周りの人や環境などに、常に感謝の気持ちを持てる人はすてきですよね。
いろんなことに感謝できる人に憧れる人も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、感謝する感情を多く持った人の特徴 15選や感謝できる人になる方法をご紹介します。
感謝する感情を多く持った人の特徴 15選
まずは、感謝する感情を多く持った人の特徴 15選をご紹介します。
1. 素直
感謝の気持ちを多く持つ人は素直です。
素直な性格だから、自分の気持ちをまっすぐ伝えることができます。恥ずかしがらず、「ありがとう」と言えるのです。
また、物事をゆがんだ視点で見ていないため、人の親切も素直に受け取れるでしょう。
2. ポジティブ
感謝できる人はポジティブな人が多いです。
物事をポジティブに捉えられるため、自然とうれしいことやありがたいことに目がいきます。反対に、ネガティブな人は物事や人の嫌な面にフォーカスしがちのため、感謝することも少なくなるでしょう。
また、ポジティブな人は人の親切も素直に受け取れます。「裏があるのではないか?」と疑ったり、「申し訳ない」と受け取り拒否をすることもないでしょう。
3. 思いやりがある
感謝できる人は思いやりがあるといえます。
多くの人は、「ありがとう」と伝えてもらえたり、感謝の気持ちを持って接してもらえたりすると、うれしいですよね。
思いやりがある人は相手の気持ちを考えられる余裕があるため、自然と相手が喜ぶ言動ができます。
4. 見返りを求めない
感謝できる人は、見返りを求めない人が多いでしょう。
心から感謝できる人は、「自分がこれだけやってあげたのだから、相手もこのくらいすべき」という思考にはなりません。いい意味で相手に期待をしないのです。
自分がしたことより、人にしてもらったことにフォーカスしているため、見返りを求めることなく感謝できるのです。
5. ささいなことにも感謝できる
感謝する感情を多く持った人は、ささいなことにも感謝できます。
今日も生きていることや家があること、ごはんを食べられること、仕事があることなど、当たり前のように感じがちなことにも感謝できるのです。特別な出来事だけでなく、日常の全てに「ありがとう」と思っています。
日頃から感謝の気持ちがベースにあるため、ささいな出来事にも感謝できるのだと考えられます。
6. 感謝の気持ちを表現できる
感謝する感情をを多く持った人は、感謝の気持ちを言葉や行動で表現できます。
心で思うだけでは人に伝わりません。そのため、思っているだけでなく感謝の気持ちをちゃんと伝えようと思うのです。
7. 人間関係が円滑
感謝できる人は人間関係が円滑です。
誰でも「ありがとう」と言われると気持ちよく関わることができます。反対に、見返りを求めているわけではなくても、何かをしたときに一言も「ありがとう」がないとモヤモヤするでしょう。
また、仲が良くなっても感謝の気持ちを伝えることを怠りません。仲良くなったら甘えが出てしまい、「言わなくても分かるでしょ」と思う人もいるかもしれません。しかし、感謝できる人は感謝の気持ちを伝えることを大切にしているため、どれだけ関係が深くなっても「ありがとう」と伝えることを忘れないのです。
8. 愚痴を言わない
感謝の気持ちを多く持った人は、愚痴を言わないという特徴もあります。
感謝の気持ちがベースにあるため、いろんなことに「ありがたい」と思うことが多いのです。また、一見ネガティブな出来事が起こったとしても、その中から学べることや、逆に良かったことなどを見つけられるため感謝できます。
9. 自然と人が集まる
感謝できる人の周りには、自然と人が集まるという特徴もあるでしょう。
お礼を言えない人やいつも愚痴ばかり言っているネガティブな人の周りには、あまり近寄りたいと思いませんよね。
感謝できる人とは気持ちの良いお付き合いができるため、自然と人が集まるのです。
10. 自分を大切にできる
感謝できる人は、他人だけでなく自分にも感謝できます。
いつも仕事を頑張ってくれている自分や、今日も健康に生きてくれている自分、今の自分を作ってくれた過去の自分に感謝できるのです。
自分に感謝できると、自分を大切にできるようになります。自分を大切にできると他人のことも大切にできるため、人間関係もうまくいくようになるのです。
11. 幸福度が高い
感謝の感情を多く持った人は幸福度が高いでしょう。
同じような状況であっても、感謝の感情を多く持った人の方が喜びや恵まれていることに気づけるため、幸福度が高くなります。
12. 周囲に良い影響を与える
感謝できる人は周囲に良い影響を与えます。
ポジティブで感謝の気持ちを持っている人は、周りの人にも幸福感をもたらし、良い雰囲気をつくってくれます。感謝のエネルギーが周りにも伝わり、良い影響を与えるのです。
13. 逆境に強い
感謝できる人は逆境にも強いでしょう。
トラブルやネガティブな出来事があっても、そこから学び、感謝できるため逆境も乗り越えていけるのです。
「大変だったけど、これを学べて良かった」「どうなることかと思ったけど、助かってありがたい」と思えるため、前向きに生きていけます。
