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セリサイトインクォーツとは?意味・スピリチュアル効果・取り扱い方

セリサイトインクォーツとは?意味・スピリチュアル効果・取り扱い方

セリサイトインクォーツとは、セリサイトが内包された水晶のこと。セリサイトはファンデーションの材料にもなる微細な雲母で、「美の女神」という異名を持っています。パワーストーンとしてはレアな部類に入るセリサイトインクォーツについて、効能や組み合わせ方、似た石などをまとめました。

セリサイトインクォーツってどんな石?

セリサイトインクォーツとは

セリサイトインクォーツとは、セリサイトが内包された水晶のことです。透明な水晶の中にふわふわとした内包物が入り込んでいて、レアストーンに分類されます。ホワイトカラーがメインですが、クローライトやレピドクロサイトなど他の内包物と一緒になっていることも多く、ホワイトにグリーンやオレンジがプラスされたものもあります。

セリサイトとは

セリサイトとはマイカの微細な結晶のこと。ファンデーションに用いられることもあり、セリサイトを粉末状にしたものを自作ファンデーションに使用する人もいます。

セリサイトインクォーツの名前の由来

セリサイトインクォーツ(Sericite in Quartz)の名前は、水晶の中にセリサイトが入り込んでいることからです。

セリサイトの語源は、ラテン語で「絹」を意味する「sericum(セリカ)」と「石」を意味する「lithos(リトス)」が合わさったもの。sericumは英語の「silk(シルク)」の語源にもなっています。

セリサイトインクォーツの和名・別名

セリサイトインクォーツの和名は「絹雲母入り水晶(きぬうんもいりすいしょう)」です。

セリサイトの和名である絹雲母は、絹のような光沢を見せる雲母であることが由来。ちなみに、雲母とは中国で名づけられた名前で、中国の山奥で雲が発生する箇所があり、その下でよく産出していたことから、「雲を生み出す石である」と考えられていたんだそう。雲を生み出す存在、つまり雲の母ではないかとされ雲母の名前がついたんだそうですよ。日本では雲母と書いて「きらら」と読むことがあり、雲母の産地であった愛知県幡豆郡吉良町の語源となってもいます。

セリサイトインクォーツの伝説・言い伝え

セリサイトをはじめとする雲母は古代中国で「命の石」とされ、石薬として用いられていました。また、雲を生み出す存在であると考えられていたことから、「雲母を食べて仙人になった人がいる」という逸話も残っています。

セリサイトインクォーツの産地

マダガスカル

セリサイトインクォーツの硬度

セリサイトインクォーツのモース硬度は7で、劈開はありません。水晶が周囲を覆っていますので、水晶と同じと考えてよいでしょう。

セリサイトとしてのモース硬度は2~3です。そのため内包物として水晶に覆われていても、表面に出てきているような状態であれば、セリサイト部分のみモース硬度が2~3となります。人間の爪と同じくらいの硬さなので簡単に削れてしまうため、内包物としての配置場所によっては注意してください。

セリサイトインクォーツの宝石言葉・石言葉

「美の女神」

セリサイトインクォーツと誕生石・曜日石・守護石

セリサイトインクォーツは誕生石や守護石としての制定がありません。

セリサイトインクォーツの色と種類・似ているパワーストーン

セリサイトインクォーツは、カラーレスかつクリアな水晶の中にホワイトのふわふわとした内包物が見えます。内包物の量や入り方には個体差があり、全体的に入っていれば雲のように、一部にのみあれば新雪のようにも見えるでしょう。

他の内包物が混入していることも多く、グリーンのクローライトやレッドのレピドクロサイトが確認できることもあります。また、鉄を含んだセリサイトはレッドに、クロムを含んだセリサイトはグリーンになるため、ホワイトだけがセリサイトというわけではありません。

セリサイトインローズクォーツ

セリサイトは水晶に内包されますが、ローズクォーツに内包されることもあります。ローズクォーツにセリサイトが内包されていれば、セリサイトインローズクォーツとなり、近年流通量が増えてきています。ローズクォーツは水晶の変色種ですから、亜種のような存在といえるでしょう。

