「カラコンをしない方がいい人とは?」
この記事では、そんな疑問を解決する具体的な理由を解説していきます。
「カラコンをしないほうがいい人4選」「カラコンの黄金比のサイズ」「カラコンが初めての人へのおすすめレンズ」を紹介していきます。
芸能人やモデルがカラコンをつけているのを見て、憧れはあるけど、
「カラコンをしたいけど勇気がでない人」や「カラコンをしてみたけどイマイチだと感じる人」は、ぜひ参考にしてください!
カラコンをしないほうがいい人とは?特徴4選
「カラコンをしないほうがいい人」とは、どんな人でしょうか?
①カラコンをしないほうがいい人【自分の肌や目の色に合っていない】
まず、「カラコンをしないほうがいい人」としては、自分の肌や目の色に合っていないものを使っている人です。自分の肌や目の色に合わないカラコンをつけると、違和感がでてしまいます。
自分の肌や目の色にあったカラコンをつけることで、ナチュラルになり違和感がなくなります。
・肌や目の色が薄い人・・・ライトブラウンのような薄い色のカラコンがおすすめです。
・肌や目の色が濃い人・・・ブラックのような濃いめや、暗めの色、アッシュのような色が似合います。
②カラコンをしないほうがいい人【目のサイズに合っていない】
「カラコンをしないほうがいい人」のなかに、「自分の目のサイズに合わないカラコンを使っている人」も含まれます。
自分の目とサイズが合わないカラコンをつけると、不自然に見えてしまうからです。
◼️目のサイズと着色直径
コンタクトには、下記のように大きさをあらわすサイズの単位があります。
DIA・・・レンズの直径をあらわします。
着色直径・・・カラーの着色部分の直径をあらわします。
この着色直径と目のサイズが合ったカラコンを使うことがたいせつです。
≪自分の目より着色直径のほうが、かなり大きい場合≫
自分の目のサイズをこえた着色直径のカラコンをつけていると、違和感があり、とても不自然に見えます。その違和感から場合によっては、自分で「宇宙人みたい?」と感じるかもしれません。
つい、「瞳を大きくしたら、盛れる?可愛い?」と大きなものを選んでしまうかもしれませんが、自分の目の大きさに合ったものを選ぶ必要があります。
≪自分の目より着色直径のほうが、かなり小さい場合≫
自分の目より小さい着色直径のものをつけた場合は、カラコンをつけているかわかりにくく裸眼に見えてしまうこともあります。
③カラコンをしないほうがいい人【TPOに合わない】
カラコンをしないほうがいい人として、TPOに合っていない人もあげられます。
職場、学校、近所の集まりや、親族の集まり、法事のような場所で、派手なカラコンをつけていると、浮いてしまいます。時と場所を選んで、TPOに合ったカラコンを選びましょう。
④カラコンをしないほうがいい人【自分の髪の色と合っていない】
肌や目の色と共に、髪の色と合わないカラコンをしている人も「カラコンをしないほうがいい人」になります。
髪の色は、その人の印象に大きな影響力があります。そのため、髪の色と合わないカラコンをつけていると、「似合わない」「ミスマッチ」という印象を与えるのです。
なるべく自分の髪の色に合ったカラコンをつけることを、おすすめします。
◼️髪色に合ったカラコン
黒髪に似合うカラコンの色・・・ブルー、自然なブラウン
茶髪に似合うカラコンの色・・・オリーブ、ベージュ、明るめのブラウン
金髪に似合うカラコンの色・・・ヘーゼル、グレー
◼️髪色に合わないカラコン
黒髪に似合わないカラコンの色・・・明るめのブラウン
茶髪に似合わないカラコンの色・・・グレー
金髪に似合わないカラコンの色・・・黒
④カラコンをしないほうがいい人【自分の服装に合っていない】
自分の服装にマッチしないカラコンをつけている人も「カラコンをしないほうがいい人」です。
髪の色と同じく、服装のイメージはその人の印象を大きく変えます。そのため、服装に合うカラコンをつけることがたいせつです。
服装の色と、派手、地味、それぞれの印象に合わせてカラコンをつけましょう。
⑤カラコンをしないほうがいい人【目元がケアできていない】
目元のケアができていない人も「カラコンをしないほうがいい人」です。
まぶたが腫れぼったくなっていると、カラコンをしたときに不自然に見えることがあります。目がむくんでいると感じたときは、しっかりケアをしましょう。
◼️まぶたのむくみ解消法
・あたたかくしたタオルで、目元を軽くおさえましょう。しっかりあたたまったら、冷水でひきしめます。
・まぶたを開けたり、閉じたりを繰り返して、目元の筋肉を動かしましょう。
・朝一番に白湯を飲むと、老廃物を排出するため、むくみの解消につながります。
◼️まぶたのむくみの原因
・アルコールの飲み過ぎには注意。水分がうまく排出されず、たまってしまう場合があります。
・目をこすった摩擦が、むくみの原因になることも。
・うつぶせで寝ると、まぶたがむくみやすくなります。仰向けで眠るのが理想的です。
・体の冷えは、むくみの原因になるので気をつけましょう。
カラコンおすすめのサイズは黄金比率!
