「子供のころは、無駄な習い事をしていたなぁ」
と大人になって思う人もいますよね。
また、「自分の子供には無駄な習い事をさせたくないけど、どのように選べば良いか悩んでいる人」もいるかもしれません。
この記事では、
「無駄な習い事ランキング10選!」
「無駄な習い事と感じる理由4選!」
「無駄な習い事にしない方法6選!」
「習い事のメリットとデメリット」
「無駄な習い事にするかどうかは行動しだい」
について解説します。
習い事について気になる人は、ぜひ、この記事を参考にしてください!
無駄な習い事
大人になってから、子供の頃にしていた習い事を思い出すことがあるかもしれません。
「無駄な習い事だったなぁ」
「大人になって役に立ってない」
そう思う人も多いのです。
そして、お金と時間をかけるなら子供には「無駄な習い事をさせたくない」と思いますよね。
この記事では、「無駄な習い事のランキング」や「無駄だと感じる理由」そして、「無駄な習い事にしない方法」について解説します。
習い事のメリットとデメリットにも触れますので、気になる人はチェックしてください。
無駄な習い事ランキング 10選!
無駄な習い事だったといわれているものについて、ランキング形式で紹介していきます。
(1)ピアノ
無駄な習い事の1つ目は「ピアノ」です。
なぜなら、大人になってからピアノを弾く機会が少ないからといえます。ピアノは習い事のなかでも人気があり、ピアノ教室に通った経験がある人は多いですよね。
しかし、「長年通ったけれど、楽譜を読めるようになったくらい」「義務感を感じて練習していた」という人も多く、大人になるとピアノを弾く機会がないのです。
しかし、その一方でピアノを習うことで集中力を養うといわれています!
2016年に東大家庭教師友の会が東大生100人に実施した調査によると2人に1人がピアノを習っていたという結果が出ました。
また、ピアニストや音楽教師というように、その道を極める人にとっては習う価値があったといえますね。
(2)習字
無駄な習い事の2つ目は習字です。
「習字を習ったけれど、字が上手にならなかった」「毛筆を使う機会が少ない」という理由から無駄だったと感じる人が多いようですね。
なかには習字を習い、字が綺麗になったという人もいます。
「習字を習うことで文字だけでなく、姿勢が綺麗になった」という人はメリットを感じますよね。習字をすることで、ものごとに集中する時間が作れるのは良い点です。
(3)スイミング
無駄な習い事の3つ目は「スイミング」です。
「親からすすめられて義務感で行っていたから、泳ぎがうまくならなかった」「目標はなく、だらだらと続けていた」という理由から無駄な習い事と感じる人がいます。
しかし、スイミングには体力がつくメリットがあるといわれているのです。
スイミングを習うことで、「免疫力が上がる」「心肺機能が鍛えられる」といわれています。また、スイミングを極めて大会に出場する人もいますね。
(4)そろばん
無駄な習い事の4つ目は「そろばん」です。
なぜなら、実生活でそろばんを生かせる機会が少ないからといえます。
「計算は得意になったけど、実生活では電卓を使っている」というケースが多いのですね。そのため、無駄な習い事だったと思われることが多いのです。
そろばんを習うメリットは、脳の刺激といわれています。
そろばんは、数字を読み上げて記憶して「インプット」し、手先を使って計算処理する「アウトプット」を繰り返すため、情報を処理する能力を高めるといわれているのです。
また、数字を読み上げ、同時に手先を動かすことで右脳が活性化するメリットがあります。
(5)英会話
無駄な習い事の5つ目は「英会話」です。
子供に小さい頃から英会話を習わせる親も多いですよね。
「幼少の頃から習わされたけど、英語を話せるようにならなかった」というように、身につかなかった人は、「無駄な習い事」と感じるようですね。
ビジネスを含めて、コミュニケーションの場でも、英語が話せたほうが有利なことがありますよね。
ビジネスやプライベートのシーンで「英語が話せたらよかった」と思った人は多いのではないでしょうか。
英会話教室は目的に合わせたコースやカリキュラムが組まれたところが多いです。目的をもって英会話を習うことで上達しやすくなるといえるでしょう。
(6)ダンス