セリサイトインクォーツと似ているパワーストーン

ホワイトクレイクォーツ

セリサイトにとても近い存在として、カオリナイトという鉱石があります。カオリナイトとは粘土鉱物の1種で、ホワイトカラーをしているうえに水晶に内包されると「ホワイトクレイインクォーツ」となります。

セリサイトインクォーツと同じくらいレアであり、ルックスだけでは見分けがつきません。鑑別に出すしかないでしょう。

エンジェルフェザーインクォーツ

エンジェルフェザーインクォーツとは、水晶の内部に羽根のような内包物が見えるもののこと。内包物の正体は分かっておらず、アラゴナイトやゼオライトの名前が挙げられていますがハッキリとしていません。羽毛のような形状の内包物がしっかりと確認でき、天使の羽根を閉じ込めた水晶として人気がありますが、日本ではあまり流通しておらず知名度も低いです。

セリサイトインクォーツとの違いは内包物の形状です。羽根の形が確認できればエンジェルフェザーインクォーツ、ふわふわとした雪や雲のように見えればセリサイトインクォーツと思ってよいでしょう。

ホワイトガーデンクォーツ・マイカインクォーツ

ホワイトガーデンクォーツとは、モスコバイトが内包された水晶のこと。モスコバイトとはホワイトカラーの雲母のことで、セリサイトとはとても近い存在です。セリサイトの結晶が固まった版と思えばよいでしょう。セリサイトインクォーツとの見分けはルックスだけではなかなか難しいですが、ホワイトガーデンクォーツは一部に内包物が固まる傾向があるのに対し、セリサイトインクォーツは全体に薄雲のように広がっていることがあります。

マイカインクォーツとは、マイカが内包された水晶のことで、マイカとは雲母のことです。そのため、広い意味ではセリサイトインクォーツもホワイトガーデンクォーツもマイカインクォーツといえます。少々ややこしいですが、成分的にはセリサイトもモスコバイトもマイカであり、色や形状でそれぞれ名前を分けているだけだからです。マイカインクォーツとして流通しているものはマイカの塊がはっきりと見えるので、セリサイトインクォーツとの見分けはつきやすいでしょう。

セリサイトインクォーツが持つスピリチュアル的性質

セリサイトインクォーツと風水

セリサイトインクォーツは風水における五行思想では「水・火・土・木・金」のすべての気質を持っていますが、中でも金気が強いパワーストーンです。水晶がすべての気質を、セリサイトが金気を持っているからです。セリサイトインクォーツはセリサイトと水晶両方の性質や効能を併せ持っているということですね。

金気は「義」で、道義や礼儀など社会的なルールのこと。決まりを重視し感情や都合では動かない、機械的な気質です。また、金は財産を意味するため実りや豊穣といった意味もあります。

水気は「智」で、人類の範疇を超えた叡智を表します。奇跡的な出来事や説明のつかない不思議な現象を意味し、固定観念にとらわれないことの大切さを教えます。水は汚れを洗い流すことから浄化、変幻自在に姿かたちを変えることから自由や不安定の象徴でもあります。

火は「礼」で、華やかさや旺盛さの象徴です。夏の太陽のようにギラギラとしていて派手な性質であり、燃え盛る炎を表しています。火は物質を燃やして別の物質に変化させることから、昇華や応用といった意味もあります。

土気は「信」。大地の投影です。動かず変わらない大地のことを疑う人はいませんよね。いつまでも変わらずそこにあるものであり、不動不変であることが信頼につながることを表しています。

木気は「仁」です。優しさや慈しみの心を意味し、主に精神面や感情の部分を司る気質です。木は伸びていくことから、成長や発展といった意味もあります。

セリサイトインクォーツと相性の良い方位

北・北東

セリサイトインクォーツとチャクラ

セリサイトインクォーツはすべてのチャクラに働きかけますが、中でも第4チャクラと第7チャクラを活性化させます。

第0チャクラは足裏にある「アースチャクラ」で、現実性の象徴です。この世界に生まれ落ちたことを自覚し受け入れ、今後の人生を生きていくための意欲をアップさせる力があります。第1チャクラは尾てい骨にある「ベースチャクラ」です。生命力、体力、気力といった、命をつなぐための必要最低限の力を活性化させます。