「カラコンを選ぶさいに、サイズはどれを選べばよいかわからない!」
そんな人のために、具体的なおすすめのサイズを案内します。
日本人は、黒目と白目の比率が平均で、1(白目):1.5(黒目):1(白目)とされています。
もっとも美しく見えるいわれる比率は、1(白目:2:(黒目):1(白目)とされるため、自分の黒目より少しだけ大きい「着色直径」のレンズを選ぶとよいことになります。
◼️黄金比率「1:2:1」にあったレンズの選び方
≪例≫目の横幅が26ミリの人ならば、「26ミリ÷2=13」となるので、着色直径が、13ミリのレンズを選ぶとよいということになります。
◼️自分の目の横幅のはかりかた
①スマホをセルフィーモードにしましょう。
②目の下に定規を合わせます。
③目頭から目尻まで入るようにして、定規をあてた状態で撮影する
④撮影した写真の定規のメモリからサイズを確認します。
カラコンが初めての人におすすめのレンズ
①カラコンが初めての人におすすめ【ナチュラルなカラー】
カラコンが初めてという、初心者の人はナチュラルなカラーのレンズを選んだほうがよいでしょう。
なぜなら、ナチュラルカラーは違和感がないためです。まずは、自分の目の色に近い自然なブラウンや黒からつけると始めやすいです。慣れてきたら、ファッションに合わせて、いろいろな色に挑戦するのもよいですね。
②カラコンが初めての人におすすめ【フチなしタイプのレンズ】
カラコンには「フチあり」と「フチなし」があります。カラコンが初めての人は「フチなし」のタイプを選んだほうが始めやすいです。
フチあり | ・黒目部分の輪郭がくっきりと強調される。 ・ぱっちり目にみえる |
フチなし | ・輪郭がグラデーションになっているので、裸眼部分になじみやすい。 ・輪郭がわかりにくいので違和感が少ない |
カラコンが初めての人は「フチなし」タイプがおすすめです。違和感が少ないため、始めやすいからです。
③カラコンが初めての人におすすめ【低含水レンズ】
カラコンが初めての人には「低含水レンズ」がおすすめです。
なぜなら、初心者でも扱いやすく使いやすいからです。
カラコンのレンズには「含水率」というものがあります。「高含水」と「低水率があり」違いは下記になります。
高含水 | ・含水率が50%以上 ・レンズが柔らいため、つけ心地が軽い。 ・酸素透過率が高い ・レンズが乾燥したときに、目の水分を吸収してしまう。その結果、目が乾燥しやすくなる。 ・レンズが汚れやすい |
低含水 | ・含水率が50%以下 ・高含水に比べるとつけ心地は硬い ・レンズの形状がしっかりしているので扱いやすい ・目が乾燥しにくい ・レンズが汚れにくい |
総合すると、カラコンが初めての人には、目が乾燥しにくく汚れにくい「低含水レンズ」が、おすすめです。
④カラコンが初ての人におすすめ【ワンデータイプ】
カラコンが初めての人には「ワンデータイプ」をおすすめします。
その理由は、手軽に始めることができるからです。
レンズの使用タイプには下記のようにいくつかの種類があります。
ワンデータイプ | ・使い捨てのため、手軽に使える ・一度はずすと、再利用ができない ・値段はマンスリータイプに比べると割高になる |
マンスリータイプ | ・1ヶ月の長期間利用できる ・衛生面を保つため、毎日の洗浄しなければいけない ・ワンデータイプに比べてコストが安い |
カラコンが初めての初心者の人には手間がかからず使い捨てのワンデータイプがおすすめです。また、初めは自分に合うカラーを見つけるまで、いろいろなカラーを試すならワンデータイプのように使いきりがよいかもしれません。
カラコンをしないほうがいい?自然にみせるには?