14. 自己犠牲的な人もいる
感謝できる人の中には感謝の気持ちが強すぎるがあまり、自己犠牲的になってしまう人もいます。
周りの人に感謝しているからこそ、困っている人を見たら放っておけなかったり、無理をして恩返しをしようとしたりすることもあるでしょう。
15. ねたまれてしまうこともある
素直で感謝の気持ちであふれている幸せそうな人をねたむ人もいます。
そのため、感謝の気持ちを多く持った人は、そのような人にねたまれてしまうこともあるでしょう。素直に感謝できない人は、感謝できて周りの人にも好かれている人が羨ましいのです。
感謝できる人になる方法
次に、感謝できる人になる方法をご紹介します。
「ありがとう」と言う
まずは、「ありがとう」と声に出して言ってみることが大切です。
いつも心の中で思っているだけなのであれば、伝えることを意識しましょう。
「ありがとう」と言い続けることで、ささいなことにも感謝できるようになってきます。また、自分が恵まれていることにも気づけるでしょう。
感謝する感情を多く持った人を見習う
身近に、感謝する感情を多く持った人がいるのであれば、その人を見習ってみましょう。
考え方や習慣、行動、どんなふうに感謝の気持ちを伝えているのかなど、観察して学ぶのが良いといえます。
「こんなところにも気づいて感謝できるのか」と驚くこともあるでしょう。
紙に書き出す
「ありがとう」と思うことを紙に書き出してみることもおすすめです。
言語化することで、感謝の気持ちがより強くなり、日常のさまざまなことに感謝できるようになるでしょう。
「安全に暮らせる家があること」「今日もごはんが美味しかったこと」「自分も家族も生きていること」など、当たり前のように思ってしまいがちなことも全て書き出してみることが大切です。
日記を書く
紙に書き出すことと似ていますが、毎日日記を書くのもおすすめです。
日記を書くことで、「今日うれしかったこと」「ありがたかったこと」などを思い出し、言語化できます。
毎日意識的に感謝したい出来事を思い出し、書き出すことで、ささいなことにも感謝できるようになるでしょう。
ポジティブに考えてみる
一見ネガティブな出来事や悩みをポジティブに考える習慣をつけることも大切です。
例えば、「お給料が少ない」といった悩みがあれば、「でも、生活はできているからありがたい」「仕事があることもありがたい」と感謝できる部分を探してみましょう。
いったん感謝をしてみることで、欠乏感が充足感に変わっていきます。
充足感があると考え方や行動が前向きになり、「年収を上げられるように転職してみようかな」「副業を始めてみようかな」とポジティブなアイデアが浮かんでくるようになるでしょう。
また、感謝ができるようになると、人のせいにしたり過度な期待をしなくなったりするため、お給料が少ないことを会社や上司のせいにしたり、仕事の愚痴をこぼしたりすることも自然と減ってくるでしょう。
感謝の気持ちを表現する方法を考える
感謝できる人になるには、「ありがとう」と心の中で思うだけでなく、感謝の気持ちを表現し伝えていくことも大切です。
「ありがとう」と直接伝える、文章で伝える、プレゼントを贈る、行動で示す、など感謝の気持ちを伝える方法はさまざまです。相手や状況、関係性によって、どんな伝え方が良いのかを考えましょう。
また、高価なプレゼントを渡すなどして相手に気を使わせないことも大切です。「申し訳ない」と思わせないような、スマートな表現で感謝の気持ちを伝えましょう。
普段やらないことをやってみる
普段やらないことをやってみるのも良いでしょう。
例えば、いつも家族がやってくれている家事を自分でやってみる、いつもはスルーするけどゴミを見つけたら拾ってみる、などです。
実際にやってみることで、その大変さを理解したり、「誰かがやってくれているから生活できている」ということを実感できたりできます。それに気づけたら、感謝の気持ちがあふれてきて、「いつもありがとう」と伝えたくなるでしょう。
自分にも感謝する
他人や環境だけでなく、自分自身にも感謝する習慣を持ちましょう。
仕事終わりに「今日も働いてくれてありがとう」、料理をした後に「ご飯を作ってくれてありがとう」、1日の終わりに「今日も頑張ってくれてありがとう」と、自分の行動にも感謝してみることで、自分を大切できるようになります。
感謝できる人の中には、自己犠牲的になり他人に尽くしてしまう人もいますが、自分にも感謝することでバランスを取れるようになるでしょう。また、自分を大切にすることで他人も大切にでき、人間関係もうまくいくようになります。
自分に自信がなかったり、人間関係に悩んだりしている人は、自分に感謝することも心がけてみてください。
おわりに
感謝する感情を多く持った人の特徴や感謝できる人になる方法をご紹介しました。
感謝できる人は、素直で人間関係もうまくいっていることが多いです。ささいなことにも感謝できる人になると、物事の捉え方や世界の見え方も変わってくるため幸福度も上がるでしょう。
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