第2チャクラは下腹にある「ヘプリーンチャクラ」で、好奇心や自信を司ります。精神的な健康に影響するチャクラです。第3チャクラは「ソーラープレクサスチャクラ」で、みぞおちにあります。第0チャクラで始まりを自覚し、第1チャクラで生命力を維持し、第2チャクラで気力をやしないますが、それらの力を外に向けて放つための力を宿しています。感情コントロールも、第3チャクラで行われています。

第4チャクラは「ハートチャクラ」で、胸にあります。生きていくうえで負ってしまう精神的なダメージを癒す力を持ち、愛や調和を司ります。セリサイトインクォーツは第4チャクラを活性化させるので、心を平穏に保てるでしょう。第5チャクラは喉にある「スロートチャクラ」で、知性や説得力、表現力を高めます。第4チャクラが内面へ向けてのチャクラであるのに対し、第5チャクラは対外的なチャクラとなります。

第6チャクラは眉間にあり「サードアイチャクラ」と呼ばれます。洞察力や直観力を高めるチャクラで、このチャクラを鍛えることで勘が鋭くなったり未来予知の力が身についたりするでしょう。第7チャクラは頭頂にある「クラウンチャクラ」で、神聖や純真、信仰を司ります。人体の中ではもっともスピリチュアルなチャクラであり、高次の存在とつながるための力も持っています。セリサイトインクォーツは第7チャクラに働きかけるセリサイトインクォーツは、スピリチュアルな能力によって持ち主に危険を察知させ守護の力を発揮してくれるでしょう。

セリサイトインクォーツはこんな人におすすめ

・美しくなるためのお守りが欲しい人

・健康的な美を手にしたい人

・女性であることを楽しみたい人

・魔除けのお守りが欲しい人

セリサイトインクォーツの効果・効能・スピリチュアルへの影響

1.美意識を高める

セリサイトインクォーツには、美意識を高める効果があります。

セリサイトはファンデーションの材料にもなる鉱石で、ホワイトカラーの粉末として流通することもあります。パワーストーンとしても、「美の女神」という石言葉を持つことからも分かるように、女性の美しさと深い関連があるとされています。

女性の美とは、外見の美しさだけではなく内面も影響するものですよね。何もせずとも顔立ちのバランスが整っている人はいますが、一般的には何よりも本人の「美しくありたい」という意志なくしては成立しないでしょう。

セリサイトインクォーツはセリサイトが水晶に内包されているため、セリサイトのパワーが高まっています。水晶は周囲の石の力を引き出し持ち主にフィットさせてくれるので、セリサイトインクォーツのもたらす美は持ち主が必要としている美となります。外見を磨きたい人は外見を、内面を美しく保ちたい人は内面を美しくしてくれるでしょう。持ち主が「美しくありたい」「美しくなれる」と思う気持ちを肯定してもくれるので、ダイエットやメイク練習などをしたい人にもおすすめですよ。

2.心身のバランスを取る・ヒーリング効果

セリサイトインクォーツはヒーリング効果があり、心身のバランスを保ってくれます。

セリサイトインクォーツは女性性が高く、優しさや包容力を象徴する石です。そのため、日々のストレスをやわらげ、持ち主の心に平穏をもたらすといわれています。浄化の石である水晶がベースとなっているため、近寄ってくる穢れから持ち主を守り、心にさざ波が立たないようにもしてくれます。

心身のバランスは、身体的な健康にも精神的な健康にも必要なもの。当然ながら、健康であることは美しくあることにつながります。「病的な美」は確かに存在しますが、現実的に考えればあまり良くないことは誰でも考えつきますよね。セリサイトインクォーツがもたらす癒しや安定感、心身のバランスは持ち主の美しさを守ることにもつながるでしょう。