無駄な習い事の6つ目は「ダンス」です。
昔は少なかった「ダンス」の習い事ですが、現在は「バレエ」よりも習っている子供が多いといわれています。
しかし、「とくに上手になることはなく、中途半端で終わってしまった」「生徒のダンスのレベルの差が激しくて、ついていけなかった」というように無駄な習い事と感じることがあるようです。
ダンスを習うことでストレス発散ができるメリットもあります。
ダンスを習うことでストレスが発散できたり、表現力が培われるのはメリットといえるでしょう。
また、チームで踊る場合は協調性を育むことに繋がります。
(7)体操教室
無駄な習い事の7つ目は「体操教室」です。
「成長とともに体力の度合いが違い、あまり意味がなかった」という場合は無駄な習い事だと感じますよね。
しかし、下記のようなメリットもあります。
体操教室に通うメリットのひとつは、身体の柔軟性がアップすることです。
体操教室で習うメリットとしては、身体に柔軟性がつき怪我をしにくくなることがあげられます。
また、体力がつき運動する習慣がつくのもメリットといえるでしょう。
(8)学習塾
無駄な習い事の8つ目は「学習塾」です。
「宿題が多く、やる気がなくなった。」「授業についていくのに必死で続かなかった」というような場合は、学習塾は無駄な習い事のひとつだと感じるでしょう。
学習塾に通うことで集中力を養うメリットがあります。
学習塾に通うことで、読解力がつき計算が早くなることはメリットといえるでしょう。また、勉強する習慣がつくようになります。
(9)絵画
無駄な習い事の9つ目は「絵画」です。
「大人になってから絵を描く機会がない」という人も多いようです。また、「習ったわりには絵が上達しなかった」という場合も、無駄な習い事だったと感じることが多いでしょう。
しかし、絵画を習うことで想像力が培われるといいます。
絵画を習うことで、想像力や表現力が培われるのはメリットといえるでしょう。また、大人になってからも趣味で絵画を描き続けている人もいますね。
(10)サッカー
無駄な習い事の10個目は「サッカー」です。
サッカーを無駄な習い事と感じるケースとして「親がサッカー好きですすめられたけど、上達しなかった」「興味が続かず身につかなかった」ということがあげられます。
サッカーを習うメリットは、体力がつくことです。
サッカーを習うことで、体力がつき運動神経を鍛えることはメリットといえます。また、くことも良い点ですね。
無駄な習い事と感じる理由4選!
なぜ、せっかく習ったのに無駄だと感じるのか、理由について4個解説します。
(1)思ったように上達しなかった
無駄な習い事と感じる理由の1つ目は「思ったように上達しなかった」です。
やはり、無駄な習い事と感じる理由として多いのは、「長く続けたわりに、身につかなかった」ということが多いでしょう。
ピアノやスイミングを長く続けたのに上達しなかった場合に親は、「お金と時間の無駄だったのでは?」と感じるかもしれませんね。
(2)大人になって役に立たない
無駄な習い事と感じる理由の2つ目は「大人になって役に立たない」です。
そろばんやピアノのように、大人になって役に立つ機会がないということがあります。そろばんを習って計算は早くなっても、実際は電卓を使うことのほうが多いですよね。
また、ピアノも大人になってから弾く機会がないというように、大人になってから役立つ機会がないと「習ったことに意味がなかった」と感じることがあるのです。
(3)義務でやっていたから
無駄な習い事と感じる理由の3つ目は「義務でやっていたから」です。
「親がサッカーが好きだから」「親がピアノを極めたいと思っていたから」というように、親の願望で習い事をさせられることがありますよね。
その場合は、子供は受動的に習い事を始めることとなり、義務感が強くなるのです。その結果、「上達しない」「興味がもてない」ということが考えられます。
(4)長続きしなかった
無駄な習い事と感じる理由の4つ目は「長続きしなかった」です。
前述したように、親にやらされているという義務感がある場合は習い事が長続きしない傾向があります。また、習い事を教える先生と相性が悪いときもやめたくなることがあるでしょう。
習い事のレベルについていけなくなったときも、挫折する原因となります。
無駄な習い事にしない方法6選!
