倦怠期に入ったことを感じると、焦ってしまいますよね。
このまま「二人が別れてしまうのか」と心配になったり、どう対処すれば良いのかわからなくなったりするからです。
不安な気持ちのまま行動をしてしまえば、事態が悪化することもあります。
そこで今回は、倦怠期にやってはいけない13のことを解説していきます。
倦怠期になったときにやってしまいがちなことでもあるため、注意しておきましょう。
また、やってはいけないことをやってしまったときの対処法も紹介するので、記事を最後までチェックしてみてくださいね。
倦怠期にやってはいけないこと
倦怠期中にやってはいけないことをやってしまうと、二人の関係は別れに傾いていく危険があります。
自分では良かれと思ってやったことが、恋愛では相手の逆鱗に触れてしまうこともあるからです。
倦怠期にやってはいけないことをしっかりとチェックして、倦怠期の時期を乗り越えていきましょう。
ラブラブなカップルと比較する
倦怠期のときは、周りのカップルと自分たちの付き合い方を比べてはいけません。
特に、付き合い始めのようなラブラブなカップルや長年付き合っているようなカップルを見ないようにしておきましょう。
自分たちの今の状況と比べてしまい、羨ましくなるからです。
羨ましくなると、倦怠期になっていることに自己嫌悪したり、相手にたくさんの不満を感じてしまったりします。
誰一人同じ人間がいないように、同じ付き合い方ができるカップルは存在しません。
平均的な付き合い方や流れがあったとしても、それぞれの環境や性格によるため、個人差はどうしても生まれてくるのです。
そこで他の人のように自分たちを当てはめようとすると、相手にも自分にも不快感が生まれてくるでしょう。
特に、相手は自身を無視されたように感じたり、尊重されていないように思ったりするため、好感度は一気に下がっていきます。
相手の欠点ばかりを指摘する
倦怠期になると、相手の欠点ばかりが目につくようになります。
また、倦怠期になるカップルは、二人の関係にある程度の慣れや信頼ができているため、相手の気持ちを考えずに意見を言ってしまいがちになるでしょう。
そのため倦怠期にになったことを相手のせいにして、不満をぶつけてしまうようになるのです。
特に倦怠期に入っていないことに気づいていないと、無意識に相手の欠点ばかりを指摘していくでしょう。
- 返信が遅い
- 前よりもLINEが少ない
- デート場所を考えてくれない
- 好きって言ってくれなくなった
このような指摘をし始めたときは、倦怠期に入っている証拠です。
また、欠点を指摘されるほど、相手と顔を会わしたくない思いは募っていくため、二人の距離はますます遠くなってしまいます。
相手に変化を求める
カップルの倦怠期は、刺激がなくなることで訪れます。
そのため、相手に変化を求めるようになるかもしれません。
しかし、恋愛関係でも人間関係でもやってはいけないのが、相手に変化を求めることです。
変化を求められた側は、意見を押し付けられているように感じるため、相手がセルフィッシュな人物に見えます。
つまり、関わりたくない思いが強くなってしまうのでです。
この場合、相手を変えようと自分を変える方法も、意味を成しません。
相手を変える意識があるうちは、どんな方法でも相手を変えることはできないのです。
相手に期待しすぎる
相手に期待しすぎると、倦怠期は悪化します。
期待すればするほど、相手は付き合いにプレッシャーを感じるようになるからです。
倦怠期で二人の関係を良く思えていないときに、パートナーから「期待」という名のプレッシャーを与えられれば、別れたい思いは強くなってしまうでしょう。
また、自分自身も相手に期待をすると、期待に応えてくれなかったときに大きなショックを受けます。
ただ、期待はする側の勝手であり、期待される側に罪はありません。
倦怠期中に、「相手がもう一度自分を好きになってくれる」「倦怠期をどうにかしようと行動してくれる」などと期待してしまうと、お互いにやり場のないモヤつきを抱えることになるのです。
相手に依存しすぎる
倦怠期を感じたときは、相手に執着することが多くなるでしょう。
そのため、依存しているような行動に出てしまうことがあります。
相手に嫌われたくない思いが強くなるあまり、なんでも相手に意見を求めたり、相手のスケジュールにすべてを合わせるようになったり…。