3.浄化・魔除け

セリサイトインクォーツは、浄化や魔除け効果があります。

セリサイトインクォーツはセリサイトと水晶の両方のパワーを宿しています。セリサイトが美を保ったり女性性をもたらすのに対し、水晶は浄化や魔除けの力を持っています。そのため、持ち主に害をなす存在を排除したり無効化したりしてくれるのです。他人からの悪意や持ち主自身の中にあるネガティブさを取り払い、ポジティブに人生を楽しめるよう守ってくれるでしょう。

セリサイトインクォーツと相性の良い組み合わせ

セリサイトインクォーツ×ラリマー

セリサイトインクォーツとラリマーの組み合わせは、癒し効果を深めます。

ラリマーは「世界3大ヒーリングストーン」の1つとされるヒーリングや浄化効果の高い石です。鉱物としてはブルーペクタイトですが、ドミニカ共和国で産出する水面のような模様が入ったものはラリマーとして人気があります。しかし、人気が高まって産出量が増えたことにより、ドミニカ共和国政府が輸出制限をかけたので、今後はさらに価値が高まるでしょう。ラリマーは海に縁が深い石であり、海が象徴する生命力、癒し、母性といったものを司っています。持ち主を優しく包み込んで心の中にある引っ掛かりを流し、納得させたうえで未来へと向かわせてくれるでしょう。ポジティブで明るいエネルギーを持つため、過去を過去として受け入れてから未来へと向かわせてくれるので、トラウマ解除にもおすすめです。

そして、セリサイトインクォーツは女性性が強く、包容力や優しさ、愛情に溢れたパワーストーン。持ち主の女性性を応援し、女性としての楽しみを教えてくれます。心をそっと包み込んで繊細な部分を守ってもくれるので、感情の波に襲われることがなくなるでしょう。ラリマーが持つヒーリング効果と合わせることで、より癒しの力が高まり感情が安定します。過去の嫌な出来事を思い出してしまう人や嫌な環境から自分を守りたい人におすすめの組み合わせです。

セリサイトインクォーツ×シナバークォーツ

セリサイトインクォーツとシナバークォーツの組み合わせは、自分らしく生きる人を応援してくれます。

シナバークォーツとは、シナバーが内包された水晶のこと。シナバーインクォーツと呼ばれることもあります。シナバーとは水銀のことで、毒性があります。水晶に含まれているシナバーなら問題ありませんが、割れたりしたら問題なので取り扱いには注意を払ってくださいね。パワーストーンとしてのシナバークォーツは状況好転や、不要なものを捨てて必要なものを手にする効果があるといわれています。シナバークォーツは神とつながる石であり、天啓を受けたかのように自分の進むべき道が明確になったり、トラブルの根本要因を取り除く方法が分かったりするのだそう。かつては「賢者の石」と呼ばれたシナバーを内包しているだけあってスピリチュアル性が高く、先見の明を得るのです。また、自分自身に必要なものを受け取る素直さをもたらすと同時に、自分自身を受け入れさせます。そのため自信を持って周囲に自分をアピールできるようになり、仕事や恋愛において力を発揮できるでしょう。

一方、セリサイトインクォーツは持ち主の美意識を高めて美しさをもたらしたり、精神を安定させて周囲の人との間を取り持ったりしてくれます。と同時に、水晶に内包されているため水晶が持つ魔除け効果も発動し続け、持ち主に害をなす存在を追い払ってもくれるでしょう。スピリチュアル性が高く自分に必要なものとそうでないものを明確にするシナバークォーツと合わせることで、より早く正確に、求める美へとたどり着けるでしょう。また、シナバークォーツがもたらす自信アップやアピール力アップ効果により、セリサイトインクォーツの後押しで得た美しさをアピールすることができます。恋愛においても対人関係においても自分らしさを守りながらお相手と接することができるため、自分らしく生きることができるでしょう。

