ミンネがひどい
個人のハンドメイド作品を出品、販売することができるプラットフォームのひとつであるミンネにはメルカリなどにはない機能がたくさんあります。ですが、評判が悪い点もあり扱いには注意が必要です。
今回は、人気のフリマサイトミンネがひどいといわれている理由についてみていきましょう。
使い方を知っていれば、お店には売っていない私だけのアクセサリーを手に入れることができる便利なサイトです。
ミンネが酷い理由①：「レビューに嫌がらせする人がいる
商品を購入したあとに「受け取りましたよ、ありがとうございます」というようなメッセージを残して取引が完了します。欲しいものが手に入ったらそれでおしまいと考える人もいます。
お礼を言わないといった人も多く、メルカリに比べて利用者が少ないミンネでは
- 自分の理想と少し違うだけでも、かなりの不良品が届いたと言うレビュー
- 到着に３日以上かかった場合には相手に悪いレビューを送り返してくる
など自分ルールを身に着けている人もいます。
レビューを参考に取引相手を決める購入者心理を突いてあえて悪い評判をつけて嫌がらせをして自分のストレス発散にしている人とわかる場合や、取引件数が少ないビギナーさんとの取引は慎重に、場合によってはお断りしますよメッセージを載せることで一定数の人を排除することができます。
ミンネが酷い理由②：「下手なハンドメイド作品が売られている」
ハンドメイドは制作、販売、梱包をすべて本人が行うことがあります。その場合には、第3者の検品が入らないために商品のクオリティの出品基準が定められていません。
値段をつけて販売することの責任感は人それぞれです。とりあえず出品してみたということもあります。自分の欲しい商品を画像などの見た目だけではなくいろんな要素を見て購入を検討しましょう。
出品数が少ない人も、説明文をしっかり作りこむなどしていれば、ほかの人が持っていない素敵なものを購入できる機会ととらえることもできます。
ミンネが酷い理由③：「出品者の態度がひどい」
とにかくお金を稼ぎたい、自宅でできるものをと考えているひとが出品してみたというようなケースもあります。自分本位の出品で買い手のイメージが乏しく、安全性が伴わない場合があります。
説明文に記載がない細かい部分を聞いたときに
- 返信があまりにも遅い
- 返答が適当
などと考える点があります。対面販売や、近所付き合いのように最低限のマナーや軽い気遣いが必要と考えてない人は商品の作りが甘くなっている点がありますので、購入は控えたほうがいいでしょう。
ミンネは利用制限がなく、小学生でも出品者として使うことができます。
友達同士のプレゼントや親への手紙と、ネットを通してお金をもらってやり取りする際の責任の違いを理解しているかは簡単に判断することはできません。
大人でさえも、自分のことばかり考えて購入者の気持ちを考えることを忘れてしまうときがあります。
ミンネに売られているのは、商品であると同時に個人が趣味の延長線で作ったものにお金の価値がついたものです。ゆがみやほつれの許容範囲は個人の価値観によります。
購入者が考える許容範囲と必ずしも一致するわけではない点は頭の隅に入れておくといいでしょう。
ミンネが酷い理由④お互いの勘違い
ハンドメイド作品はその名の通り、個人が手作業で作品をつくっています。作品によっては貼り付けや折り込みといった細かい作業を行うこともあります。
使う材料は一般家庭用のボンドやグルーガンでの接着力や扱い方を誤ってしまった際の見た目が、お店で売られているものに比べてよくないことがあります。
- ハンドメイドとしての愛らしさととるか
- お金を払っているんだからちゃんとしてよと怒るか
などは個人の価値観によります。そうした自分が勝手に思い込んでいる当たり前ができていないとひどい作家だ、商品だとなってしまうケースがあります。
ミンネが酷い理由⑤そもそも購入が目的ではない
出品者の商品が欲しい人と買いたい人のマッチングプラットフォームですが、一部の利用者は商品が欲しいのではなく別の目的で利用している人もいます。
出品者に対して何の感情がなくとも暇つぶしとして誰かを攻撃したくなる気持ちを実行してしまう人が一部にいます。
対面して自分のことを知られることがないので気に入らないことをなんの配慮もない状態で相手にぶつけることができてしまいます。
取引件数以外で相手のことを推し量るすべはないので攻撃を受けやすくなっています。
ミンネが酷い理由⑥問い合わせしてからの返信が遅い
個人間の取引でトラブルが発生した場合に、頼りになるのが運営の仲介です。
基本的に２４時間以内、半日で問い合わせた内容への回答をもらうことができる状態。
ミンネの場合は少し遅延気味のようで、迅速に取引を完了したい場合などには頼りもとない点があるようです。
金銭面は仲介されているため安全ですが商品に、してはどうしようもないので、悪意のある購入者からのトラブルを回避するためには、一定の自分ルールを設けるのが得策といえるでしょう。
- 商品の状態
- 発送方法
- 返品のルール
などはマイページに記載して、余裕があれば各出品ページの中に盛り込むことで自己防衛ができます。
ミンネと似てるサービスつ3つ
ミンネと同じくハンドメイド作品を出品できるフリマサイトはたくさんあります。それぞれが得意な商品ジャンルや利用客が少し異なります。