しかし、そういった依存しすぎる行動は、余計に相手が「距離を置きたい」と思う原因になります。
追いかければ追いかけるほど相手が逃げていくのが恋愛の法則ですが、倦怠期中は特に強くなるからです。
また、相手に依存しすると、相手が何をしているかがいつでも気になるため、無意識に束縛をしてしまうことも。
倦怠期中は自由でいたい気持ちになりやすいため、束縛をチラつかせられると、別れたい気持ちが大きくなるでしょう。
連絡やデートを無理に増やす
倦怠期になると、自然とデートや連絡頻度が減っていきますよね。
そのため倦怠期を乗り越えようと、デートや連絡頻度を減らさない努力をするかもしれません。
しかし、無理にデートや連絡頻度を増やそうとすると、相手の反発心を煽ることになります。
あなたが連絡をしても今まで以上に返信がこなくなったり、デートに誘ってもスケジュールの都合で断られたりドタキャンされたりするようになるのです。
相手とのコミュニケーションが減るとどうしても焦ってしまいますが、無理に関係を続けようとするのは逆効果でしょう。
確かに、連絡が減ったままにしておけば自然消滅の可能性があるため、良いとは言えません。
しかし、倦怠期中に無理に増やすと、離れたい気持ちを強めさせてしまいます。
今のペースでの連絡頻度を受け入れて、連絡が途絶えないようにだけ注意しておきましょう。
浮気や別れをチラつかせる
相手の気持ちを確認するために、浮気や別れの可能性をチラつかせるのも倦怠期中はやめておきましょう。
恋の駆け引きをするときは、相手が嫉妬したり独占欲を見せてくれたりすることを期待しますよね。
しかし倦怠期中は、そのまま「いいよ、別れても」とあっさり別れをOKされる可能性が高いからです。
倦怠期に入ると、付き合いを続けたい気持ちはどうしても少なくなります。
そこに浮気する可能性や別れるかもしれないことを相手から言われてしまえば、そちらに気持ちが傾いてしまうのです。
二人の関係に執着がなくなっているときに別れを匂わせてしまうと、本当に別れることになる危険があります。
自分磨きを怠る
カップルが倦怠期になる原因の一つは、自分磨きを怠ることです。
相手に慣れてくると、自分を良く見せようと思う気持ちがどうしても少なくなります。
そのため、見た目に手を抜くことが増えていくでしょう。
家デートで部屋着とすっぴんで毎回会うようになったり、仕事の愚痴ばかりを話すようになったりしていませんか?
相手に良い部分ばかり見せ続けるのは難しいですが、悪い部分ばかり見せ続ければ愛情は冷めていきます。
特に、内面でも外見でも日常の中で頑張っていると感じられないと、相手に魅力を感じなくなるでしょう。
自分の気持ちや悩みを隠す
カップルが倦怠期に入ると、相手の愛情が冷めたと感じたり、自分が嫌われているように感じたりすることがあります。
そのことから、自分の気持ちや悩みを相手に言えなくなってしまうことがあるかもしれません。
しかし、気持ちや悩みを隠してしまえば、相手との心の距離は開いていくでしょう。
気持ちの親密度が薄れていくと、会いたい気持ちもなくなっていくため、顔を合わす回数も少なくなります。
また、気持ちを言えないことで自分からの連絡もしにくくなり、連絡頻度も減って倦怠期は悪化をたどる一方になるでしょう。
相手の優先順位を下げる
倦怠期中は、相手の優先順位を下げてはいけません。
相手との関係にマンネリを感じれば、意図することなく優先順位はすでに下がっているからです。
倦怠期を乗り越えるには、気づいた時点で、意識的に相手の優先順位を上げていきましょう。
連絡がきたらすぐに返したり、休みの日はなるべく相手と会う時間を少しでも入れたりすると、相手との距離を縮めることができます。
一緒にいることに退屈さを感じても、そのまま一緒に居続けてみると、また違った景色が見えてくるものです。
人は、いつも一緒にいる相手には無意識に大切さを感じているものです。
特に自分が相手に倦怠期を感じたときは、一緒にいることだけを目標にして、時間を作る努力をしてみてください。
コミュニケーションを避ける
倦怠期のときは、一緒にいてもいまいち盛り上がりに欠けた時間を過ごすことになります。
「この時間に意味があるのかな…」なんて感じることもあるかもしれません。
しかし、だからと言ってコミュニケーションを避けてはいけないでしょう。
特にスキンシップを怠ると、気持ちが離れていくスピードが増してしまいます。