セリサイトインクォーツ×アメジスト

セリサイトインクォーツとアメジストの組み合わせは、恋愛運アップや精神安定効果があります。

アメジストは水晶の変色種であり、パープルカラーをしています。パープルは冷静を表すブルーと情熱を意味するレッドの混合色。そのためバランスが良く、情熱的に誰かを愛しながらもどこか冷静に相手を判断する力を得るとされ、「真実の愛を見つけるための石」と呼ばれています。また、パープルは霊性が高いカラーとされ世界各国で古代より特別視され、一部貴族や位の高い宗教者しか身に着けられなかったといいます。そんなパープルカラーを持つアメジストももちろん霊性が高く、霊的波動による攻撃ブロックや魂の癒し、安眠、持ち主の霊的能力を上げるなどの効果があるとされています。

一方、セリサイトインクォーツは持ち主の精神バランスを保ったり、美しさをもたらします。女性的な美や優しさ、許容の心を授けますが、良くない人間が引き寄せられることもあるでしょう。そのため、アメジストのように洞察力を高めて悪いお相手を退けるような魔除けタイプのパワーストーンと合わせるのがおすすめ。自分らしく健康的な美を手に入れたことによる妬みやひがみといったネガティブな波動からも守ってもらえるので、精神的な安定も保たれるでしょう。

セリサイトインクォーツ×マザーオブパール

セリサイトインクォーツとマザーオブパールの組み合わせは、周囲との関係性を良くしてくれます。

マザーオブパールとは真珠の母貝のことで、鉱石ではありませんがパワーストーンとして流通しています。海で生まれ育ち子育てをした貝ですから、海が司る生命力、母性、癒しといった力を宿していて、また、貝殻であることから守護の力も高いです。主な効果はヒーリングや母性アップで、持ち主を包み込んで心の傷を癒したり、持ち主自身を愛情深くして周囲との軋轢を防いでくれるでしょう。他人に対する許容範囲が広がりますが守護の力も備わっているため、なんでも受け入れるということもなく、持ち主に悪影響であると判断すれば即座にブロックして精神面を守ってくれます。「人に優しく接すること」と「自分の身を守ること」を子供に教える母親のような存在と思えばよいでしょう。

そして、セリサイトインクォーツもマザーオブパール同様に女性性を司る石であり、女性の美を応援してくれます。自分が女性であることを受け入れ楽しめるよう、全力でサポートしてくれるでしょう。外見も内面も美しくなりたい人や、自尊心を高めたい人、自信を持ちたい人におすすめです。マザーオブパールとの組み合わせでは、女性性に母性がプラスされるため、周囲の人に対して優しく接することができたり、他人の言動にイライラすることが減っていくでしょう。マザーオブパールが対人コミュニケーションを円滑にしつつ持ち主を守り、セリサイトインクォーツが心を癒し自信を失わないようにしてくれます。周囲と円満に過ごしたい人や自分も他人も愛したい人におすすめの組み合わせです。

セリサイトインクォーツ×ペリドット

セリサイトインクォーツとペリドットの組み合わせは、恋愛運アップやポジティブになれる効果があります。

ペリドットはオリーブグリーンの鉱石で、パワーストーンというよりジェムストーンとしての方が有名かもしれません。太陽をいっぱいに浴びた草原を思わせるような明るさを持ち、わずかな光量でもまぶしく輝くことから「イブニングエメラルド」の異名で貴族たちの夜会の必須アイテムとなっていたんだそう。光や太陽の力を宿すとされ、持ち主にポジティブさをもたらしたり、他人の注目を集める効果があるとされています。スポットライトを当てたかのように持ち主を目立たせてくれるので、出会い運アップや人脈が広がるなどの効果が得られるのです。隠れていた才能に気づかせる効果もあるため、自分に自信が持てるようになるでしょう。

一方、セリサイトインクォーツは美を磨く石で、持ち主を外見内面ともに美しくしてくれます。他人の関心を集めるペリドットと組み合わせれば、注目が集まり、恋愛における出会いにつながることもあるでしょう。また、セリサイトインクォーツには魔除け効果があるため、悪いお相手から守ってもくれます。セリサイトインクォーツは自分を磨き自信を持たせて人生を楽しませてくれる力があるため、ポジティブに生きられるペリドットと合わせれば、いつも明るくはつらつとした素敵な女性になれるでしょう。