閲覧者の層の違いについての知識をもっておくと、ご自身が販売者になった時に購入者目線の体験をもとに売れる商品をつくるヒントになります。
また、複数のサイトを閲覧すると同じ商品なのに金額に違いが出ていることがあります。
これは出品者が重要視しているサイトでは高く販売して、それ以外ではとにかく赤字にならない程度の値下げをしていることにほかなりません。
いい商品をお得に買い物するならタイトルの一部をコピーして検索すると自分にとって得な買い物をすることができます。需要が高い商品やジャンルならライバル作家さんはたくさんいます。
デザインが気に入ったけどビギナー作家さんだったという場合は、より多く販売している人を見つけるチャンスを作ることができます。
メインはメルカリ
もっとも利用者数が多いフリマサイトのメルカリでは、Z世代と主婦層、年配の方まで幅広く利用しています。個人事業主としての練習もかねてハンドメイド作品を作っても売れやすいです。
ニッチな分野でのハンドメイド作品は多少下手でも販売することができます。作家がいないので競争が起こらず欲しいと思ってくれる見込み客を簡単に獲得することができます。
裏を返せば、金額に見合わない品質でデザインだけがいい見せかけの場合があります。
競争力が高い分野での場合は、価格品質ともに安定しているので、ひどいハンドメイド作品は評価数などで簡単に判断することができます。
フリマサイト大手のため本当にいろんな作家さんが多いですが、その分ひどい人の判別をするのが容易になっています。
ラクマもハンドメイド
楽天グループが運営するラクマでは、いいものを安く買いたいというニーズが強くあります。実績がつくまでは勝負がしにくいサイトでしょう。
メルカリで売れない商品はラクマでといった流れがあり、ハンドメイド作品で買い手が長くつかなかった商品を欲しい値段で(かなりの安価)で販売することがあります。
質は２の次といったものが多く、ミンネの次にひどい作家さんが多いところです。
ですが、悪意があるのではなく、ビギナーとして初めて見たけど、うまくいかなかっただけという場合もあるので、うまくいけば懇切丁寧に作られたオリジナル作品をお得に獲得できるいい機会とも言えます。
同じ系統ならクリーマ
ミンネと同じ特徴を持つのがクリーマです。ハンドメイド作品を中心に出品するサイトで働き世代やファッションに敏感な人に人気です。
実際の店舗では売っていないデザインや細かいオーダーを聞き入れてくれるハンドメイド作家さんもいるため、自分だけのアイテムを探しているZ世代を中心に利用が増えています。
ミンネには誰でも出品、購入する自由があるので作品のクオリティも自由です。
つまり、とにかくお金を稼ぎたいという気持ちばかりが前に出てしまい、買い手の気持ちを汲み取る余裕がない人でも続けることができてしまいます。
クリーマとミンネはここが違う
ハンドメイド作品をメインに出品できる点ではどちらも変わりません。でも、細かい違いがあるのも事実です。
ミンネは誰でも利用することができますが、ミンネは１８歳以上の成人しか利用ができない仕組みとなっており、出品者もプロ志向が強い高品質のものが取り扱われています。
ミンネでは、小さな子供が好む雑貨を中心に出品されてるママ向けの作品が出品数の上位を占めているのに対して、クリーマでは、高くてもいいもの、オリジナルのものを中心に出品されているのでＯＬさんなど購入層がぐっと変更しています。
購入者の評価返りなどを考えると、必然的にクリーマの方がいい商品が集まりやすい傾向にあります。
ミンネはそうした見えざる目が働かないため、購入予定者が自分の審美眼を駆使していひどいものを買わないための勘が求められます。
各フリマサイトで得意ジャンルが異なる
お店に販売されていないデザインの雑貨小物が多数出品。
これらは若い女性を中心に人気でハンドメイドで品質やデザイン性を求める人が利用しています。
子供用品を中心にしているため安全面はもちろん指定の手作り雑貨系などが出品されており主婦層に人気。
ここで北欧風の雑貨を売ることもできますが、ニーズがクリーマに比べて減ってしまうため売る確率が減ってしまうデメリットがあります。
ファッション系、輸入雑貨の人気が高く、ハンドメイドの需要は減少傾向。
初心者はメルカリの利用者数を利用して、下手でも売れる仕組み作りから始めるといいでしょう。
まとめ
個人間でのやり取りが主流のミンネでは、出品する商品の品質やモラルは自己責任になっています。
これはほかのフリマサイトでも同じことがいえるので、購入者側は
- 画像や説明文･･･獲得できる販売者の人柄
- 過去の評価･･･欲しい商品を本当に購入するべきか
などの判断が必要です。値段を提示しているからそれなりのクオリティのものが当然来るだろうという考えでは甘く痛い目を見ます。
見た目以上に買った後にちゃんと使えるものなのか、安全面に配慮があるかなど、実際に使う場面で活躍する品を見定める審美眼を持ちましょう。
最大手のメルカリでハンドメイド作品の人気者作家の出品物を参考に、いい商品の見分け方を自分なりに探った後にミンネを利用すれば、オリジナルで誰も持っていない商品をお得に、安全に購入することができます。
ミンネは初心者でも出品購入しやすいフリマです。
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