2021年に日本トレンドリサーチとYpn Opticalが共同で行ったカラコンに対するアンケートによると、85.4%の人が「ナチュラル系のカラコンをよく使用する」と答えています。
①ナチュラルにみえるカラコン【透け感があるもの】
ナチュラルにみせるには透け感のあるカラコンがおすすめです。
透け感のあるカラコンは、裸眼に近い印象をあたえるからです。
最近は「裸眼風カラコン」や「ちゅるん系カラコン」のようなナチュラルにみせるカラコンもあるので、おすすめです!
②ナチュラルにみえるカラコン【グラデーション】
グラデーションが入ったカラコンは、一見派手な印象があるかもしれません。
しかし、瞳の中心から外に向かって、自然な色の移り変わりが、ナチュラル感を出すことがあります。逆に単色なために、違和感がでる場合もあるのです。
カラコンをしないほうが可愛い?男性の意見は?
「カラコンをしないほうがいい?」「カラコンをしないほうが可愛い?」という意見も耳にしますが、男性はどのように思っているのか紹介します。
黒目がやたら大きくなってるみたいな女子は、宇宙人みたいだなぁと思うこともある。
カラコンに合わせて、 似合うメイクをしてたり、ファッションに合っていたらいいかな?
世界観があるように感じる。
日本人顔で、派手な色のカラコンをするのはどうかと思う。カラコンする必要あるの?
ブラウンやヘーゼルのナチュラルなカラコンで、違和感がなければよいかも。パッチリ目がいいよね。
違和感があったり、似合ってなければ否定的ですが、
ナチュラルな感じで、ファッションに合っていれば肯定的な意見もあるようです。
カラコンをする、しないよりも「本人に似合ってるか、似合ってないか」が大切なのですね。
カラコンは眼科で検査を受けてから
カラコンをつける前に、眼科で検査をしてもらいましょう。
最近は「度ありのカラコン」をつける人が増えていますが、「度あり」「度なし」の人、どちらも眼科で検査をしてもらうほうがよいです。
カラコンは「高度管理医療機器」に指定されています。医師の正しい指導が必要なものという意味です。
なぜなら、カラコンを健康に問題なく安全に使用するためです。
ベースカーブ・・・レンズの曲線カーブの度合いをあらわします。カラコンのベースカーブが目に合っていなければ、傷がついてしまったり炎症を起こす可能性があります。医師にしっかり確認してもらうと安心ですね。
ドライアイや病気の予防のため・・・カラコンの使用状況により、ドライアイをおこしたり、巨大乳頭結膜炎という、目の病気になることがあります。現在の目の健康状態や、カラコンを使用してよいか医師に確認してもらいましょう。
まとめ
今回は「カラコンをしないほうがいい人とは?」という疑問に対して、「カラコンをしないほうがいい人の特徴」「カラコンをナチュラルにみせる方法」について解説しました。
カラコンをつけるときの、おすすめのサイズは黄金比率「1:2:1」です。日本人がカラコンをつける時に、よりナチュラルに美しく見える比率だからです。
また、自分の髪色、肌や目の色にあったカラコンをつけると違和感がでません。そしてTPOにあったカラコンを選びましょう。
「カラコンをしないほうがいい人」なのか悩んでいる人は、ぜひこの記事を参考にして「カラコンが似合う人」を目指してみてください。
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