セリサイトインクォーツを身に着けるのにおすすめのアクセサリーと効果

セリサイトインクォーツはすべてのチャクラに対応しているためどんな風に身に着けてもOKですが、胸にあるハートチャクラを特に活性化させるため、ネックレスやブローチにするとよいでしょう。

セリサイトインクォーツのお手入れ・浄化方法

セリサイトインクォーツは基本的に水晶なので、たいていの浄化方法が可能かつ取り扱いも簡単です。しかし、内包物であるセリサイトが表面に達している場合には、注意が必要。水分によって変色したりモース硬度が低いうえに劈開性があるため、摩擦や衝撃に気をつけなくてはいけません。

浄化方法は、水分や日光を避けたものにしましょう。セリサイトの場所によっては変色や変質が考えられるからです。身に着けたあとは柔らかい布で優しく拭き取る程度で問題ありませんが、セリサイト部分が水晶の表面にまで達している場合はそもそも身に着けない方がよいです。セリサイトはモース硬度が低く簡単に削れて粉末状になってしまうため、身に着けているうちに白い粉になっていってしまうでしょう。

浄化の頻度は1週間に1回、パワーチャージは2週間に1回でOKです。

浄化方法
対応
塩・塩水

流水

ホワイトセージ

水晶クラスタ・水晶さざれ


日光・月光浴




セリサイトインクォーツのお手入れ・浄化方法早見表

ホワイトセージ

ホワイトセージによる浄化は、セリサイトインクォーツに対応しています。

ホワイトセージのお香もしくは乾燥させた葉っぱを用意してください。火をつけ、立ち上る煙の中にセリサイトインクォーツをくぐらせましょう。10回程度で浄化が完了します。

水晶クラスタ・水晶さざれ

水晶クラスタや水晶さざれによる浄化は、セリサイトインクォーツに対応しています。

クラスタを使用する場合は、クラスタの上にセリサイトインクォーツを置くだけです。さざれ石を用いる場合は、さざれ石を浄化皿の上に盛り、セリサイトインクォーツを中に埋めるか上に乗せるかしましょう。どちらも3時間程度で浄化が完了します。

水晶クラスタでパワーチャージができる

セリサイトインクォーツは水晶がベースになっているパワーストーン。そのため水晶クラスタと相性が良く、共鳴し合ってパワーチャージができます。

水晶クラスタの上に1晩置いておくだけでパワーがフルになります。浄化と合わせて行うこともできて簡単なので、試してみるとよいでしょう。

日光・月光浴

セリサイトインクォーツは紫外線により内部のセリサイト部分が退色する可能性があるため、日光による浄化はNGです。月光でなら問題なく浄化ができるでしょう。

浄化皿の上に乗せたセリサイトインクォーツに、月光を浴びせるだけでOKです。1時間から2時間程度で浄化が完了します。

月光でパワーチャージができる

セリサイトインクォーツは繊細な輝きを持ち、女性性を司るパワーストーンです。そのため同じく女性性の象徴である月と相性が良く、月光でパワーチャージができます。

やり方は、セリサイトインクォーツを30分ほど月光浴させるだけ。ただし、月が満ちる期間で、月が天頂に昇りきるまでに行いましょう。満ちる月や昇る月には「増加」「発展」の意味がありますが、欠ける月や沈む月には「減少」「退行」の意味があり、パワーチャージには向かないからです。暦や天候を前もってチェックしておくとよいですよ。

音による浄化は、セリサイトインクォーツに対応しています。

音叉やクリスタルチューナー、水晶ポイントを用意してください。浄化皿の上にセリサイトインクォーツを乗せ、音を出します。水晶ポイントの先をセリサイトインクォーツに向けたまま、セリサイトインクォーツ中心に円を描きましょう。音が鳴りやんだらまた音を鳴らして円を描き、それを10回程度繰り返してください。

セリサイトインクォーツの好転反応・副作用

セリサイトインクォーツは水晶がベースとなっているため、好転反応が起きることはまれでしょう。水晶は持ち主や他のパワーストーンに合わせる能力があり、たいていの人になじむからです。

セリサイトインクォーツのQ&A

セリサイトインクォーツの偽物の見分け方は?