反対に、スキンシップだけでも取り続けていると、いつの間にか気持ちが戻っていることもあるでしょう。
手を繋いだりハグしたりするのは恋人の特権であり、人が安心を感じる方法でもあります。
愛情が薄れてきているときだからこそ、相手の温もりを感じることで、本能的に愛情が再燃することもあるのです。
忍耐力を失う
倦怠期は、我慢の時間です。
二人の関係がギクシャクしているときは長く感じますが、耐え切ることで倦怠期を乗り越えることができるでしょう。
だからこそ、忍耐力を失ってはいけません。
辛すぎて別れようと思ってしまえば、二人の関係はそこで終わってしまいます。
もう耐えられないと感じたときは、もう少しだけ頑張ってみましょう。
倦怠期を感じていても、別れないことで愛情が戻ってくることは多いからです。
また倦怠期を耐え抜いたカップルは絆が強くなるため、その後ちょっとのトラブルでは別れないメリットもあるでしょう。
感情的になりすぎる
倦怠期は、相手の行動や二人の関係性に不満ばかりが募ります。
しかし、そこでイラついた気持ちのまま感情的になってはいけません。
泣いたり怒って関係を責めたりすれば、相手の愛情はますます冷めていくからです。
倦怠期のときこそ、心穏やかに保つ方法を意識しましょう。
今の二人の関係を受け入れて、もう一度ゆっくりと関係を作っていくのです。
倦怠期であっても別れていないということは、相手にはまだあなたへの愛情があります。
気持ちのままに当たって砕けてしまわないように、倦怠期中の感情には慎重になりましょう。
倦怠期にやってはいけないことをやってしまってたら…?
ここまで、倦怠期にやってはいけないことを紹介してきましたが、中には「それやっちゃった…」と後悔するものもありましたよね。
倦怠期のときにやってはいけないことをやってしまえば、別れを早めることになります。
しかし、すでにやってしまっていても、その後の対処法次第では関係を逆転できるかもしれません。
「やっちゃった!」と焦ったときこそ、次の行動を試して相手との関係を立て直しましょう。
まずは自分の行動を反省する
倦怠期にやってはいけないことをやってしまったときは、まずは自分の行動を反省しましょう。
やってしまったことを、なかったことにすることはできません。
だからこそ今の現状をしっかりと受け入れ、自分の行動を反省することが大事です。
反省した姿を見せることで、相手があなたを不快に思った気持ちが和らぐこともあるからです。
特に自己中心的な行動をとった後は、反省している姿が相手には好意的に映ります。
倦怠期で悪化した関係を逆転させる、大事なポイントになるでしょう。
相手に謝罪と説明をする
自分の行動を反省した後は、相手に謝罪をしましょう。
謝罪をすることで、反省したことが伝わりやすくもなります。
そして、謝罪をした後にどうしてそんな行動をとってしまったのか、素直に説明するのです。
ここで「倦怠期を感じて不安になってしまった」「別れそうだと勘違いして愛情を伝えようとした」など愛情を伝えると、相手からの好感度は一気に上がるでしょう。
たとえ愛情が薄れてきている相手だとしても、好意を持たれて嬉しくない人はいません。
相手と距離を置く
倦怠期にやってはいけないことをやってしまった後に大事になってくるのが、相手としばらく距離を置くことです。
倦怠期でやってはいけないことのほとんどは、無理に相手との距離を詰めようとしたり、元の関係に戻そうとしたりすることです。
そこで相手は恋人の存在を重く感じて、「離れたい」と思いやすくなります。
そのため今度は相手の意思を尊重して、本当に離れてあげるのです。
今までそばにいた相手や愛情を伝えてきた相手がいなくなることで、多くの人は寂しさを感じます。
そして、相手の大切さを実感することになるでしょう。
そうなれば、倦怠期は終わりを告げます。
倦怠期は、距離を置くことで乗り越えられることの方が多いのです。
おわりに:倦怠期は必ず終わる!一時的なものと覚えておこう
倦怠期がくるとパニクって、気持ちのままに行動してしまうものですが、やってはいけないことがあるため注意しなくてはいけません。
倦怠期はどのカップルにもくるものですが、必ず終わりがくるものでもあるからです。
一時的なものと覚えておけば、いざ倦怠期がきても、自分の行動に気をつけることができるでしょう。
コメント