無駄な習い事にしないために気をつけるポイントを6個解説しますので、参考にしてください。
(1)子供の意思を尊重する
無駄な習い事にしない方法の1つ目は「子供の意思を尊重する」です。
親にすすめられたから習い事を始めたという場合、子供自身が興味をもっていない場合があります。本人が興味をもっていなければ、上達しにくく長続きしないケースが多いのです。
反対に、本人が好きなこと、興味のある習い事であれば、どんどん上達する可能性があります。
そのため、親の希望だけではなく、子供の意思を確認することが大切です。
(2)コストパフォーマンス(対費用対効果)を意識する
無駄な習い事にしない方法の2つ目は「コストパフォーマンス(費用対効果)を意識する」です。
習い事は、月謝以外にも出費がかさむことがあります。子供の送迎、ユニフォームや楽器の購入にもお金がかかってきますよね。
そのため、習い事が上達しなかったり、長続きしないと「お金の無駄になった」と思いがちです。
そうならないためには、コストパフォーマンスを意識して、子供が本当にやりたいことや続けていける習い事を見極めることが大切です。子供にやりたいことを、しっかりとヒアリングしていきましょう。
(3)目的・目標をもつ
無駄な習い事にしない方法の3つ目は「目的・目標をもつ」です。
目標や目的をもたずにだらだらと習い事を続けていると、無駄な習い事になりやすいといえるでしょう。また、長続きせず挫折しやすくなるのです。
通うためだけに続けている習い事だと、上達しにくくなります。
「大会に出場したい」「身体を鍛えるため」「集中力をつけるため」というようにはっきりと目標をもつことがモチベーションアップに繋がります。
(4)家族が一緒に楽しむ
無駄な習い事にしない方法の4つ目は「家族が一緒に楽しむ」です。
子供が習い事に通っているだけで満足してしまい、状況を把握していないということがありますよね。習い事を講師や教室に任せっきりにするのではなく、ときおり状況を確認しましょう。
習い事の感想を聞き、ときには親が教えてあげたり練習に付き合うのも効果的です。家族が一緒に楽しむことで、子供のモチベーションが上がり、上達しやすくなるでしょう。
(5)習慣化させる
無駄な習い事にしない方法の5つ目は「習慣化させる」です。
習い事の練習が面倒くさい、しんどいと感じている子供もいますよね。練習ができていないと、習い事についていけなくなることもあります。その結果、習い事そのものが嫌になってしまう可能性があるのです。
そのため、習い事の練習を習慣化させることがポイントです。短時間でも良いので、日々のルーティンとして定着させましょう。無理なく習慣化させることが、習い事を継続するコツです。
また、子供だけでなく、親が練習に付き合うことも良い方法です。練習を習慣化させることで、習い事が上達することにも繋がるでしょう。
(6)習い事は慎重に決める
無駄な習い事にしない方法の6つ目は「習い事は慎重に決める」です。
親や子供の希望や、世間の流行りや口コミをみて勢いで習い事を始めないほうがよいでしょう。
子供と先生の相性や、習い事のプログラムの内容を事前にしっかり調べることも大切です。
習い事をするメリットとデメリット
習い事をするさいには、メリットとデメリットがあります。どちらも把握した上で、慎重に習い事を決めましょう。
≪習い事をするメリット≫
- 自立心や、やる気が出る
- 協調性がつく
- 表現力が培われる
- 集中力が高まる
- 体を鍛えて体力がつく
- その道を極める(プロになる、大会で表彰される)
≪習い事をするデメリット≫
- 子供の自由時間が少なくなる
- 親は送り迎えが大変
- 金銭的な負担(月謝、楽器やユニフォームの購入)
- だらだら続けて身につかない
無駄な習い事になるかどうかは行動しだい
「無駄な習い事ランキング」で紹介した習い事は、人によっては「無駄ではなかった」「習って良かった」といわれています。
つまり、「子供が本当にやりたいことを習い事として選べているか」「親が状況を把握できているか」「何を目的にしているか」を意識することで、無駄な習い事にはならないのです。
「ただ通わせればいい」ではなく、「通うことで何を目標にしたいか」ということを考えるようにしましょう。
まとめ
今回は「無駄な習い事ランキング10選!」「無駄な習い事と感じる理由4選!」「無駄な習い事にしない方法6選!」「習い事のメリットとデメリット」「無駄な習い事になるかどうかは行動しだい」について解説しました。
親にやらされて子供が興味のない習い事は、上達しにくく「無駄になった」と感じやすいのです。また、家族が習い事の状況を把握して一緒に練習したり、楽しむようにしましょう。練習を習慣化することで、習い事が上達しやすくなります。
「何のために習い事をするのか」を意識することで、無駄な習い事にならないでしょう。
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