セリサイトインクォーツは似た石が多く、そもそもの知名度の低さもあってか別の石がセリサイトインクォーツとして流通することがよくあります。もっとも多いのはセリサイトではなくカオリナイトが内包されているホワイトクレイクォーツでしょう。ルックスでは見分けがつかないために鑑別に出すしかありません。しかし、鑑別は万能ではなく、内包物が何であるかは取り出してみないと分からないことも多々あります。そのため、セリサイトインクォーツを鑑別に出しても「マイカインクォーツ」や「アンフィボールインクォーツ」、「サゲニティッククォーツ」という判定が出ることもあります。特に、セリサイト以外の内包物も存在していた場合はもっとも内容量の多い内包物がメインとして記載されるため、セリサイトが含まれていたとしても記載されないこともあります。

セリサイトインクォーツの特徴はシルクのような光沢感を持つ内包物であり、新雪のように降り積もったものです。カラーはホワイトとは限りません。実際のところインスピレーションで「絹糸のようなものが入っている」と感じるものを選ぶぐらいしかないのです。信頼のおけるショップで購入するか、鑑別書がはっきりとついているものを購入するのがすすめです。ただし、ショップによってはクレイクォーツのことをセリサイトインクォーツと同様と考えているところもあるため、確認は必要です。

セリサイトインクォーツが割れた・欠けた!特別な意味はある?

セリサイトインクォーツは水晶に覆われているため、割れたり欠けたりすることはさほど多くありません。よほど乱暴に扱わなければ問題は生じないでしょう。

きちんと管理していて丁重に扱っていたのに、セリサイトインクォーツが割れたり欠けたりしたら、スピリチュアルな要因があるのかもしれません。

セリサイトインクォーツは女性の美をもたらしたり、魔除け効果があるパワーストーンです。そのため、近々健康を損なったり、災厄があるのかもしれません。ケガや病気はもちろんのこと、他人から恨みを買っていないか考えてみましょう。

割れたり欠けたりしたセリサイトインクォーツは縁起の良いものではないので、土に還すのがベストです。

セリサイトインクォーツの色が変わった?退色・変色する?

セリサイトインクォーツは退色したり変色することがあります。そのため日光や水分は避けた方が無難でしょう。水晶部分も何らかの金属イオンを含んでいたり高温になったりするなど条件が揃ってしまえば、とてもまれですすが変色の可能性はゼロではありませんので、注意してください。

紫外線も水分もシャットアウトできていたのにセリサイトインクォーツが退色や変色をしたら、スピリチュアルな要因を考えてみましょう。

内部にブラックの斑点や汚れが見つかったり、内包物が黒ずんできたら凶兆です。良くないことが起きる前触れかもしれませんので、気をつけてください。

外側の水晶部分が変色したら、カラーによって意味は変わります。水晶はパープルになればアメジスト、イエローになればシトリン、ピンクになればローズクォーツといった風に、その名称が変わります。パワーストーンとしての力にも変化がありますので、それぞれの石についてチェックしてみるとよいでしょう。

セリサイトインクォーツの購入におすすめの販売店・通販

LATELIER

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まとめ

レアストーンとされるセリサイトインクォーツですが、比較的手ごろなお値段で販売されています。似た石が多く本物を見分けるのは大変ですが、あまり深く考えず、シルクのような光沢感のあるものを選ぶとよいでしょう。使いやすさを重視するなら、表面にまでインクルージョンが届いていないものを選ぶのもポイントです。ルースにしてもビーズにしても、原石だったとしても1つ1つに個性がありますので、気に入ったものをお迎えするようにしてくださいね。

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