によって浄化だけでなくパワーチャージが可能です。
使用する音は4096Hzのもののみが有効です。4096Hzは地球の基本振動である8Hzを9オクターブ上昇させた音であり、
- 天界の扉を開く鍵
- 高次元へアクセスできる音
などといわれているからです。音による浄化は同時にパワーチャージもできますが、別の方法で浄化したのちに音を聞かせてもパワーがチャージされます。
ラベンダー翡翠の好転反応・副作用
ラベンダー翡翠は穏やかな波動を持つ優しいパワーストーンなので、好転反応は起きづらいです。しかし、副作用に関してはありえることなので、注意してください。
- 過眠
- 倦怠感 など
ラベンダー翡翠はヒーリングやリラックスの力が強く、持ち主が自覚していない疲れにまで作用し、心身から取り除こうとします。そのため、ラベンダー翡翠を身に着けると眠くなってしまったり、急に疲れを感じるようになるかもしれません。
ラベンダー翡翠のせいで疲れたり眠くなるというよりは、ラベンダー翡翠が「ほら、こんなに疲れてるんだよ」と持ち主に気づきを与えていると考えてよいでしょう。精神を安定する効果が人によっては効きすぎてしまうというわけですね。
日常生活に支障をきたさないよう、身に着けるのは週末だけにするなどコントロールをしてください。
普段から身に着けていたい人は、水晶を合わせることでラベンダー翡翠の能力をコントロールすることができますので、試してみてくださいね。
ラベンダー翡翠のQ&A
ラベンダー翡翠の偽物の見分け方は?
翡翠類には偽物がとにかく多いです。原石状態でも磨かれたルースにしても、別の岩や石が翡翠として流通することは後を絶ちません。
また、染色についても同様に「天然未処理」と偽って染色したラベンダー翡翠を流通させているショップもあります。染色されていないラベンダー翡翠はほとんどないと思ってください。
翡翠の真贋はとても難しく、専門職の人でもなければ不可能と思った方がよいでしょう。リサイクルの宝石店の中には「鑑別書のない翡翠は一切お断り」としているショップもあるほどです。
原石状態においても、「翡翠ではないが翡翠に似ている石」を意味する言葉として「キツネ石」という言葉があるくらい、似た石が多く、愛好家でも100%の判別はつけられないでしょう。
1種のステイタスアイテムとして扱われる翡翠ですから、ラベンダー翡翠においてもプラスチックや樹脂などで作られた、そもそも石ですらないものも存在します。
- 重さ
- 温度
- 表面の硬さ など
まずは、原石状態の場合。ラベンダー翡翠はジェダイドなのでモース硬度が高く、角が丸みを帯びることはありません。小さくても角がきちんとあればジェダイド、つまりラベンダー翡翠といえます。
そして、原石でもルースでもジェム加工されたものでもですが、ルーペで覗いたときに色ムラがあれば天然の石であり、プラスチックや樹脂ではありません。また、空気が入っていればそれは石ではありません。
ただし、ラベンダー翡翠か否かの鑑別はつきません。パープル系に染められたクォーツァイトの可能性があるからです。
素人には難しいので、諦めてプロに鑑別をお願いした方がよいでしょう。
- 信頼のおけるショップで購入
- 鑑別書付きのものを購入
染色加工の有無についても記載されることがあるので、気になる場合は調べてみるとよいでしょう。
ラベンダー翡翠が割れた・欠けた!特別な意味はある?
ラベンダー翡翠は、割れたり欠けたりしづらい鉱石です。衝撃や摩擦に強いので、物理的な要因で割れたり欠けたりすることは稀でしょう。
ラベンダー翡翠に限らず、翡翠は幸福や繁栄の象徴です。長寿や健康のお守りとしても知られています。そんな翡翠類が割れたり欠けたりしたら、凶兆。健康被害や事故、失職など、なんらかの悪いことが起きる可能性があります。
翡翠類は持ち主だけでなく家族全体を守ってくれるため、持ち主本人に対するマイナスの出来事ではなく、家族の誰かが悪い状態になるのかもしれません。しばらくは用心して過ごした方がよいでしょう。
ラベンダー翡翠の色が変わった?退色・変色する?
ラベンダー翡翠に限らず、翡翠類は結晶構造が繊維状で隙間があるため、染料が浸透しやすく染色しやすい性質があります。染色しやすいということは、色が抜けやすいということ。
大抵のラベンダー翡翠は染色されていますので、
- 塩分や水分が入り込む・・・色が抜け退色する
- 結晶と結晶の隙間から油分が逃げてしまう・・・黄色っぽく変色したり透明度が下がる
乾燥により起きる現象なので、乾燥させないように気をつけてください。
反対に、油分が浸透すれば透明度が高くなります。結晶と結晶の間に樹脂を染み込ませて透明度を上げることもあるのです。
普段身に着けている間に、意図せず皮脂などが染み込んで透明度が高まり、カラーリングが変わったように見えることもあるでしょう。
翡翠類には「色を育てる」という概念があり、皮脂などの油分が浸透することにより艶がや透明度が増す過程を楽しむ人もいます。特に気にせず、その変化を楽しむとよいでしょう。
ラベンダー翡翠の購入におすすめの販売店・通販
新宿銀の蔵
天然ひすい専門店 joytec
まとめ
ラベンダー翡翠は、女性性が高いことから、女性の恋愛運をアップしたりヒーリング効果をもたらします。通常の翡翠のパワーを持ちながらも女性にうれしい効果に特化していると考えると分かりやすいでしょう。
女性向けの翡翠、といってもよいかもしれません。ただ、グリーン翡翠同様に弱点が多く取り扱いが難しいという難点があるため、しっかりと守ってあげる必要があります。
ラベンダー翡翠は日本においてはあまりメジャーではなかった存在ですが、近年注目され、人気が高まってきています。その分偽物も多く他の石やプラスチックがラベンダー翡翠として流通しています。
翡翠は鑑別が難しく、素人でも100%分かるような方法はありません。ネットではいくつかの方法が紹介されていますが、石の鑑別に慣れている人向けなので、自信がないならやめておきましょう。
鑑別書付きのものを購入するようにしたり、納得のいく方法でお迎えしてくださいね。
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